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8.危機
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(※)
カシャン、カシャンと自分の腕を動かすたびに、頭上で鎖の音がし、殺風景な部屋に響く。
「あぁ、ダメだよ。そんなに暴れたら、君のきれいな手首に傷がついてしまうだろう?」
「そう思うなら、これを早く外して下さい!」
「それもダメだ。枷を外せば君は必ず逃げる。俺ね、今まで人間とか獣人
のいろんな血を飲んできたけど、エルフの血を飲むのは君で初めてなんだ。
だから今、実はとっても興奮してるし、君になら俺の血を飲ませてもいいと思ってる…!
それぐらい、君は素晴らしいんだ。今までのどんな生物よりも、ね。」
言いながら、服の上から上半身を這う手にゾッと背筋が凍った。
血を飲む、っていったい彼は、吸血鬼か何かなのだろうか。
なんにしろ、まずは早くこの場から脱しなければ。
「やっ、嫌!やめて、やめて下さいシークさん!!」
「怖がらなくていいよ。君はただ、僕に血を捧げるだけでいいんだ…。」
ビリビリと服がシークの爪に裂かれ、はだけた肩に、鋭い牙があたる。
「…やだ、本当に、やめっ…ひぅ…、ん、…う、…ぁ……っ」
肩に牙が食い込む痛みと共に、ジュルッ、と音を立てて血が吸われていくのを感じた。
カシャン、カシャンと自分の腕を動かすたびに、頭上で鎖の音がし、殺風景な部屋に響く。
「あぁ、ダメだよ。そんなに暴れたら、君のきれいな手首に傷がついてしまうだろう?」
「そう思うなら、これを早く外して下さい!」
「それもダメだ。枷を外せば君は必ず逃げる。俺ね、今まで人間とか獣人
のいろんな血を飲んできたけど、エルフの血を飲むのは君で初めてなんだ。
だから今、実はとっても興奮してるし、君になら俺の血を飲ませてもいいと思ってる…!
それぐらい、君は素晴らしいんだ。今までのどんな生物よりも、ね。」
言いながら、服の上から上半身を這う手にゾッと背筋が凍った。
血を飲む、っていったい彼は、吸血鬼か何かなのだろうか。
なんにしろ、まずは早くこの場から脱しなければ。
「やっ、嫌!やめて、やめて下さいシークさん!!」
「怖がらなくていいよ。君はただ、僕に血を捧げるだけでいいんだ…。」
ビリビリと服がシークの爪に裂かれ、はだけた肩に、鋭い牙があたる。
「…やだ、本当に、やめっ…ひぅ…、ん、…う、…ぁ……っ」
肩に牙が食い込む痛みと共に、ジュルッ、と音を立てて血が吸われていくのを感じた。
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