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お話のお話
しおりを挟むこの世界の名はfictional(フィクショナル)
幾多もの種族が存在し
ある種族はその知性で生計を立て
ある種族はその個性で運動能力を超越し
ある種族はその統率力で海を制し
ある種族はその圧倒的力で存在を知らしめ
ある種族はその能力で魔法を使う
各種族、己達の力を見せつけるため大昔
全種族での戦争が起こった
戦場は血で塗られ
生い茂っていた木々は枯れ
それまでに築き上げた
友情 愛情 人生 未来
それらは次々と戦争により塵になった
そこに1人、神により導かれ戦争を止めたものがいた
後に英雄と呼ばれた勇者である
彼がこの醜き戦争に終止符を打ち
程なくして戦争は止み
流れていた数々のものは
やがて止まったのだ
しかしこの話には続きがある
この話は勇者しか語らなかった話
「どの種族も我を忘れたかの如く戦っていた、しかし1人だけ、少しの間自分と同じ思想を持つものと出会えた、戦争を止めたのは自分だが、未来を作ったのは彼だ」と
しかしこの話は広まらず、人間族の王族にしか、それも極わずかの者のみに......
さて...ここまで話を聞いてくれてありがとう
...ん?僕は誰かって?
さぁ、何者だろうね
そういうのいいから教えろって?
うーん、ならこういうのはどうかな?
この話の後、
ある者が転生したんだ
そんな転生者が世界を変えていく
僕はそれを語る者さ...!
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