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第五話 金(ごん)の魔珠
5-03.新たな不安
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「じゃ、シオンさんはどういう存在?」
気を取り直して、聞いてみる。
「偉いお方がいたら、その下に世話したりする誰かがいるもんやろ? うちはそういうの。雑用係よりちょっと上、みたいな感じやね。神さんと思われてるお方の下にずっといるもんやから、うちまで神さんに近い扱いになってるけど。化け物や言われて退治されたりしぃひんのやったら、うちらとしては何でもええねん」
そう言って、シオンは笑う。
神様のおつかい狐が、雑用係よりちょっと上って……。
ルナーティアも同じように笑ったが、その顔は完全に引きつっていた。
(お互いの解釈は違うけど、要はウィンウィンってことか。……いや、どちらかと言えば、人間がうまく利用されてるって気がするぞ)
「シオンさん達にすれば、自分達を神として崇めろって、強制した訳じゃないもんね。悪いものが来ないようにしてもらってることは事実みたいだし、それだけでもありがたいって思うべきなのかも」
ルナーティアは、そう言って苦笑した。
イナリー神社がそうなら、きっと他の所も似たようなものなのだろう。人間の思い込みも、怖いものである。
「イナリーの神様がエイクレッドの存在に気付くようになったってことは、学校へ行くまでの間にいる神様も気付いてるのかな。同じように、どういうことだって説明させられたりするかしら」
(イナリーは、ルナーティアが住んでいる所だからな。一つの場所にいる時間が長いから、気になったんだと思う。学校へ行くまでだと、ほとんど地下鉄に乗ってるだろ。すぐに通り過ぎるし、問い詰められるってことはないと思うけど)
こればかりは、レシュウェルも断言はできない。相手は、人間が「神」と呼ぶ存在だ。どういう形でか、接触してくることはありえる。
こちらが乗っているのが電車だろうが車だろうが、追いつくことは可能に違いない。追いつかなくても、後を追う術はきっと人間以上に知っているはず。
「ぼく、悪いことしてないのに」
エイクレッドが、少し不服そうにつぶやく。
やろうとしても、自由に動けないし、力もない。それなのに、警戒にも似た感じで見られてしまうのは、エイクレッドとしても不本意だ。
「うん、わかってるわよ、エイクレッド。あなたはいい子だもん」
(人間から神と呼ばれている存在が、いきなり襲って来ることはないだろ。気になれば、確認に来る。そんな感じだと思っていいんじゃないか?)
「そうね。シオンさんだって、びっくりさせてごめんって言ってくれたもん」
(それにしても、これから賽銭を入れていいのか、考えさせられるな)
一生懸命お願いしても、それをかなえてくれない、守ってくれない。
そうとわかって、お賽銭を入れる意味があるのだろうか。
「あ、あたしもそれをちらっと言ったの。そしたらね」
似たようなことを考え、ルナーティアはシオン達はお賽銭を必要としていないのか、と尋ねてみた。
「うちらは人間のお金で生活してるんやないしねぇ。せやけどな、ここの敷地を整備してくれる人間には、あれこれ必要やろ。身の回りが汚いと、イナリーの神さんもここに愛想尽かして、どっか行かはるかも知れへんし。人間の世界ではやっぱり、先立つもんって大事や思うえ」
敷地や設備を整備・保持するには、費用がかかる。整備してくれる人の給料もいる。だから、お金は必要、という訳だ。
(……はは、現実的な話だ)
それを聞いて、レシュウェルが苦笑した。
(賽銭はともかくとして、たまの気まぐれでも肩入れしてもらえるよう、念を強くできるようにしないとな)
☆☆☆
翌日の火曜日。
レシュウェルはリクリスの授業を受けた後、教授の研究室を訪ねた。
毎週、ルナーティアと共にパラレル魔界へ赴き、エイクレッドの力を回復させる術に必要な素材を収集しているが、次回はリクリスも同行することになっている。その打ち合わせだ。
「昨日、イナリーで……」
必要かはわからないが、エイクレッドに関わることには違いない。
レシュウェルは、ルナーティアから聞いた話をリクリスにした。
ルナーティアから聞いた時のレシュウェルと同じく、リクリスも意外すぎる存在の出現に驚く。
「はあ……そういう存在があることは知っていたけれど、目の前に現れるなんてことがあるんだね」
「もしかすると、聞かない方がよかったかも知れない情報も、あれこれと」
その話を聞いて、リクリスは苦笑する。
「神様は人間の思い込み、かぁ。厳しいね」
この話を聞くと、誰もが苦笑するしかないようだ。
「神様の話はともかくとして。エイクレッドの回復が諸刃の剣になりつつある、ということになるのかな」
「諸刃、ですか?」
「ルナーティアに確認しに来るまでに、竜のような何かがいるぞってことが感じられた訳だよね。今回は現れたのが神獣だからよかったけれど、そうじゃない誰かも気付く可能性が高くなった」
「ギルードルみたいな奴が……ってことですか」
レシュウェルの言葉に、リクリスがうなずいた。
ギルードルはエイクレッドの心臓を狙って現れた、パラレル魔界にいるイタチの魔性。リクリスが一緒に魔界へ行くことになった根源だ。
恐らくは、たまたま近くを通りかかったのであろう時、エイクレッドの存在に気付き、本当に竜なら喰ってやろうと襲って来た。
また現れるのでは考えてアンテナを張り、それに引っ掛かったのでまた襲って来たのだ。
パラレル魔界へ行くのは、次の日曜日。ギルードルがエイクレッドを襲おうとしてから、一週間だ。
その間も、エイクレッドは少しでも魔力を回復させるため、魔果を食べている。これが実際に効果があり、シオン達はエイクレッドの存在に気付いた。
次にパラレル魔界へ行った時。たまたまではなく、多少遠くにいても敏感に感じ取る魔物や魔性がいたら。
ギルードルと同じように、エイクレッドを狙って他の魔物達が襲って来る可能性が出て来るのだ。
リクリスが言う諸刃の剣は、エイクレッドが回復する一方でこういった魔物に狙われやすくなる、ということ。
それは同時に、一緒にいるルナーティアやレシュウェルに危険が及ぶ、ということでもある。
いくらエイクレッドが竜で、わずかでも魔力が回復しつつあると言っても、その力はあまりに心許ない。
今の、エイクレッドだけでは襲って来る魔物に対処できないし、攻撃を阻止しようとするレシュウェルやルナーティアを「邪魔者」と認識されれば……。
「知能が高い魔物や魔性は、人間を襲えば魔法使いに拘束、もしくは消滅させられる危険があることを知っている。それでも、対象が竜の力だとなれば、そんなリスクは無視することもありえるね。竜の力が自分のものになれば、魔法使いが束になってかかって来ても簡単に蹴散らせる。そう考えたりすれば、強引に仕掛ける場合も考えられるよ。パラレル魔界なら、なおさらだね」
本当に強い魔力と高い知力がある魔性なら、竜の力を取り込むことがどれだけ危険かを冷静に判断し、エイクレッドの前に現れることはまずない。
問題は、中途半端な魔力と知力があるタイプ。自分なら大丈夫、と過大評価しがちになるので厄介なのだ。
「とりあえず、イナリーの神の力が及ぶ範囲であれば、ルナーティアもエイクレッドも大丈夫だと思います。パラレル魔界では一人になることがまずないから、対応できるとして……今の問題は、イナリーから出て学校へ来るまでの間ですね」
リクリスが言うように、強引にエイクレッドの力を奪ってやろうと考える魔物であれば。
ルナーティアが満員の地下鉄に乗っていようが、人通りの多い道を歩いている時だろうが、構わないで襲って来るだろう。
魔物にとって、魔力のない、もしくは弱い人間など、踏みつぶしても全く心が痛まない存在なのだ。
他の人間が多すぎて邪魔だと思えば、駅から学校の間に狙う、ということも考えられる。
「こういう特殊なことがありましたって話をしたつもりだったんですが、思ったよりよくない傾向だったんですね」
神獣が現実に現れてびっくり、で終わる話だと思っていたのに。
思った以上に、事態は深刻だった。
「だけど、気付かせてもらえてよかったよ。もしもその神獣が現れなかったら、ぼく達はルナーティアやエイクレッドがこちらの世界で襲われる可能性に考えが至らなかったからね」
危険を突きつけられたが、おかげで警戒するきっかけになった。悪いことばかりではない、と考えるべきだ。
「これからどうしましょうか」
危険かも知れない、とわかった。それが取り越し苦労であったとしても、手をこまねいてはいられない。
「魔物の攻撃は、結界を張ればほぼ防ぐことは可能だけど、それだけじゃねぇ。かと言って、弱いと言っても竜の力だし、ぼく達の力では隠せない。んー……」
人間の、つまりルナーティアの存在なら、隠すことはできる。だが、それが竜とあっては、どうしたって隠しきれない。
存在が特殊すぎるのだ。どんなに弱い力であっても。
「隠せないなら、来た時に迎え撃つしかないですね」
どんな存在が現れるかもわからないのに、強気なレシュウェルの発言だ。
