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第2章 ホテルで休憩のひと時を…。

第24話 ザギトワを救ったからこそ。

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俺はアイドル大会の闇が暴かれて少し一安心した。
そして、アイドル大会は無事に終わったが、それからサイリスタ帝国の記者がアイドル大会の闇を暴いた事でこの国の腐敗具合が少しずつであるが、明らかになってきた。

―――これで、アイドル大会は二度とやれないな。そうなれば、俺の闇を暴く作業は一見落着だな。

俺は、これで二度とアイドル大会を行えない事は間違いないと感じた。
別にへそ出し衣装を着たければプロのアイドルになる必要はない。
学校などで学園アイドルをやればそれで良いだけだと俺は感じた。

そして、俺はエレーナやザギトワが無事だと確認して、これから彼女達と同行した。

「で、ザギトワ。エレーナ。お前達も付いてこないか。」

「うん、ありがとう。私は信雄さんに救われ非常に助かっているよ。」

「えぇ、私もや。私も信っちやオズワルドのお陰で助かったんや。だから、私の家に泊まらせとるから安心せいや。」

「あぁ、ありがとう。ザギトワ。」

俺は彼女達が何より無事で安心し、これからザギトワの家に向かう事にした。

そして、俺はザギトワの家に向かい際、ある事を思い出した。

「で、確かザギトワの実家は、ホテルで合っているよな。」

「えぇ。そうやで。私の実家はオッタピアシティホテルを運営しており、他の家と異なるんや。」

「そうか。なら、俺達をそのホテルに宿泊させられる事が出来るか?」

「勿論や。私のホテルはサイリスタ帝国の聖職者や軍人関係者は宿泊お断り何やけど、アンタらなら宿泊して構わんわ。」

「ありがとうな。ザギトワ。お前もお前の両親も中々、鋭い奴で俺は凄く最高だからな。」

「勿論や。信雄さんが私を救っといたから私の両親も凄く感激や。やから、私もアンタらに恩を返さんとあかんからな。」

「そうだな。ザギトワ。」

俺はザギトワを救ってくれたなら本当に彼女には、後で何らかの感謝をしようと思った。
そんなに大したことではないけど、それで俺は良いと思うから…、

**********

「ほな、着いたで。」

「ザギトワ。ここが、オッタピアシティホテルか?」

「勿論や。ここが私の両親が運営しているホテルやから、ここで会議するとええかもな。」

「あぁ。」

俺はこのホテルの外観を見て凄く良いと安心した。
確かにここだったら、サイリスタ帝国の首都『オッタピア』の中で俺達の隠れ家になると感じ、一安心した。

「ほな、行くで!?」

「当然だ。ここに泊まらないと危ないからな。」

俺達は、この街でいると危ないと感じ、そのままサイリスタシティホテルに入っていった。

すると…、

「おぉ、ザギトワ。アンタが無事で安心してなんぼや。」

「ザギトワが無事でワイは安心したで。」

「あぁ。俺がアイドル大会の闇を追求して彼女とエレーナを救ったからな。」

「あんたがザギトワを救い出したんかい。」

彼女の両親がザギトワが無事で何よりだったから俺は凄く安心した。
彼女の笑顔を見ると凄く綺麗で喜ばしい。
俺はサイリスタ帝国の人間が愛情を奪っていると思うと少し怒りがこみ上げた。

「で、アンタが信雄さん。」

「あぁ。俺がザギトワを救い出した鳩川信雄だ。よろしくな。」

「そうか。アンタが、信雄さんやね。我が娘のザギトワを救ってくれて感謝せんといかんから、アンタらにホテルの部屋をお貸しせんとあかんからな。」

「どうも。俺の処遇は好きにどうぞ。」

「では、10階にある空き部屋においでませ。」

「ありがとう。ザギトワの両親。俺はその恩を後で返します。」

俺はこうして、ザギトワに救ってくれたお陰で両親が納得し、これから最上階から3階下の10回の部屋に向かった。

「ではでは。ここに4人部屋があるが、2部屋に分かれるんやぞ。」

「了解。」

俺はザギトワを救ってくれた恩人だからこそ、俺はこうして安心して過ごせると感じた。

「で、俺はクリアーナ、ザギトワ、アーラと同じ部屋に行くから、オズワルドはスベトラーナとエレーナの部屋に泊まってくれよ。」

「了解。」

「流石は、信雄さんやな。私とクリアーナ、更にはアーラという幼女を止めるとはさすがやぞ。」

「あぁ、でもザギトワ。お前がいたからこそ、俺は無事に救われたんだと思うから。」

「そうなのかい。私もアンタが居なければ間違いなく肉弾接待の餌食になっていたから、それだけで助かっといたわ。」

「流石だ。で、この部屋とオズワルドの部屋にはお風呂があるんだよな。」

「そうや。10階は普段は200ユーロする部屋なんやぞ。」

「200ユーロという事は、サイリスタ帝国の公式通貨はユーロでこの部屋は約26,000円相当になるんだな。」

「その通りや。このシングルは50ユーロ(約65,00円)、ツインは100ユーロするんや。」

「そうか。でも、この部屋提供してありがとうよ。」

「毎度、おおきに。で、信雄さん。私が本当は好きなんやね。」

「あぁ、異性と関わると好きになってり愛情が友情が宿るのは本当みたいだね。」

俺は彼女に感謝しれ、ホテルの一室に宿泊した。
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