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第3章 暗黒の空
第23話 最後の戦い
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洞窟全体が真っ白に輝く光りに包まれ、ソフィーは笑顔で俺を見つめていた。
「東条さん、私を助けていただいて本当にありがとうございます」
ソフィーのフードが白色に変化したソフィーは優しく微笑んだ。
「30年ぶりに光を浴びることができてとても嬉しいです。黒色しかない世界から美しい世界に溢れる世界に戻れて良かったです」
風貌が12歳くらいのソフィーは満面の笑みで俺の手を温めてくれた。
しかし突然、俺たちの目の前に洞窟を覆い尽くすほどの大量の煙が出現した。煙が消えると、100人くらいの人間が俺の目の前に出現していた。彼らは別空間から魔法陣を作り出して、俺たちがいる洞窟にワープしてきた。もしかしたら彼らは敵国の魔道士だろう。
彼らのリーダーだと思われる杖を持った老人は俺に厳しい目つきで睨んできた。
「貴様がソフィーを黒魔術師から救ったのか! 貴様は何をしたのか分かるのか!」
「ああ、分かっている。だから俺はソフィーを救った。お前はソフィーの人生を滅茶苦茶にしたクズの魔導士なのか!」
「私はクズではないが、ソフィーの人生を滅茶苦茶にしたよ。大変貴重な実験データが収集できたよ」
「このデータで何をするのか!」
「この世界の支配者になるためだ! 黒魔術師を世界中に配置すれば、私たちは無敵だ! 国王よりも私たちは偉い存在になり、全国民を奴隷にさせるのだ!」
「本当にクズだな!」
「そうかな? 私たちの研究を中断させた貴様のほうが余程クズだと思うよ。貴様は私たちの研究を潰して何がしたいのかな?」
「この国を救うだけだ! だからソフィーを助けて、お前らを倒す!」
「貴様が私たちに勝てると思うのかな?」
「楽勝だぜ! かかってこいよ!」
怒りに満ちた俺は彼らに負ける気がなかった。本気で叩きのめすことだけを考えて、彼らに大剣の刃先を向けた。こんなクズには絶対に負けない!
老人は俺を囲んでいる魔道士に向けて大声で命令した。
「奴が粉々になるまで潰せ! 遠慮はするな!」
「おー!」
大きな叫び声と同時に彼らは魔法陣を展開し、俺の頭上から無数の直径2メートルほどの隕石を降らせてきた。ゲリラ豪雨のように絶え間なく俺に向かって巨大な岩石が落ちてきた。
俺は衝撃波を使って跳ね返そうとしたとき、1人の魔道士が俺の目の前にワープし、バリアを展開して隕石を防御した。メイド服を着ている黒色のロングヘアーの女性は俺に優しく話しかけた。
「東条さん、この世界に光を与えてくれて、ありがとうございます」
俺はメイド服の少女の名前を知っていた。
「エミリー?」
「そうですよ! 東条さん、どうしたのですか?」
「何でエミリーは魔法を使えるんだ?」
「東条さんのお陰で黒魔術師から奪われた魔力を取り返して貰いました。昔は私もアメリアさんと一緒に魔道士として働いていました」
エミリーが直径3メートルほどの半球形の透明なバリアを展開しているとき、バリア内にもう1人の少女が別世界から魔法陣を展開してワープしてきた。
「東条、遅れて申し訳ない。私も手伝うからさっさと片付けるぞ」
特徴的な話し方をする魔道士の少女は1人しかいない。
「ミア! 何でミアもここにいるんだ?」
「君が黒魔術師を倒したお陰で、私とエミリーは黒魔術師から奪われた魔力を取り戻した。そのとき、『早くここに来て!』と幼い少女の声が鼓膜を突き破るほどの声で何度も聞こえた。幻聴が聞こえた私とエミリーは空間転移魔法で少女の元へ移動してみると、ここに到着していた」
エミリーとミアを呼び寄せた声はソフィーの仕業だろう。心の中でソフィーに感謝してからエミリーとミアに小さくお辞儀した。
「エミリー、ミア、来てくれてありがとう。とても助かるよ」
「お礼はいらないですよ。東条さんがいなくなったら嫌なので、私が東条さんを必ず守りますよ!」
「東条、君には色々と恩がある。だから恩返しのために全力で戦う」
ミアは両手に剣を持って戦闘体制に入った。
「俺とミアはこれから戦闘を開始する。エミリーは俺たちの回復を頼む」
「もちろんです」
「ミア、いくぞ! 最後の戦いだ!」
「やってやる!」
俺とミアはエミリーが展開しているバリアから抜け出して、魔道士に向かって走り出した。
隕石を降らせる魔法は高威力ではあるが大量の魔力や長時間の詠唱が必要であり、すぐに高等魔法の詠唱を中断して次の魔法に切り替えることは敵国の技術でも不可能である。たしかアメリアに貰った魔導書の2376ページに書かれていたかもしれない。だから彼らの隙が大きい時間が最大の攻撃のチャンスだ。
俺は彼らが降らせている隕石に向けて巨大な威力の衝撃波を放った。現実世界で例えると、マンションやビルを吹き飛ばすことが出来るほどのトルネードのように強力な風圧を発生させた。隕石は俺たちの方向から彼らに向かって落下し始め、詠唱を中断できない魔道士は巨大な岩に押し潰されて大量の血を流していた。
ミアは俺が殺しきれなかった魔道士を片付けてくれた。ミアは隕石の魔法を中断して次の魔法陣を描いている魔道士に向けて、至近距離で魔道士の鳩尾に向けて衝撃波を放った。魔道士は頭から巨大な岩にぶつかり、全身から血を流して倒れた。
そして敵の魔道士の人数が少なくなり、1分で100人から1人に減らした。洞窟内には俺とエミリーとミア、そして俺たちの攻撃から逃げ続けた老人だけが立っていた。
老人は先程までの覇気を失い、弱気な表情で俺たちを見つめていた。
「どうした、クズ魔道士! 部下に攻撃を任せて、お前は逃げるだけか! さっさと降参しろ! そしてこの国に危害を与えないことを約束しろ!」
「降参しろ、危害を加えるな、面白い!」
老人は急に笑いだし、ポケットから大量の黒い灰を取り出した。そして一気に黒い灰をすべて飲み込んだ。老人は黒い霧に包まれ、黒色のフードを被った少年の姿に変化した。だからソフィーは30年経っても年を取らなかったのだろう。
「さあ、雑魚ども! 俺が黒魔術師になったらどうする? 貴様らは俺を倒せるか!」
「1発で仕留めてやるから覚悟しな! お前の弱点は研究済みだ!」
「弱点? 俺たちはこの国の魔法学会を支配している。黒魔術師の弱点なんて掲載していないぞ?」
俺とエミリーとミアは呆れて笑いだした。まさか優秀な魔道士が小さなミスをするとは信じられなかった。エミリーは腹を抱えながら黒魔術師を軽蔑した。
「『魔法学会論文集第3125号』」
「これは私が忙しくて、誰でも出来る仕事を馬鹿なデグラに頼んだ号数だ。黒魔術師の対策についての記事なら何でも良いから貼り付けろと命令したはずだ」
するとミアも腹を抱えて笑いだした。
「デグラが馬鹿で良かった! 私が貴様の立場なら絶対に載せない記事をデグラが貼り付けていたんだよ!」
「何の記事だ?」
「124ページ目の120行目から130行目、アメリア著、『悪夢を救う方法』。光の魔法を唱えれば黒魔術師の悪夢を解除できるとても小さな論文だ。もしかして本当にデグラは内容を確認せずに貼り付けたのか?」
「嘘だろ!」
彼自身が犯した大きなミスに頭を抱えて戦意喪失した黒魔術師に対して、俺は光に溢れた大剣の鋭い刃を向けた。
「お前の負けだ。覚悟しろ!」
「ふざけるな!」
黒魔術師は指を鳴らすと土から黒色の灰が湧き上がり、黒色のフードを被った人間が生成された。ソフィーもこの力で黒魔術師を量産していたのだろう。
「私は決して諦めない! 私は貴様を必ず殺して、この世界を乗っ取る!」
「残念だけど、今のお前では無理だぜ。俺はお前よりも黒魔術師を熟知している。数々の困難を突破して必死に黒魔術師について勉強した俺のほうがてめえより何百倍も強いぜ!」
俺は大剣を土に刺してから、大剣に光を集めた。そして虹色に輝く光を洞窟全体に開放させた。太陽を直視のするほど眩しい光は生成された黒魔術師を全て破壊した。そして黒魔術師の少年は老人の姿に戻ってしまった。
老人は俺に怯えているような表情で見つめていた。
「東条、お前は何でこの世界に来た? お前さえいなければ、俺は英雄になれたんだ」
「実は俺もアメリアに頼まれてこの世界の英雄を目指したんだ。世界の危機を救う英雄として」
「そんな人生でいいのか? 貴様の故郷である日本はどうした?」
「俺は日本じゃなくてアルストレイア王国に永住することに決めたんだ。日本では俺がどんなに頑張っても誰からも認められず成長できない。だがアルストレイア王国では俺の努力次第で世界をプラスの方向へ動かすことができるし、俺は日々成長できる。だから俺はこの国に残る。文句はあるか?」
老人は哀れみの表情をしながら数秒間黙り、武器を捨てて手を大きく広げてから呟いた。
「分かった、私たちは敗北を認めよう。貴様のアルストレイア王国に対する強い熱意が伝わった。日本が嫌いな英雄さん、せいぜいこの世界で頑張れよ」
「お前に言われなくても全力で頑張ってやるさ」
俺は光に満ち溢れた大剣で老人を斬り裂き、敵国の魔道士を全員倒した。
「東条さん、私を助けていただいて本当にありがとうございます」
ソフィーのフードが白色に変化したソフィーは優しく微笑んだ。
「30年ぶりに光を浴びることができてとても嬉しいです。黒色しかない世界から美しい世界に溢れる世界に戻れて良かったです」
風貌が12歳くらいのソフィーは満面の笑みで俺の手を温めてくれた。
しかし突然、俺たちの目の前に洞窟を覆い尽くすほどの大量の煙が出現した。煙が消えると、100人くらいの人間が俺の目の前に出現していた。彼らは別空間から魔法陣を作り出して、俺たちがいる洞窟にワープしてきた。もしかしたら彼らは敵国の魔道士だろう。
彼らのリーダーだと思われる杖を持った老人は俺に厳しい目つきで睨んできた。
「貴様がソフィーを黒魔術師から救ったのか! 貴様は何をしたのか分かるのか!」
「ああ、分かっている。だから俺はソフィーを救った。お前はソフィーの人生を滅茶苦茶にしたクズの魔導士なのか!」
「私はクズではないが、ソフィーの人生を滅茶苦茶にしたよ。大変貴重な実験データが収集できたよ」
「このデータで何をするのか!」
「この世界の支配者になるためだ! 黒魔術師を世界中に配置すれば、私たちは無敵だ! 国王よりも私たちは偉い存在になり、全国民を奴隷にさせるのだ!」
「本当にクズだな!」
「そうかな? 私たちの研究を中断させた貴様のほうが余程クズだと思うよ。貴様は私たちの研究を潰して何がしたいのかな?」
「この国を救うだけだ! だからソフィーを助けて、お前らを倒す!」
「貴様が私たちに勝てると思うのかな?」
「楽勝だぜ! かかってこいよ!」
怒りに満ちた俺は彼らに負ける気がなかった。本気で叩きのめすことだけを考えて、彼らに大剣の刃先を向けた。こんなクズには絶対に負けない!
老人は俺を囲んでいる魔道士に向けて大声で命令した。
「奴が粉々になるまで潰せ! 遠慮はするな!」
「おー!」
大きな叫び声と同時に彼らは魔法陣を展開し、俺の頭上から無数の直径2メートルほどの隕石を降らせてきた。ゲリラ豪雨のように絶え間なく俺に向かって巨大な岩石が落ちてきた。
俺は衝撃波を使って跳ね返そうとしたとき、1人の魔道士が俺の目の前にワープし、バリアを展開して隕石を防御した。メイド服を着ている黒色のロングヘアーの女性は俺に優しく話しかけた。
「東条さん、この世界に光を与えてくれて、ありがとうございます」
俺はメイド服の少女の名前を知っていた。
「エミリー?」
「そうですよ! 東条さん、どうしたのですか?」
「何でエミリーは魔法を使えるんだ?」
「東条さんのお陰で黒魔術師から奪われた魔力を取り返して貰いました。昔は私もアメリアさんと一緒に魔道士として働いていました」
エミリーが直径3メートルほどの半球形の透明なバリアを展開しているとき、バリア内にもう1人の少女が別世界から魔法陣を展開してワープしてきた。
「東条、遅れて申し訳ない。私も手伝うからさっさと片付けるぞ」
特徴的な話し方をする魔道士の少女は1人しかいない。
「ミア! 何でミアもここにいるんだ?」
「君が黒魔術師を倒したお陰で、私とエミリーは黒魔術師から奪われた魔力を取り戻した。そのとき、『早くここに来て!』と幼い少女の声が鼓膜を突き破るほどの声で何度も聞こえた。幻聴が聞こえた私とエミリーは空間転移魔法で少女の元へ移動してみると、ここに到着していた」
エミリーとミアを呼び寄せた声はソフィーの仕業だろう。心の中でソフィーに感謝してからエミリーとミアに小さくお辞儀した。
「エミリー、ミア、来てくれてありがとう。とても助かるよ」
「お礼はいらないですよ。東条さんがいなくなったら嫌なので、私が東条さんを必ず守りますよ!」
「東条、君には色々と恩がある。だから恩返しのために全力で戦う」
ミアは両手に剣を持って戦闘体制に入った。
「俺とミアはこれから戦闘を開始する。エミリーは俺たちの回復を頼む」
「もちろんです」
「ミア、いくぞ! 最後の戦いだ!」
「やってやる!」
俺とミアはエミリーが展開しているバリアから抜け出して、魔道士に向かって走り出した。
隕石を降らせる魔法は高威力ではあるが大量の魔力や長時間の詠唱が必要であり、すぐに高等魔法の詠唱を中断して次の魔法に切り替えることは敵国の技術でも不可能である。たしかアメリアに貰った魔導書の2376ページに書かれていたかもしれない。だから彼らの隙が大きい時間が最大の攻撃のチャンスだ。
俺は彼らが降らせている隕石に向けて巨大な威力の衝撃波を放った。現実世界で例えると、マンションやビルを吹き飛ばすことが出来るほどのトルネードのように強力な風圧を発生させた。隕石は俺たちの方向から彼らに向かって落下し始め、詠唱を中断できない魔道士は巨大な岩に押し潰されて大量の血を流していた。
ミアは俺が殺しきれなかった魔道士を片付けてくれた。ミアは隕石の魔法を中断して次の魔法陣を描いている魔道士に向けて、至近距離で魔道士の鳩尾に向けて衝撃波を放った。魔道士は頭から巨大な岩にぶつかり、全身から血を流して倒れた。
そして敵の魔道士の人数が少なくなり、1分で100人から1人に減らした。洞窟内には俺とエミリーとミア、そして俺たちの攻撃から逃げ続けた老人だけが立っていた。
老人は先程までの覇気を失い、弱気な表情で俺たちを見つめていた。
