異世界でエルフに転生したら狙われている件

紅音

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17.告白

48

チュッというリップ音を立てながら、レオンさんは僕の手の指輪が嵌められた部分にキスを落とした。

そんな音が凄く遠くで聞こえた気がして。


頬に熱が集まっていくのが分かって、慌てて両手で顔を覆った。

今の状況に、頭が追い付かなくて混乱する。

レオンさんが、僕を好き…?

番になってほしい…?


「あ。言い忘れていたが、もちろん、恋愛対象として好きだぞ。番と言ってるしな。」

先程までの緊張した様子はどこへやら、レオンさんはフッと微笑んで恥ずかしげもなくそんなことを言う。









きっと僕は、レオンさんに『恋』をしていて。
そんな彼と仲の良い人に、嫉妬感情を抱いていた。



最近、どうしようもないほどに高鳴っていた鼓動と、胸の痛みの原因はだったんだ。



そうわかったら、……途端に、視界が滲んで。


もう、何度目かわからない。

こんなに溢れてしまっては、いつか枯れてしまう。

それでも、零れていくんだ。

止まらない。

止められない。



「…うっ…、ぇぐ…っ…、うそ、…」

「なっ、ア、アル、どうした?そんなに俺が嫌か!?」

「ちが、っ、違うんです…、ただ、うれし、くって、…!」

「嬉しい、って……、!」



まだ芽生えたばかりの気持ちだ。

自分でその思いに気付いたのはついさっきだ。

それでも、僕は――。



「レオンさんが、すき、大好き…っ、……」
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