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損傷
しおりを挟む「ブヒヒ! ブヒヒ! ブヒヒヒヒン!」
コスモがかなり荒れ狂っている、まるでロディオのようだ、カウボーイを振り落とそうとするアレである、
そしてコスモの前には、サイクロプスの血と肉片で赤く装飾したクリスマスツリーのようになっている、俺とマークが立っていた。
所々に巻き付いている腸が、あのキラキラしたグルグル巻きつける銀色の装飾を思い出させる。
なぜ赤いクリスマスツリーになってしまったのか?、原因は目の前にいる暴れ馬のせい、俺の『雷』魔法も効かず、最後に決断したのがコスモのユニコーン状態による角での一撃、しかし、俺としては少し不安があった、もし効かなかったらどうしよう
ゴーレムにも効果があった一撃だが、雷の魔法で倒せなかった俺はそこで弱気になってしまった、その弱気になった心でコスモにした命令が‥‥
サイクロプスの尻の穴にブッ刺せ
サイクロプスの皮膚自体が相当な強度なのだろう、筋肉そして、体に纏わりつく魔力のせいかも知れない、しかし体の中、つまり体内はどうだろう? 人だっていくら筋肉を鍛えても体の中までは鍛えられない、だから肛門に角を突っ込むことを指示した。
だが、あろうことかコスモはそれを嫌がった、ギリギリまで嫌がった、その結果がこれだ。
『洗浄』
魔法でキレイになる
「あの、私もお願いしたいんですが‥‥」
マークが死んだような顔でお願いしてくる
もちろんです
『洗浄』
マークもキレイになった、ソレを見たコスモが自分の角を俺に突き出し「ブヒヒン、ブヒヒン」と要請してくる、こうなった原因はこいつにあると思うとイラッとするが、ここで『洗浄』を掛けてやらずそのまま返した場合、後々へそを曲げられると困るので一応‥‥
『洗浄』
サイクロプスはその後、しばらくは苦しみながらも地を這うように動いていたが、その内動かなくなった、、動かなくなったのを確認し、『収納』から軍支給品の槍を取り出し、動かなくなった死体に近付き、おもむろにサイクロプスに対して突き刺した。
「あの‥‥何を‥‥」
マークが不思議そうに聞いてくるが
「マーク、これは軍が用意してくれた槍なんですが、これで突いてみて下さい」
「やれと言われればやりますけど‥‥」
マークは槍を持ち上げ、思いっきり突き刺した
プスッ
実際は突き立てたと言った方が合っているか、槍は先の方しか刺さらなかった
「うわぁ、サイクロプスってこんなに硬いんですね」
思ったより手ごたえが硬く驚いているが‥‥
「本来ならこんなに硬いはずはないんです、以前ゴーレムをこの召喚獣で攻撃した時は上半身が全て吹き飛んだんですが、このサイクロプスはへその下からお尻辺りまでしか破壊出来なかった」
コスモを魔法陣に戻し、ポッポを呼び出す
「これからもっと詳しく『探知』をしたいので、暫くここにいて周りを見てもらえますか? 何かあったら肩を叩いて教えてください」
マークは頷き、了承した
ポッポを飛ばし『探知』を開始した、先ほどはサイクロプスが見つかったのですぐ引き返させたが、まだ途中だったその続きをする、村から2㎞地点で既に反応があった。
数は3体
いつもは反応だけの確認だが、今回は違う、ポッポの見たもの聞いたものをそのまま自分でも見ること、聞くことの出来る『探知』の仕方をする、その間、かなり集中しなければならないので、自分の周りは無防備になる、だからマークに何かあったら、とお願いしておいた。
ポッポの視界から見えた姿は、間違いなくライカンスロープ、しかし自分が軍学校の授業で知っている物とは違う、体毛がやたらと長く筋肉質になっている。
そのままライカンスロープを通り過ぎ、更に奥に向かう、朝方『探知』をしたときは8㎞地点に集中して魔物がいたが、今は6㎞地点まで魔物の行動範囲が広がって来ていた、サイクロプスももちろんいた、それもたった今倒したばかりのものと同じ8メートル程の個体。
そのまま10㎞地点まで『探知』を進めた、数は正確に数えていないが40体近くはいただろうか? これだけいれば魔物同士で争いが起こるはずだが、その傾向はみられない、同種族以外の魔物と一緒になっている所も目撃した、間違いなく魔物の集落があり、共同で生活しているだろう。
『探知』を終えポッポに帰還させる途中、先ほど2㎞地点にいたライカンスロープ3体が1㎞地点まで近づいていた。
「マーク‥‥」
「あっ、もういいんですか?」
「ええ、終わりました、10㎞地点まで調べたけど、数は大体40体ほど、しかも全て通常ではあり得ない個体、『変種』のようでした」
「え、そんな‥‥」
「それであと少しでライカンスロープ3体がコチラに来る、その3体も変種の可能性があると‥‥、なのでマークは一度壁の中に退避してください、それで鐘を鳴らして壁の外にいる人たちも退避させてください、念のために」
わかりましたと、マークは村の方に大急ぎで戻っていった、
カーン、カーン、カーンと鐘の音が聞こえてくる、何やら時代劇でよくある鐘の音に聞こえるが、一応あれでも魔道具の一種で、音が響く範囲を指定できる、だから魔物に聞こえておびき寄せることが無い。
さて、本当にどうしようか? ライカンはもうすぐここにくるだろう、俺一人で対処出来るのか?
