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またまたとある世界にて
しおりを挟む「皆の者!
勇者召喚の義の準備は出来たか!?」
「すみませんキスト王!
ここは後、半日程掛かりそうです!」
「コチラもです!」
「ここは準備完了しました!」
「ここもです!」
「今日中には完成させてみせます!」
「お、おう
皆の者勇者召喚の義は明後日とする!
それまでには完了させよ!
終わったら宴会だー!!」
「「「「「「おー!!!」」」」」」そう、ここの国、キスト王国の王
アレクシア・フォン・キスト王は前国王、コルナ・フォン・キストが3年間、使いに使って元の3分の一にまでなった財産を、たった半年で元に戻した逸材である。
そして、それに伴い、国民からの支持も高い。
翌日
「皆の者
今はどんな感じだ?」
「キスト王!
準備は万端でございます」
「そうか、それは大儀であった」
「勿体ないお言葉!!」
「よしじゃあ宴会の準備でもするか」
「了解であります!」
3時間後
やはり、半年で財産は元に戻しただけのことはあり、なぜか予定より5時間も早く完成してしまった
「くっ、ここで働くということが仇となってしまったか」
「そうですね、国王、さすがに早すぎです」
「申し訳ない」
「本当です、今回に関しては大丈夫でしょう」
「そうかのう?」
「彼らの事ですからなんとかなるでしょう(大丈夫じゃない気がする)」
そして5時間後
彼の思う通り、大波乱となった
翌朝
「おはよう、皆の者
今日は大切な勇者召喚の儀の当日だ!
メイド長!
勇者達のお部屋は準備してあるか?」
「こちらは準備万端でございます」
「大臣!心の準備はできたか?」
「正直、いつ誰がどのように暴れるか等々はよく分かりませんがこちらは準備万端でございます」
「よし、勇者召喚の儀は、本日の午後に行うとする
皆の者、それまでには全ての準備を整えておくように
では、解散!!」
「「「「「「はっ!!」」」」」」
と、まぁこの話が出てきたとなると、やはり次に起こるのは・・・
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