羽衣

anan

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腰が痛い。

布団から身を起こそうにも、腰骨のつっかえるような感覚が邪魔をする。
しかも外は暗く、お気に入りのデジタル時計は3時を告げている。
嫌な気分だ。

けれども、今日は仕事はないし、別にこのまま二度寝すれば問題は無い。そう思い、目を閉じた。



鳥のさえずりで目を覚ました。清々しい朝だ。顔の前をかすめる蝶は青色だった。
ふと思う。ここは東京のど真ん中。蝶が家にいるか?

チッ。

耳元で舌打ちが聞こえた気がした。その方向へ顔をやると、時計は8時を告げでいた。
いかん。遅刻してしまう。

バタバタと準備をして、僕は家を飛び出した。
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