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第19話 看病
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里奈が学校へ出かけたあとで奈流を二階へ運び、おかゆを食べさせて薬を飲ませる。
奏のおかげで有給休暇を取れたので、今日は透が一日中二階で看病するつもりだった。
買い置きしてあった冷えピタをおでこに張り、容態が悪化しないかを見守る。
やはり風邪ではなかったらしく、幸いにして昼頃には落ち着きだしていた。
昼食をどうしようか透が考えていると、正午過ぎに綾乃が様子を見に来て、おかゆを作ってくれた。
「奈流ちゃんの具合はどう?」
「熱はまだありますが、だいぶ落ち着いてきたみたいです。苦しそうな感じはなくなりましたし」
昼食後、汗をかいた奈流の着替えをしてくれた綾乃と一階で話す。
今も睡眠中の奈流は午前と違い、穏やかな寝息を立てるようになっていた。
「それはよかったわ。ところで……昨夜は奏と布団で寝たんでしょ? がばーっとぶちゅーっとやったの?」
「ごほっ!」
たまらずむせて、飲み物を口に含んでなくてよかったと、透は心から安堵する。
「いきなり何ですか!?」
「ハッスルしすぎて、奈流ちゃんを布団から落としたせいで熱を上げたのかと思って」
「そんなわけないでしょう。何もありませんでしたよ」
娘の親として安心すべきところなのに、逆に綾乃は落胆した。
「あれだけお膳立てしてあげたのに……透君って本当に男?」
「……綾乃さんって、本気で俺と奏さんをくっつけようとしてるんですか?」
「そうよ。だってあの子が透君を好いているのがわかるもの」
「……え?」
予想外の返しに、透は素っ頓狂な声を上げてしまった。
「貴方の行動の一つ一つに惹かれるものがあったんでしょうね。私が女手一つで育てたせいか、あの子はあまり男性に興味を示してこなかった。一生独身かもと思っていたけど、そんな時に現れたのが透君よ。家族のために仕事を放り出してでも駆けつける。何より温かな家庭というものを夢見る彼女には眩しく映ったのでしょうね」
「そんなものですか」
「そうでなければ、最初から長時間で働けるパートに推薦してくれないわよ。透君には話してないだろうけど、あの子は最初社員にするつもりで上層部と掛け合ってたんだから」
悪戯っぽく笑う綾乃。時折見せてくれるようになった奏の笑顔と重なり、なんだか急に照れ臭くなる。
「透君も満更でもなさそうだったからお節介を焼いたんだけど、いらないお世話だったかしら」
何て答えたらいいかわからない透は、苦笑いを浮かべるしかなかった。
「大体、昨日あの子が怒ったのも好意を見せるそぶりをしておいて取り消したからよ。布団の中でも意外と期待していたかもしれないわね」
「変なことを言わないでください。次に会う時、意識したらどうするんですか」
「それが狙いで話してるのよ」
悪戯っぽく綾乃が笑う。
「さて。私はそろそろ学校へ戻るわね。奈流ちゃんに何かあったらすぐに電話を頂戴」
変な発言や見合いを世話したがるおばさんみたいなところはともかく、綾乃にはお礼を言い足りることがない。
透は心からの感謝とともに深く頭を下げた。
■
里奈が帰宅すると家事もそこそこに奈流の看病を始めた。
こんな時まで手伝いとうるさく言うつもりはないので、久しぶりに洗濯などを透が行う。
夕方になると、昼に作り置きしてもらっていた奈流のおかゆを持って二階へ行き、両手が塞がっているので足で引き戸を開ける。
ノックもせずに入った部屋。布団のそばで涙目の里奈が妹の手を両手で握っていた。
「奈流、しっかりして。早くよくなって」
「おいおい。さすがに心配しすぎだろ。まさか初めて熱を上げたのか?」
背後からかけられた声に驚き、里奈がこちらを振り返る。
「いえ。そういうわけではありませんが……」
それならもう少し余裕を持て。
そう言おうとしたところで透は大きなあやまちに気づく。彼女は母親を亡くしたばかりなのだ。
初七日を終えた頃に母親の遺影も持たずに家を出た。
いや、神崎律子の性格上、姉妹には母親のものを借金以外何一つ渡さなかったのかもしれない。
「すまない。気遣いが足りなかった」
透は素直に謝罪した。
「気にしないでください。私たちの面倒を見てくださって、心から感謝しているんです。お兄ちゃんがいなかったら、どうなっていたか」
