モィ バリーブィ～サイリスタ帝国に抗う者たち～

第10章 惑星創成法の謎。

第135話 クリアーナの決意。

俺はクリアーナの顔を見て彼女の顔に強さに凄く安心した。
彼女は以前よりはるかに成長していると…。
アリーナ村長からクリアーナが聖職者討伐に抜擢されたのは彼女の精神面の強さから来ていると感じた。
その顔の強さ。
そして精神面での強さ。
それぞれを見て俺は彼女はより逞しくなったと感じた。

俺はそう思うと非常に楽になって非常に嬉しい。
だから、俺は彼女を信じようとした。
その実力と精神面での強さを彼女が持っているのは至極当然だから、アリーナ村長は選んだのだと思う。
そして、彼女がここまで強くなければ間違いなく連中を倒す旅に出られないのは当然だと思った。
故に、彼女は討伐できると思って俺と同行したのはまさにその影響なのだと感じた。

そして、彼女は見習いだったのでアリーナ村長は、外の世界の経験をする事で最強の魔法使いになると思うから抜擢した事も当然だと感じた。
だから俺は彼女の精神面での強さを考えると俺は彼女が俺達と旅をするのにふさわしい理由を見つける事が出来て俺は安心した。
だから俺は彼女の強さを見て…、
ある事を問いかけようとした。

「なぁ、クリアーナ。」

「どうしたの。信雄さん。」

クリアーナ。
お前の顔を見ていると凄くまっすぐで真の強い女性だ。
彼女の成長や戦い方を見るとまさに連中の弱みを良く知り、それを学んで連中の弱点を問い詰めてほしい。

「クリアーナ。アリーナがお前を俺と共にやはり精神面での強さがあったから来たんだと思うんだよ。」

「そうね。私もアリーナ村長さんに強くなるために旅に出る事、そして、システマ武術を用いて連中を倒す旅に出るのはそういう勉強と世界平和を目指す事が非常に大事だと思ったからじゃないかなって私も薄々感じてきたよ。」

「あぁ、そうだな。だから、アリーナ村長はお前が俺と共に同行したんだよ。そうでなければ彼女がお前を俺と共に同行するとは思わないからな。」

「ふふっ。本当に楽しい人だね。信雄さん。」

「あぁ、俺は面白い事をいう時は面白くするけど、真剣な時は真剣に向き合う。そのメリハリが非常に大事だと俺は思うな。だから、そういう気持ちの切り替えを上手く利用するんだぞ。クリアーナ。」

「うん。ありがとう。信雄さん。何だか、信雄さんの話を聞いていると非常に気分が楽になってきた。」

「あぁ、クリアーナ。お前がやりたい事を目指せばよい。けど、その前には聖職者討伐をしなければその世界を達成する事が出来ないから先にそれをやろうな。」

「うん。ありがとう。信雄さん。私は聖職者を倒して世界平和を目指そうとするから大丈夫だよ。」

「あぁ、クリアーナのその強さが俺を強くさせるな。」

「うん。その通りだよ。」

成程。
お前はその優しさの奥に強さがしっかりと詰め込まれている。
そして彼女は喜びと目的ある戦いを思うと彼女の強さは本当に自分の信念を曲げない強さを感じる事が出来た。
俺は良い奴と共に同行したのだと…。

俺はクリアーナの様子を見ると本当に彼女の強さと真の強さを感じ取れる雰囲気を感じてこれから彼女が強くなる為に俺も彼女を極力、聖職者討伐しなくてはならないと感じた。

「だから、クリアーナ。お前も平和を願いたいなら奴らの悪魔崇拝と犯罪行為を止めねばならないな。」

「あぁ、そうだな。私もあんたもそういう姿勢だからこそ、連中を倒して世界を変えられると思うからね。」

「あぁ。そうだな。クリアーナ。お前の言う通りだ。」

彼女は、ずいぶんと成長し、知性のある女性になってきた。
そして、俺のシステマ武術を付き合って彼女は体術も身に付きながらも体の肉は柔らかさを感じるのは俺にとっては非常にありがたいことだと感じた。

俺はクリアーナの決意を見てこれから本気で連中を討伐する為の意思を感じ取れて俺と彼女が本当に強い人間になると思うと本気で強くなろうと感じた。

それは同時に連中がどれだけ多くの人間を苦しめ、痛め付けたのかはっきりとわかるほか、これから俺は奴らと戦う為の情報が揃ったから連中が侵略をやろうとしているロシアに直行しなければならなかった。

そして、ロシアに行って連中が計画しようとしているアレクサンドル大統領暗殺を阻止する為、俺は連中の闇をこれから沢山暴き出す事が非常に大事になると思った。
それは同時にロシアを守る為、世界を守る為に動かなければならない事例だと思うと非常に複雑で厳しい状況になると俺は思った。

―ー―奴らがロシアで連中を殺される前にここで何としても止めに入らねばならない。

そう俺は思いながら、連中を止めるために動かねばならないと感じた。
それ故に連中をどうやって討伐するのか考えこみながらこの地下室で資料を色々と探ってこれから俺がやるべきことをやろうと思った。

それは俺しかできない任務だし、世界の指導者を暗殺しようとしている兆候でもあるから絶対に阻止しなければならないと思った。
それは同時に連中があちこちで悪の行動をしている状況が起こり得ると思うと非常に危険だと思い、これから奴らとの戦いを決意した。

連中がアレクサンドル大統領を暗殺を阻止する事が俺の使命だから。