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第五章
第二話
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その時、突然どこからともなく声をかけられて、鬼平は身体がピンと伸びた。そのまま顔を動かすと死角になっていた庭の端の木の陰から一人の老人が現れ、鬼平と同じように家を眺めた。
鬼平は、それが老人の独り言であることを願っていたが、淡い期待はすぐに裏切られた。老人は目を細めて言えを眺めると言った。
「大きな、立派な家だろう。私もこの家を買った時はそう思ったよ。ようやく、夢が叶った……ってね」
老人は鬼平の方を向いて微笑んだ。寂しそうな笑顔だった。その顔は歳月によって肉が削げ落ちて痩せ細り、目尻にはしわがはっきりと刻み込まれていた。昔は大きくて力強さに溢れていたであろう目は、瞼がたるんで重そうで、疲れ果てていた。
老人はしわのない綺麗なワイシャツの上にチェック柄のクリーム色のカーディガンを着ていて、下はパリッとした黒いズボンだった。
それは清潔感があったが、なんだかまるで、その服装で、なんとか老いをくい止め、隠そうとしているみたいに見えた。
「だがそれも、最後はこんなものさ。どうやら、あの世に家は持って行けないようだ」
老人は自嘲気味に笑い身体を揺らした。その年老いた笑顔を見た途端、鬼平は、この老人が思っていたよりずっと年寄りなのだと気付いた。しかしだからといってどうしようもなく、鬼平はただ苦笑いを浮かべただけだった。
できれば、すぐにでもこの場から離れたいと思った。が、口は開かずの門のようにピクリともしない。老人は続けた。
「勝手だと思うだろうけどね、君を見た時、懐かしい気持ちになったんだよ。君の目は、あの時の私の目に似ているな。世の中なんて信用ならない、と思っていた、職もなければ、恋人もいなかった、あの頃の私の目とね」
突然始まってしまった老人の昔話、それを鬼平は黙って聞いていた。――そんなこと、知るか! と、言ってやれればいいのだが、そんなことができるはずもなく、鬼平は、咳払いをしただけだった。
「……間もなく私は職を得てね。そして、家族を持ち、この家を建てた。それから穏やかだが忙しい、幸せな日々が、あっという間に過ぎて去って行ったよ。やがて子供たちもみんな巣立っていき、先日、妻がこの世から去った。だがね、私は十分幸せだったよ。私は自分の人生に満足している。もう心残りなんてないんだよ。……妻にも子供にも言えなかった秘密以外は」
そこまで言ってから老人は目を細めると、ふらふらと頼りなげに庭を歩いて、縁側へと向かった。老人は障子の奥へ手を伸ばし、何かを取り出し、それを持ったまま鬼平の元へ戻って来た。老人はどこか懐かしむようにそれを眺めると、鬼平によく見えるようにそれを掲げた。
それは少し光沢があるくらいの、白い小さなびんだった。その他には特徴と言えるものがないくらい、地味なびんだ。鬼平はそんなものを見せられてもどう反応したらいいかわからず、頭をかいた。
「これはね、『びんの悪魔』だ」
鬼平は首を傾げた。
「昔、怪しげな男からこのびんを勧められてね。なんでもこれは、遠い海の向こうから仕入れた悪魔のびんで、不老不死以外の願いを叶えてくれるとか。下らない戯言だと思ったがね、どうせやることもなかったんで、半ばやけくそで、そのびんを買ってみたんだよ。その帰りに、食べたことがないくらいうまい寿司が食いたいとそのびんに願った。家に帰ってみると、大家が食べきれない、と言って寿司を出してきた。なんてことのない寿司だったんだろうが、私にとっては極上の味だった。それからは、びんの力のおかげで、とんとん拍子に私の人生は上手くいくようになった」
老人は遠い目をして、思い出を語っていた。喋りすぎたようで、途中から喉が枯れ、咳払いをしながら話していた。
鬼平は、老人を少し哀れに思った。この人が最後にこんな風に喋ったのは、どれくらい前なんだろう?
