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しおりを挟む召喚獣ポッポの目を通じて見えた生き物は、以前大陸東部の西地区で、要塞防衛中に現れた巨大なオーガだった。
要塞の壁を易々と破壊し、味方に多大な被害を与えたその魔物。当初ハルツールはマシェルモビアが魔物を使役していると批判したが、マシェルモビア側はそれを否定。
しかし、今になりオーガを使役している事を認めている。女神の意思だとして‥‥
その『特殊個体オーガ』略して特殊オーガは、その体に鎧を着こみ足元にはかなりの通常オーガを従え、ハルツール軍がいる場所へと向かって来ていた。
偶然にも見つけてしまったがこのまま本来の任務に当たった場合、位置関係から後続の地上輸送部隊と鉢合わせするだろう。
後続の地上部隊には拠点設置のための資材や対空砲などがあるが、特殊オーガ相手に対抗できる装備は無い。
唯一対抗できるのは戦車だが、その戦車はブレドリア奪還の為に陣地を置いているペリドットの前線に配備され、輸送部隊には配属されて無い。
ならば唯一対抗できるだろうこの竜翼機部隊で相手をしなければならない
『本部との通信終了、我々竜翼機部隊は任務を変更し特殊オーガとの交戦に入る、直ぐに援軍も到着する。ハヤト中尉、指揮権はこのままでよろしいでしょうか?』
「そのままで」
この竜翼機部隊の指揮権は俺ではなく元々この部隊の隊長にある。第一勝手知らずの部隊で俺がどうこう指揮できるはずがない、その為最初から指揮権は俺は持ってない
『ハヤト中尉状況を』
「召喚獣の索敵により北北西に特殊オーガ及び通常オーガ確認、特殊オーガ1体は重鎧を装着、武器は無し。通常オーガは約200その体に武器防具は無し、接敵まで‥‥目視確認」
既にオーガ達の距離は目視で出来る距離まで接近していた
『よし、全機掃討射撃に入る。特殊オーガ及び通常オーガに向け‥‥撃て』
一斉に放たれる機銃、その弾丸は特殊オーガ及び通常のオーガに向け降り注ぎ、竜翼機はそのままオーガ達の上空を通過する。
弾の当たった通常オーガはその場に倒れ当たらなかった仲間に踏まれる。特殊オーガにも直撃したが、鎧のおかげかダメージは入ってないようだった。
マシェルモビアの軍艦にハルツールでしか契約出来ない『耐壁』の魔法が漏れていたが、どうやらオーガには付与していなかった様子、当たった瞬間魔法が発動しなかった為それを確認できた
前回ハルツールに侵入した時、戦車の攻撃により引いたことから今回鎧を装備してきたのだろう。少なくても『硬化』の魔法が付与されていると思う。巨大な体に身についている巨大な金属の塊は、竜翼機の弾丸をはじき返した
俺の乗る召喚獣ガルーダは竜翼機よりも高い高度に上り、円を描くように左旋回でオーガ達の上空を回る。
俺は手には銃を持ち使う弾丸は『重力』を付与した物で、着弾したと同時に強力な重力により体内に潜り込む。
ガルーダのはるか上空を飛び周囲の索敵をしていた召喚獣ポッポを呼び戻し、銃を構えた俺の右肘に陣取らせ特殊オーガに注視させる、ポッポが止まりやすいように肘を少し上げた。
ピッタリと俺の横顔にくっつくように止まるポッポのその目から、見える景色を自分の右目に移し、スコープ代わりにして特殊オーガに狙いを定める。
通常オーガなど空を飛ぶ自分達からしたら石ころと一緒、この場で一番危険なのは遠距離攻撃も出来る特殊オーガだった。
そのオーガの頭に向け引き金を引いた
銃口から放たれた弾丸は、少し狙いがずれたものの見事に頭の装備に着弾そのまま『重力』魔法が発動し、その防具を破壊━━は出来なかった
「やっぱり駄目か」
弾は防具を貫通せず逆に弾がその力に負け潰れてしまった
防具で覆われていない場所を狙えればいいが、体の殆どを覆う鎧だった為肌が露出している場所が殆ど無い。召喚獣のノームだったら当てられたかもしれないが、そこまで俺の狙いは正確ではない
対物ライフルを使うか
倉庫にあった戦車の副砲、それを使おうとポッポを一旦魔法陣に帰すと、その魔法陣から続けてラグナの手だけが出て来る。
そこからラグナの『収納』に手を突っ込み対物ライフルを手にした時だった。
ダメージは入らなかったが、頭の防具に響いたのか特殊オーガが空を見上げそして俺の姿を確認、一秒、二秒、三秒と俺を直視し突然
『ギャァァァァ!!』
特殊オーガが叫んだ
「うるっさいな唾飛ばすんじゃねぇよ」
体に振動が伝わる程の大音量に少しだけビクッとしてしまう、そのせいかオーガに対し悪態が出てしまう。そして特殊オーガはその拳を振りかぶり俺に向け殴る様な仕草をした
あっ━━
「ヤバイ!!」
召喚獣ガルーダの体が回転し緊急回避に入る
ゴッ!!
物凄い速さで飛んできた魔法を何とか回避出来た。
特殊オーガが魔法を使えるというのは既に知っているが、通常魔物と呼ばれる生物は魔法を契約出来ない、理由は体に魔力が無いから、それが世界の常識だった
「あっぶな━━ッ!!!」
だがその常識が打ち砕かれる。
回避行動が終わり特殊オーガの次の行動を見る為地上に目をやった時、そこには無数に輝く光が見えた。
その光は確実に俺を捉えており
「ッ! 上昇しろ!」
咄嗟に『収納』から魔法が付与された残り少ないなけなしの魔石を取り出し、その光に向かって投げつけた。急上昇したガルーダを追いかけるように迫る光、その光は俺の投げた魔石に直撃し爆発を起こす。
そして他の光に誘爆する、そう‥‥その光の正体は魔法だった。特殊オーガだけが使えると思っていた魔法を通常のオーガも魔法を使用した。
爆風に煽られ背中を押される様な風圧が来る中、俺が投げた魔石が爆発したおかげか放たれた魔法の範囲に一部穴が空き、丁度その穴を掻い潜るようにやり過ごすことが出来た。ガルーダが魔法と接触する瞬間、羽を畳んだことからギリギリだったと思う
「左に!」
直ぐに横に回避行動すると、いままでいた場所を魔法が通り過ぎる。2射目が既に来ていた。そしてすぐに3射目が来る
「なんで俺ばっか! ━━ッ! 急降下だ!」
これ以上の上空は無理だ。
地面スレスレを飛ぶしかない
ガルーダは相手の射線から逃れる為、回転し錐揉み状に急降下する。視界がグルグル回りもう何が何だか分からない、魔法が近くを通過したのか風が乱れる音が降下中に聞こえてくる。ガルーダの体に必死に捕まっている事しか出来ず、何を今したらいいのか分からない
もう、どうにでもなれー
『大丈夫ですか!? ハヤト中尉!』
通信機から竜翼機隊長の声がする
「なんとか!」
とか返事をしている間にもオーガからの執拗なまでの魔法攻撃を受けている。それを地面スレスレに飛行し何とか躱している状態
『ハヤト中尉、あのオーガの鎧はどうやら『硬化』が付与しているようです、攻撃が通用しません』
「それはこちらでも確認しました。それに多分ですが内部に魔石が内蔵されています、それにより━━う゛っっっ!」
一発かなり際どいコースの魔法が迫り、ガルーダの体を掠める
『ハヤト中尉!』
「だ、大丈夫、それより攻撃が通用しなくとも何度も直撃させれば内部の魔石の魔力が減少して、鎧に付与されている『硬化』が剥がれるはず、なのでこのまま攻撃を続け━━えっ?」
特殊オーガに集中攻撃を‥‥そう言おうとしたのだが、目の前には今さっきまでいなかったはずの特殊オーガがいた。
距離があったはずなのに何故ここに━━などと考える暇も与えられなかった
『中尉ぃぃぃ!!』
特殊オーガはその腕を既に振りかぶっており、完全に俺の体を捉えていた。召喚獣ガルーダの最高速は竜翼機よりも早い、だが加速力は竜翼機よりも劣る。更に言ってしまうとオーガの攻撃スピードはガルーダの加速力を越えていた。
それでもガルーダは回避しようと体を捻るが━━
死ぬ‥‥
覚悟を決める時間も無く、そのまま俺は巨大な拳により━━
「━━━んっがぁぁぁぁあ!!」
ギリギリ拳を躱し、オーガの体制が崩れる
「上上上! 上逃げろ!!」
心臓がキューっと締め付けられる感覚、全身から汗が溢れ出す
「ああ、あ、あぶ、あぶねぇー」
対物ライフルを持つ手が震える
『無事ですか!? ハヤト中尉』
「大丈夫━━ッ!」
上に逃げたら逃げたで今度は通常オーガの魔法攻撃と、打ち漏らしたと怒り狂う特殊オーガの魔法が俺に向けて乱れ飛ぶ。
背中が何故か熱いので魔法でも当たったかと思い手で探るが、特に鎧が破損した訳でもないちょっと興奮しすぎて体が熱くなっただけのようだ
「それにしてもよくあれを躱せたな、よくやったガルーダ」
絶体絶命の瞬間から脱せたのはこの召喚獣ガルーダのおかげ、褒めてあげようと思ったのだが、当のガルーダは連続で降りかかるオーガの魔法を躱すのに精いっぱいでそれどころではなかった
ゴメンね急に話しかけたりして
それにしてもあの特殊オーガの動き‥‥尋常では無かった。今さっきまで通常オーガがいる場所にいたはずが、一瞬で俺がいた場所へと移動してきた。
もしかして‥‥『身体強化』の魔法か? もしそうなら迂闊に地上付近に降りる事も出来ない、一瞬で間合いを詰められどう考えてもワンパンでやられる。かと言って今のように上空にいては魔法攻撃にさらされる。
それとどう考えても俺を集中して狙っていた
俺の事覚えてる?
一度あの特殊オーガとは顔が近くに来るほどに接近し戦った事がある、ならその時に顔を覚えられたのだろう
「魔物のくせに大した知能があるじゃない、俺なんかコトンとケンタ君の顔すら忘れてたのにさ」
あの時耳元で大きな音を出されたのを今だに根に持っているのだろう、体はデカいがみみっちぃ奴だ。
だったらそれはそれでいい、俺だけを狙ってくるというのなら逆に好都合、どうせ俺には攻撃手段が弾が3発しかない対物ライフルだけだし、切り札を使おうにもあれだけ動かれあんなにも早かったら直ぐに躱されてしまう
大人しく囮に専念しようか
「隊長、今から俺が魔物の注意を全て集めます、その隙に特殊オーガへの攻撃を集中」
『大丈夫なんですか!? 今でも十分攻撃が集中していますが!』
ええ、そうなんですけどね
それでも特殊オーガは接近した竜翼機をハエを払うかのように魔法を放っているし、通常オーガも基本俺に対して魔法を放っているが近くに来た竜翼機を攻撃しようとする。
その攻撃全てを俺が完全に引き受けたら味方竜翼機が特殊オーガに対し、ダメージを与えられるはず
通常オーガは基本手を出さなくともよい、先程から何も考えず連続で魔法を放っているがその内魔力切れを起こすだろう、そうすれば通常オーガは攻撃手段を無くす。
それに通常オーガは特殊オーガの後ろを付いて行く習性があるのか? 特殊が移動するとそれについて行く、特殊は俺に攻撃するのに集中している為か自分の足元を見ていない。
そうなると体格差で劣る通常オーガは特殊オーガに蹴られ潰されその命を落とす。前回戦った時もそうだったが、今回も通常オーガは特殊オーガの犠牲になっていた、動けば動く程味方のオーガが減っていく
「問題ありません、竜翼機部隊は特殊オーガの足を止めて下さい攻撃力も脅威ですが、最も危険なのはあの速さです。あの動きさえ止めてしまえば後は自分が何とかします」
『了解しました! ならば我々は特殊オーガの右足に攻撃を集中させましょう。皆聞いていたな! これより全機、特殊オーガの右足に攻撃を集中させる』
『『了解!』』
足を止めてくれとは言ったが、ピンポイントで右足だけを攻撃できるのだろうか? 出来るんだろうね、これも訓練の賜物だろう、陸軍と違ってちゃんと訓練をしているのだろうな‥‥。
でも竜翼機のパイロット達はもうちょっと着陸の訓練もした方がいいと思う、7割のパイロットが『ガン』とか『ドン』って音を出して着陸するし(経験談)
空で役に立たない自分が出来る事、それはオーガ達の注意を更に引く事だった
「召喚━━」
ハルツールに帰還する際に大陸深部で見つけた召喚獣、その召喚獣は人や魔物の感情を更に強くさせる力を持っている、俺を殺そうとする特殊オーガの感情を更に強くさせるだろう。
心を操るという意味でこの名を付けた
「━━ハーメルン」
一瞬だけ黄色く光る召喚魔法陣、そして俺の横にピッタリと寄り添う不可視の存在、ゆらゆらと空気が揺れるようにその場に存在する。
そして俺が言わずともその能力を発揮した
「ギャアアアアアアアアア!!!!」
