5 / 23
王国一の歌姫にデートに誘われた
しおりを挟む
レンの村――俺たちの村は、300年前に勇者レンが生まれた場所として知られている。伝承では、彼が魔王を倒して世界に平和をもたらした英雄だとされている。そんな村で育った俺、ただの村人アルは、もう成人して、今夜は夏祭りの賑わいの中にいた。弓を手に柑橘類の果樹園を守ったり、丘で下草を刈るなどの日々も慣れたけど、今日はそんな役目も忘れて、妹のエルと一緒に祭りを楽しんでいた。
橙色の提灯が木々の間に揺れ、花火が夜空を彩る中、俺とエルは広場の屋台を回っていた。彼女は手にりんご飴を持って、黒いさらさらした長い髪を風に揺らし、俺に笑いかけた。
「兄さん、ほら、食べてみてよ。私が選んだんだから、おいしいよ」
その笑顔があまりに無邪気で、俺はつい頬が緩む。エルは癒しの魔法が得意で、村のみんなに慕われているけど、こうやって二人で過ごす時間は特別だ。俺は一口かじって、わざと大げさに頷いた。
「うまい。なぁエル、俺たちこんなに幸せでいいのかなぁ。」
「へへへ、いいに決まっているじゃん。ね、ちょっと湖畔の方にいこうよ」
湖畔は今頃、恋人たちの語らいの場になっているに違いない。
なんでって、この夏祭りでは定番だからだ。
勇者レンと聖女イリスもそこで夫婦のちぎりを誓ったという言い伝えがある。それにあやかりたい恋人たちは多い。
「なんだお前、お兄ちゃんと結婚したいのか?」
「うん」
「え? からかうなよ?」
「からかってないよ? でも私達は兄弟だから、どのみちずっと一緒だけどね?」
エルは俺をそういって真剣な眼差しで見つめてきた。
いいんだろうか? こんなに可愛らしい妹の誘惑に耐えられる兄がいるというのか?
いや、俺たちは拾われた孤児だ、だからワンちゃん兄弟じゃないかもしれない。
エルは顔を赤くして目をそらしたけど、口元は隠しきれず笑っていた。気まずいわけじゃない。市場で買い物をしたり、花火を見上げたり――そんな何気ない瞬間が、俺にとっても宝物だった。
その時、広場の中央から透き通った歌声が響いてきた。柔らかくて、どこか切ない旋律。群衆がざわつき始め、俺とエルもそっちに目をやった。提灯の光の下に立つのは、ふわふわ、くるくるとした天然パーマの栗色の髪とやさしい瞳を持った女性。華奢な体に薄いマントを羽織った吟遊詩人だった。彼女は小さな竪琴を手に、静かに歌い始めた。
「私はエリル、旅の吟遊詩人です。エリルといえば、亡国の最後の女帝エリル。そう私の芸名は彼女からとりました。今日は、女帝エリルの悲恋の物語を贈ります」
その名に胸が少しざわついたけど、俺は気にせず聞き入った。彼女の声が響き、歌が始まった。
「女帝エリルは、勇者レンを愛した。
彼の剣に守られ、彼の笑顔に癒され、
心の全てを捧げたけれど、
レンはある日、忽然と姿を消した。
300年の時を超え、どこかへ旅立ったことを彼女は知ることもなく。
残されたエリルは、ペンダントを握り、
彼の名を呼び続けた。
けれど、声は届かず、
彼女は悲嘆に暮れ、
孤独の中で命を終えた……」
歌詞が胸に刺さる。切なくて、重くて、でもどこか懐かしい。知らないはずの物語なのに、なぜか目が離せなかった。エルの方を見ると、彼女もじっと聞き入っていて、その丸い目が少し潤んでいるように見えた。
「……兄さん、この歌、なんか悲しいね」
エルの声は小さくて、震えていた。俺はうなずきながら、言葉を探した。
「ああ、悲しいな。レンがいなくなった理由、誰も知らないんだろうな。女帝が可哀想だ」
でも、それだけじゃなかった。歌を聞いていると、胸の奥で何かざわざわする。知らないはずなのに、知ってるような……そんな変な気持ちが湧いてくる。エルも同じなのか、彼女の手が俺の袖をそっと握っていた。
歌が終わり、村人たちが拍手を送る中、エリルは竪琴を置いて俺の方に近づいてきた。え? なんかずっと俺を見ている? 彼女は穏やかな笑みを浮かべたまま、どんどん俺の方に歩いてくる。そしてエリルは俺達に優雅に一礼をすると、話しかけてきた。
「あなたがアルさんですね。弓の腕が立つと聞きました。レンの村にふさわしい人だ。それになんか言い伝えの勇者レンとおんなじように銀髪で美しい青い透き通るような瞳ですね。ひょっとして剣の達人だったりして?」
俺は少し警戒しながら答えた。
「農地を守るくらいならな。俺になんの用?」
エリルは小さく笑い、俺の顔をじっと見つめた。その瞳が近づくにつれ、心臓が少し速く鳴り始めた。彼女は人懐っこい笑みを浮かべながら、距離をグイグイとつめてくる。
「用っていうか、縁を感じたんです。あの歌を聞いて、どう思いました?」
王国一と呼ばれる歌姫がすぐそばにいる。エリルは美しいだけでなくとても愛らしい笑顔でたずねてくる。距離が近い。いい香りがする。これは香水?
「……悲しい話だなって。それだけだ」
彼女は一瞬黙って俺を見つめ、それから柔らかな声で言った。
「ねえ、アルさん。今夜、私と一緒に祭りを回りませんか? ふふ、デートのお誘いです」
その言葉に、俺は一瞬固まった。デート? 突然何だよ。隣でエルの気配がピリッと変わるのが分かった。彼女は黙って俺の袖を握ったまま、目をそらした。
「兄さん、行ってくるなら行ってくれば? 私はもう少し露店回ってくるから」
エルの声は平気そうに聞こえたけど、少し硬かった。俺は慌てて首を振った。
「いや、待てよ、エル。お前と一緒にいるつもりだったし……」
でも、エリルが甘く笑って遮った。彼女は俺の肩にそっと手を置き、目を覗き込むように囁いた。
「そのぉ、すこしだけ、後でお兄さんと二人きりで話したいことはあります、でもそれは後で構いませんから」
エリルの声は妙に魅惑的で、頭が一瞬ぼんやりした。エルの手が俺の袖から離れる。
「いいよ、兄さん。私、平気だから。楽しんできてねっ」
エルが強がっているのが俺にはすぐわかる。
その背中を見ながら、俺の胸にモヤモヤが広がった。エルはいつもそばにいてくれる存在だ。でも、今の彼女の表情が、いつもと違って見えた。言いたいことがあるのに、言えないに間違いなかった。
エリルは俺の手を引き、祭りの喧騒を抜けて村はずれの湖畔へと連れて行った。月光が湖面に映り、花火の残響が遠くから聞こえる。二人きりの静かな場所で、彼女は俺の隣に立った。栗色のやわらかい髪の毛が風に揺れ、やわらかい大人の雰囲気をした瞳が俺を捉える。その美しさと何でもゆるしてくれそうな温かい雰囲気に、俺は完全に気がゆるんでしまった。
「こうしているとね。私は本当に悲恋の女帝エリルになった気持ちになるの。あなたはレンにそっくりね。わたしの持ち歌の主人公、女帝エリルの気持ちが分かる気がするわ。私も、あなたを見た瞬間、心が動いたの」
彼女の声は甘く、まるで魔法みたいに俺の心を揺さぶる。俺は少し後ずさりながら言った。
「お前、急に何だよ。俺のこと知らないだろ?」
エリルは俺の手を両手で包み、湖面に映る月を見ながら囁いた。
「知らないなんてことないわ。あなたを見た瞬間、心が決まったもの。アルさん、あなたこそ私の運命の人よ。レンの村で出会ったのも、きっと偶然じゃない」
胸がざわついて、頭が混乱した。でも、どこかで警鐘が鳴っていた。おかしい。こんな魅力的な女が、俺みたいな村の弓使いに急にこんな近づくなんて。エルの寂しそうな背中がちらつきながら、俺は声を絞り出した。精一杯の抵抗。エルを悲しませたくない。でもエリルは魅力的だ。
「王国一の歌姫がただの村人の俺に?」
エリルの笑顔がすこし悲しげになる。だが、すぐにまた柔らかく戻った。彼女は俺の顔に近づき、湖畔の風に髪をふわふわとなびかせながら言った。
なんて、やさしい雰囲気の女性なんだろうか? 彼女の香水は柑橘類系で、いつも果樹園にいる俺は、なつかしさも感じて、だから警戒心がいやでもとけてしまう。
「アルさん、私と結婚してほしい。私は旅に出ることが多くて、もう二度とあなたに会えないかもしれない。いきなりプロポーズなんて軽い女って思うかもしれない。でも、本気よ」
その言葉に、俺は目を丸くした。結婚? 何だよ、これ。月光が彼女の瞳を照らし、その視線に吸い込まれそうになりながら、俺はただ立ち尽くしていた。
橙色の提灯が木々の間に揺れ、花火が夜空を彩る中、俺とエルは広場の屋台を回っていた。彼女は手にりんご飴を持って、黒いさらさらした長い髪を風に揺らし、俺に笑いかけた。
「兄さん、ほら、食べてみてよ。私が選んだんだから、おいしいよ」
その笑顔があまりに無邪気で、俺はつい頬が緩む。エルは癒しの魔法が得意で、村のみんなに慕われているけど、こうやって二人で過ごす時間は特別だ。俺は一口かじって、わざと大げさに頷いた。
「うまい。なぁエル、俺たちこんなに幸せでいいのかなぁ。」
「へへへ、いいに決まっているじゃん。ね、ちょっと湖畔の方にいこうよ」
湖畔は今頃、恋人たちの語らいの場になっているに違いない。
なんでって、この夏祭りでは定番だからだ。
勇者レンと聖女イリスもそこで夫婦のちぎりを誓ったという言い伝えがある。それにあやかりたい恋人たちは多い。
「なんだお前、お兄ちゃんと結婚したいのか?」
「うん」
「え? からかうなよ?」
「からかってないよ? でも私達は兄弟だから、どのみちずっと一緒だけどね?」
エルは俺をそういって真剣な眼差しで見つめてきた。
いいんだろうか? こんなに可愛らしい妹の誘惑に耐えられる兄がいるというのか?
いや、俺たちは拾われた孤児だ、だからワンちゃん兄弟じゃないかもしれない。
エルは顔を赤くして目をそらしたけど、口元は隠しきれず笑っていた。気まずいわけじゃない。市場で買い物をしたり、花火を見上げたり――そんな何気ない瞬間が、俺にとっても宝物だった。
その時、広場の中央から透き通った歌声が響いてきた。柔らかくて、どこか切ない旋律。群衆がざわつき始め、俺とエルもそっちに目をやった。提灯の光の下に立つのは、ふわふわ、くるくるとした天然パーマの栗色の髪とやさしい瞳を持った女性。華奢な体に薄いマントを羽織った吟遊詩人だった。彼女は小さな竪琴を手に、静かに歌い始めた。
「私はエリル、旅の吟遊詩人です。エリルといえば、亡国の最後の女帝エリル。そう私の芸名は彼女からとりました。今日は、女帝エリルの悲恋の物語を贈ります」
その名に胸が少しざわついたけど、俺は気にせず聞き入った。彼女の声が響き、歌が始まった。
「女帝エリルは、勇者レンを愛した。
彼の剣に守られ、彼の笑顔に癒され、
心の全てを捧げたけれど、
レンはある日、忽然と姿を消した。
300年の時を超え、どこかへ旅立ったことを彼女は知ることもなく。
残されたエリルは、ペンダントを握り、
彼の名を呼び続けた。
けれど、声は届かず、
彼女は悲嘆に暮れ、
孤独の中で命を終えた……」
歌詞が胸に刺さる。切なくて、重くて、でもどこか懐かしい。知らないはずの物語なのに、なぜか目が離せなかった。エルの方を見ると、彼女もじっと聞き入っていて、その丸い目が少し潤んでいるように見えた。
「……兄さん、この歌、なんか悲しいね」
エルの声は小さくて、震えていた。俺はうなずきながら、言葉を探した。
「ああ、悲しいな。レンがいなくなった理由、誰も知らないんだろうな。女帝が可哀想だ」
でも、それだけじゃなかった。歌を聞いていると、胸の奥で何かざわざわする。知らないはずなのに、知ってるような……そんな変な気持ちが湧いてくる。エルも同じなのか、彼女の手が俺の袖をそっと握っていた。
歌が終わり、村人たちが拍手を送る中、エリルは竪琴を置いて俺の方に近づいてきた。え? なんかずっと俺を見ている? 彼女は穏やかな笑みを浮かべたまま、どんどん俺の方に歩いてくる。そしてエリルは俺達に優雅に一礼をすると、話しかけてきた。
「あなたがアルさんですね。弓の腕が立つと聞きました。レンの村にふさわしい人だ。それになんか言い伝えの勇者レンとおんなじように銀髪で美しい青い透き通るような瞳ですね。ひょっとして剣の達人だったりして?」
俺は少し警戒しながら答えた。
「農地を守るくらいならな。俺になんの用?」
エリルは小さく笑い、俺の顔をじっと見つめた。その瞳が近づくにつれ、心臓が少し速く鳴り始めた。彼女は人懐っこい笑みを浮かべながら、距離をグイグイとつめてくる。
「用っていうか、縁を感じたんです。あの歌を聞いて、どう思いました?」
王国一と呼ばれる歌姫がすぐそばにいる。エリルは美しいだけでなくとても愛らしい笑顔でたずねてくる。距離が近い。いい香りがする。これは香水?
