19 / 53
第19話 相性最悪のパーティメンバー達に苦労する俺です
しおりを挟む
地下10階に到達した。
名前:カイト
年齢:16歳
レベル:35
体力:612
精神力:448
攻撃力:755
防御力:331
幸運:169
素早さ:275
職業:村人
装備:金の剣、鉄の鎧
スキル:十字切り、袈裟切り、百連刺突
次のレベルまでに必要な経験値:150000
「本当にミノタウロスと戦うんですかぁ!?あたし、嫌ですう!」
そう言いながらも着いて来るのは地下五階で仲間にした、付与術師アオイ。
名前:アオイ
年齢:14歳
レベル:15
体力:195
精神力:410
攻撃力:75
防御力:103
幸運:529
素早さ:510
職業:付与術師
装備:魔法の杖
スキル:治癒魔法中、攻撃強化中、防御力強化中
次のレベルまでに必要な経験値:6000
アオイは地下5階で単身冒険中のところで、出会うことが出来る。
というより、彼女は他のパーティメンバーからはぐれているという設定だった。
元のパーティメンバーの元に連れて行くまでの間、彼女を仲間にすることが出来る。
というか、それが彼女を仲間にする条件だ。
「大丈夫。なんかあったら、俺とフィーナが守るから。な!」
「え~!それでもいやです。早く皆のところに帰りたいですぅ!」
首をブンブン振って、不満をあらわにする。
ピンク色のフワフワした髪が揺れる。
黒くて大きな目が涙でウルウルしてる。
まじで、いやなんだろう。
親交度10から5に下がって来ている。
彼女をメンバーにしたのは、回復役が欲しかったからだ。
俺とフィーナだけじゃ、ミノタウロスと戦うのに足りないものがある。
それが、回復と補助だ。
「早く皆のところに帰りたいですぅ!」
「黙れ」
「うわああああん!この人こわいですぅ!」
フィーナがアオイを睨みつける。
アオイは俺の背後に隠れ泣き出した。
まったく、正反対の二人だな。
相性が悪過ぎる。
「アオイ、一緒に戦ってくれれば、お菓子いっぱい買ってやるから、な」
「え!?本当ですか!」
「おう。さっきあげた発酵バター塩キャラメルより美味しいのあがるから、な」
「ふぇ~ん!カイト様、だいすき!」
背中から俺の抱き着くアオイ。
子供のくせに大きな胸が俺の背中に当たる。
親交度が一気に5から30に上がった。
甘いものは、『ゼノングランドクロッセオ・背徳の少女たち』の世界では貴重品なのだ。
仕方ない、出費は痛いが、ミノタウロスを倒すため、ひいてはフィーナと一緒にいるためだ。
「ふん、バカ共が」
フィーナが吐き捨てる様に言う。
「うるさいです!このネクラ!」
「なんだと」
「まあまあ!」
二人の間に入って、二人を交互になだめる俺。
そうこうしていると……
「騒がしいんじゃ、このボケが!」
遠くから声が。
名前:カイト
年齢:16歳
レベル:35
体力:612
精神力:448
攻撃力:755
防御力:331
幸運:169
素早さ:275
職業:村人
装備:金の剣、鉄の鎧
スキル:十字切り、袈裟切り、百連刺突
次のレベルまでに必要な経験値:150000
「本当にミノタウロスと戦うんですかぁ!?あたし、嫌ですう!」
そう言いながらも着いて来るのは地下五階で仲間にした、付与術師アオイ。
名前:アオイ
年齢:14歳
レベル:15
体力:195
精神力:410
攻撃力:75
防御力:103
幸運:529
素早さ:510
職業:付与術師
装備:魔法の杖
スキル:治癒魔法中、攻撃強化中、防御力強化中
次のレベルまでに必要な経験値:6000
アオイは地下5階で単身冒険中のところで、出会うことが出来る。
というより、彼女は他のパーティメンバーからはぐれているという設定だった。
元のパーティメンバーの元に連れて行くまでの間、彼女を仲間にすることが出来る。
というか、それが彼女を仲間にする条件だ。
「大丈夫。なんかあったら、俺とフィーナが守るから。な!」
「え~!それでもいやです。早く皆のところに帰りたいですぅ!」
首をブンブン振って、不満をあらわにする。
ピンク色のフワフワした髪が揺れる。
黒くて大きな目が涙でウルウルしてる。
まじで、いやなんだろう。
親交度10から5に下がって来ている。
彼女をメンバーにしたのは、回復役が欲しかったからだ。
俺とフィーナだけじゃ、ミノタウロスと戦うのに足りないものがある。
それが、回復と補助だ。
「早く皆のところに帰りたいですぅ!」
「黙れ」
「うわああああん!この人こわいですぅ!」
フィーナがアオイを睨みつける。
アオイは俺の背後に隠れ泣き出した。
まったく、正反対の二人だな。
相性が悪過ぎる。
「アオイ、一緒に戦ってくれれば、お菓子いっぱい買ってやるから、な」
「え!?本当ですか!」
「おう。さっきあげた発酵バター塩キャラメルより美味しいのあがるから、な」
「ふぇ~ん!カイト様、だいすき!」
背中から俺の抱き着くアオイ。
子供のくせに大きな胸が俺の背中に当たる。
親交度が一気に5から30に上がった。
甘いものは、『ゼノングランドクロッセオ・背徳の少女たち』の世界では貴重品なのだ。
仕方ない、出費は痛いが、ミノタウロスを倒すため、ひいてはフィーナと一緒にいるためだ。
「ふん、バカ共が」
フィーナが吐き捨てる様に言う。
「うるさいです!このネクラ!」
「なんだと」
「まあまあ!」
二人の間に入って、二人を交互になだめる俺。
そうこうしていると……
「騒がしいんじゃ、このボケが!」
遠くから声が。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
35
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる