クーヤちゃん ~Legend of Shota~ このかわいい召喚士は、地球からアイテムを召喚してしまったみたいです

ほむらさん

文字の大きさ
267 / 548

第267話 ホニャ毛のオシャレ装備を考えよう!

しおりを挟む
 リリカちゃんがピンクのウサギに一目惚れしてしまい、少しも離れたくなかったようで、その日はお風呂にも入らず、寝るまでウサギと遊んで過ごした。

 夕食もウサギに分け与えながら一緒に食べていたくらいなので、よっぽど気に入ったのでしょう。専属のピンクハムちゃんが嫉妬してたくらいです。

 クリスお姉ちゃんとティアナ姉ちゃん、そしてお母さんも黒いモルモットが気に入ったみたいで、代わりばんこに抱っこしてキャーキャーしていました。

 やっぱりペットってのは小さい方が喜ばれるみたいですな。

 ただボクとレオナねえは、これから毎日グルミーダ狩りをしなければいけないので、あまりモルモットに感情移入しないよう、見て見ぬふりをしてましたけどね!

 まあ二人とも『それはそれ、コレはコレ』と割り切って行動出来るタイプなので、たぶん狩りに影響は出ないと思う。

 我が家のペットはモルモット。森にいるのはグルミーダなのです!



 ◇



 そして今日もやって来ました『グルミーダの森』。
 作戦は決まっていたので、ブロディさんの防具屋で盾を二つ買って来ました。

 森に入る前に、[レオナねえ&アイリスお姉ちゃん&ナナお姉ちゃん]、[タマねえ&プリンお姉ちゃん&クーヤちゃん]の2チームに分かれた。

 向こうのチームはレオナねえとアイリスお姉ちゃんが盾係で、ナナお姉ちゃんが雷をビリビリする係です。

 あと枝切りの風ハムちゃんと、ナナお姉ちゃんの護衛にメルドアを付けました。

 こっちは盾の扱いに慣れているプリンお姉ちゃんが一人で盾係をやって、タマねえはクーヤちゃんの護衛をすることになりました。もちろんプリンお姉ちゃんがピンチになったらタマねえが助けに入ることになってます。

 そして雷ビリビリ係はペカチョウの仕事とし、ボクはお絵描きを頑張ります!


「じゃあ出発だ!ここは危険な魔物も出るから、みんな気を抜くなよ!」


「「オーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」


 まずは全員で昨日スプーンを埋めた場所まで移動。
 そこで二手に分かれた。

 百戦錬磨の『もふもふ隊』と違って、ボク達のチームは連携に不安があったので、白くまが先頭を歩くことになった。

 そうすることで明らかな過剰戦力となり、後ろの三人はグルミーダ探しに集中出来るようになる。

 前方でクマちゃんがドッカンドッカン暴れてる中、タマねえがグルミーダを発見。
 盾を構えたプリンお姉ちゃんが接近し、グルミーダが光を放つ。

 グルミーダ誘き寄せ作戦のスタートです!
 そしてボクはお絵描きスタートです!


 さてと、最初はウォーリアのリズお姉ちゃんからだ。


 昨日冒険者ギルドで見た時は重そうな鉄の鎧を着ていたんだけど、見た目そのままにパワフルな人だと思うから、装甲は低下させない方がいいでしょう。

 ただ他の冒険者と同じく鋼の鎧姿で、所々に茶色い革の防具が見えているといった風貌だった。

 防御力的に鎧は絶対だと思うから、ここから格好良くするには色を着けるしかないでしょうね。

 問題は何色にするかだけど・・・。


 カキカキカキカキ


 すごく迷ったけど、結局2色用意することにした。

 一つ目は青と黒のグラデーション。

 鎧も盾も中央が鮮やかな青で、外側に向かってどんどん黒くなっていく感じ。
 茶色い革の装備品は黒に変えてもらった方が良さそうだけど、お金と相談かな?

 二つ目は赤と黒のグラデーション。

 これも青い鎧と一緒。
 どっちが好きかわからないから、本人に好きな方を選んでもらうのだ。

 もちろんただ色を塗っただけじゃなく、青い鎧は銀色で、赤い鎧は白で格好良さげな模様をデザインした。喜んでくれるといいんだけど。


 次はパラディンのシーラお姉ちゃんの装備だ。


 彼女も見た目以上にパワフルみたいで、頑強そうな鎧を着ていた。
 でもリズお姉ちゃんと同様、他の冒険者達と似たような見た目だったんだよね。

 パラディンといったら治癒魔法、それと翼ってイメージが頭に浮かんだので、鎧は純白に決定。盾はどうすっかな~。


 カキカキカキカキ


 とりあえず鎧は『聖騎士』って感じのデザインが出来たんだけど、盾に大きく描いた翼みたいな模様を目立たせるため、あえて周囲を黒く塗ってみた。

 うん、いいんでない?紫のロングヘアーとも合ってると思う!
 シーラお姉ちゃんも完成っと!


 次はアークメイジのミルクお姉ちゃん。


 彼女は可愛い服を希望してたけど、アークメイジって聞くと色気がある感じの姿しか思い浮かばなかったので、普通に魔法使いでイメージしてみる。

 ふむ。


 カキカキカキカキ


 魔法使いといったら『とんがり帽子』でしょうということで、黒いとんがり帽子は確定。ローブも思い切って黒にし、かといってそれじゃあ可愛くないって思われそうだから、フリフリの白いワンピースを着せる。ブーツは可愛い系の黒で決定!

 うん、思ったよりもいい出来なんじゃない?ローブ姿というより魔女っ娘って感じになっちゃったけど、可愛ければ問題ないっしょ!


 最後は精霊使いエレメンタラーのロコ姉ちゃん。


 カキカキカキカキ


 彼女は可愛ければ何でもいいって言ってたので、白とピンクのフリフリな服を描いてみた。最後に白いブーツを履かせれば完成!

 なんか彼女の服だけ簡単に決まってしまったので、ノートの次のページに白い制服の絵を描いた。そっちの服がいいって言ったら別にそれはそれで構いませんぞ。


「できたーーーーーーーーーーーーーーー!!」


 プリンお姉ちゃんは戦闘に集中していたけど、タマねえが寄ってきたので完成した絵を見せた。


「おおーーーーー!さすクー」
「『さすがクーヤ』って意味だと思うけど、タマねえ略しすぎです!」
「伝わったから問題なし!これならみんな喜ぶと思う」
「良かったーーーーー!あとはグルミーダ狩りを頑張ろー!」
「オーーーーーーーーーー!」


 それにしても、シェミールは新作の注文に喜んでくれそうだけど、ブロディさんは塗師の方向に進化してしまいそうだよね。もう少し儲けさせてあげたいな~。

 まあ店内の鎧に色塗って置いとけば、他の冒険者が買っていってくれるか!
 
しおりを挟む
感想 174

あなたにおすすめの小説

魅了だったら良かったのに

豆狸
ファンタジー
「だったらなにか変わるんですか?」

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~

小狸日
ファンタジー
交通事故に巻き込まれて、異世界に転移した拓(タク)と浩司(コウジ) そこは、剣と魔法の世界だった。 2千年以上昔の勇者の物語、そこに出てくる勇者の遺産。 新しい世界で遺跡探検と異世界料理を楽しもうと思っていたのだが・・・ 気に入らない異世界の常識に小さな喧嘩を売ることにした。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

俺の伯爵家大掃除

satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。 弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると… というお話です。

ありふれた聖女のざまぁ

雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。 異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが… 「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」 「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」 ※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。

処理中です...