クーヤちゃん ~Legend of Shota~ このかわいい召喚士は、地球からアイテムを召喚してしまったみたいです

ほむらさん

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第115話 ライガーさんのパンダに名前を付ける

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 ライガーさんやレオナねえ達が勝利に興奮してたおかげで、クーヤちゃんは誰にも発見されることなく家に帰ることが出来た。

 リビングに入るとタマねえが結果を聞きたくてうずうずしていたので、二人でさり気なく部屋に移動してから、ショタがこの目で見た内容を熱く語った。


「やったね!」
「うん!ライガーさんめちゃめちゃ格好良かった!!」

 本当はもっと話したかったんだけど、リリカちゃんを放っておくのも可哀相なので、リビングに戻ってみんなで『ボンバーママン』を楽しんだ。

 当然ながら、もうすでにタマねえがめっちゃ上手くなっていたぞ!


 そして夕方頃、玄関が騒がしくなったと思ったらリビングのドアが開いた。


 ガチャッ


「ただいまーーー!ライガーのおっちゃんが勝ったぞ!!」


 その吉報を聞いた子供達がみんな笑顔になった。


「「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」


 あ、そうか!

 ポレフィータを倒してから結構時間がかかったけど、他にも魔物をいっぱい倒してたから、解体作業とかがあったのかもしれないね。

 ライオンみたいな大物も倒してたし、おそらく素材価値も高いと思う。


「ライガーさんは?」

「ああ、くっさいから母さんが外で治療中だ。あんなの家には入れらんねえ!!」

「うわ、可哀そうに・・・」
「頑張ったのに酷い言われよう」


 様子を見るため、みんなで家の外に移動した。


「ほら、濡れタオル持って来たぞ!」
「悪いな!本当は今すぐにでも家に帰って風呂に入りたいのだが・・・」
「ダメよ~。ちゃんと怪我を治してからでないと~」
「すみません」

 あんだけ魔物と殴り合ってたんだから、そりゃあ怪我もしてるよな。

「ライガーさんお疲れさまーーーーー!!」
「お、クーヤ!見ての通りボロクソにはなったが、ポレフィータを手に入れて来たぞ!」
「やったね!おめでとーーー!でもパンダちゃんだよ?」
「あ、ああ、そうだったな!」
「ねえねえねえ!パンダちゃん出してみて!!」
「ん?ここで出すのか!?」
「ちゃんとパンダちゃんに変身してるか確認しなきゃ!」
「そういやまだ確認してなかったな。だがもし真っ黒でくっさいのが出て来たら俺は泣くかもしれん・・・」

 あ、そういえば自分以外の召喚獣もちゃんと汚れが落ちるのかなあ?
 クーヤちゃんの召喚って普通じゃないから、他の召喚士も一緒とは限らないよな。


「ポレフィータ召喚!」


 ライガーさんがそう言った瞬間、目の前にパンダちゃんが出現した。


「「おおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーー!!」」


「よしッッ!ちゃんと綺麗になっている!!」
「やったね!!」

「あれ?どうしてパンダちゃんが外にいるの?」

 声が聞こえた方を見ると、クリスお姉ちゃんが帰って来たところだった。
 そのままこっちに歩いて来る。

「これはね~、ライガーさんのパンダちゃんなの!」
「あっ!成功したのね!?おめでとうライガーさん!」
「おう、ありがとな!」
「でもライガーさん、あの名前で召喚しちゃダメだよ!」
「ん?・・・・・・ああ、そうか!」
「すぐにでも名前を付けてあげた方がいいね」
「ぐぬぬぬぬぬ、名前かあ~」


 あ、そういえば名前はボクが付けてあげるんだった!


 ・・・フム。


「ねえクリスお姉ちゃん!会社で一番偉い役職の人ってなんて言うの?」
「一番偉い人?『メ$>#』のことかしら?」

 『メ$>#』が社長ね?よし覚えた!

「ライガーさん、名前が決まったよ!この子の名前は『パンダ社長』に決定です!」

「・・・はあ!?パンダ社長だと!?」

「「あはははははははははははははははははははは!!」」

 なんかめちゃくちゃウケた。

「さすがクーヤ。名前の付け方も意味不明」
「ぷぷッ!何で社長なんだよ!!めっちゃ笑えるんだけど!」
「ええええ!ちゃんと考えたんだよ?」
「何か意味があるのか?」

 意味ならちゃんとある!ベイダーさんを説得しなきゃだけどね。

「『ベイダー工房』って名前を『パンダ工房』に変えることって出来る?」
「なにッ!?工房の名前だと?・・・いや、それはベイダーのおっちゃんに相談しないとダメだろう」
「まあそうだよね~。でも聞いて!工房の名前を『パンダ工房』にして、社長をパンダちゃんにするの!」

「「はあ!?」」

 みんなの視線がパンダ社長に集まった。

「もちろんパンダは部屋でゴロゴロしてるだけだよ?でも社長なの!」

 それを聞いたライガーさんがハッとした顔になった。
 そしてレオナねえも、その意味に気付いて目を大きく開いた。

「なるほど、面白い!!」
「天才かよ!!」

 クリスお姉ちゃんも気付いたようで、顎に手を当てて一つ頷いた。

「すごいこと考えるわね・・・。でも間違いなく街で評判になるわ!」
「要はお飾りの社長ってことだな?実際に動くのは俺やベイダーのおっちゃんだが、社長は誰かと聞かれたらコレを指差すわけだ!」
「そうそう!たまに泥遊びさせてあげれば社長はとても満足するから、給料はそれでいいの!」
「ウチの社長、欲が無さ過ぎだろオイ!」

「「わはははははははははははははははははは!!」」


 工房の名前が変わるかどうかはベイダーさんに聞いてみなきゃわからないけど、とりあえずライガーさんのポレフィータの名前は『パンダ社長』に決定しました!
 
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