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第13章 イタリア5つ星戦線。

第155話 不浄な男色を浄化する。

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俺はグラッテさんの能力を発動する為に、彼のお笑いで笑う事にした。
最初は無理やりな笑いだったが、グラッテさんのお笑いは非常に優秀で優れた笑いで聖職者に対する批判の意味でも凄く笑えて非常に楽しかった。
だからこそ、次第に俺は無理やり笑う事なく素直に笑える状況が形成されていったと俺は思った。

「ありがとう。信雄殿。君が笑ってくれたお陰で俺は能力を発動しやすくなった。だから感謝しているよ。」

「あぁ、こちらこそ。最高の笑いが提供されて非常に楽しくなって笑いが面白くなった。だからそちらこそ感謝しているよ。」

俺はそれを聞いた影響で非常に楽しくなって笑いが出てくる様になった事で彼に感謝せねばならないと感じた。
そして、グラッテさんは俺が笑ってくれたお陰で能力発動がしやすくなったことを述べた。
間違いなく彼は不浄な男色を浄化する能力を持っているのは間違いないと感じる。

何故なら、不浄な男色を行う聖職者達はロリコンの素質まであるので犯罪行為を平気でやるから悪魔崇拝の傾向が凄く見て取れる。
だから俺は連中が凄く犯罪行為をやっている現状を考えると彼らが間違いなくその闇を行っていると実感した。

「グラッテさん。まさかその能力で不浄な男色を浄化できるだけだよな。」

「その通りだ。不浄な男色はこれによって大きく変わる事がはっきりとするからな。」

そうだ。
聖なるものは不浄な物を浄化する。
聖なる行為は不浄な男色小児性愛を浄化する力を持っている。
俺はグラッテさんが凄い表情で奴らを浄化する能力を今でも発動できる状態に俺は凄く感激した。

「では、行くぞ。信雄殿。ザギトワ。君達は目を閉じな。」

「あぁ、光を見たら能力が発動しちゃうからだろ。」

「解っているな。だから目を閉じるんだ。」

恐らく、視界に影響する能力だと俺は感じたのでさっと目を閉じた。
そして、終わるまでは俺は暫くは目を開けない事にした。
俺はグラッテさんの能力を受けないために目を閉じてこの場をしのごうとした。

「ほう。目を閉じていれば私はその能力を防げるんだな。」

「甘い。君だけは目を閉じらせるわけにはいかない。」

俺はグラッテさんが何か特別な道具を利用して奴の目を瞬きさせない為、何かをやった。
「これで終わりだ。」

「くう~。私がこんな奴らに殺されるなんてこの卑怯者に天罰が下ればよいのに。」

「では、行くぞ。3・2・1。パシャリ」

そしてカメラの音が出た。
まさか俺がやられたのだろうか…、
俺はその音を聞いてカメラが開いた事で奴の声が突如消えた事により一瞬で驚いた。

「目を開けて良いぞ。信雄殿。ザギトワ殿。」

「あぁ、開けたぞ。」

「うん。開けたで…。」

俺とザギトワは目を開けた瞬間、聖職者がどこに消えたのかわからくなった。
奴はどこへ行ったんだろうと…、

「そういえば、グラッテさん。聖職者はどこに行った。」

「あぁ、聖職者はこの写真の中に消えたぞ。」

「どれ!!ってこれか。」

俺はこの写真を見て一瞬で雰囲気が変わった状況を考える確かにこれだと分かる写真があった。

「で、これからこの聖職者の入った写真をどうするのだ。」

「ザギトワ。君の技術でこの写真をバキュームに入れてお焚き上げしてくれないか。」

「了解。その写真をお焚き上げする事で大きく状況が変わる場合が非常に多いから当然や。」

俺はザギトワの聖職者を吸い込む掃除機がこんなに効果あるとは思わなかったが、確かにあの聖職者の写真が入った掃除機なら間違いなく連中をお焚き上げする能力は持っているのは間違いなかった。

「よし、これで聖職者入りの写真はバキュームの中に入ったで、それから肩を下ろしてお焚き上げモードのパネルにする。やから、信っち。グラッテさん。少し待っとった方がええで。」

「あぁ、ありがとう。君がこんなにお焚き上げする機会を製造できるなら俺は非常に嬉しいと感じるよ。」

「そうだね。グラッテさんの言う通り、奴らは普通の人間とちゃうから特別な方法でお焚き上げせんと間違いなく連中がおかしな方向に巻き込まれとる事が私にも分かっとる。だから私はそうやってお焚き上げして連中の骨すらも残さない様にしとる訳。」

「はははっ。本当にザギトワは良い奴だな。そう、連中は当然ながら普通の人間と違って救済する処置がないからそういう方向にならざるを得ない。それを心がければ間違いなく連中を倒す事は大いに可能だと私は思っているからな。」

ザギトワ。とグラッテさんの2人の話を聞いていると凄くわかりやすくお焚き上げする必要性があるのかよくわかる内容だった。
確かに連中は普通の人間と訳ちゃうから当然ながらお焚き上げなどして殺さないと間違いなく連中が死なない可能性が強く表れる。
だから俺はそういう覚悟でローマ市国の中心に行かねばならない事は確かだと感じた。

そして現在のローマ市国は3代目ローマ市国だ。
対して聖職者の主流派は初代ローマ市国だ。
なので考えこそ、多少は異なっているが、彼らの残党はあそこで細々とやっているだけだと感じていた。
だからローマ市国に突入する準備が必要だと実感しながらこれからローマ市国をどうやって崩すのか?

そして初代と3代目の違いを良く考えないと非常に危ないと感じた。

「で、グラッテさん。俺は奴らがローマ市国で何かやる恐れがあるかもしれない。だから明日の投票が終わったら一緒にローマ市国に突入しよう。」

「そうだね。私もそれは強く主っているから大丈夫だよ。」

グラッテさんは凄く強い意志でローマ市国の闇を暴こうとしている意気込みを感じた俺はイタリア大統領選選挙後の翌日に突入しようと思った。

そして翌日彼は見事にイタリア大統領選で当選し本当の意味でイタリアの夜明けが始まった。
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