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第43話 アイテム召喚をしよう
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数々の便利アイテムを目撃したお姉ちゃん達だったが、ショタがこれらの品をどこから手に入れているのか気にならないわけがなく、とうとう質問されてしまった。
自分の秘密を簡単に話してしまうのもどうかと思ったけど、ある程度知ってもらった方が暮らしやすいと判断し、今回はリビングでアイテム召喚をして見せることになった。
ちなみにレオナねえはお風呂に入っているので、レオナねえには明日見せる。
しかし他のみんなが注目する中でアイテム召喚しなければならないので、今日は見映えするモノをゲットしたいっスね。
この状況で田中くんのリコーダーみたいなのが出たらちょっと格好悪いやん?
いや、田中くんが悪いわけじゃないんだけどさ!
「じゃあやるよー!!」
しかしここでティアナ姉ちゃんに驚きの質問をされる。
「えーと・・・、今からやるサモンは、クーヤくん本人にも何が出るのかわからないんだよね?」
「うん!ボクの住んでた国にあった何かが出るの」
「もしかして生き物が出て来る可能性もあるんじゃない?」
「・・・・・・・・・・・・」
ハッ!?確かにその可能性は否定出来ない・・・。
冷静に考えると、人間が出て来たらめっちゃやばくねえか!?
・・・いや、今まで無機物しか出て来なかったんだし大丈夫だろ!
もし高校生なんかが出て来たら『おお、勇者様!』とか言って誤魔化そう。
「わかんないけど大丈夫!!いっくよーーー!!」
「クーヤくんって、なんかすごく楽観的よね。いつ死んでもおかしくない屋敷に住んでいたのに平気な顔してたしさ・・・」
「変に考え込まない所がまた可愛いわね!」
「そ、そんなんでいいの!?」
大丈夫だって!みんな心配性だな~。
「なんかおもしろいの出ろ!アイテム召喚!!」
目の前の空間が歪み、リビングが眩い光に包まれる。
「まぶしっ!!」
「な、なによこれ!?」
ヴォン!
光が消失すると、そこには高校生・・・ではなく、一冊の本が出現していた。
「本か!今日はハズレだったーーー!」
どうやらこれはファッション雑誌のようだ。
ページをめくると、カジュアルな服を着た外人の女性がポーズを決めていた。
全然興味が湧かなかったので、隣にいたクリスお姉ちゃんに本を渡す。
「・・・うぇええ!?何この精巧な絵!!」
クリスお姉ちゃんが本を床に広げると、他のみんなが覗き込んだ。
「ちょっと上手すぎない??」
「本当にこれって誰かが描いたの!?目で見たままの景色がそのまま印刷されてるように見えるけど・・・」
「文字が書いてあるけど全然読めないね。外国の言葉かな?」
「とても綺麗な服ね~!お母さんもこんな服が欲しいわ~!」
そうか!この世界にはカメラが存在しないのか。
ってことはおそらくビデオカメラみたいなのも無いだろな~。
それにしても、お母さんは何の疑問も持たずにマイペースな感想を言ってますね。
性格だけでいったらこの中で一番好きかもしれない!人妻だけど。
「えーとね、ボクの国にはカメラって道具があってね、見た景色をそのまま紙に写せるんだ。カメラはまだ召喚出来てないけど」
「ひえ~~~、とんでもない国ね。こんな技術があるなんて・・・」
「さっきも言ったけど、クーヤちゃんの国に行ってみたいな!」
「でもめちゃめちゃ遠くて無理って言ってたね~」
みんながそんな会話をする中、クリスお姉ちゃんだけは真剣な表情でファッション雑誌を見ていた。
「気に入ったみたいだから、クリスお姉ちゃんにその本あげる!」
クリスお姉ちゃんがこっちを見た。
「え?お姉ちゃんが貰っちゃってもいいの!?」
「うん!女の人の服とかよくわかんないから、この本持っててもたぶん見ないし」
「クーヤくんありがとー!!大事にするわ!」
「うにゃっ!!」
クリスお姉ちゃんにめっちゃキスされた。
そして初めて聞く単語まみれの話をショタ的に纏めると、どうやらクリスお姉ちゃんはファッション関係の仕事をしている模様。
そして、このファッション雑誌で紹介されている服装がとても斬新なので、是非参考にしたいという話だった。
自分にとってはハズレ召喚だったけど、異世界の女性目線では大当たりだったというわけですね。俺の部屋に置いてあるアイテムの中にも、もしかすると隠れ大当たり的なヤツがあるのかもしれませんな・・・。
その後アイリスお姉ちゃんとナナお姉ちゃんの必死の説得で、お風呂係はクーヤちゃんと一緒に寝る権利を得ることが正式に決定した。
・・・ショタの都合などガン無視で!
まあ、おっぱい枕で寝るって夢の為に、一切口を挟まなかったんですけどね。
成長したら体重的に遠慮することになってしまうので、ショタの今でしか出来ない大技なのである。
そして自室に戻ってベッドに入った時、大変なことが判明した。
よく考えたらこの二人、着ていた服を洗濯したので、寝る時素っ裸なのである!!
「じゃあ私はこっちね。そしてクーヤちゃんは真ん中!」
「三人だと狭いからクーヤちゃんにピッタリくっつかないと!ハアハア」
「ほわあ~~~~~~~~!」
ヤバいっス!!
裸の美女二人とベッドインする日が来ようとは・・・!
とはいえクーヤちゃんのクーヤくんは一切無反応なんですけどね!!
でもいいんだ。幸せメーターが天元突破なのだから!
