166 / 548
第166話 ドラゴンの身体検査
しおりを挟む
今日はみんな普通の夕食だったんだけど、まだ『メメトンカツゼロ』が少し残っていたので、社畜風お父さんに振舞われることになった。
レオナねえが面白おかしくアルペジーラやメメトンゼロを倒した時の話をするのを聞きながら、社畜風お父さんが初めてのメメトンカツを口にすると、当然ながらその美味さに感動し、『今まで食べた料理で一番美味しいです!』と感動していた。
おそらくお世辞とかそういうのではなく、ガチの評価だと思う。
だって、アレを食べた人のほぼ全員がそう思っているのだから。
そしてアイテム召喚で彼を更に驚かせた後、寝るまで色々な話をして、社畜風お父さんの名前が『ジャン』だということが判明。
まるでツッコミどころの無い、実にそれっぽい名前でした!
ちなみにアイテム召喚で出たのはピンク色のクッションだったんだけど、リリカちゃんが目をキラキラさせていたので、クッションは彼女の物となった。
そして一夜明け、『仕事が遅れ気味なので、急いで戻らなきゃいけないんだよ』という社畜の鑑としか言いようがない一言により、少しくらいゆっくりしてもいいと思うんだけど、お父さんは朝早くから出発することになりました。
「お父さん、あまり無茶をしないようにね!」
「仕事なんて、もっと適当でいいと思うんだけどな・・・」
「ちゃんと毎日ハム水を飲むのよ~?そうすれば健康でいられるんですから!」
「あの不味い水を毎日飲むのですか!?」
「薬だと思えばいいんだよ!パンダ工房の皆も健康の為に飲んでるんだから、親父も気合で飲み干せ!」
「ハァ~、家族の為にも飲むしかありませんか・・・」
ちなみに社畜風お父さんにも、ハムちゃんを1体専属に付けようか?って話は出たんだけど、『便利すぎて逆に仕事が増えてしまいます!』と断固拒否されました。
言われてみるとたしかに、倉庫番みたいな感じで雑用仕事を死ぬほど押し付けられる予感しかしませんね・・・。
「じゃあクーヤくん!僕がいない間、家族のことをよろしく頼んだよ!」
「あい!」
「では行って来ます!」
「「いってらっしゃーーーーーーーーーーーーい!!」」
そうして社畜は仕事のために、トナカイに乗って死地へ向かって旅立った。
せめて元気に帰って来ることを祈っとこう・・・。
************************************************************
社畜が戦場へと旅立ってから数日経ち、そろそろ魔力も満タンに戻ったような気がしたので、レオナねえ・アイリスお姉ちゃん・ナナお姉ちゃん・タマねえを連れて前回ドラゴンを召喚した場所までやって来た。
街の南の森はメルドアの縄張りで誰も入って来ないから、この場所って近場では一番の穴場らしいのです。
一応レンクルを数体飛ばして周囲に人がいないのを確認し、ドラゴンを召喚する。
「ドラちゃん召喚!!」
そう言った瞬間、凄まじい量の魔力が一瞬でドラゴンに喰われた。
でも今回は十分な魔力を保持しての召喚だったので、かなり余裕がある状態と言えるだろう。
「久しぶりだねドラちゃん!今日は身体検査の日だよ!」
『ギュア?』
「うおおおおおおおおおおおお!やっぱり超でけーーーーーーーーーー!!」
「しかしホント、子供二人だけでよくこんなの倒したよね・・・」
「クーヤちゃん!お姉ちゃんの心臓止まらなかったよ!」
「うわ~ドラゴンだ!なんかすごく懐かしい!」
魔力に余裕があるとはいえ、こうしている間にもどんどん喰われているわけであり、シャキシャキ行動しないとすぐスッカラカンになってしまうぞ。
「ゴーレム1号召喚!ロープ召喚!」
ドラゴンの背中に召喚したゴーレムにロープを垂らしてもらい、それを使って一人一人ドラゴンの背中へとよじ登って行く。
もちろん非力なショタは、タマねえに背負われながら登頂に成功した。
「おーーーーーーーーーーーー!ドラゴンの背中ってこうなってたのか!」
「今マジで超感動してるんだが!!アタシらドラゴンに乗ってるんだぜ!?」
「落ちたら大怪我しそうな件」
「みんなよく平気だね?めちゃくちゃ怖いんですけど!!」
「これはすごい!ココに乗って空を飛ぶの?」
「それなんだけど、この羽って飛んだ時ブンブン動くよね?」
「戦った時に飛んだの見たけど、バサバサ動いてた気がする」
ですよね~。
羽を避けるように鞍を作るのって、めちゃくちゃムズくね?