「……悲しい話だなって。それだけだ」
彼女は一瞬黙って俺を見つめ、それから柔らかな声で言った。
「ねえ、アルさん。今夜、私と一緒に祭りを回りませんか? ふふ、デートのお誘いです」
その言葉に、俺は一瞬固まった。デート? 突然何だよ。隣でエルの気配がピリッと変わるのが分かった。彼女は黙って俺の袖を握ったまま、目をそらした。
「兄さん、行ってくるなら行ってくれば? 私はもう少し露店回ってくるから」
エルの声は平気そうに聞こえたけど、少し硬かった。俺は慌てて首を振った。
「いや、待てよ、エル。お前と一緒にいるつもりだったし……」
でも、エリルが甘く笑って遮った。彼女は俺の肩にそっと手を置き、目を覗き込むように囁いた。
「そのぉ、すこしだけ、後でお兄さんと二人きりで話したいことはあります、でもそれは後で構いませんから」
エリルの声は妙に魅惑的で、頭が一瞬ぼんやりした。エルの手が俺の袖から離れる。
「いいよ、兄さん。私、平気だから。楽しんできてねっ」
エルが強がっているのが俺にはすぐわかる。
その背中を見ながら、俺の胸にモヤモヤが広がった。エルはいつもそばにいてくれる存在だ。でも、今の彼女の表情が、いつもと違って見えた。言いたいことがあるのに、言えないに間違いなかった。
エリルは俺の手を引き、祭りの喧騒を抜けて村はずれの湖畔へと連れて行った。月光が湖面に映り、花火の残響が遠くから聞こえる。二人きりの静かな場所で、彼女は俺の隣に立った。栗色のやわらかい髪の毛が風に揺れ、やわらかい大人の雰囲気をした瞳が俺を捉える。その美しさと何でもゆるしてくれそうな温かい雰囲気に、俺は完全に気がゆるんでしまった。
「こうしているとね。私は本当に悲恋の女帝エリルになった気持ちになるの。あなたはレンにそっくりね。わたしの持ち歌の主人公、女帝エリルの気持ちが分かる気がするわ。私も、あなたを見た瞬間、心が動いたの」
彼女の声は甘く、まるで魔法みたいに俺の心を揺さぶる。俺は少し後ずさりながら言った。
「お前、急に何だよ。俺のこと知らないだろ?」
エリルは俺の手を両手で包み、湖面に映る月を見ながら囁いた。
「知らないなんてことないわ。あなたを見た瞬間、心が決まったもの。アルさん、あなたこそ私の運命の人よ。レンの村で出会ったのも、きっと偶然じゃない」
胸がざわついて、頭が混乱した。でも、どこかで警鐘が鳴っていた。おかしい。こんな魅力的な女が、俺みたいな村の弓使いに急にこんな近づくなんて。エルの寂しそうな背中がちらつきながら、俺は声を絞り出した。精一杯の抵抗。エルを悲しませたくない。でもエリルは魅力的だ。
「王国一の歌姫がただの村人の俺に?」
エリルの笑顔がすこし悲しげになる。だが、すぐにまた柔らかく戻った。彼女は俺の顔に近づき、湖畔の風に髪をふわふわとなびかせながら言った。
なんて、やさしい雰囲気の女性なんだろうか? 彼女の香水は柑橘類系で、いつも果樹園にいる俺は、なつかしさも感じて、だから警戒心がいやでもとけてしまう。
「アルさん、私と結婚してほしい。私は旅に出ることが多くて、もう二度とあなたに会えないかもしれない。いきなりプロポーズなんて軽い女って思うかもしれない。でも、本気よ」
その言葉に、俺は目を丸くした。結婚? 何だよ、これ。月光が彼女の瞳を照らし、その視線に吸い込まれそうになりながら、俺はただ立ち尽くしていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる