51 / 53
第48話 俺、初めてのクラスチェンジに挑戦!
しおりを挟む
「アオイ、エミリア、フィーナ、一階はリムルに任せて俺たちは二階へ行くぞ!」
「え?でも……」
戸惑うアオイ。
「大丈夫だ。リムルなら!」
俺は戦うリムルの背中に、熱い視線を送った。
それを感じ取ったのか、リムルのやつ、戦いながらサムズアップして来た。
信頼してくれてありがとうとでも思っているのか。
「じゃ、いくぞ!」
「リムルさん、頑張ってください!」
「リムルちゃん、戦いが終わったらお姉さまが身体を癒してあげるからね」
「……」
女ども三者三様の反応しながら、二階への階段を昇る。
「あああおおおお!」
「おおあえいああ!」
一階よりも筋肉質な巨人たち。
上へ行くほど強くなっていく設定だ。
「邪魔だどけ!」
「え?カイトさん、戦わないの!?」
驚きの声を上げながらも着いて来るアオイ。
「ああ!一気に最上階まで昇り詰める!」
「で、でも……」
「大丈夫!俺に任せとけって!」
巨人は動きが遅い。
俺たちの素早さに翻弄され追いつくことが出来ない。
一気に最上階へと駆け上がる。
リムルのレベルが23になった。
リムルのレベルが24になった。
リムルのレベルが25になった。
物凄い速さでレベルアップするリムル。
俺たちが逃げながら最上階を目指している間に、パワーレベリングが順調に進んでいる様だ。
名前:リムル
レベル:25
年齢:16
体力:812
精神力:2094
攻撃力:765
防御力:610
幸運:1560
素早さ:704
職業:傭兵
装備:銀の剣、銀の鎧
スキル:正義の一閃、閃光切り、二段切り、ヒーローショット、火竜二刀流
伸びしろも半端なく、全てのステータスが一気に上昇している。
「ミナミ、状況を教えて!」
リムルの倒した巨人数は150人。カイトの倒した巨人数は12人
すげぇ差だ。
奴は今も下で巨人を倒しまくっている。
「だがな、逆転してやるぜ!」
そして、五階への階段を上る途中の踊り場。
ゲームでは、五階のボスを前にいったん休憩できるスペースとして設けられた回復場所だ。
ここで俺はあることをすると決めていた。
そう、それはクラスチェンジ!
クラスチェンジする?
ミナミの声が脳内に響く。
「ああ」
今のカイトがチェンジできるクラスはこれ。
・魔導士
・傭兵
・戦士
・付与術師
・闇術師
・武闘家
・遊び人
・アーチャー
・僧侶
・騎士
村人の俺は、全て下級職からしか選べない。
ちなみにクラスチェンジはレベル10からできる。
クラスチェンジしたら、レベル1になる。
チェンジしたクラスによっては、ステータスが変化する。
例えば魔導士が戦士にクラスチェンジすれば、精神力が減る代わりに、攻撃力が上がる。
ただし、スキルは継承される。
ゲームでは、様々なクラスにチェンジしつつスキルを身に付け、ステータスを上げて行くのがだいご味だ。
「え?でも……」
戸惑うアオイ。
「大丈夫だ。リムルなら!」
俺は戦うリムルの背中に、熱い視線を送った。
それを感じ取ったのか、リムルのやつ、戦いながらサムズアップして来た。
信頼してくれてありがとうとでも思っているのか。
「じゃ、いくぞ!」
「リムルさん、頑張ってください!」
「リムルちゃん、戦いが終わったらお姉さまが身体を癒してあげるからね」
「……」
女ども三者三様の反応しながら、二階への階段を昇る。
「あああおおおお!」
「おおあえいああ!」
一階よりも筋肉質な巨人たち。
上へ行くほど強くなっていく設定だ。
「邪魔だどけ!」
「え?カイトさん、戦わないの!?」
驚きの声を上げながらも着いて来るアオイ。
「ああ!一気に最上階まで昇り詰める!」
「で、でも……」
「大丈夫!俺に任せとけって!」
巨人は動きが遅い。
俺たちの素早さに翻弄され追いつくことが出来ない。
一気に最上階へと駆け上がる。
リムルのレベルが23になった。
リムルのレベルが24になった。
リムルのレベルが25になった。
物凄い速さでレベルアップするリムル。
俺たちが逃げながら最上階を目指している間に、パワーレベリングが順調に進んでいる様だ。
名前:リムル
レベル:25
年齢:16
体力:812
精神力:2094
攻撃力:765
防御力:610
幸運:1560
素早さ:704
職業:傭兵
装備:銀の剣、銀の鎧
スキル:正義の一閃、閃光切り、二段切り、ヒーローショット、火竜二刀流
伸びしろも半端なく、全てのステータスが一気に上昇している。
「ミナミ、状況を教えて!」
リムルの倒した巨人数は150人。カイトの倒した巨人数は12人
すげぇ差だ。
奴は今も下で巨人を倒しまくっている。
「だがな、逆転してやるぜ!」
そして、五階への階段を上る途中の踊り場。
ゲームでは、五階のボスを前にいったん休憩できるスペースとして設けられた回復場所だ。
ここで俺はあることをすると決めていた。
そう、それはクラスチェンジ!
クラスチェンジする?
ミナミの声が脳内に響く。
「ああ」
今のカイトがチェンジできるクラスはこれ。
・魔導士
・傭兵
・戦士
・付与術師
・闇術師
・武闘家
・遊び人
・アーチャー
・僧侶
・騎士
村人の俺は、全て下級職からしか選べない。
ちなみにクラスチェンジはレベル10からできる。
クラスチェンジしたら、レベル1になる。
チェンジしたクラスによっては、ステータスが変化する。
例えば魔導士が戦士にクラスチェンジすれば、精神力が減る代わりに、攻撃力が上がる。
ただし、スキルは継承される。
ゲームでは、様々なクラスにチェンジしつつスキルを身に付け、ステータスを上げて行くのがだいご味だ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる