モィ バリーブィ～サイリスタ帝国に抗う者たち～

第3章 ドルガバ教会の闇

第29話 サイリスタ帝国の礼拝所。

俺達はザギトワを救い、サイリスタ帝国の闇を暴く代わりに、ザギトワの両親が運営するオッタピアシティホテルでバイトしていた。
それが前提で彼女や彼女の両親に宿泊しても良い許可が出たからだ。
それ故に、俺はザギトワの両親がこの部屋で宿泊の許可と引き換えに俺はオッタピアシティホテルでバイトする準備をした。
最も俺に関してはザギトワ家のお使いが主流で、それを引き換えに情報収集しても良い許可を得たので、他の人よりは楽だと思うが…。

そんな事を思いながら、俺は向こうに何かあると思ったのでザギトワにその許可を出そうと感じた。

「なぁ、ザギトワ。あの礼拝堂は何だ。」

俺は、向こうに見える礼拝堂が非常に気になったので、俺はそれを見て何かあると感じた。

すると、ザギトワがあの礼拝堂を見て…・

「信っち。あれの境界が気になるかい?あれは、オッタピア西郊にあるドルガバ教会や。だが、あそこの教会は人が、特に子供が行方不明になる事件が多発しとるから1人で行くのはやめた方がええで。」

1人で行くのが危険…、

特に子供を連れてゆくのが危険…、

俺はそれらについて考えながら、あの教会には何かあるかと思いながら、後でじっくり見ようとした。

「ありがとう。ザギトワ。つまり、あそこの礼拝堂では小児性愛が秘密裏で行われている事を意味して良いんだな。」

俺は、彼女の指摘したお陰で向こうの方に気になるのがあったので行こうと感じたので、彼女に感謝した。

「せや。私もあの境界にはいかん方がええと言われとったで。やから、あそこを子供が行ったらアカン場所やとホンマにいわてたんやから、私はいかんで…。」

ザギトワをあんな場所に行かせる訳ないだろうが…。
ここで行く人物は既に決まっている。

「あぁ、ありがとう。だったら、俺とオズワルドの2人だけであそこにいっても良いか?」

「うん、大人2人なら、行ってもええが、絶対に1人になったらアカン場所やから気をつけへんな。1人になったら聖職者に殺されるで…。」

1人になったらころされる。
俺はそれに警戒しながら、これから本格的にこのドルガバ教会の闇を暴こうと感じた。

「ザギトワ。ほな助言、ありがとうな。俺はあの礼拝堂には何かあると思うから、ここはオズワルドと共に行って調べるとする。だから、お前はホテルで働いてくれよな。」

「勿論や。私があの教会に行ったら殺される事、分かっとるから信っちとオズワルドの2人で行った方がええ。やから、私を心配しといてありがとな。」

「あぁ、お前が無事ならそれで良い。」

「なら、私はこれからホテルで待っとるから無事に任務をこなすんやぞ。」

俺はあの教会には普通とは違う雰囲気があると思っていた。
だからこそ、あの境界には本当に命を懸けてでも行き、同時に彼らの闇を暴くには非常にうってツケの場所だと俺は感じた。
それ故に、俺はオズワルドと共に向かうとした。

「了解。なら、まずはシティホテルに戻って、オズワルドにドルガバ教会の事情を話すか。」

「せやな。それでええんちゃうかい?そうせんと話が始まらんで。」

「そうだな。ありがとうな。ザギトワ。」

「信っち。毎度、おおきに。」

おれは彼女が感謝した顔を見ると凄く元気で嬉しい顔をして、まるで太陽の様に輝かしい顔で何よりホッとした。
彼女やクリアーナ、アーラ、スベトラーナ、そしてエレーナの顔は笑顔になるとこんなに可愛い顔をするんだな。
俺はザギトワｎその顔を見て、嬉しいと思いながら、これからオズワルドと共にドルガバ教会に向かう計画を考得ていた。

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それから俺はオズワルド事情を話し、これから彼と共にドルガバ教会へ向かう事にした。

「ザギトワ。お前達はホテルで少し待っているが良い。」

「あぁ、私達がアンタ達の任務しとる間に、美味い料理や楽しい遊び、そしてお風呂などの準備をしとるから、思い切って任務で遂行せんとあかんぞ。」

「どうも。それで俺達が重要な任務をするから、それをするとはありがたいな。」

俺は彼女が凄く嬉しそうな顔をした事で、ホテルに戻ってオズワルドにドルガバ教会の情報を提供し、この教会の実態を調査しようと思った。
もし、小児性愛が本物なら間違いなく彼らの行いは聖職者として非常に不適合で穢らわしい行いだとみられるだろう。

俺はそれを理解しながら、オズワルドと共にドルガバ教会へと向かった。
そしてドルガバ教会に到着し、俺はこの扉を開けるだけだった。

「開けるが大丈夫か。」

「あぁ、大丈夫だぞ。信雄。」

オズワルドと共にドルガバ教会にやってきた俺は、この扉には何か威圧感を感じた。
そして、オズワルドに扉を開ける準備を頼みなら、これからドルガバ教会の扉を開ける準備をしようとした。

するとオズワルドが…、

「待て。ここに奴らが罠を仕掛けている可能性があるんだ。」

「あぁ、そうだな。俺もそれは十分にあり得ると思うな。」

俺は流石に扉を開けた時点でその罠が仕掛けられている事を知りながら、これから2人で慎重にその扉を開けた。
すると、教会内部をみた俺は妙な邪気が取り込まれる可能性から鳥肌がたった。

この扉の奥に何があるのだろうか?