姉妹が身を寄せたがらないことからも、神崎律子がどのような女性なのかわかる。
そんな相手に借金を申し込むくらいなのだから、当時の生活はよほど切羽詰まっていたのだろう。
「私と奈流は幸せ者です」
「……そうか」
透の前では泣き顔を見せないが、夜に二階で二人きりになれば母親を思い出して泣いているかもしれない。
咎めるつもりはなかった。悲しい時は泣くのが一番だ。
「あとでお母さんの写真を貰いに行こうな。親父の隣に置こう」
「ありがとうございます」
「奈流をおいていったら、やだよ?」
薄っすらと目を開けた奈流が微笑む。
「すまない。起こしてしまったか?」
「だいじょうぶー。ねえ、お姉ちゃんもお兄ちゃんもやくそく。お母さんのしゃしんをとりにいくときは、奈流もつれてってね」
「ええ、もちろんよ」
里奈が柔らかな微笑みを見せると、安心したように奈流はまた眠りについた。
■
夜になると綾乃だけでなく奏も面倒を見に来てくれた。
女性陣に奈流の世話を任せ、透は居間で用意してもらった夕食をとる。
食べ終わった頃に奏が一階へ下りてきた。
辛辣な発言をするものの、勤務中に様子見の電話をくれたりなど、彼女なりに奈流の心配をしていたみたいだった。
「熱は下がった。朝まで様子を見て、また上がらないようであれば明日は大丈夫だろう」
奈流の様子を尋ねた透に、奏はそう教えてくれた。
「朝までは気を抜けないってことですね。あれ。ということは今日も奏さんは泊まっていくんですか?」
「――っ!? ど、どうしてそうなる。ま、まあ、君がどうしてもというのなら、選択肢の中に入れるのを考慮しないでもないが」
最後の方をごにょごにょとぼかしつつも、宿泊を完全には拒否しなかった。
透からすれば何気ない確認のつもりだったが、意味を理解するなり顔から火が出そうになった。
妙齢の独身女性を相手にお泊りをおねだりしたようなものだ。
慌ててそういうつもりじゃなかったと否定しかけて、透は喉元まで来ていた台詞を飲み込んだ。
これでは布団を買いに出かけた時と同じ展開になる。
いや。二度目な分だけ、前回より悪い結果を招く可能性が高い。
どうしたものか。
考える透は昼に綾乃から指摘された通り、奏に対して嫌な感情は持っていなかった。
というより姉妹が越してきてからの彼女と接するうちに意識し始め、今では明確な好意へと変わりつつある。
喧嘩みたいな状態になって、時間を忘れるほど公園で悩んだりしたのが良い証拠だ。
コミュ障ではないが、異性関係には疎い。
交際経験もないので、こういう場合ではどのような言葉をかければいいかもわからない。
真っ赤な顔に汗を滴らせながら、透は意を決して口を開いた。
「その……奏さんに泊まっていってもらえると、嬉しい、です」
「うっく……そ、そうか。ちょ、直球だな。で、では、一度家に戻って、着替えを取ってこないとな」
「き、着替え……」
「ばっ――! へ、変な想像をするな。誤解だ。勝負下着をはいてこようというのではない! お気に入りのは洗濯したばかりで――違う! 私は何を言ってるんだ!」
盛大にパニクる奏。
ついでに透も落ち着かせるではなく、一緒になってあわあわする。
そこへ楽しそうな笑みを顔に張りつけ綾乃がやってくる。
「勝負下着? それならお母さんのを貸してあげるわ。若い頃のお父さんを悩殺したTフロントよ」
「母さんは余計な口を挟まないでください! それにTバ――え? フロント?」
奏の目が点になる。
透も一緒になって呟く。
「フロント……」
頭の中に湯気が発生し、Tフロント一つで妖艶なポーズをとる綾乃の姿が浮かぶ。
妄想に耽っている透を現実へ引き戻したのは、耳をつねられる痛みだった。
「何故ゆえに君は人の母親に色目を使っているのだ。それは私への挑戦か? 受けて立つぞ」
仕事でミスを冒した時よりも怖い目つきで睨まれ、たまらず透はすくみあがる。
その様子を見ていた綾乃はやはり楽しそうに言う。
「今から尻に敷かれてるようじゃ、透君も大変ね」
「母さんっ!」
「ほらほら。早く着替えを取ってきなさいな。ああ、そうだ。ついでに透君とドライブをしてきたらいいわ。その間に奈流ちゃんの体を温かいお湯で拭いておくから。さすがにまだ銭湯へは行かせられないもの」
「わかりました」
透は頷く。体を拭くのであれば、台所に備え付けられているガス給湯器を利用するしかない。