「ねえドラちゃん!飛ばなくていいんだけど、飛ぶ時のようにゆっくり羽を動かしてもらえる?」
『ギュア!』
バサッ バサッ バサッ バサッ
「にょあ~~~~~~~~!足場が動いてこれは危険です!」
「うおっ!!なるほど、羽を動かすには筋肉も動かすに決まってるよな」
「鞍なんて設置出来るの?これ・・・」
「でもやらなきゃ乗れないよ?」
「このままどこかに掴まって乗るのは無理?」
「もし風で飛ばされたりしたら、間違いなく死んじゃうよ」
「とりあえず羽を動かすの止めてもらっていいか?」
「あい!ドラちゃん、羽止めてー!」
『ギュア』
ドラちゃんが動きを止めると振動も収まって、かなり乗りやすくなった。
「ドラちゃん、今度は歩いてみてください!」
『ギュア!』
ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
「おーーーーーーーーーーー!これは爽快だぞーーーーーーーー!!」
「思ったほど揺れないな!こりゃーいい!」
「ド迫力だね!!」
「うわ~感動だよ!ドラゴンに乗って歩く日が来るなんて夢にも思わなかった!」
「これは良い!!」
100メートルほど歩いてから、Uターンして最初の位置まで戻って来た。
「とりあえず、歩くのは面白いってことがわかりました!」
「同感だ!」
「いや、それじゃあダメだと思うんだけど」
「これで散歩してたら、街が大騒ぎになっちゃうよ!」
「飛ぶのは無理?」
ホントどうしよう・・・。
ココにいたら興奮して思考能力が低下してしまうから、一旦下に降りるか。
「魔力がちょっと怪しくなってきたから、もう遊んでる時間が無いかも。一度地面に降りて考えてみようよ」
ってことで、またロープを使ってスルスルと下に降りて来ました。
「しかし困ったな・・・」
「あの感じだと、空を飛ぶのって無理じゃない?」
あきらめたらそこで試合終了ですよ?
「でもせっかくドラゴンに乗れるのに飛べないなんて・・・」
「身体をドラゴンに縛り付けるとかは?」
「それなら落ちないかもしれんけど、快適とは程遠いぜ?」
ドラゴンの美しい姿を眺めながら、ショタは静かに考えていた。
・・・別に背中に乗る必要って無くね?
そうだよ!ドラゴンの身体が動かないポイントにくっ付けば良いんだ。
なぜ気付かなかった!?ドラゴンって名前がすでにヒントになっていたのだ。
そう、『ゴンドラ』を作ればいい!
首にぶら下げて胸元にゴンドラを固定させれば、特等席じゃんね!!
胸の膨らんだ曲線で変な形にはなるけど、たぶん何とかなるだろ。
「夢を見るから人生は輝く!」
ショタの突然の一言に、全員の視線が集中した。
そして、今考えた『ゴンドラ』の詳細をみんなに説明した。
「天才かよ!!」
「クーヤちゃん、それだーーーーーーーーーーー!!」
「すごいよクーヤちゃん!それなら絶対作れると思う!」
「さすクー」
いやタマねえ、『さすがクーヤ』の略だと思うけど、略し過ぎてませんかね!?
何にしても、ようやく突破口が開きました!後は定期的にドラゴンのサイズを測りながら、地道にゴンドラ作りをするだけです!
問題はボクの魔力量ですね。
遠い国まで飛べるように、今よりもっともっと魔力を増やしてやるぜ!
