モンスターを仲間にして世界征服しよう!

まほぴん

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レジスタンスの戦力!

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「まずはレジスタンスの戦力を説明しておこう。俺たちがこそこそと必死こいて集めてきた戦力だ。」

そう言って机の上に、1枚の紙を出した。

「まずは、貧民と呼ばれているやつらだ。こいつらは数は多いが、病院にかかって満足な治療もできずに死んじまうやつなんかも多い。それでもレジスタンスの大多数はこいつらだ。数は500人。」

ガイルは紙に貧民の戦力を書いている。

「そして、傭兵だな。この国の実態を見て、この国を変えようと動いたやつらだ。俺やターニャも傭兵だな。普通だったら金をもらわなけりゃ動かない連中だが、この国を救うために戦うことを決意したやつらだ。レジスタンスの主力だな。数は20人。それぞれが貧民を束ねる隊長として活動している。」

やはりターニャやガイルも傭兵か。傭兵という職業は戦闘職だ。おそらく高いステータスを持っているんだろう。スキルもかなりあるはずだ。こいつらを俺の部下にできたらかなりおいしいな。まあ王国を支配したらだが。

「最後に、お前のような旅人やこの国のやり方が気に入らない冒険者達もいる。こいつらも職業やスキルを持っていたりするから戦力として期待できるな。それがお前含めて4人だ。」

「つまり、このレジスタンスの全戦力は524人。その内500人は戦闘職でもないただの体が弱い貧民ってことか?」

「ま、そういうこったな!」

「この国の王国の戦力はどれくらいだ?」

「それこそ測りしれないな。王国の騎士団、魔法使い達、親衛隊、冒険者、貴族の私兵、奴隷、傭兵、同盟国からの援軍ってのもあるな!挙げたらきりがない。まあ、100万人ぐらいと思っていたらちょうどいいくらいだろ!」

ガイルはとても明るい表情を浮かべながらそう言い放った。
100万人……。その数を聞いて心臓が高鳴るのを抑えきれない。

「これだけの戦力差があって、がっかりさせちまったか?」

「いや…….、面白い。100万人の王国相手に500そこそこの俺達がどれだけやれるか、試してやろうじゃないか!」

ガイルは一瞬目を見開いたが、すぐにくっくっくっと笑い始めた。ターニャの笑い声も後ろから聞こえる。

ここからが俺の世界征服の初まりだな。 




ターニャとガイルと会話を終えた俺はレジスタンスの中の様子を見ることにする。すると、貧民のやつらにもいろいろな奴がいるのがわかった。鍛錬に励むやつ奴。病に苦しんでいる奴。酒を飲む奴。寝込んでいる奴。

鍛錬に励む奴なんてのはほんの少しと見ていいだろう。ほとんどの奴らが気力を無くしていて、ほんとに王国と戦う気があるのか疑ってしまう。それに訓練しているのはターニャやガイルの部下達だけだった。他の奴らはそいつらを馬鹿にしたような目で見ている。

俺は賭博に勤しんでいる貧民の1人に話しかけることにした。

「なあ、お前は王国と戦う気が本当にあるのか?」

話しかけた男はそう言われると馬鹿にしたようににやにやとこちらを見てくる。

「王国と戦うだって?何を言ってるんだお前。そんなのできるわけないじゃないか。」

「じゃあなんでお前はレジスタンスに入ってるんだ?」

「あ?他に居場所なんてねーからだよ。ここなら金持ち共におびえる必要もない。好き勝手できる。本当に戦おうって思ってるやつらなんてターニャやボスだけじゃねーのか?あとは物好きな冒険者と旅人ぐらいだろ。」

「お前名前は?」

「あ?なんでお前に名乗んなきゃいけねーんだよ?」

「いいから教えろ。」

「んだよ?俺はバボだ。言っておくけど俺は戦う気なんてこれっぽっちもねーからな。他のやつだってそうさ!巻き込むなよ!」

バボとそんな会話を終えると、やらなければいけないことが見えてきた。まずは貧民達の気力を取り戻す。本当はこいつらだって内心ではむかついているはずなんだ。

こいつらの気力を取り戻すためには……。
俺は1つの考えを持ちながら、レジスタンスのアジトを去って、俺のモンスターが待つ砂漠へ向かって行った。
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