特殊オーガが咆哮しその目を充血させる、完全に怒り狂い我を忘れた特殊オーガはその両手を使い連続で魔法を放つ。
もう『狙う』という行為も出来ない程荒れ狂っていた。
元々俺の顔を覚えていたであろう特殊オーガは、前回の戦いで受けた屈辱を晴らさんと俺を狙ってきたが、ハーメルンの能力でその怒りの感情が更に上昇し、正直今の特殊オーガに理性があるとは思えない程だった。
それに引きずられるように通常のオーガの攻撃も更に俺に集中する
「ギャァァ!!」
その両手から繰り出される魔法の威力が更に上がり、一回り大きな魔法攻撃が俺を襲う
「絶対に当たるなよガルーダ! あんなの当たったら一発でアウトだからな!」
旋回力が竜翼機に劣るガルーダは器用に回避する事が難しい、だがそのスピードで何とか躱す
「ギャァァァァ!!」
オーガに敵意を向けられるが、この怒りくるった醜い顔にこもる怒りの表情には、様々な魔物と戦った俺ですら少し恐怖を感じるほどだった
「コッ!」
ただ叫んでいただけのオーガ、少しだけ声が変わったかと思ったが
「コロスゥゥゥ!!」
「━━喋った!?」
魔物は当然ながら言葉を話さない、魔物同士のコミュニケーションの取り方はあるだろうが、人の言葉を話すなど普通は有りえない。
人が教えなければ話すことなどできはしないのだから、マシェルモビアが絡んでいるとはいえ言葉を話せるというのが驚きだった
「そこまで知能が高いのかよ」
実際特殊オーガの知能は高いと思われる、ガルーダの飛ぶ軌道を見極め偏差で魔法を放って来ている。飛行予測位置を計算しそこに向け魔法を放ち、更に回避するであろう地点にも魔法を同時に放ち逃げ道を潰すような魔法の使い方をしていた。
高度を上げ逃げられればいいのだが、オーガ達の注意を引くためには無駄に高度を上げられない、ただ回避し味方竜翼機に敵意が向かないようにしなければならない
その味方竜翼機だが、攻撃を特殊オーガの右足に集中しているようだった。
こっちは高速で回転旋回しながら飛んでいるのではっきりと見える訳では無いが、それでも特殊オーガの足元には攻撃と見える煙らしきものが充満しているのが確認できた
実際には右足だけに攻撃が集中しているかは確認できないが、それでもこのまま攻撃を加えていれば特殊オーガの鎧内部に内蔵されている魔石の魔力が尽き、付与されている『硬化』の効果が切れるだろう。
それで鎧が破壊出来たら剥き出しになった足に機銃を叩き込めばいい、動きを止める事が出来れば‥‥その後は俺の仕事だ
相変わらず俺に対してだけ攻撃を加えようとする特殊オーガだが━━
「特殊オーガ右足防具に亀裂確認!━━」
パイロットの一人が声を張り上げる
合計12機の竜翼機の集中攻撃により、遂にその鎧の内部に内蔵された魔石の効果が切れその防具に亀裂が入った。
あともう少しでその足の防具は破壊される、そうすれば直接足に機銃を━━
全てうまくいっているそう確信した
だが
「━━なっ! 被弾! 被弾した!」
亀裂を確認したパイロットの機体は黒い煙を吹き出したかと思いきや、そのまま機体は爆散した。
パイロットはその前に緊急脱出したが‥‥
「西方向、て、敵竜翼機確認!」
この場にきて敵の竜翼機の登場だった
人生何事もうまくいかないものだというのは地球に居た時から分かっていた。
でもここまで色々あってうまくいかないとなると‥‥
「‥‥マ・ジ・で‥‥『fuck』!!!!」
人というのはどうしようもなく感情が乱れた時には、どうやら元々身に付いたものが出て来るらしい。
今では夢でさえこちらの世界の言葉になってしまったのに‥‥
どうしようもなく感情が乱れた俺の口からは、久々に『母星語』が飛び出した
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