モィ バリーブィ~サイリスタ帝国に抗う者たち~

ЕСБの革命

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第12章 洗脳されたサーシャ。

第148話 サーシャが遺した言葉。

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私が何故、能力で人間を出世する事が非常に大事なのか信雄さん達に聞いて良く理解した。
血筋や学歴は相手が男性の時にしか発揮できず、それが結果的に人間を堕落に導く可能性が多分にある事が理由だと考えたからだ。
それ故に私は奴ら聖職者がどれだけ非常でクズな連中だと分かった以上、私が手を抜く必要性は非常に希薄だと感じた。

だから私は連中がどれだけクズな連中だとしても私がちゃんとしていれば間違いなく止められると感じていた。
つまり、裏を返せば連中の闇はいかに奥深くて危険だと私は感じた。
だから私は彼女を殺してでも救いたい。
故に私は彼女を殺す以外に救う道はなかったのは当然だった。
つまり、首を食って胴体だけ生かす方法だと…。
そう思いながら、エレナ達にそれを報告しようと思っていた。

「エレナ。彼女は間違いなく頭部に爆薬が埋め込まれている。だから首をはねる能力を使うんだ。」

「了解。つまり、首が失われれば頭部だけ別の場所に投げて爆発を防げるわけだな。」

「その通りだ。胴体だけ無事に生かしてくれれば間違いなく信雄さん達も凄く落ち着くだろう。」

「うん。そうだね。だから私が胴体と頭部を切り離すしかないと思うと確かにそれは一理あると思った。」

彼女を救うには頭部と胴体を切り離す以外にないのは解っている。
なぜなら、洗脳された人間や頭部に爆弾を埋められている人間はそうしないと救えない可能性が高いと私は感じているから。
恐らく、聖職者の事だから彼女の胴体は無事に生かす方法は考えている。
出なければ自分たちの先兵が消える可能性が高いし、女性なら子供を作らせて自分たちの先兵を作り出したい思惑があるからだろう。
私はそれが知っているからこそ、そういう能力で相手を追い詰める以外になかった。

そしてその技術は聖職者側に応用するものでなく我らが使ってそれを善意として使うことが非常に大事だと私は感じている。
だから私は彼女を救い出す為、胴体だけ救う方法を探した。

「私をそうやって救うなんてどういう神経をしているんだ。」

「どういう神経なのか。それは私にはわからないね。でも、アンタが聖職者に遺伝子改造させられているから胴体だけ生かされて頭部は死ぬ様に細工されている。」

「ふざけれるな。」

彼女は洗脳されている影響かふざけているといっているが、連中の思考を裏読みすればそんなのは当然だと感じる。
だから私は彼女が信じなくてもそれが事実だと伝える以外になかった。

「ふざけてなどない。胴体を残す事で君は聖職者の部下に子供を産まされる事になる。」

「うっ。嘘だろ。私の胴体にそんなことをするとはどういう神経をしているのだ。」

「別にどういう神経でもない。けど、そういう技術と悪知恵が奴らにはあるんだと。」

「くっ。ふざけるな。彼らは善意の為の私を救ってくれた。だからあんた達を殺すぞ。」

「なら、かかってきなさい。」

まず、彼女は冷静さを失っている可能性が非常に高い。
そして聖職者達に洗脳されている以上、まともな判断が出来なくなっていると…。
だから私はこんな連中を救い出すには胴体だけを生かすしかないと感じると少し虚しさを相まって出てくるのは何か悲しい状態だった。
しかし、裏を返せばそれだけ私を救ってくれる人が非常に多く感じた事に皆に感謝しながらサーシャと戦った。

「アーラ。首を切断する魔法を発動するんだ。」

「了解。」

私はアーラに首を切断する魔法を利用して彼女の首を切断し、頭部をどこかの海に流そうと思った。
つまり、奴らの思考を裏読みしてそういう思想を考えると私はそれしか方法はなかった。
だから連中を倒す上でその魔法をアーラに任せるしかないと感じた。

「行くよ。スベトラーナ。」

「あぁ、いくんだ。アーラ。」

Шейный首狩りの нож.切断師

アーラ。
あんたが行為魔法を発動できるようになったのは非常に嬉しい。
だから、私は彼女が首狩り技を覚醒した事に驚きを持ちながらこれから彼女をそうやって救うしかないと私は感じた。

「サーシャ。あなたはここで終わらせるから覚悟してね。」

「なる程。私をそうやって切り刻むとは外道だな。」

私はアーラの強さを見て彼女なら間違いなく連中を倒してくれるのだと思いながらアーラはサーシャを攻撃した。

「死ね。幼女の分際で。」

「終わりなのはあなただよ。」

これでどちらかが確実に死ぬことがはっきりした以上、私はただ、見ているだけだと思うと非常に虚しかった。
そして、決着はついた。

「終わりだよ。サーシャ。」

私はアーラの様子を見て本当に彼女は勝利の顔をしていた。

シュバッ。

「うっ。嘘。私はこれで死ぬの。」

「そして、その頭部は異次元に飛び込め。」

彼女はサーシャの頭部に爆薬が仕込まれていたので、それを防ぐ為に、異次元に移動する技を発動して連中を仕留めた。

「やめて~。」

とサーシャの頭部は言いながらも彼女の頭部は見事に消え去り、これで本当に終わると思うと非常に安心した。

「で、残ったのは動かなくなった彼女の胴体だけか。」

私はサーシャの胴体だけ無事に残るだけ非常にありがたいと思いながらも首がない亡骸に私は虚しさを感じた。
するとサーシャの頭部がメモ帳を出してなにかを書き込み私に見せた。

…ありがとう。私の頭部を切り離して救ってくれたことを。

私はその話を聞いて涙を流したくなった。
頭は正気をなくても胴体がまともな感覚で…。
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