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赤い頬に引き寄せられ
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箸を持ち上げ、ふっくらとした魚の身を口に含む。この地域でよく食すという川魚は、淡泊ながらもどこか甘さを感じた。
「うん、今日の飯も美味いな。松葉はどうだ? 美味いか?」
「はい、とても美味しゅうございます」
「そうか、飯を美味いと感じるのは良いことだ」
向かいに座る竜胆が、自分と同じように箸を動かしている。
美味しいと返した私に、にっこりとした笑みを向けた。給仕をする従者たちも微笑んでいるのがなんだかくすぐったい。ぼんやりとした明かりの中、私と竜胆は夕飯を食べていた。
竜胆のもとに来て今日で一週間が経つ。何か企みがあるのだろうかと疑っていたが、相変わらず竜胆も邸の従者たちも、私のことを丁重に扱った。
初めて共にした食事の時も蘇芳様にやっていたのと同じように、隣に寄り添い酌をしようとしたら、慌てて止められた。
蘇芳様は毎晩のようにお酒を飲まれ、気分が良くなると食事の途中でも体を求めたが、竜胆はまったく違う。そもそもお酒もあまり飲まないようだった。
竜胆は私に、ただ、向かい合って食事をすることを望む。
「竜胆様は……」
「なんだ? 松葉」
竜胆はこちらから話しかけても鬱陶しそうにしない。それどころか、私の声を聞き漏らすまいと、少し身を乗り出してくる。
「本日はもうお休みになるのでしょうか」
「あぁ、いや、そのだな……今晩も遅くなりそうだ」
「そうですか……」
竜胆と夜を過ごしたことは、まだ一度もない。
今の食事のようにふたりで過ごす時間は毎日あるのに、竜胆の手が私に触れたことはなかった。
竜胆の様子は日によって変化するわけでもなく、毎日機嫌よく見える。どうやら私のことを鬱陶しく思っているわけではないらしい。
私をそばに置いておくのに、ただ会話をするだけ。それも、庭に咲いている花が綺麗だ、松葉の好物は何か、部屋は冷えないか、という話をぽつりぽつりとするだけだった。
蘇芳様からの扱いしか知らない私は、正直戸惑っていた。竜胆の思惑がわからないまま、毎日を快適に過ごしている。穏やかすぎる日々に、そろそろ疑い続けるのが疲れてきていた。
「……この煮物も、美味しいですね」
「あ、あぁ、そうだろう、たくさん食べてくれ」
少し気まずそうにしていた竜胆がまた表情を和らげる。この男はただ話し相手が欲しいだけなのだろうかと思いながら、味がしみた人参を口に運んだ。
「松葉、少しよいか?」
背中にかかった声に振り返る。朗らかな微笑みをたずさえた竜胆が部屋に入ってきた。
何をするでもなくぼんやり庭を眺めていた私は、声の主に体を向ける。微笑みはいつもどおりだが、竜胆はどこか落ち着きがないように見えた。
何の用だろうかと思っている私に、風呂敷に包まれた物が差し出される。
「竜胆様、これは……?」
「松葉のためにこしらえたのだ。おぬしの好みがわからず色合いは儂が選んだのだが……」
差し出されていた物を受け取り、風呂敷を解いてみると、ふわっと良い香りが広がる。最初に目に入ったのは深緑の巾着だった。白檀に似た落ち着く香りがするから、匂い袋だろう。
小さな巾着を鼻先に持ち上げ一度匂いを嗅ぐと、次はその下にあった布を広げた。丁寧に折り畳まれていたのは、濃い紫色の着物だった。
手触りもよく上品な色合いの着物を見て、素直に袖を通してみたいと思う。匂い袋の香りが移っていて、広げただけでまた良い香りが漂った。
匂い袋と着物を見つめる私は、驚きを隠すことができなかった。
「これを私に……?」
「あ、あぁ……気に入らないか?」
私を窺うように声を落とした竜胆。驚きが大きすぎてろくに反応を返せていないと気づき、慌てて居住まいを正した。
「いえ、とても嬉しいです……しかし、何故私に?」
「何故と言っても……。伴侶に贈り物をするのはおかしいことなのか?」
伴侶。竜胆の口から出た言葉にまた驚く。毎日ただ言葉を交わすだけで、体に触れる様子を見せないから竜胆は私のことを伴侶として考えてはいないのだと思っていた。
まじまじと竜胆を見ると、初めて視線を外される。竜胆の視線は所在なさげにさ迷った。
「いや、白状しよう。……松葉の気が少しでも晴れればと思ってな」
「私の、ですか?」
「あぁ……いや、これも真だが、その、つまりは儂がおぬしの喜ぶ顔を見たかったのだ」
そういえばここ最近は緊張や安堵を感じることはあったが、喜びを感じたのは随分昔な気がする。竜胆にはいつも笑いかけるようにしていたが、何か思うところがあったのだろうか。
「……ありがとうございます、竜胆様。大切に致します」
匂い袋と着物を優しくひと撫でする。蘇芳様から何かをいただいたことはもちろんあるが、すべて形式上の物で私を喜ばせるためではなく、ただ贈ることを目的にしていた。
「こんなに私のことを考えていただけたのは、初めてでございます」
「……そうか」
私のことを考え、私のために何かを選んでもらえたのは初めてのことだった。抑えようとしても隠しきれない喜びが、ふつふつと湧き上がってしまう。
「おぬしはそのような顔もできるのだな」
無意識に口元が緩んでいたのだろう。引き締めなければと思うが、優しくこちらを見つめる竜胆に、今だけはこのままでいようと思う。
「なんだか暑いな……」
竜胆の顔はみるみるうちに赤く染まっていく。さ迷った視線はまた私のものと重なる。日焼けした頬からはしばらく熱が引かなそうだった。
贈り物をしただけでこんなにも照れる竜胆を少しだけ可愛らしく感じてしまう。この人は蘇芳様とは違うのだと当然のことがやっと胸に落ちた。
「うん、今日の飯も美味いな。松葉はどうだ? 美味いか?」
「はい、とても美味しゅうございます」
「そうか、飯を美味いと感じるのは良いことだ」
向かいに座る竜胆が、自分と同じように箸を動かしている。
美味しいと返した私に、にっこりとした笑みを向けた。給仕をする従者たちも微笑んでいるのがなんだかくすぐったい。ぼんやりとした明かりの中、私と竜胆は夕飯を食べていた。
竜胆のもとに来て今日で一週間が経つ。何か企みがあるのだろうかと疑っていたが、相変わらず竜胆も邸の従者たちも、私のことを丁重に扱った。
初めて共にした食事の時も蘇芳様にやっていたのと同じように、隣に寄り添い酌をしようとしたら、慌てて止められた。
蘇芳様は毎晩のようにお酒を飲まれ、気分が良くなると食事の途中でも体を求めたが、竜胆はまったく違う。そもそもお酒もあまり飲まないようだった。
竜胆は私に、ただ、向かい合って食事をすることを望む。
「竜胆様は……」
「なんだ? 松葉」
竜胆はこちらから話しかけても鬱陶しそうにしない。それどころか、私の声を聞き漏らすまいと、少し身を乗り出してくる。
「本日はもうお休みになるのでしょうか」
「あぁ、いや、そのだな……今晩も遅くなりそうだ」
「そうですか……」
竜胆と夜を過ごしたことは、まだ一度もない。
今の食事のようにふたりで過ごす時間は毎日あるのに、竜胆の手が私に触れたことはなかった。
竜胆の様子は日によって変化するわけでもなく、毎日機嫌よく見える。どうやら私のことを鬱陶しく思っているわけではないらしい。
私をそばに置いておくのに、ただ会話をするだけ。それも、庭に咲いている花が綺麗だ、松葉の好物は何か、部屋は冷えないか、という話をぽつりぽつりとするだけだった。
蘇芳様からの扱いしか知らない私は、正直戸惑っていた。竜胆の思惑がわからないまま、毎日を快適に過ごしている。穏やかすぎる日々に、そろそろ疑い続けるのが疲れてきていた。
「……この煮物も、美味しいですね」
「あ、あぁ、そうだろう、たくさん食べてくれ」
少し気まずそうにしていた竜胆がまた表情を和らげる。この男はただ話し相手が欲しいだけなのだろうかと思いながら、味がしみた人参を口に運んだ。
「松葉、少しよいか?」
背中にかかった声に振り返る。朗らかな微笑みをたずさえた竜胆が部屋に入ってきた。
何をするでもなくぼんやり庭を眺めていた私は、声の主に体を向ける。微笑みはいつもどおりだが、竜胆はどこか落ち着きがないように見えた。
何の用だろうかと思っている私に、風呂敷に包まれた物が差し出される。
「竜胆様、これは……?」
「松葉のためにこしらえたのだ。おぬしの好みがわからず色合いは儂が選んだのだが……」
差し出されていた物を受け取り、風呂敷を解いてみると、ふわっと良い香りが広がる。最初に目に入ったのは深緑の巾着だった。白檀に似た落ち着く香りがするから、匂い袋だろう。
小さな巾着を鼻先に持ち上げ一度匂いを嗅ぐと、次はその下にあった布を広げた。丁寧に折り畳まれていたのは、濃い紫色の着物だった。
手触りもよく上品な色合いの着物を見て、素直に袖を通してみたいと思う。匂い袋の香りが移っていて、広げただけでまた良い香りが漂った。
匂い袋と着物を見つめる私は、驚きを隠すことができなかった。
「これを私に……?」
「あ、あぁ……気に入らないか?」
私を窺うように声を落とした竜胆。驚きが大きすぎてろくに反応を返せていないと気づき、慌てて居住まいを正した。
「いえ、とても嬉しいです……しかし、何故私に?」
「何故と言っても……。伴侶に贈り物をするのはおかしいことなのか?」
伴侶。竜胆の口から出た言葉にまた驚く。毎日ただ言葉を交わすだけで、体に触れる様子を見せないから竜胆は私のことを伴侶として考えてはいないのだと思っていた。
まじまじと竜胆を見ると、初めて視線を外される。竜胆の視線は所在なさげにさ迷った。
「いや、白状しよう。……松葉の気が少しでも晴れればと思ってな」
「私の、ですか?」
「あぁ……いや、これも真だが、その、つまりは儂がおぬしの喜ぶ顔を見たかったのだ」
そういえばここ最近は緊張や安堵を感じることはあったが、喜びを感じたのは随分昔な気がする。竜胆にはいつも笑いかけるようにしていたが、何か思うところがあったのだろうか。
「……ありがとうございます、竜胆様。大切に致します」
匂い袋と着物を優しくひと撫でする。蘇芳様から何かをいただいたことはもちろんあるが、すべて形式上の物で私を喜ばせるためではなく、ただ贈ることを目的にしていた。
「こんなに私のことを考えていただけたのは、初めてでございます」
「……そうか」
私のことを考え、私のために何かを選んでもらえたのは初めてのことだった。抑えようとしても隠しきれない喜びが、ふつふつと湧き上がってしまう。
「おぬしはそのような顔もできるのだな」
無意識に口元が緩んでいたのだろう。引き締めなければと思うが、優しくこちらを見つめる竜胆に、今だけはこのままでいようと思う。
「なんだか暑いな……」
竜胆の顔はみるみるうちに赤く染まっていく。さ迷った視線はまた私のものと重なる。日焼けした頬からはしばらく熱が引かなそうだった。
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