「どうした、クズ魔道士! 部下に攻撃を任せて、お前は逃げるだけか! さっさと降参しろ! そしてこの国に危害を与えないことを約束しろ!」
「降参しろ、危害を加えるな、面白い!」
老人は急に笑いだし、ポケットから大量の黒い灰を取り出した。そして一気に黒い灰をすべて飲み込んだ。老人は黒い霧に包まれ、黒色のフードを被った少年の姿に変化した。だからソフィーは30年経っても年を取らなかったのだろう。
「さあ、雑魚ども! 俺が黒魔術師になったらどうする? 貴様らは俺を倒せるか!」
「1発で仕留めてやるから覚悟しな! お前の弱点は研究済みだ!」
「弱点? 俺たちはこの国の魔法学会を支配している。黒魔術師の弱点なんて掲載していないぞ?」
俺とエミリーとミアは呆れて笑いだした。まさか優秀な魔道士が小さなミスをするとは信じられなかった。エミリーは腹を抱えながら黒魔術師を軽蔑した。
「『魔法学会論文集第3125号』」
「これは私が忙しくて、誰でも出来る仕事を馬鹿なデグラに頼んだ号数だ。黒魔術師の対策についての記事なら何でも良いから貼り付けろと命令したはずだ」
するとミアも腹を抱えて笑いだした。
「デグラが馬鹿で良かった! 私が貴様の立場なら絶対に載せない記事をデグラが貼り付けていたんだよ!」
「何の記事だ?」
「124ページ目の120行目から130行目、アメリア著、『悪夢を救う方法』。光の魔法を唱えれば黒魔術師の悪夢を解除できるとても小さな論文だ。もしかして本当にデグラは内容を確認せずに貼り付けたのか?」
「嘘だろ!」
彼自身が犯した大きなミスに頭を抱えて戦意喪失した黒魔術師に対して、俺は光に溢れた大剣の鋭い刃を向けた。
「お前の負けだ。覚悟しろ!」
「ふざけるな!」
黒魔術師は指を鳴らすと土から黒色の灰が湧き上がり、黒色のフードを被った人間が生成された。ソフィーもこの力で黒魔術師を量産していたのだろう。
「私は決して諦めない! 私は貴様を必ず殺して、この世界を乗っ取る!」
「残念だけど、今のお前では無理だぜ。俺はお前よりも黒魔術師を熟知している。数々の困難を突破して必死に黒魔術師について勉強した俺のほうがてめえより何百倍も強いぜ!」
俺は大剣を土に刺してから、大剣に光を集めた。そして虹色に輝く光を洞窟全体に開放させた。太陽を直視のするほど眩しい光は生成された黒魔術師を全て破壊した。そして黒魔術師の少年は老人の姿に戻ってしまった。
老人は俺に怯えているような表情で見つめていた。
「東条、お前は何でこの世界に来た? お前さえいなければ、俺は英雄になれたんだ」
「実は俺もアメリアに頼まれてこの世界の英雄を目指したんだ。世界の危機を救う英雄として」
「そんな人生でいいのか? 貴様の故郷である日本はどうした?」
「俺は日本じゃなくてアルストレイア王国に永住することに決めたんだ。日本では俺がどんなに頑張っても誰からも認められず成長できない。だがアルストレイア王国では俺の努力次第で世界をプラスの方向へ動かすことができるし、俺は日々成長できる。だから俺はこの国に残る。文句はあるか?」
老人は哀れみの表情をしながら数秒間黙り、武器を捨てて手を大きく広げてから呟いた。
「分かった、私たちは敗北を認めよう。貴様のアルストレイア王国に対する強い熱意が伝わった。日本が嫌いな英雄さん、せいぜいこの世界で頑張れよ」
「お前に言われなくても全力で頑張ってやるさ」
俺は光に満ち溢れた大剣で老人を斬り裂き、敵国の魔道士を全員倒した。
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