アテンションプリーズ!ガラポンの特賞は異世界でした!?~アオイ50歳。異世界でエンジョイしろと言われても…若くないので出来ません!~

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若くないのでエンジョイできません!

4:日当たり良好、キッチン広め!超自然派の平屋はお家賃タダ!?

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******
 

 午後の実技も無事終わり、ほぼ一通りは座学も実技も終えたように思う。
 ただ、さらっとやっただけに過ぎないから、不安が残ってはいるんだけど……
 
 でも契約は契約だし、仕方がない。

 一応ルーさんは初日に二週間と言っていたから、宿屋への支払いも今日までの分しか支払っていないんだよね。終わるなら、先のことも考えて、更に安いところも検討しなきゃだし。
 

(うやむやにはできないから、聞いてみようかな……)


「ルーさん、確認なんですけど、いいですか?」
「はい、なんでしょうか?」


 あなた柑橘類ですか?と思うほど、爽やかな中にも甘みを含んだような笑顔で、ルーさんがこちらに向き直る。眩しい笑顔対応サングラスが欲しい……。


「ルーさんは初日に二週間で終了させると言ってましたよね?ちょうど今日で二週間となるのですが……」


 できれば予定していた一ヶ月は教わりたかった気持ちがあるんだけど、あんなにブチ切れて『半分で終了させる!』と言っていたわけだし、ここは変わらないんだろうなぁ。


「あぁ、もう二週間経ったのですね。アオイとしてはどうなのです?指導は問題なかったとは思いますが、目標としている所までは達成できているのですか?」

「そう聞かれてしまうと……正直、元々予定していた一ヶ月はやっぱり欲しいかなって思ってます。でも、ルーさんはA級冒険者でお忙しいでしょう?二週間で一ヶ月分の報酬をお支払いしているので、先のことを思うと少しでも多く預金は残しておきたいかな、と。
 今後はランクを下げて再度依頼を出すか、自分でも自主練に励むとかしようかなと考えていました」


 結局いつかは独り立ちしなきゃならないしね。
 
 メリさんやダーツさんに私でも出来そうな依頼を紹介してもらって、ここで少しは自活できるようにはしたいところだよね。


「ふむ。そうなると私はアオイを満足させるだけの指導はできていなかったとなりますので、この契約は自主的に延長させて頂きます」

「え!?自主的延長?でも費用は……?」

「いえ、私の力不足によるところですので、これ以上の報酬は頂きませんよ。あ、もしお願いできるのでしたら、たまにでいいのでアオイの手料理がまた食べたいですね」


 えぇ!?あんなのでいいの?作る、作る!やります私!


「ありがとうございます!ルーさんの教え方で慣れてしまっていたから、他の方で大丈夫なのかなって、正直心配だったんです。あっ、じゃあ今から宿もまた延長してこなきゃ!」

「宿の件ですが、アオイはお金を貯めたいのですよね?でしたらいっそ簡単な家を建てましょうか?」


 は???家???え、今から?


「え……っと、ルーさんには大工趣味がおありで?」
「ないですね。もちろん魔法で作るのです。ちょっと街の外の雑木林になりますが、見える範囲ですし、魔獣が仮に出ても低級レベルなので、結界を張っておけば入って来れませんし問題ないですよ」


「はぁ……。とりあえず見せてもらってからでもいいですか?」
「もちろんです!宿屋よりも広く、きっと気に入って頂けるかと思いますよ」



***


「………………」
 びっくり過ぎて言葉が出ない……
 

 平屋の2LDKでベッドからトイレまで、エルフの固有魔法である【精霊魔法】とやらであっという間に作っちゃった!ほぼ全て自然素材、ここを出る時に元に戻し易いとか。
 
 ゴミゼロ素晴らしい!


「ふふ。びっくりしましたか?さ、どうぞ中へ」


 ルーさんに促され中へ入ると、2人掛けのダイニングセットにはライラックの一輪挿しまで置かれているこだわり様。オサレ。。。
 エルフ族は美しい物が好きなので、花や宝石(鉱物)のような美しいものが大好きらしい。


『その日の私の気分の花を挿しておきますね』と何だかご機嫌の彼は、相当花好きのようだ。私もお花は好きなので、飾ってくれるというのであれば否やはない


 左からルーさん寝室+シャワー室&トイレ、中央が共有のLDK、右が私の寝室+シャワー室&トイレ
部屋を隣合わせにしていない配慮と各部屋にシャワー室とトイレを作る気遣い……賞賛に値するよね

 それにしても、もはや私の寝床提供をルーさんがしてくれた事になる……いいのかな?いや、これもきっと幸運のご利益だと思っておこう。間違いない!


 ちなみに『キッチンは広めに作りましたよ』って、これって暗に次も期待しているって言ってるのかな?
 プレッシャーではあるけど、追加指導料、宿代が丸々浮いたんだもん、残り二週間だし頑張らなきゃ!


 気になるキッチンは、水は魔石に手をかざすと出るし、コンロは鉄板焼き屋の鉄板イメージ?
 左右二か所にA4サイズ位の銅板があり、下に火の魔石があるみたいでIHのように火が出るタイプではない。
 直接銅板でパンケーキなんかも焼けそうだし、フライパンを乗せて調理もできる優れものだった


 もうぶっちゃけこの家を売ってもらえないかな?とすら思うけど、ここで定住すると決めたわけじゃないしね。
 この年齢じゃ恋愛でエンジョイなんてありえないので、せめて異世界旅行エンジョイの夢くらいは叶えたい。


 さて、夕飯は一応引っ越し祝いっていうことで、塩唐揚げと、彼が持っていた木の実を砕いてナッツドレッシングのサラダ、買ったバケットと柔らかく煮込んだ野菜、干し肉と鶏ガラのブイヨン風スープ、おまけで小さめのパンプディング(パンの端っこの固い部分使用)を作りました


 神様が元の世界に似せたと言っていただけあって、肉類以外は確認した分だけでも同じ名前のようだ。もしかすると翻訳変換でそう見えているだけかもしれないけれど。


 鳥は種類別で〇〇鳥みたいな感じで、多分豚肉っぽいのが魔獣ブタタン(名前は可愛い)、牛肉っぽいのははモー(割と安直な名前)こちらは魔獣ではないけど、牧場で見た実物は、見た目がバイソンみたいで怖かった。


「アオイ、これはまたとても美味しそうです!私の木の実や干し肉は加工して使われているのですね」
「そうです、馴染みのある食材が少しでも入った方がいいのかなって思って」
 

 野菜スープも多分一般的なものだと思って作った。違っていたらごめんなさいだ。
 唐揚げは割とどこの国の人でも好む味だとは思うんだけど、調味料が色々足りないので塩味バージョンで。おススメではあるけど……口に合うかなぁ?

 そもそも彼は木の実や果物ばっかりだから、好みが全くわかりにくいんだけどね!


「でもまずは冷めない内に召しあがって下さい!
 久しぶりに家っぽい雰囲気の中で食べれて私も嬉しいです。では、いただきます」
「気になっていたのですが、イタダキマスとは?アオイの国での神様に感謝を捧げる祈りか何かですか?」


 あれ?「いただきます」は「イタダキマス」とカタコトで翻訳されちゃうのか。
 この世界にない言葉はそのまま日本語になるのかな?


「う~ん神様とかではなくて……昔と今ではニュアンスも変わってきてますが、食べる為に使われた食材の「命」に対してとか、この食材を育てたり獲ったり、食事を作ってくれた人に感謝をするって意味で使われていますね。
 あと、食べ終わったら『ごちそうさまでした』と言いますが、これは食事を作ってくれた人への手間や労力に対する感謝の気持ちとなりますよ」

「なるほど……それは中々良い風習ですね。早速、今から私も言うようにします、イタダキマス!」


 パチンと手を合わせ、彼はまずサラダ、そしてスープを飲んだ。自分で提供した食材がどういう味になったのか興味があるようだ。
 
 さて、どうでしょう?


「美味しい!!初めての味がしますっ!これが、お手伝いした【まよねーず】を使ったソースですか?クリーミーなのに酸味もあり、そして木の実の食感と香ばしさがたまりませんね。
 スープもあっさり飲みやすいようで、玉ねぎの甘み、干し肉から旨味と鶏ガラの旨味が滲み出ていてこちらも絶品です!!」


 おお……ルーさんは食レポ経験者かな?普段木の実なのに。
 予想以上に詳細な感想を言われてビックリしたけど、正直小躍りするくらい嬉しい!
 
 頑張ってマヨネーズも一から作った甲斐あったよ!混ぜたのルーさんだけど。
 途中から風魔法アレンジで指先に小さい竜巻みたいなの作ってかき混ぜていたよね。うまく攪拌かくはんされてるし。
 やっぱり電動……いや魔動?は便利だねぇ


「それではいよいよ明らかに美味しそうな、良い香りが漂うお肉のメインを頂きますね」
「私としては満足のいく出来ではあるんですけど、馴染みのない料理だろうから、口に合わなければ無理せず言って下さいね。あ、レモンはお好みで絞って下さい」


――ぱく。
 もぐもぐ………!!!!


――ぱくっ!
 もぐもぐもぐ……ゴクン。


 1回噛んだと思ったら、カッ!!と目を見開き、もう一つをレモンかけて。
 また30回位今度は目を閉じて咀嚼しているけど無言……
 これはどっちだ?ダメだった?


「ルーさん……?無理しな…」
「アオイ!!!これは何ですかっ!!!!」

「うわぁっ!え?唐揚げのこと?」
「カラアゲ……これはとんでもない代物ですね!」

「つまりそれって?」
「くっ……最高に美味しいより上の言葉が欲しいと思ったのは生まれて初めてです!!」

「はぁ~良かったぁ~口に合って。本当は母国の主食であるご飯で食べたい所なんですけどねぇ」
「なんと!まだ他にもこれに合う食材があるのですか!?」

 終始ご機嫌でモリモリ食べているが、所作は美しい……不思議な光景。

 デザートに氷水で冷やしておいたパンプディングを食べて感動でとんがり耳まで震えていた。
 甘味が好きなのかな?果物好きだしね


 成長期の男の子よりも食べている印象なんだけど、彼の体形を見ていると一体どこに食べたものが消えたのかと思ってしまう。
 木の実と果物で生活していたんじゃなかった?木の実はプロテインバーか何かかい?
 
 片付けは共同生活だからと、ルーさんが魔法で洗って乾燥までしてくれた。なんて良い人!


 ルーさん提供のオリジナルブレンドティー(甘いイチゴっぽい香りのついた紅茶)を飲みながら明日の予定について話し合った。
 ……というよりも、明日の食べたいものを話していたら、その食材<魔獣>を獲るところからレッスンに含めようと言うのだ。
 
 まぁ確かに一石二鳥かもしれないよ?でも、私もさすがに討伐した経験なんてないし、そもそも無双とか目指してないし

 ただ『急に襲われた時の対処は学んでおくべきでは?』と言われちゃうと、正論だなと思うわけで……


 こうして、とりあえず明日の予定も決まったし、本当はお風呂に入りたいのだけど……この家にはシャワーしかないんだよねぇ。宿屋にもなかったし。
 
 Oh湯に浸かりたい……


 バスタブにゆっくり浸かる国ってそう多くはなかったから、ここでもそうなのかなぁ?魔法があるから尚更なのかも。お風呂文化がある国なんてないのかな?


 残り二週間か……一人暮らしになったらお風呂は絶対欲しい!でも、生活魔法があってホント良かったよ。今夜は軽く汗を流してから、念の為<清浄クリーン>を唱えて早めに寝ます。

 あ、もちろんルーさんと私の部屋には内鍵付きです。ホント気が利きすぎる!!



 ベッドがふかふかだ……神。
 では、お休みなさ~い




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