レオナねえが面白おかしくアルペジーラやメメトンゼロを倒した時の話をするのを聞きながら、社畜風お父さんが初めてのメメトンカツを口にすると、当然ながらその美味さに感動し、『今まで食べた料理で一番美味しいです!』と感動していた。
おそらくお世辞とかそういうのではなく、ガチの評価だと思う。
だって、アレを食べた人のほぼ全員がそう思っているのだから。
そしてアイテム召喚で彼を更に驚かせた後、寝るまで色々な話をして、社畜風お父さんの名前が『ジャン』だということが判明。
まるでツッコミどころの無い、実にそれっぽい名前でした!
ちなみにアイテム召喚で出たのはピンク色のクッションだったんだけど、リリカちゃんが目をキラキラさせていたので、クッションは彼女の物となった。
そして一夜明け、『仕事が遅れ気味なので、急いで戻らなきゃいけないんだよ』という社畜の鑑としか言いようがない一言により、少しくらいゆっくりしてもいいと思うんだけど、お父さんは朝早くから出発することになりました。
「お父さん、あまり無茶をしないようにね!」
「仕事なんて、もっと適当でいいと思うんだけどな・・・」
「ちゃんと毎日ハム水を飲むのよ~?そうすれば健康でいられるんですから!」
「あの不味い水を毎日飲むのですか!?」
「薬だと思えばいいんだよ!パンダ工房の皆も健康の為に飲んでるんだから、親父も気合で飲み干せ!」
「ハァ~、家族の為にも飲むしかありませんか・・・」
ちなみに社畜風お父さんにも、ハムちゃんを1体専属に付けようか?って話は出たんだけど、『便利すぎて逆に仕事が増えてしまいます!』と断固拒否されました。
言われてみるとたしかに、倉庫番みたいな感じで雑用仕事を死ぬほど押し付けられる予感しかしませんね・・・。
「じゃあクーヤくん!僕がいない間、家族のことをよろしく頼んだよ!」
「あい!」
「では行って来ます!」
「「いってらっしゃーーーーーーーーーーーーい!!」」
そうして社畜は仕事のために、トナカイに乗って死地へ向かって旅立った。
せめて元気に帰って来ることを祈っとこう・・・。
************************************************************
社畜が戦場へと旅立ってから数日経ち、そろそろ魔力も満タンに戻ったような気がしたので、レオナねえ・アイリスお姉ちゃん・ナナお姉ちゃん・タマねえを連れて前回ドラゴンを召喚した場所までやって来た。
街の南の森はメルドアの縄張りで誰も入って来ないから、この場所って近場では一番の穴場らしいのです。
一応レンクルを数体飛ばして周囲に人がいないのを確認し、ドラゴンを召喚する。
「ドラちゃん召喚!!」
そう言った瞬間、凄まじい量の魔力が一瞬でドラゴンに喰われた。
でも今回は十分な魔力を保持しての召喚だったので、かなり余裕がある状態と言えるだろう。
「久しぶりだねドラちゃん!今日は身体検査の日だよ!」
『ギュア?』
「うおおおおおおおおおおおお!やっぱり超でけーーーーーーーーーー!!」
「しかしホント、子供二人だけでよくこんなの倒したよね・・・」
「クーヤちゃん!お姉ちゃんの心臓止まらなかったよ!」
「うわ~ドラゴンだ!なんかすごく懐かしい!」
魔力に余裕があるとはいえ、こうしている間にもどんどん喰われているわけであり、シャキシャキ行動しないとすぐスッカラカンになってしまうぞ。
「ゴーレム1号召喚!ロープ召喚!」
ドラゴンの背中に召喚したゴーレムにロープを垂らしてもらい、それを使って一人一人ドラゴンの背中へとよじ登って行く。
もちろん非力なショタは、タマねえに背負われながら登頂に成功した。
「おーーーーーーーーーーーー!ドラゴンの背中ってこうなってたのか!」
「今マジで超感動してるんだが!!アタシらドラゴンに乗ってるんだぜ!?」
「落ちたら大怪我しそうな件」
「みんなよく平気だね?めちゃくちゃ怖いんですけど!!」
「これはすごい!ココに乗って空を飛ぶの?」
「それなんだけど、この羽って飛んだ時ブンブン動くよね?」
「戦った時に飛んだの見たけど、バサバサ動いてた気がする」
ですよね~。
羽を避けるように鞍を作るのって、めちゃくちゃムズくね?
「ねえドラちゃん!飛ばなくていいんだけど、飛ぶ時のようにゆっくり羽を動かしてもらえる?」
『ギュア!』
バサッ バサッ バサッ バサッ
「にょあ~~~~~~~~!足場が動いてこれは危険です!」
「うおっ!!なるほど、羽を動かすには筋肉も動かすに決まってるよな」
「鞍なんて設置出来るの?これ・・・」
「でもやらなきゃ乗れないよ?」
「このままどこかに掴まって乗るのは無理?」
「もし風で飛ばされたりしたら、間違いなく死んじゃうよ」
「とりあえず羽を動かすの止めてもらっていいか?」
「あい!ドラちゃん、羽止めてー!」
『ギュア』
ドラちゃんが動きを止めると振動も収まって、かなり乗りやすくなった。
「ドラちゃん、今度は歩いてみてください!」
『ギュア!』
ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
「おーーーーーーーーーーー!これは爽快だぞーーーーーーーー!!」
「思ったほど揺れないな!こりゃーいい!」
「ド迫力だね!!」
「うわ~感動だよ!ドラゴンに乗って歩く日が来るなんて夢にも思わなかった!」
「これは良い!!」
100メートルほど歩いてから、Uターンして最初の位置まで戻って来た。
「とりあえず、歩くのは面白いってことがわかりました!」
「同感だ!」
「いや、それじゃあダメだと思うんだけど」
「これで散歩してたら、街が大騒ぎになっちゃうよ!」
「飛ぶのは無理?」
ホントどうしよう・・・。
ココにいたら興奮して思考能力が低下してしまうから、一旦下に降りるか。
「魔力がちょっと怪しくなってきたから、もう遊んでる時間が無いかも。一度地面に降りて考えてみようよ」
ってことで、またロープを使ってスルスルと下に降りて来ました。
「しかし困ったな・・・」
「あの感じだと、空を飛ぶのって無理じゃない?」
あきらめたらそこで試合終了ですよ?
「でもせっかくドラゴンに乗れるのに飛べないなんて・・・」
「身体をドラゴンに縛り付けるとかは?」
「それなら落ちないかもしれんけど、快適とは程遠いぜ?」
ドラゴンの美しい姿を眺めながら、ショタは静かに考えていた。
・・・別に背中に乗る必要って無くね?
そうだよ!ドラゴンの身体が動かないポイントにくっ付けば良いんだ。
なぜ気付かなかった!?ドラゴンって名前がすでにヒントになっていたのだ。
そう、『ゴンドラ』を作ればいい!
首にぶら下げて胸元にゴンドラを固定させれば、特等席じゃんね!!
胸の膨らんだ曲線で変な形にはなるけど、たぶん何とかなるだろ。
「夢を見るから人生は輝く!」
ショタの突然の一言に、全員の視線が集中した。
そして、今考えた『ゴンドラ』の詳細をみんなに説明した。
「天才かよ!!」
「クーヤちゃん、それだーーーーーーーーーーー!!」
「すごいよクーヤちゃん!それなら絶対作れると思う!」
「さすクー」
いやタマねえ、『さすがクーヤ』の略だと思うけど、略し過ぎてませんかね!?
何にしても、ようやく突破口が開きました!後は定期的にドラゴンのサイズを測りながら、地道にゴンドラ作りをするだけです!
問題はボクの魔力量ですね。
遠い国まで飛べるように、今よりもっともっと魔力を増やしてやるぜ!
33
あなたにおすすめの小説
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~
小狸日
ファンタジー
交通事故に巻き込まれて、異世界に転移した拓(タク)と浩司(コウジ)
そこは、剣と魔法の世界だった。
2千年以上昔の勇者の物語、そこに出てくる勇者の遺産。
新しい世界で遺跡探検と異世界料理を楽しもうと思っていたのだが・・・
気に入らない異世界の常識に小さな喧嘩を売ることにした。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる