167 / 232
三章【転校生襲来】
お前ら見せ物みたいに見るな下さい
皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。今現在、目の前で姉妹校の生徒の方と副会長の間で険悪な空気が流れています。居た堪れなすぎて先に行きたいですね。
「おやおやイリナ君。暫くだな」
「イリヤです。其方こそ、今日は如何しましたか?」
「ははは、俺とした事が名前を間違えるとは…済まないな」
両者目が笑ってないですよ…此処だけ空気張り詰めてますし…側から見てる人達は美形に釣られて見に来ている様ですけど…
「後ろの子、初めて見るけど…婚約者か?良い御身分で」
「違います。彼女は生徒会役員です。今は見回りの最中でして」
「成程。それは失礼を。初めまして。俺はクロード・ベルドレッド。此処の姉妹校エストレラ学院の生徒会長だ。君は?」
この人ってこんな友好的でしたっけ?私のイメージもっと冷徹で他人に興味ない人だったんですけど…
「生徒会役員のアリア・ローゼリッタと申します。ベルドレッド会長ですね。よろしくお願いします」
「ローゼリッタ…?もしやヴィンセントさんの娘か?何故エトワリアに…」
「もうよろしいですか?見回りに行かなければならないので」
あ、副会長が間に入ってくれました。こう言う時、副会長は凄く安心感がありますね。何となくですけど。
「まあまあ、待つと良い。アリア・ローゼリッタさん。君は、エストレラに来る気は無いのか?父上はエストレラの主席の卒業生だ。此方に来た方が良かったろうに」
「友人達とこの学園に進むと決めました。それに、父の名に肖り学園生活を送る気もありませんでした。私は私です。親の七光りでは無く私自身の評価をして貰いたかった。お誘いは大変有り難いですが、エストレラ学院へと行くつもりは毛頭ありません。時間がありませんのでこの辺りで失礼致します。行きましょう」
「あ、嗚呼」
唖然とするエストレラの会長の横を素通りすると、副会長の微かな笑い声が聞こえました。何故?
「良く言い返したな。五大貴族の1人なのに」
「最近は五大貴族の会長に意見を言ったり、カミュ先輩にお手伝いをお願いしたり、ドードリアさんと揉めていますからね」
「それは…怖い物が無いな」
動かなくなっていたエストレラの会長さんは着いて来る様子が無いので、やっと見回り集中が出来ますね。でも、先程の騒動から、周りからの視線は凄く集まっていますが…
「まさかアリアが目を付けられるとは…あの人彼処までグイグイ来る事中々無いのにな」
「そうなんですか?」
「嗚呼、いつも嫌味っぽく突っかかって来るのが主だ。はあ…出し物の時、来ない事を願うしかないな」
見回り再開出来たのは良いんですけど、視線!視線が凄く痛い…あー、副会長とさっきの事件の所為ですね…はあ…既に気持ちが憂鬱です。
〈〈〈お前ら見せ物みたいに見るな下さい!〉〉〉
「おやおやイリナ君。暫くだな」
「イリヤです。其方こそ、今日は如何しましたか?」
「ははは、俺とした事が名前を間違えるとは…済まないな」
両者目が笑ってないですよ…此処だけ空気張り詰めてますし…側から見てる人達は美形に釣られて見に来ている様ですけど…
「後ろの子、初めて見るけど…婚約者か?良い御身分で」
「違います。彼女は生徒会役員です。今は見回りの最中でして」
「成程。それは失礼を。初めまして。俺はクロード・ベルドレッド。此処の姉妹校エストレラ学院の生徒会長だ。君は?」
この人ってこんな友好的でしたっけ?私のイメージもっと冷徹で他人に興味ない人だったんですけど…
「生徒会役員のアリア・ローゼリッタと申します。ベルドレッド会長ですね。よろしくお願いします」
「ローゼリッタ…?もしやヴィンセントさんの娘か?何故エトワリアに…」
「もうよろしいですか?見回りに行かなければならないので」
あ、副会長が間に入ってくれました。こう言う時、副会長は凄く安心感がありますね。何となくですけど。
「まあまあ、待つと良い。アリア・ローゼリッタさん。君は、エストレラに来る気は無いのか?父上はエストレラの主席の卒業生だ。此方に来た方が良かったろうに」
「友人達とこの学園に進むと決めました。それに、父の名に肖り学園生活を送る気もありませんでした。私は私です。親の七光りでは無く私自身の評価をして貰いたかった。お誘いは大変有り難いですが、エストレラ学院へと行くつもりは毛頭ありません。時間がありませんのでこの辺りで失礼致します。行きましょう」
「あ、嗚呼」
唖然とするエストレラの会長の横を素通りすると、副会長の微かな笑い声が聞こえました。何故?
「良く言い返したな。五大貴族の1人なのに」
「最近は五大貴族の会長に意見を言ったり、カミュ先輩にお手伝いをお願いしたり、ドードリアさんと揉めていますからね」
「それは…怖い物が無いな」
動かなくなっていたエストレラの会長さんは着いて来る様子が無いので、やっと見回り集中が出来ますね。でも、先程の騒動から、周りからの視線は凄く集まっていますが…
「まさかアリアが目を付けられるとは…あの人彼処までグイグイ来る事中々無いのにな」
「そうなんですか?」
「嗚呼、いつも嫌味っぽく突っかかって来るのが主だ。はあ…出し物の時、来ない事を願うしかないな」
見回り再開出来たのは良いんですけど、視線!視線が凄く痛い…あー、副会長とさっきの事件の所為ですね…はあ…既に気持ちが憂鬱です。
〈〈〈お前ら見せ物みたいに見るな下さい!〉〉〉
あなたにおすすめの小説
とある執事の日常 ~お嬢様の中身は恐らくギャル~
冬兎
ファンタジー
うちのお嬢様は絶対におかしい。
「道路やばくない? 整備しよ」
「孤児院とか作ったら?」
「困ってる人助けるのなんか当たり前っしょ」
貴族令嬢らしからぬ口調で突拍子もない提案を次々とぶつけてくるお嬢様、レティシア・リオネール。執事の俺、クラウスは今日も彼女の無茶振りに振り回される。
不思議なことに、お嬢様の理想論は必ず実現し効果を発揮する。
孤児院は完成し、医療制度は整い、領地は驚異的に発展していく。
元勇者の伯爵様、脳筋騎士団長、くのいちメイド長、双子の妹たち――
濃すぎる面々に囲まれながら、俺は今日もお嬢様の思いつきを形にしていく。
気づけば、振り回されることに悦びを感じ始めている俺はもう手遅れかもしれない。
R8.1.20 投稿開始
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
ど天然で超ドジなドアマットヒロインが斜め上の行動をしまくった結果
宝月 蓮
ファンタジー
アリスはルシヨン伯爵家の長女で両親から愛されて育った。しかし両親が事故で亡くなり叔父一家がルシヨン伯爵家にやって来た。叔父デュドネ、義叔母ジスレーヌ、義妹ユゲットから使用人のように扱われるようになったアリス。しかし彼女は何かと斜め上の行動をするので、逆に叔父達の方が疲れ切ってしまうのである。そしてその結果は……?
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
表紙に素敵なFAいただきました!
ありがとうございます!
[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します
mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。
中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。
私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。
そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。
自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。
目の前に女神が現れて言う。
「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」
そう言われて私は首を傾げる。
「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」
そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。
神は書類を提示させてきて言う。
「これに書いてくれ」と言われて私は書く。
「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。
「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」
私は頷くと神は笑顔で言う。
「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。
ーーーーーーーーー
毎話1500文字程度目安に書きます。
たまに2000文字が出るかもです。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?
山咲莉亜
ファンタジー
ある日、高校二年生だった桜井渚は魔法を扱うことができ、世界最強とされる精霊王に転生した。家族で海に遊びに行ったが遊んでいる最中に溺れた幼い弟を助け、代わりに自分が死んでしまったのだ。
だけど正直、俺は精霊王の立場に興味はない。精霊らしく、のんびり気楽に生きてみせるよ。
趣味の寝ることと読書だけをしてマイペースに生きるつもりだったナギサだが、優しく仲間思いな性格が災いして次々とトラブルに巻き込まれていく。果たしてナギサはそれらを乗り越えていくことができるのか。そして彼の行動原理とは……?
ロマンス、コメディ、シリアス───これは物語が進むにつれて露わになるナギサの闇やトラブルを共に乗り越えていく仲間達の物語。
※HOT男性ランキング最高6位でした。ありがとうございました!
※完結後、三人称一元視点に変えて全話改稿する予定です。規約を確認してから決めますが、こちらも残したいと思っています。