長く短い1週間

レイティア

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毎日くる人〜看護師 1

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私は看護師になってすぐの事、毎日のように面会時間2時間前くらいにくる男性が気になった

すごく背が高くて、きっちりスーツを着たイケメン

「ねぇ、海山先輩」
「何?」

私の教育系になった先輩、海山 奏恵みやま かなえ先輩に聞くことにした

「あの人毎日のようにきてますよね?」
「あぁ、伊川さん?
ほら、305号室の志原さんのお見舞いよ」
「志原さんってあの…植物状態の男の子?」
「そうそう」
「親戚か何かですか?」
「ん?あっははは、違うわよ
そう言えば知らなかったわね」

海山先輩は笑いながら言った

他の看護師達も少し笑ってる

「むぅ…」

なんだか仲間外れみたい…

「ごめんごめん
あのね、伊川さんは前に過労で倒れて入院してたの
所詮ブラック企業に勤めてたのね」
「えっ?」
 
でも今の伊川さんってすごく成功してるエリートみたい

「あの時は本当に、風が吹けば飛んでくんじゃないかって感じだったわよね」

聞いていた看護師の1人、秋元さんが笑いながら言った

「うそぉ」
「本当よ」
「それでね、志原さんとの事だけど、花見があるでしょ?
あの時に出会ったみたい」
「へぇ~」

海山先輩は懐かしむように目を細めた

「そうね、もうすぐ手術から半年になるのねぇ
7ヶ月前にね、ずっと手術を嫌がってた志原さんが、突然手術を受けるって言ったのよ」
「驚いたわよね~」
「志原さんね、伊川さんと良い中なのよ」
「えっ⁈」

先輩看護師の曙覧野あけみやさんの言葉にびっくりした

うそぉ…狙ってたのに…
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