老人は、しわがれた声で笑った。
「疑っているんだろう? なあに、私もそうだった。私もあの男からこれを買う時、同じ目をしていたよ。だけど君にこれを見せたのはね。君こそ、このびんを私から買ってくれると思ったからだよ。どうかな? どうか、哀れな老人の頼みだと思って、このびんを買ってくれないかね?」
鬼平は思わずのけぞった。本音で言うと、そんな変なびん、一円だろうが買いたくなかったが、何も言えない。それを見て、老人はまた笑った。
「詐欺だと思っているのだろう? 残念だが私は本気だよ。この家も、自分の人生にも、もう未練はないがね、最後に、どうしてもこのびんを売らないといけなくてね。何しろこのびんは願いは叶えてくれるんだが、死ぬ時に持っていると、地獄行き、という迷惑な仕様があってだね……。若い頃は地獄なんて信じてなかったが、この歳になると馬鹿にできなくなった。お願いだ。どうか哀れな老人を助けると思って、このびんを買ってくれないか?」
鬼平はそこで、ジロジロ目を動かし、老人とびんを見比べた。――“哀れな老人”確かに、そうなのかもしれない。 老人には悪いが、正直、そんなものあるわけがないと思っていた。だが、詐欺だとしたら、やり口があまりにも杜撰だ。いくら他に売り手がいないとは言え、金のない高校生からむしり取ろうとするなんて、だいぶなりふり構っていられないのだろう。
鬼平はこの老人がボケて、妄言を言っている可能性を考えたが、今までの語り口から、そうではないと思った。
「買ってくれるかな?」
老人に懇願するように見つめられ、鬼平は目を逸らし、逃げ道を探すように通りの方を眺めたが、そのままゆっくりと、首を縦に振ってしまった。
「そうかそうか! それはよかった」
急に、老人の声に張りが出た。同じ笑顔なのに、さっきよりも十歳は若く見える。いいように扱われているようで、気分が悪かった。だが、もう、鬼平は財布を出さざるを得なかった。
「おっ。そうだった。そうだった」
鬼平が財布を探している間に、老人は埃の被さった記憶を見つけ、声を上げた。
「このびんを売買するに当たってね、ルールがあってね。それを説明しないでこのびんを手放すことはできないんだよ。ええと、何だったかな……」
老人はそれから三つのルールを言ったのだが、鬼平はあまり真剣に聞いていなかった。なんだか老人ホームでレクリエーションに付き合っているような気分で、集中できなかったのだ。
老人が提示した金額は二千円だった。二千円。それは鬼平にとって決して安い金額ではなかったが(好き勝手喋った割に、ずいぶんぼるな、と思ったけど)、それでもその金額でこの地獄みたいな状況から解放されるなら、安いような気がしてきた。
大切な紙幣と貯めていた硬貨が去って空っぽになった財布と入れ替わりに、鬼平はびんを手にした。どう見ても二千円の価値はなさそうな、なんてことのないびんを不安そうに眺める。
「なあに、そんなに心配しなくても大丈夫さ。そうさ、私のように願いを叶えてから、誰かに売ればいいのだよ」
老人は満足そうに鬼平を見ていたが、鬼平は内心この老人に対して腹が立っていた。呆れて、すぐ立ち去ろうとしてびんを鞄に入れる。
去り際、老人はしわくちゃになって乾ききった目から涙をこぼして言った。
「ありがとう。ありがとう……」
それを見て、鬼平は何も言えなくなった。
鬼平は、それが老人の独り言であることを願っていたが、淡い期待はすぐに裏切られた。老人は目を細めて言えを眺めると言った。
「大きな、立派な家だろう。私もこの家を買った時はそう思ったよ。ようやく、夢が叶った……ってね」
老人は鬼平の方を向いて微笑んだ。寂しそうな笑顔だった。その顔は歳月によって肉が削げ落ちて痩せ細り、目尻にはしわがはっきりと刻み込まれていた。昔は大きくて力強さに溢れていたであろう目は、瞼がたるんで重そうで、疲れ果てていた。
老人はしわのない綺麗なワイシャツの上にチェック柄のクリーム色のカーディガンを着ていて、下はパリッとした黒いズボンだった。
それは清潔感があったが、なんだかまるで、その服装で、なんとか老いをくい止め、隠そうとしているみたいに見えた。
「だがそれも、最後はこんなものさ。どうやら、あの世に家は持って行けないようだ」
老人は自嘲気味に笑い身体を揺らした。その年老いた笑顔を見た途端、鬼平は、この老人が思っていたよりずっと年寄りなのだと気付いた。しかしだからといってどうしようもなく、鬼平はただ苦笑いを浮かべただけだった。
できれば、すぐにでもこの場から離れたいと思った。が、口は開かずの門のようにピクリともしない。老人は続けた。
「勝手だと思うだろうけどね、君を見た時、懐かしい気持ちになったんだよ。君の目は、あの時の私の目に似ているな。世の中なんて信用ならない、と思っていた、職もなければ、恋人もいなかった、あの頃の私の目とね」
突然始まってしまった老人の昔話、それを鬼平は黙って聞いていた。――そんなこと、知るか! と、言ってやれればいいのだが、そんなことができるはずもなく、鬼平は、咳払いをしただけだった。