しかし、リクリスも苦い表情を浮かべながら、小さくうなずくしかなかった。
気を取り直して、聞いてみる。
「偉いお方がいたら、その下に世話したりする誰かがいるもんやろ? うちはそういうの。雑用係よりちょっと上、みたいな感じやね。神さんと思われてるお方の下にずっといるもんやから、うちまで神さんに近い扱いになってるけど。化け物や言われて退治されたりしぃひんのやったら、うちらとしては何でもええねん」
そう言って、シオンは笑う。
神様のおつかい狐が、雑用係よりちょっと上って……。
ルナーティアも同じように笑ったが、その顔は完全に引きつっていた。
(お互いの解釈は違うけど、要はウィンウィンってことか。……いや、どちらかと言えば、人間がうまく利用されてるって気がするぞ)
「シオンさん達にすれば、自分達を神として崇めろって、強制した訳じゃないもんね。悪いものが来ないようにしてもらってることは事実みたいだし、それだけでもありがたいって思うべきなのかも」
ルナーティアは、そう言って苦笑した。
イナリー神社がそうなら、きっと他の所も似たようなものなのだろう。人間の思い込みも、怖いものである。
「イナリーの神様がエイクレッドの存在に気付くようになったってことは、学校へ行くまでの間にいる神様も気付いてるのかな。同じように、どういうことだって説明させられたりするかしら」
(イナリーは、ルナーティアが住んでいる所だからな。一つの場所にいる時間が長いから、気になったんだと思う。学校へ行くまでだと、ほとんど地下鉄に乗ってるだろ。すぐに通り過ぎるし、問い詰められるってことはないと思うけど)
こればかりは、レシュウェルも断言はできない。相手は、人間が「神」と呼ぶ存在だ。どういう形でか、接触してくることはありえる。
こちらが乗っているのが電車だろうが車だろうが、追いつくことは可能に違いない。追いつかなくても、後を追う術はきっと人間以上に知っているはず。
「ぼく、悪いことしてないのに」
エイクレッドが、少し不服そうにつぶやく。
やろうとしても、自由に動けないし、力もない。それなのに、警戒にも似た感じで見られてしまうのは、エイクレッドとしても不本意だ。
「うん、わかってるわよ、エイクレッド。あなたはいい子だもん」
(人間から神と呼ばれている存在が、いきなり襲って来ることはないだろ。気になれば、確認に来る。そんな感じだと思っていいんじゃないか?)
「そうね。シオンさんだって、びっくりさせてごめんって言ってくれたもん」
(それにしても、これから賽銭を入れていいのか、考えさせられるな)
一生懸命お願いしても、それをかなえてくれない、守ってくれない。
そうとわかって、お賽銭を入れる意味があるのだろうか。
「あ、あたしもそれをちらっと言ったの。そしたらね」
似たようなことを考え、ルナーティアはシオン達はお賽銭を必要としていないのか、と尋ねてみた。
「うちらは人間のお金で生活してるんやないしねぇ。せやけどな、ここの敷地を整備してくれる人間には、あれこれ必要やろ。身の回りが汚いと、イナリーの神さんもここに愛想尽かして、どっか行かはるかも知れへんし。人間の世界ではやっぱり、先立つもんって大事や思うえ」
敷地や設備を整備・保持するには、費用がかかる。整備してくれる人の給料もいる。だから、お金は必要、という訳だ。
(……はは、現実的な話だ)
それを聞いて、レシュウェルが苦笑した。
(賽銭はともかくとして、たまの気まぐれでも肩入れしてもらえるよう、念を強くできるようにしないとな)
☆☆☆
翌日の火曜日。
レシュウェルはリクリスの授業を受けた後、教授の研究室を訪ねた。
毎週、ルナーティアと共にパラレル魔界へ赴き、エイクレッドの力を回復させる術に必要な素材を収集しているが、次回はリクリスも同行することになっている。その打ち合わせだ。
「昨日、イナリーで……」
必要かはわからないが、エイクレッドに関わることには違いない。
レシュウェルは、ルナーティアから聞いた話をリクリスにした。
ルナーティアから聞いた時のレシュウェルと同じく、リクリスも意外すぎる存在の出現に驚く。
「はあ……そういう存在があることは知っていたけれど、目の前に現れるなんてことがあるんだね」
「もしかすると、聞かない方がよかったかも知れない情報も、あれこれと」
その話を聞いて、リクリスは苦笑する。
「神様は人間の思い込み、かぁ。厳しいね」
この話を聞くと、誰もが苦笑するしかないようだ。
「神様の話はともかくとして。エイクレッドの回復が諸刃の剣になりつつある、ということになるのかな」
「諸刃、ですか?」
「ルナーティアに確認しに来るまでに、竜のような何かがいるぞってことが感じられた訳だよね。今回は現れたのが神獣だからよかったけれど、そうじゃない誰かも気付く可能性が高くなった」
「ギルードルみたいな奴が……ってことですか」
レシュウェルの言葉に、リクリスがうなずいた。
ギルードルはエイクレッドの心臓を狙って現れた、パラレル魔界にいるイタチの魔性。リクリスが一緒に魔界へ行くことになった根源だ。
恐らくは、たまたま近くを通りかかったのであろう時、エイクレッドの存在に気付き、本当に竜なら喰ってやろうと襲って来た。
また現れるのでは考えてアンテナを張り、それに引っ掛かったのでまた襲って来たのだ。
パラレル魔界へ行くのは、次の日曜日。ギルードルがエイクレッドを襲おうとしてから、一週間だ。
その間も、エイクレッドは少しでも魔力を回復させるため、魔果を食べている。これが実際に効果があり、シオン達はエイクレッドの存在に気付いた。
次にパラレル魔界へ行った時。たまたまではなく、多少遠くにいても敏感に感じ取る魔物や魔性がいたら。
ギルードルと同じように、エイクレッドを狙って他の魔物達が襲って来る可能性が出て来るのだ。
リクリスが言う諸刃の剣は、エイクレッドが回復する一方でこういった魔物に狙われやすくなる、ということ。
それは同時に、一緒にいるルナーティアやレシュウェルに危険が及ぶ、ということでもある。
いくらエイクレッドが竜で、わずかでも魔力が回復しつつあると言っても、その力はあまりに心許ない。
今の、エイクレッドだけでは襲って来る魔物に対処できないし、攻撃を阻止しようとするレシュウェルやルナーティアを「邪魔者」と認識されれば……。
「知能が高い魔物や魔性は、人間を襲えば魔法使いに拘束、もしくは消滅させられる危険があることを知っている。それでも、対象が竜の力だとなれば、そんなリスクは無視することもありえるね。竜の力が自分のものになれば、魔法使いが束になってかかって来ても簡単に蹴散らせる。そう考えたりすれば、強引に仕掛ける場合も考えられるよ。パラレル魔界なら、なおさらだね」
本当に強い魔力と高い知力がある魔性なら、竜の力を取り込むことがどれだけ危険かを冷静に判断し、エイクレッドの前に現れることはまずない。
問題は、中途半端な魔力と知力があるタイプ。自分なら大丈夫、と過大評価しがちになるので厄介なのだ。
「とりあえず、イナリーの神の力が及ぶ範囲であれば、ルナーティアもエイクレッドも大丈夫だと思います。パラレル魔界では一人になることがまずないから、対応できるとして……今の問題は、イナリーから出て学校へ来るまでの間ですね」
リクリスが言うように、強引にエイクレッドの力を奪ってやろうと考える魔物であれば。
ルナーティアが満員の地下鉄に乗っていようが、人通りの多い道を歩いている時だろうが、構わないで襲って来るだろう。
魔物にとって、魔力のない、もしくは弱い人間など、踏みつぶしても全く心が痛まない存在なのだ。
他の人間が多すぎて邪魔だと思えば、駅から学校の間に狙う、ということも考えられる。
「こういう特殊なことがありましたって話をしたつもりだったんですが、思ったよりよくない傾向だったんですね」
神獣が現実に現れてびっくり、で終わる話だと思っていたのに。
思った以上に、事態は深刻だった。
「だけど、気付かせてもらえてよかったよ。もしもその神獣が現れなかったら、ぼく達はルナーティアやエイクレッドがこちらの世界で襲われる可能性に考えが至らなかったからね」
危険を突きつけられたが、おかげで警戒するきっかけになった。悪いことばかりではない、と考えるべきだ。
「これからどうしましょうか」
危険かも知れない、とわかった。それが取り越し苦労であったとしても、手をこまねいてはいられない。
「魔物の攻撃は、結界を張ればほぼ防ぐことは可能だけど、それだけじゃねぇ。かと言って、弱いと言っても竜の力だし、ぼく達の力では隠せない。んー……」
人間の、つまりルナーティアの存在なら、隠すことはできる。だが、それが竜とあっては、どうしたって隠しきれない。
存在が特殊すぎるのだ。どんなに弱い力であっても。
「隠せないなら、来た時に迎え撃つしかないですね」
どんな存在が現れるかもわからないのに、強気なレシュウェルの発言だ。
しかし、リクリスも苦い表情を浮かべながら、小さくうなずくしかなかった。
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