たとえショタが成長しても、いつまでも一緒に寝てくれるといいなあ・・・。
◇
(´・ω・`)「死ねばいいと思うよ?」
「書いたのあなたでしょうが」
自分の秘密を簡単に話してしまうのもどうかと思ったけど、ある程度知ってもらった方が暮らしやすいと判断し、今回はリビングでアイテム召喚をして見せることになった。
ちなみにレオナねえはお風呂に入っているので、レオナねえには明日見せる。
しかし他のみんなが注目する中でアイテム召喚しなければならないので、今日は見映えするモノをゲットしたいっスね。
この状況で田中くんのリコーダーみたいなのが出たらちょっと格好悪いやん?
いや、田中くんが悪いわけじゃないんだけどさ!
「じゃあやるよー!!」
しかしここでティアナ姉ちゃんに驚きの質問をされる。
「えーと・・・、今からやるサモンは、クーヤくん本人にも何が出るのかわからないんだよね?」
「うん!ボクの住んでた国にあった何かが出るの」
「もしかして生き物が出て来る可能性もあるんじゃない?」
「・・・・・・・・・・・・」
ハッ!?確かにその可能性は否定出来ない・・・。
冷静に考えると、人間が出て来たらめっちゃやばくねえか!?
・・・いや、今まで無機物しか出て来なかったんだし大丈夫だろ!
もし高校生なんかが出て来たら『おお、勇者様!』とか言って誤魔化そう。
「わかんないけど大丈夫!!いっくよーーー!!」
「クーヤくんって、なんかすごく楽観的よね。いつ死んでもおかしくない屋敷に住んでいたのに平気な顔してたしさ・・・」
「変に考え込まない所がまた可愛いわね!」
「そ、そんなんでいいの!?」
大丈夫だって!みんな心配性だな~。
「なんかおもしろいの出ろ!アイテム召喚!!」
目の前の空間が歪み、リビングが眩い光に包まれる。
「まぶしっ!!」
「な、なによこれ!?」
ヴォン!
光が消失すると、そこには高校生・・・ではなく、一冊の本が出現していた。
「本か!今日はハズレだったーーー!」
どうやらこれはファッション雑誌のようだ。
ページをめくると、カジュアルな服を着た外人の女性がポーズを決めていた。
全然興味が湧かなかったので、隣にいたクリスお姉ちゃんに本を渡す。
「・・・うぇええ!?何この精巧な絵!!」
クリスお姉ちゃんが本を床に広げると、他のみんなが覗き込んだ。
「ちょっと上手すぎない??」
「本当にこれって誰かが描いたの!?目で見たままの景色がそのまま印刷されてるように見えるけど・・・」
「文字が書いてあるけど全然読めないね。外国の言葉かな?」
「とても綺麗な服ね~!お母さんもこんな服が欲しいわ~!」
そうか!この世界にはカメラが存在しないのか。
ってことはおそらくビデオカメラみたいなのも無いだろな~。
それにしても、お母さんは何の疑問も持たずにマイペースな感想を言ってますね。
性格だけでいったらこの中で一番好きかもしれない!人妻だけど。
「えーとね、ボクの国にはカメラって道具があってね、見た景色をそのまま紙に写せるんだ。カメラはまだ召喚出来てないけど」
「ひえ~~~、とんでもない国ね。こんな技術があるなんて・・・」
「さっきも言ったけど、クーヤちゃんの国に行ってみたいな!」
「でもめちゃめちゃ遠くて無理って言ってたね~」
みんながそんな会話をする中、クリスお姉ちゃんだけは真剣な表情でファッション雑誌を見ていた。
「気に入ったみたいだから、クリスお姉ちゃんにその本あげる!」
クリスお姉ちゃんがこっちを見た。
「え?お姉ちゃんが貰っちゃってもいいの!?」
「うん!女の人の服とかよくわかんないから、この本持っててもたぶん見ないし」
「クーヤくんありがとー!!大事にするわ!」
「うにゃっ!!」
クリスお姉ちゃんにめっちゃキスされた。
そして初めて聞く単語まみれの話をショタ的に纏めると、どうやらクリスお姉ちゃんはファッション関係の仕事をしている模様。
そして、このファッション雑誌で紹介されている服装がとても斬新なので、是非参考にしたいという話だった。
自分にとってはハズレ召喚だったけど、異世界の女性目線では大当たりだったというわけですね。俺の部屋に置いてあるアイテムの中にも、もしかすると隠れ大当たり的なヤツがあるのかもしれませんな・・・。
その後アイリスお姉ちゃんとナナお姉ちゃんの必死の説得で、お風呂係はクーヤちゃんと一緒に寝る権利を得ることが正式に決定した。
・・・ショタの都合などガン無視で!
まあ、おっぱい枕で寝るって夢の為に、一切口を挟まなかったんですけどね。
成長したら体重的に遠慮することになってしまうので、ショタの今でしか出来ない大技なのである。
そして自室に戻ってベッドに入った時、大変なことが判明した。
よく考えたらこの二人、着ていた服を洗濯したので、寝る時素っ裸なのである!!
「じゃあ私はこっちね。そしてクーヤちゃんは真ん中!」
「三人だと狭いからクーヤちゃんにピッタリくっつかないと!ハアハア」
「ほわあ~~~~~~~~!」
ヤバいっス!!
裸の美女二人とベッドインする日が来ようとは・・・!
とはいえクーヤちゃんのクーヤくんは一切無反応なんですけどね!!
でもいいんだ。幸せメーターが天元突破なのだから!
たとえショタが成長しても、いつまでも一緒に寝てくれるといいなあ・・・。
◇
(´・ω・`)「死ねばいいと思うよ?」
「書いたのあなたでしょうが」
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