となれば居間で行なうのが体を冷えさせないためにもいいだろう。実際に透も風邪をひいて銭湯へ行けない時はそうしていた。
奏のおかげで有給休暇を取れたので、今日は透が一日中二階で看病するつもりだった。
買い置きしてあった冷えピタをおでこに張り、容態が悪化しないかを見守る。
やはり風邪ではなかったらしく、幸いにして昼頃には落ち着きだしていた。
昼食をどうしようか透が考えていると、正午過ぎに綾乃が様子を見に来て、おかゆを作ってくれた。
「奈流ちゃんの具合はどう?」
「熱はまだありますが、だいぶ落ち着いてきたみたいです。苦しそうな感じはなくなりましたし」
昼食後、汗をかいた奈流の着替えをしてくれた綾乃と一階で話す。
今も睡眠中の奈流は午前と違い、穏やかな寝息を立てるようになっていた。
「それはよかったわ。ところで……昨夜は奏と布団で寝たんでしょ? がばーっとぶちゅーっとやったの?」
「ごほっ!」
たまらずむせて、飲み物を口に含んでなくてよかったと、透は心から安堵する。
「いきなり何ですか!?」
「ハッスルしすぎて、奈流ちゃんを布団から落としたせいで熱を上げたのかと思って」
「そんなわけないでしょう。何もありませんでしたよ」
娘の親として安心すべきところなのに、逆に綾乃は落胆した。
「あれだけお膳立てしてあげたのに……透君って本当に男?」
「……綾乃さんって、本気で俺と奏さんをくっつけようとしてるんですか?」
「そうよ。だってあの子が透君を好いているのがわかるもの」
「……え?」
予想外の返しに、透は素っ頓狂な声を上げてしまった。
「貴方の行動の一つ一つに惹かれるものがあったんでしょうね。私が女手一つで育てたせいか、あの子はあまり男性に興味を示してこなかった。一生独身かもと思っていたけど、そんな時に現れたのが透君よ。家族のために仕事を放り出してでも駆けつける。何より温かな家庭というものを夢見る彼女には眩しく映ったのでしょうね」
「そんなものですか」
「そうでなければ、最初から長時間で働けるパートに推薦してくれないわよ。透君には話してないだろうけど、あの子は最初社員にするつもりで上層部と掛け合ってたんだから」
悪戯っぽく笑う綾乃。時折見せてくれるようになった奏の笑顔と重なり、なんだか急に照れ臭くなる。
「透君も満更でもなさそうだったからお節介を焼いたんだけど、いらないお世話だったかしら」
何て答えたらいいかわからない透は、苦笑いを浮かべるしかなかった。
「大体、昨日あの子が怒ったのも好意を見せるそぶりをしておいて取り消したからよ。布団の中でも意外と期待していたかもしれないわね」
「変なことを言わないでください。次に会う時、意識したらどうするんですか」
「それが狙いで話してるのよ」
悪戯っぽく綾乃が笑う。
「さて。私はそろそろ学校へ戻るわね。奈流ちゃんに何かあったらすぐに電話を頂戴」
変な発言や見合いを世話したがるおばさんみたいなところはともかく、綾乃にはお礼を言い足りることがない。
透は心からの感謝とともに深く頭を下げた。
■
里奈が帰宅すると家事もそこそこに奈流の看病を始めた。
こんな時まで手伝いとうるさく言うつもりはないので、久しぶりに洗濯などを透が行う。
夕方になると、昼に作り置きしてもらっていた奈流のおかゆを持って二階へ行き、両手が塞がっているので足で引き戸を開ける。
ノックもせずに入った部屋。布団のそばで涙目の里奈が妹の手を両手で握っていた。
「奈流、しっかりして。早くよくなって」
「おいおい。さすがに心配しすぎだろ。まさか初めて熱を上げたのか?」
背後からかけられた声に驚き、里奈がこちらを振り返る。
「いえ。そういうわけではありませんが……」
それならもう少し余裕を持て。
そう言おうとしたところで透は大きなあやまちに気づく。彼女は母親を亡くしたばかりなのだ。
初七日を終えた頃に母親の遺影も持たずに家を出た。
いや、神崎律子の性格上、姉妹には母親のものを借金以外何一つ渡さなかったのかもしれない。
「すまない。気遣いが足りなかった」
透は素直に謝罪した。
「気にしないでください。私たちの面倒を見てくださって、心から感謝しているんです。お兄ちゃんがいなかったら、どうなっていたか」
姉妹が身を寄せたがらないことからも、神崎律子がどのような女性なのかわかる。
