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第17話 百合展開

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「私もしたいですぅ!」

涙目になっていた。
可哀想なので、交代する事にした。
アリシアの身体に触れる。
その柔らかさに感動を覚える。
アリシアは可愛らしい声で喘いだ。
興奮が高まる。

「もう……、入れて欲しい……」
「だめー」

僕はじらす。

焦らしに焦らし、限界に達したところで、

「今日はおしまい」
「え?」
「また今度ね」
「いじわるー!」

裸でジタバタするアリシア。
水が跳ねる。

「しょうがないね。私が続きをしてやろう」

イリアスが乱入してきた。
そのままアリシアと絡み合う。
今度は僕が見つめられる番だ。

「まさかの百合展開……」

美少女2人が抱き合っている姿は絵になるなぁ。
綺麗だ……。
アリシアとイリアスは、お互いの身体を求め合った。
やがて、2人は同時に果てた。
満足そうな顔で余韻に浸っている。
とてもエロかった。
僕も混ざりたいと思ったが我慢した。
そろそろ上がらないとな。
僕は2人を先に浴室から出てもらい、後始末をする。
自分の身体も拭き、服を着てリビングに戻った。
そこには、全裸で仰向けになり、手足を投げ出しているイリアスの姿があった。
アリシアはいない。
2人でどこかに行ったのか?
イリアスの身体を眺めていたら、ムラっとしたのでイタズラしてみたくなった。
まずは脇腹に指を当てる。
それから、足の裏をくすぐる。
イリアスは笑った。
とても無邪気だ。しかし、反応が悪いな。
もっと激しくしないとダメなのか? 僕は全力でくすぐる事にした。
イリアスは笑い転げている。
面白い。
調子に乗った僕は、さらに追い打ちをかける。
イリアスはビクンッとなった。
股間を見ると濡れている。どうやらイッてしまったようだ。
やり過ぎたかな? 反省しつつ、お詫びにキスをした。
舌を入れる。
イリアスは受け入れてくれた。
そして、ディープな大人の時間が始まった。
お互いに求め合い、愛し合う。
何度も何度も繰り返す。
そして、2人揃って絶頂を迎えた。
汗だくだ。
気持ちいい。
しばらくして、落ち着いた。
僕達はソファーに座っている。
アリシアはまだ戻って来ない。
どこに行ってるんだろう? 少し心配になった。
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