この世界の裏側で誰かが何かをしている〜最強のモブと自重出来ない美少女双子妹〜

涼月 風

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第一章

第4話 モブ化への蹉跌(さてつ)

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 庚 絵里香と出会った後に二件ほど穢れを祓い家路に着いた。
 茜さんのマンションに帰った時は、午前2時を回っていた。

 そして午前4時。

 目覚ましの音で目を覚ます……がっ!

「何で陽奈と瑠奈が俺のベッドで寝てるんだ? 」

 陽奈と瑠奈はあの後シャワーを浴びていたはず。
 俺は、帰ってきて直ぐにベッドに入り寝てしまったのだが……

『むにゃむにゃ……ぼた餅、美味し……むにゃ、餡子がお兄に~~……』

 陽奈は夢を見てるのだろうが、餡子が俺にって、どんな状況だ? 詳しく説明しろ!

『むにゃ、兄様の匂い……むへへへ、エクリン腺とアポクリン腺から出る汗と男性ホルモンの匂いが入り混じって……むへへへ』

 瑠奈、お前、起きてるだろう! 夢でそんな小難しい言語、普通なら出てこんわ! 

 だが、瑠奈もしかっり寝ていたようだ。

 俺は、2人を起こさないようにゆっくりと絡みついている手と足をどかして起床する。

 2人に布団をかけて俺は、リビングに向かった。

 ソファーでは、茜叔母さんが着替えもしないで寝転んでいた。
 ビールの空き缶が数個転がっている。
 ところどころ服が乱れているのは見なかった事にする。

「茜さん、帰って来てたんだ」

 俺は毛布を茜さんにかけて、小さな声で『行ってきます』と声をかけマンションを出た。

 引っ越して来た日の翌日からしている新聞配達のバイトの為だ。
 邪鬼討伐の費用や報酬は、申請すれば口座に振り込まれる仕組みになっている。
 しかし、資金が潤沢にあるわけでは無い。
 学費や生活費は、親父から仕送りされてくるが、小遣いはそうもいかない。
 里ではお金はかからなかったが、都会ではお金がなければ暮らしていけない。

 訓練と地理把握、そして必要な資金を得る為、新聞配達は申し分ないバイトだった。

 いつも通り新聞屋に行き自転車を借りて新聞を詰め込む。
 配達先はその日に覚えたので、先輩の付き添いはない。

 都会を自転車で走ると、意外と坂が多い事がわかる。
 家が建ち並み、道路がアスファルトで覆われていると勾配がわかりずらい。

 確かこの辺にクラスメイトの家があったはずだが……

 事前の資料で、クラス全員の住所を把握している。

「そうだ。この家だ」

 敷地は30坪前後だろう。
 個人周りとした小綺麗な住宅だ。

 名前は……水沢みずさわ 清香きよか

 近くに公園もある。
 立派な桜の木があるのが印象的だ。

「この桜は……」

 樹齢数百年は経っているだろう桜の古木を見て俺は、それが甲家か乙家のどちらかが結界で封印した跡だとわかった。

「結界が弱まっているようだ……」

 桜の古木を触ってその力を確かめた。

「近いうちに結界が壊れるかもしれない。ここは、監視場所の一つとして候補に挙げておくか……」

 この公園で俺は、剣の素振りを行う。
 約10分間程度だが、それでもしないよりはマシだ。
 朝の早い時間なので人気はない。
 だが、後30分遅ければお年寄りたちや犬の散歩に訪れる人も出てくるだろう。

 俺は、短い素振りを終えて次の家に向かった。







 朝刊配達のバイトを終えたのは、いつもより遅い時間だった。
 双子妹を起こさないように起床するのに時間がかかったからだ。

 慌てて家に戻りシャワーを浴びる。
 瑠奈は、既に起きていてお弁当を作っていた。

「瑠奈、おはよう」

「兄様、おはようございます。お勤めご苦労様です」

 お勤めって……刑を終えて出所したわけでもないのだが……

「瑠奈ばかりに負担をかけて悪いな」

「いいえ、好きでしている事ですから」

 瑠奈は、神霊術が俺達より弱い。
 双子である陽奈は、その分強い神霊術を使えるが、小さい時には、瑠奈はその事で悩んでいた。

 瑠奈が5歳の時、修行中に泣いていた瑠奈を慰めた事があった。
 その時から、瑠奈は自分の能力を活かせる方法を思いついたようだ。
 今では、瑠奈のサポートが無ければ効率よく穢れを祓う事など出来ない状態だ。

 俺に対する口調が変わったのもその時からだった。
「どうして兄妹なのに敬語を使うんだ? 」と尋ねた事があった。
 その時も瑠奈は「好きでしている事ですから」と答えた。

 何だか懐かしいな……

「兄様、ボーッとしてどうかしましたか? 」

「何でもない。小さかった頃の可愛い瑠奈を思い出していただけだ」

「えっ! 」

 顔がみるみる赤くなっていく。

「瑠奈、熱でもあるのか? 顔、赤いぞ」

 両手を自分の頬に当てて、咄嗟に顔を隠すような仕草をする瑠奈は小さな声で呟く。

「兄様、ずるいです。不意打ちはいけません」

 そう言ってトイレに駆け込んで行ってしまった。

「お腹が痛かったのか? 」

 トイレに行った瑠奈を待っているわけにもいかず、俺は制服に着替えるために部屋に戻る。

 ベッドは空だ。
 陽奈も起きて朝の鍛錬(ランニング)に出かけたようだ。

 俺は、ぐしゃぐしゃになっているベッドを整えて制服に着替えた。






「ふぅ~~間に合った」
「何とか遅刻せずに済みましたね」

 俺達が遅刻ギリギリの時間になってしまったのは、瑠奈があれからなかなかトイレから出てこなかったからだ。

「じゃあ、また」

 俺は、中等部に向かう陽奈と瑠奈を見送り、高等部に向かう。
 転校翌日に遅刻するわけにはいかない。
 そんな事をしたら目立ってしまう。

 俺は、急ぎ足でクラスに向かい騒いでいる生徒を横目に席に着く。

 席に着くと、眠気が襲ってきた。
 二時間しか睡眠をとってないので、普通なら当たり前の事なのだが『霞の者』としてはそれぐらいで眠くなってしまっては情けないという他ない。

「授業中に寝ればいいか」

 俺は、学校生活を寝て過ごし事にした。
 夜は、任務で動かなければならない。
 朝は、朝刊配達のバイトがある。
 寝る時間は、この時しかない。

 俺は早速机に頬づえをとって顔を窓の方向に向ける。

 すると、どういうわけか庚 絵里香が俺のところにやって来た。

「霞君、ちょっといいかな? 」

「はい!? 」

 何の用だ? 
 もう、接触はしないと決めている。
 会話など論外だ。

「学校には慣れたかな? 」

 クラス委員長としての役割か……
 クラスの男子からの嫌味がチラホラ聞こえてくる。
 これ以上の接触はモブ化の妨げになる。

「大丈夫、学校のことも分かったし、これ以上の案内は無用だよ」

 これで、もう、話しかけてくることは無いだろう。
「庚さんになんて生意気な口をきくんだ! 」と男子生徒の怒りが向けられた。

「そうか、良かった」

 これで会話は終了だ。
 もう、話すことは無い。

 だが、

「その、何だ。少し変な事を聞いても良いか? 」

 少し戸惑いながら、庚は会話を続けてきた。

「えぇ、何? 」

「あの……昨夜君は池フクロウの駅の付近にいなかったか? 」

 まさか、昨夜、庚の事を見ていたのがバレたのか?
 嫌、そんなことは無い。
 俺達の気配遮断は、普通では見破られることは無い。
 何せ俺達は『霞の者』だからな……

「住んでる場所が近くなんで利用するけど、夜は行って無いよ」

「そうか、失礼な事を聞いてすまなかった。昨夜、君が綺麗な女性2人と腕を組んでいるところを見かけたのだが、見間違えのようだ。すまない」

 陽奈と瑠奈と一緒にいるところを見られたのか?

「そうだね。俺が女性と歩いているなんて絶対あり得ないよ」

「そんな事は無いと思うが、その君の雰囲気があまりにも違っていたので勘違いと分かっていたのだが、どうも気になってな」

「完全な人違いだよ」

「そうか、わかった。あと、学校で何か分からない事があったら遠慮なく聞いてくれ」

 そう言って庚は自分の席に戻って行った。

 マジか……
 夜行動するときは、常に気配遮断をすべきだった。

 庚に話しかけられて、クラスの連中から更なる注目を浴びてしまった。

 これでは、モブ化の道が遠のく……

 完全なるモブになるためには、一週間の日数を予定していた。
 時期外れの転校生である。
 気配遮断を使わずに、大衆に溶け込み空気化するにはその日数が必要だ。
 だが、庚に話しかけられて男子生徒からの注目を集めてしまった。

 これでは、2週間は日数を要する。

 うん、マズいな……

 モブ化にこだわっているのは『霞の者』としての鍛錬の1つだ。
 陽奈からは「馬鹿じゃないの? 普通に過ごしていた方が目立たないのにネ」と言われてしまったが、断じて違う! と俺は言いたい。

『霞の者』として男子と女子の役割は違う。
 女子は、ハニートラップを仕掛ける意味もありその美貌を活かす場面がある。
 つまり、モブ化する必要がないのだ。
 男どもを引きつけて籠絡し、情報を得る事も女子には必要なスキルだ。

 だが、男子は違う。
 徹底的の影にならないといけない。

 これは『霞の者』ではなくとも『忍びの者』としての常識だ。
『クノイチ』としての役割がある妹達とは違うのだ。

 俺は眠気に抗いながら、そんな事を思っていると男子生徒の話し声が聞こえてきた。

『なぁ、中等部にスゲーー可愛い子が転校してきたんだってよ』

 ほぉ~~俺達以外にも、この時期に転校してきた奴がいたのか……

『マジかよ。見に行かね? 』
『中等部に行くんじゃ、時間的に昼休みだな』
『俺ダメだ。昼休みは委員会がある』
『残念でした~~お前は脱落組だな』
『頼む、写真撮ってきてくれ』
『購買の昼メシで手をうとう』
『わかった』

 女子の写真だけで、こんなに盛り上がるのか?
 だから、都会の平和ボケした高校生は嫌なんだ。

『もう一つ取って置きの情報がある』
『何だよ。早く教えてくれ! 』
『その転校生は、双子ちゃんなんだ! 』

「ぶっーー! 」

 俺は、思わず吸った息を唇を閉じたまま思いっきり吐いてしまった。

 一瞬、クラスのみんなが音に反応したが、俺は狸寝入りを続けた。

 まさか、陽奈と瑠奈の事か……
 もう、噂になっているとは……

 学校で妹達に関わるのはよそう。
 俺はそう心に決めた。







『キンコンカンコン………』

 午前中に授業が終わるチャイムが鳴る。
 何とか周りに意識を向けながら、隙をみて寝入る事が出来た。

 こういう時、後ろの席は有難い。

 さて、弁当でも食うか……

 あれ!? 無い……

 忘れたのか?

 そう言えば朝、瑠奈が急いで弁当詰めてくれて、どうしたんだっけ?

 まぁ、購買でパンでも買って外で食うか。

 そう思っていると廊下から大きな声が聞こえた。

『おーー!! 』
『マジ、神レベルじゃん!! 』

 廊下がやけに騒がしいなぁ。
 何かあったののか?

 すると、その廊下から馴染みの気配を感じた。

 ま、まさか……

「いました。陽奈、兄様はここです」
「お兄、お弁当持ってきたよーー! 瑠奈が渡しそびれたんだってさ」

 瑠奈、陽奈……
 学校では関わらないって決めたのに……

『うっそーー、あの双子ちゃん。転校生君の妹なの? 』
『可愛い~~』
『同じ遺伝子とは思えない』

 女子達も騒ぎ出したぞ……参った……

 クラスのみんなに囲まれている妹達は『兄様を宜しくお願いします』とか『お兄は凄いんだよ』とか言っている。

「うおおおお、やめてくれーー!! 」

 俺は慌てて妹達を連れ出して校舎の外に出た。

 少し身体能力を強化していたかもしれない。

 だが、そんな事より、今は、俺のモブ化の1番の障害。

 そう、妹達の事の方が重要だ。



 俺のモブ化への道は更に遠くなった。
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