僕とカノジョの春夏秋冬

臥龍岡四月朔日

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第四話 R:夏の煌めき

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「うーん、僕、海苦手なんだよな。海水のベタベタする感じとか、砂がジャリジャリ引っ付くところとか」

 その返答にユキはがっかりして項垂れる。

「……だからさ、プールにしない?」

 その提案にユキは跳ねるように顔を上げる。

「……いや、プールも人多いだろうし。あまり混雑した所に行きたくないな……そうだ、家で、水着で過ごさない?」

 うん、我ながら名案だ。

 その言葉にユキはポカンとして、すぐに笑い出した。

「あはは、シン兄、そんなにユキの水着見たいの?」

 いや、見たいか見たくないかで言えば見たいが……

「でも家で過ごすなら夏休みまで待つ必要はないよね。じゃあ今度の日曜日はどうかな?」

「あ、ああ」

 なんだろう、自分でした提案ながら何処か腑に落ちない感じがした。


 ああ、僕は何を考えこんな提案をしたのだろう。海に行こうと言われて海は苦手だからプールだ、からのプールは人も多いしそもそも外出すら億劫だ、だから家で過ごそう。完璧な思考なはずだった。だが実際のこの状況は何もかもがヤバかった。
 ユキの水着はフリルの付いたセパレートだった。ユキにとても似合っている。問題はその姿のユキが僕の部屋にいる、ということだった。
 なんだコレ、水着とはいっても露出面積は下着と変わらないじゃないか。
 たとえユキでもそんな姿の女の子が僕の部屋にいる。しかも下に水着を着ていたとは言えこの場で服を脱いで水着姿になったのだ。
 いや、普通にエロいだろこの状況。
 僕はここに来て自分の提案がヤバいものだと気付いたのであった。

「じゃ、じゃあ遊ぼっか」

「あ、ああ、何して遊ぶ?」

 なんとなくぎこちない。
 ユキもこの状況の異様さに気づいたのか、ユキの顔を見ると緊張した面持ちで頬に紅が差していた。

「ごめんユキ」

「え?」

「思いついた時は良い案だと思ったんだ。まさかこんなヤバい絵面だとは。ユキだってこんな状況恥ずかしいよな」

「えっと……私は平気だよ。ちょっとは恥ずかしいけど、シン兄となら……」

 シン兄となら……?それはどういう意味だろう?幼馴染だから?兄のようなものだから?それとも……

「……シン兄、もしかして私のこと、意識してる?」

 そりゃあ年頃の女の子の水着姿、白くてすべすべで柔らかそうな素肌がこんな間近にあるのだ。年頃の男子なら意識せざるを得ないだろう。

「そりゃ、な」

「……良かった。シン兄、私のことそういう目で見てくれないかと不安だったんだ」

 それはどういう……?

「……だって、私、シン兄のこと、好きだから」

 突然の告白に一瞬頭が真っ白になりそうになるがなんとか頭を巡らせる。
 ……ユキが、僕の事を?……俺は、ユキのことをどう思っているのだろう?大切な相手だ、それは変わらない。今、僕はどういう答えを出すべきなのだろう?

「ごめん、ユキの気持ち、今まで気づかなくて……ユキの気持ち、とっても嬉しい。ずっと、僕はユキのことを妹みたいに思ってきた。でも今は、ユキのこととっても魅力的だと思ってる。もしかしたら雰囲気に当てられただけなのかもしれない。でも、ユキのこと愛おしく感じてる」

「……シン兄……」

 僕たちは見つめ合う。そしてどちらともなく顔が近づいていき、僕たちは唇を重ね合わせていた。

「……ユキ」

 僕は居ても立ってもいられなくなりユキのことを抱きよせた。抱きしめるユキの身体はとても小さく華奢で力を入れたら壊れてしまいそうだった。
 重なり合った素肌からその温もりが伝わってくる。その柔らかく心地良い感触に僕の股間は反応して熱くなっていた。

「……シン兄、硬くなってる……」

「いやっこれは、その……」

「……良いよ、えっちなこと、しても……」

 その言葉で僕の理性は吹き飛んでいた。

「……良いんだね」

「……うん」

 それだけ確認すると僕はユキの水着を脱がせる。だけど女の子を脱がせるのなんて初めてでボトムスがうまく脱がせられなかった。

「……シン兄、お尻から脱がせて……」

「あ、ああ……」

 ユキの言う通りにするとするりと脱がすことができ、ユキは完全に産まれたままの姿になった。
 その姿はとても綺麗で劣情を掻き立てる。
 見るとユキは恥ずかしそうにモジモジと太ももを擦り合わせていた。

「ユキのここ、よく見せて」

 僕はユキの膝に手をかけ脚を開いてく。ユキは僕にされるがままに大切な部分をさらけ出した。

 ユキのソコは未だ茂みはなく、昔お風呂で見たのとあまり変わっていなかった。違うのは今はしとどに濡れて、テラテラと光っていた。

「とても綺麗だ……ユキ、入れるよ」

 僕はもう我慢がきかず、自分のものを取り出しユキのソコへと侵入させた。
 ユキのソコは入り口こそキツかったがよく濡れていたせいかスムーズに僕を受け入れた。

「大丈夫?」

「うん、大丈夫。……シン兄のが、私の中に入ってる……」

 ユキは蕩けるような表情で、僕と一つになれたことに感動しているようだった。

 こうして、僕らは恋人同士になった。
 ユキが隣で笑っていてくれる。それがとても愛おしく、嬉しかった。
 僕はユキと歩いてくこれからの事に心を躍らせていた。

 でも、ずっと、心のなかに気にひっかかっていた事があった。

 ……はたしてユキは、初めて、だったのだろうか?

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