「……間もなく私は職を得てね。そして、家族を持ち、この家を建てた。それから穏やかだが忙しい、幸せな日々が、あっという間に過ぎて去って行ったよ。やがて子供たちもみんな巣立っていき、先日、妻がこの世から去った。だがね、私は十分幸せだったよ。私は自分の人生に満足している。もう心残りなんてないんだよ。……妻にも子供にも言えなかった秘密以外は」
そこまで言ってから老人は目を細めると、ふらふらと頼りなげに庭を歩いて、縁側へと向かった。老人は障子の奥へ手を伸ばし、何かを取り出し、それを持ったまま鬼平の元へ戻って来た。老人はどこか懐かしむようにそれを眺めると、鬼平によく見えるようにそれを掲げた。
それは少し光沢があるくらいの、白い小さなびんだった。その他には特徴と言えるものがないくらい、地味なびんだ。鬼平はそんなものを見せられてもどう反応したらいいかわからず、頭をかいた。
「これはね、『びんの悪魔』だ」
鬼平は首を傾げた。
「昔、怪しげな男からこのびんを勧められてね。なんでもこれは、遠い海の向こうから仕入れた悪魔のびんで、不老不死以外の願いを叶えてくれるとか。下らない戯言だと思ったがね、どうせやることもなかったんで、半ばやけくそで、そのびんを買ってみたんだよ。その帰りに、食べたことがないくらいうまい寿司が食いたいとそのびんに願った。家に帰ってみると、大家が食べきれない、と言って寿司を出してきた。なんてことのない寿司だったんだろうが、私にとっては極上の味だった。それからは、びんの力のおかげで、とんとん拍子に私の人生は上手くいくようになった」
老人は遠い目をして、思い出を語っていた。喋りすぎたようで、途中から喉が枯れ、咳払いをしながら話していた。
鬼平は、老人を少し哀れに思った。この人が最後にこんな風に喋ったのは、どれくらい前なんだろう?
老人は、しわがれた声で笑った。
「疑っているんだろう? なあに、私もそうだった。私もあの男からこれを買う時、同じ目をしていたよ。だけど君にこれを見せたのはね。君こそ、このびんを私から買ってくれると思ったからだよ。どうかな? どうか、哀れな老人の頼みだと思って、このびんを買ってくれないかね?」
鬼平は思わずのけぞった。本音で言うと、そんな変なびん、一円だろうが買いたくなかったが、何も言えない。それを見て、老人はまた笑った。
「詐欺だと思っているのだろう? 残念だが私は本気だよ。この家も、自分の人生にも、もう未練はないがね、最後に、どうしてもこのびんを売らないといけなくてね。何しろこのびんは願いは叶えてくれるんだが、死ぬ時に持っていると、地獄行き、という迷惑な仕様があってだね……。若い頃は地獄なんて信じてなかったが、この歳になると馬鹿にできなくなった。お願いだ。どうか哀れな老人を助けると思って、このびんを買ってくれないか?」
鬼平はそこで、ジロジロ目を動かし、老人とびんを見比べた。――“哀れな老人”確かに、そうなのかもしれない。 老人には悪いが、正直、そんなものあるわけがないと思っていた。だが、詐欺だとしたら、やり口があまりにも杜撰だ。いくら他に売り手がいないとは言え、金のない高校生からむしり取ろうとするなんて、だいぶなりふり構っていられないのだろう。
鬼平はこの老人がボケて、妄言を言っている可能性を考えたが、今までの語り口から、そうではないと思った。
「買ってくれるかな?」
老人に懇願するように見つめられ、鬼平は目を逸らし、逃げ道を探すように通りの方を眺めたが、そのままゆっくりと、首を縦に振ってしまった。
「そうかそうか! それはよかった」
急に、老人の声に張りが出た。同じ笑顔なのに、さっきよりも十歳は若く見える。いいように扱われているようで、気分が悪かった。だが、もう、鬼平は財布を出さざるを得なかった。
「おっ。そうだった。そうだった」
鬼平が財布を探している間に、老人は埃の被さった記憶を見つけ、声を上げた。
「このびんを売買するに当たってね、ルールがあってね。それを説明しないでこのびんを手放すことはできないんだよ。ええと、何だったかな……」
老人はそれから三つのルールを言ったのだが、鬼平はあまり真剣に聞いていなかった。なんだか老人ホームでレクリエーションに付き合っているような気分で、集中できなかったのだ。
老人が提示した金額は二千円だった。二千円。それは鬼平にとって決して安い金額ではなかったが(好き勝手喋った割に、ずいぶんぼるな、と思ったけど)、それでもその金額でこの地獄みたいな状況から解放されるなら、安いような気がしてきた。
大切な紙幣と貯めていた硬貨が去って空っぽになった財布と入れ替わりに、鬼平はびんを手にした。どう見ても二千円の価値はなさそうな、なんてことのないびんを不安そうに眺める。
「なあに、そんなに心配しなくても大丈夫さ。そうさ、私のように願いを叶えてから、誰かに売ればいいのだよ」
老人は満足そうに鬼平を見ていたが、鬼平は内心この老人に対して腹が立っていた。呆れて、すぐ立ち去ろうとしてびんを鞄に入れる。
去り際、老人はしわくちゃになって乾ききった目から涙をこぼして言った。
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