そんな相手に借金を申し込むくらいなのだから、当時の生活はよほど切羽詰まっていたのだろう。
「私と奈流は幸せ者です」
「……そうか」
透の前では泣き顔を見せないが、夜に二階で二人きりになれば母親を思い出して泣いているかもしれない。
咎めるつもりはなかった。悲しい時は泣くのが一番だ。
「あとでお母さんの写真を貰いに行こうな。親父の隣に置こう」
「ありがとうございます」
「奈流をおいていったら、やだよ?」
薄っすらと目を開けた奈流が微笑む。
「すまない。起こしてしまったか?」
「だいじょうぶー。ねえ、お姉ちゃんもお兄ちゃんもやくそく。お母さんのしゃしんをとりにいくときは、奈流もつれてってね」
「ええ、もちろんよ」
里奈が柔らかな微笑みを見せると、安心したように奈流はまた眠りについた。
■
夜になると綾乃だけでなく奏も面倒を見に来てくれた。
女性陣に奈流の世話を任せ、透は居間で用意してもらった夕食をとる。
食べ終わった頃に奏が一階へ下りてきた。
辛辣な発言をするものの、勤務中に様子見の電話をくれたりなど、彼女なりに奈流の心配をしていたみたいだった。
「熱は下がった。朝まで様子を見て、また上がらないようであれば明日は大丈夫だろう」
奈流の様子を尋ねた透に、奏はそう教えてくれた。
「朝までは気を抜けないってことですね。あれ。ということは今日も奏さんは泊まっていくんですか?」
「――っ!? ど、どうしてそうなる。ま、まあ、君がどうしてもというのなら、選択肢の中に入れるのを考慮しないでもないが」
最後の方をごにょごにょとぼかしつつも、宿泊を完全には拒否しなかった。
透からすれば何気ない確認のつもりだったが、意味を理解するなり顔から火が出そうになった。
妙齢の独身女性を相手にお泊りをおねだりしたようなものだ。
慌ててそういうつもりじゃなかったと否定しかけて、透は喉元まで来ていた台詞を飲み込んだ。
これでは布団を買いに出かけた時と同じ展開になる。
いや。二度目な分だけ、前回より悪い結果を招く可能性が高い。
どうしたものか。
考える透は昼に綾乃から指摘された通り、奏に対して嫌な感情は持っていなかった。
というより姉妹が越してきてからの彼女と接するうちに意識し始め、今では明確な好意へと変わりつつある。
喧嘩みたいな状態になって、時間を忘れるほど公園で悩んだりしたのが良い証拠だ。
コミュ障ではないが、異性関係には疎い。
交際経験もないので、こういう場合ではどのような言葉をかければいいかもわからない。
真っ赤な顔に汗を滴らせながら、透は意を決して口を開いた。
「その……奏さんに泊まっていってもらえると、嬉しい、です」
「うっく……そ、そうか。ちょ、直球だな。で、では、一度家に戻って、着替えを取ってこないとな」
「き、着替え……」
「ばっ――! へ、変な想像をするな。誤解だ。勝負下着をはいてこようというのではない! お気に入りのは洗濯したばかりで――違う! 私は何を言ってるんだ!」
盛大にパニクる奏。
ついでに透も落ち着かせるではなく、一緒になってあわあわする。
そこへ楽しそうな笑みを顔に張りつけ綾乃がやってくる。
「勝負下着? それならお母さんのを貸してあげるわ。若い頃のお父さんを悩殺したTフロントよ」
「母さんは余計な口を挟まないでください! それにTバ――え? フロント?」
奏の目が点になる。
透も一緒になって呟く。
「フロント……」
頭の中に湯気が発生し、Tフロント一つで妖艶なポーズをとる綾乃の姿が浮かぶ。
妄想に耽っている透を現実へ引き戻したのは、耳をつねられる痛みだった。
「何故ゆえに君は人の母親に色目を使っているのだ。それは私への挑戦か? 受けて立つぞ」
仕事でミスを冒した時よりも怖い目つきで睨まれ、たまらず透はすくみあがる。
その様子を見ていた綾乃はやはり楽しそうに言う。
「今から尻に敷かれてるようじゃ、透君も大変ね」
「母さんっ!」
「ほらほら。早く着替えを取ってきなさいな。ああ、そうだ。ついでに透君とドライブをしてきたらいいわ。その間に奈流ちゃんの体を温かいお湯で拭いておくから。さすがにまだ銭湯へは行かせられないもの」
「わかりました」
透は頷く。体を拭くのであれば、台所に備え付けられているガス給湯器を利用するしかない。
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