仮面を外し『収納』に入れる
さっきのサイクロプスのようだったら‥‥難しいかもしれない、何て考えている内に3体のライカンの姿が見えてきた、ノームを呼び出し備える。
ライカンスロープは2足歩行が出来る狼で、頭がよく戦闘に対しての直感力に優れている、そして必ず数体で行動をする。
オークやオーガ、サイクロプスは力と耐久力はあるが、基本力任せの攻撃が多い、しかしライカンの場合数体で連携して狩りをするので、学校では要注意と教わっている。
しかも迫ってきているライカンは間違いなく変種だろう、学校で教わった物とは全くの別物だ、毛が長く筋肉質な体つき。
ロン毛のマッチョ、と言ってしまえばそんなに恐ろしくは感じないが
ライカンはこちらを認識すると真っすぐに向かってきた、それを見て俺は安堵する、魔物は餌になる物を見つけた時まず自分の腹を満たそうとする、これは魔物全体に言える。
そして厄介なのが集落を作った魔物達の場合、自分の腹を満たした後、奴らはお土産を集落に持ち帰る。
そうすると今度は集落で狩りが出来る個体の、ほとんどを引き連れ、もう一度やってくる。
戦力が無い村などはお土産‥つまり獲物の残骸を持って帰られた場合、村を捨て、すぐに逃げなければいけない。
変種のライカンと分かり、知能ももしかしたら上がっているのでは? コンセの村を確認したら腹を満たさずそのまま魔物の集落に帰られ、仲間を引き連れてくるかもしれない。
と思っていたが、変種のライカンもまずは腹を満たす事を優先したようだ。
「助かった‥‥でいいのか?」
これでもし確認だけして集落に戻ろうとしたら、コチラがライカンを追っていかなければならない、木の多い見通しの悪い場所では分が悪い。
魔法の届く射程まで近づいてきたライカンに対し、まずは挨拶代わりに、俺がよく多用している『氷』魔法で1本槍を作り、先頭のライカンの1体に向けて放つ、サイクロプスの時は先っちょだけ刺さって終わりだったが、ライカンはどうだろうか? 避けるとは思うが。
放たれた氷の槍は物凄い速度でライカンを襲った、変種であり尚且つ勘が鋭いライカンだったが避ける気配ま全く見せず、槍はライカンに吸い込まれていく
やったか! と思ったが
バシッ!
片手で飛んできた氷の槍を掴みソレを砕いた、それを切っ掛けに3匹はこちらに向かい突撃してくる、4本足の生き物に比べると遅いが、人よりも早い足で迫ってくる。
「撃て」
ノームに攻撃を命じ俺も魔法で攻撃をする、どんな動体視力をしているのか分からないが氷の槍は掴まれてしまった、なので掴めずもっと射速の速い魔法、雷に切り替える。
パン! パン! パン!
ビリィィ!!
ライカンは腕で顔を隠しノームの銃弾を防ぐ、銃弾如きではダメージは受けないのだろう、当たっても気にせずコチラに向かってくる、ただ、顔を隠しているということは顔に当たってはマズイと思う部分があるのか? どうせ当たったらまずい場所は『目』だろうけど、
その目を庇い隠しているのにも関わらず、俺の放った魔法を、嘘だろ? と思うぐらい寸前で躱している、ライカンは直感が鋭いとは知っていたがここまでなのか?
横一列に並び急激に間を詰めてくるライカン、俺はノームを戻し、火弾を3匹のライカンの顔めがけて連射をした、鬱陶しそうに顔を歪めるライカン、そして、召喚獣を呼び出せるギリギリの範囲まで接近した魔物に対し、真ん中のライカンの後ろに、コスモを呼び出すための魔法陣が浮き出る、俺の放出する魔法に気を取られている内にコスモの角で攻撃させる、俺のいつもの必勝パターンだ。
まずは一匹‥‥
だがしかし、コスモが魔法陣から出た瞬間に、両端にいた二匹が突如反転、コスモの喉に噛みついた
「なっ!」
声も出せず喉を噛み千切られ、コスモは光の粒になり消滅した、そして消滅したことで一気に俺の体力も削られる、眩暈がし、ぐらりと体が揺れる俺をライカンは見逃さなかった。
コスモで攻撃するはずだった真ん中の一体が、一瞬で間を詰め懐に入られる。
バリン!
装備に掛けられていた『耐壁』の魔法が破られ、後ろに吹っ飛ばされる
「ぐっ!」
何をされたのかは見えなかったが、明らかに大ダメージを受けていただろう攻撃を受けたのは分かった。
『風』魔法を背中に当て、体制が崩れるのを防ぐと同時に前方に向け、同じく『風』魔法を放出する、今まさに爪で攻撃をしようと追撃してきたライカンは風に押され、振り下ろされた爪はギリギリ当たらず空を切る
『耐壁!』
自身に『耐壁』をかけ、すかさず『収納』から槍を取り出し、そのまま風に押し戻された魔物に対し突きだす。
身体能力もかなりの物なのか、その時着地した足が、左足だけで不安定にも関わらず、無理やり後ろに飛び槍の射程から逃れた。
‥‥‥‥が
パアァァァァァン!
「ギャワァ!」
乾いた高い音の直後、ライカンの右腕が肩から先が吹き飛ぶ
くそっ! 外した
ライカンに届かなかった槍自体を、レールガンの弾にして胴体を狙ったのだが、体制が崩れていたライカンは体をりながら後ろに逃げていたため、胴体ではなく、腕だけにしか槍は当たらなかった。
「「グァァァァ!」」
さっきコスモの喉を食いちぎった二匹のライカンが、左右から俺に噛みつこうと迫る、連携して狩りをするライカンらしく、二匹の息もピッタリだった、足の動きさえ‥‥
ライカンが俺に攻撃するために最後の一歩を踏み出そうとした時を狙い、足元の土を急激に隆起させバランスを崩させる、しかし俺が思ったほどにはバランスは崩れなかった、やはり身体能力は相当なもの、隆起させた土を足場にして二匹は俺に飛びついて来る
ただこの時、二匹は地面から足が離れ、体は宙に浮いていた
ザシュ! ザシュ!
地に足が付いていなければ避けることは出来ない、リーチで勝る紫色に光る日本刀、雷雲・改により胴から真っ二つに分かれる二匹のライカン、二匹を切った瞬間、俺の意識はさっき仕留め損ねたもう一匹の方に気が向いていた。
‥‥‥‥だがそこに油断が出来た。
切られた二匹のうちの一匹が地面に落ちる瞬間、俺の右手に向かって喰らいついてきた
「あっつぅ!」
右手に火傷をしたような熱さ、その痛さを感じたと思った時にはもう遅く、親指と人差し指を除く他の3本の指が食い千切られていた。
一瞬の油断を突かれたことを後悔しつつ、二匹の頭の上に氷の槍を出し、貫いた。
完全にとどめを差し、仕留め損じたもう一匹に意識を向ける。
先ほどの腕を吹き飛ばした場所にはもう姿はなく、もう20メートル程先にいた。
そう‥‥ライカンは逃げたのだ、逃げることを選んだ。
ただそれはこの村にとっての終わりを意味する、すぐにでも仲間を引き連れてくるだろう、その場合間違いなく俺はこの村を守り切れない、たった3匹でこのざまだ、軍に助けを求めても魔物達の方が早いだろう、軍が来るとも限らない。
だから、ここで仕留める
『召喚・デュラハン!』
魔法陣から黒く光る馬体と、それに乗る自身の首を左手に抱え、背には黒く光る大きな剣を背負った美しい女性型の召喚獣が現れる。
自分のやらなければならない事は分かっているという風に、魔法陣から抜け出したデュラハンはそのままライカンに向けて走り出した。
あっという間に間合いを詰めるデュラハン、後ろから迫る音に気付きライカンが振り向いた瞬間‥‥
その大剣は振るわれた
・・・・・・・
・・・・・
一人で何でも出来ると少し自惚れていたところがあった。
今までがうまくいっていたから、ただ、今回の事でよく分かった。
油断とはいえ右手の指を失ってしまい、指の付いていた場所からはダラダラと赤い血が溢れてくる
この砦だって不十分だ、召喚獣のノームで足止めして、魔法で攻撃をし魔物を倒す‥‥‥‥今までが全てそれでうまくいっていた。
だが魔法自体が殆ど効かなかったり、避けられたり‥‥
砦を拡張して罠でも張るか?
どうしたらこの村を守れるかを考えていると
タッタッタと後ろから誰かが走ってくる音が聞こえてきた、多分マークだろう、戦闘が終わったのを確認して戻って来たんだな。
「どうしよう? 何とかしないと」
『収納』から仮面を取り出し、マークが来る前にその仮面を顔に掛けた
◇◆◇◆◇
「隊長お願いします! 俺の故郷なんです!」
一人の兵士が隊長と呼ばれた男に頭を下げていた、頭を下げられているこの隊長の名前はフレックス、『逃げのフレックス』、『逃げ足のフレックス』などと周りから言われていた。
その理由は、危険だと感じたらすぐに撤退をする、退却をする、任務を中断することが多いから、なので付いたあだ名が『逃げのフレックス』。
ただし、それはネガティブな方ではなくその逆だった。
彼が危険と感じた場合、本当に危険なことばかりだった、一緒に同行した別の隊の隊長が功を焦って、彼の言うことを無視し任務を遂行した結果、隊に大きな損害を受けたりもしたことがあった。
彼のこの危険に対する直感のおかげで、フレックス隊は部隊が編制された当初から、誰一人隊員を失うことはなかった。
フレックスは今年いっぱいで軍を退役する予定でいる、理由としては『生命の契約』が今年で切れること、残りの人生は兄の経営する会社を手伝い、余生を過ごそうと思っている、余生と言っても普通に生きてあと50年程あるが‥‥
その彼の前には、故郷を守りたいという自分の隊の隊員がいる
「う~ん、あと一年平穏な軍生を過ごすはずだったんだがなー」
「軍生って何ですかそれ? 初めて聞きましたけど、それよりライカのお願いを断るんですか?」
「まぁ‥‥、ライカには結構働いてもらってたしな~」
「隊長!」
ライカと呼ばれた男は真剣な眼差しでフレックスを見つめていた
その目に負け
「あ~、分かった分かった、行ったらいいんだろ?」
「あ、ありがとうございます!」
ライカはホッとしたような、安心したような顔をしている
「最後の大仕事、ということで頑張ってみようか?」
フレックスは脱力したような、やる気のなさそうな顔で笑いかける。
「でもだ、こっちで申請しても軍の方で受理されなければ駐留出来ないんだからね、そこのとこは忘れないでよね」
「はい!」
彼らが軍に申請しようとしていることは、コンセの村への駐留だった、今から7ヵ月前にコンセの村にはグースが駐留することになった。
悪目立ちするグースなので、コンセの村駐留の事は結構な数の軍人が知っていた、ただ駐留は分かったがその後どうなったかは情報がなかった
しかし先月、たまたまコンセの村に用事があり、出向いた一般人からの情報で、コンセの村の現状がどうなっているかが発覚した。
コンセの村は今、危機にさらされているという、村の付近には魔物の集落があり、しかもそのほとんどの魔物が変種らしいと、その変種の襲撃でグースが怪我をしたと。
変種が出て、しかも集落が出来たとなれば、これはもう軍が動くしかなくなる、しかし、軍は動かなかった。
その原因は情報が伝わっていなかった、何故か情報が軍に伝わっていなかったらしく軍は動けなかった、いや、知らなかったのだ。
グースの情報によると、魔物の集落を普通に壊滅させるには小隊規模の部隊が必要との情報もある、しかし今現在、人員的な理由から小隊規模の部隊は出せないとし、コンセの村に対し避難を命じているという。
一般の兵士からしてみたら
「それはおかしい」
誰もが口を揃えてそう言っているが、上が決めることだからどうしようもないと思っていた。
フレックス隊は今月から2カ月の休暇に入る予定でいた、元々休暇なのだから任務期間中には入っていない、だからこれを利用してコンセの村に駐留しようとしていた。
コンセの駐留理由としては、隊員の一人のライカがこの村出身だから、長いこと一緒にいた仲間なので他の隊員達もこの駐留に対しては結構乗り気だった。
「でも~、グースがいるんだよな~あそこ、怖いな~」
「「「‥‥‥‥」」」
グースの映像を見た他の隊員も同じことを思っているが、実際に口には出さなかった、フレックスはよくこんな事を平気で言ってくる、隊長なのに全く威厳が無い、裏では「ヘタレ」なんて呼ぶものをいる位だ、この隊の人間は一応は口には出さないが‥‥
「でもな~、嫌な予感は不思議としないんだよな~」
フレックスは軍に申請するための書類を貰うため、一人で事務所に歩いて行った。
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