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第355話 黒くて可愛くて甘いアレを解禁しよう!
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本日3回目となる『おねショタアニメ』の上映が始まってしまったので、流れ的に一番危険と思われるお風呂にはボク一人で入った。
特にタマねえなんかお風呂シーンを3回も見てるしさ、ずっと悶々とした状態でいるのだとしたら、一番危険かもしれないじゃないですか!
しかしどんな内容だったんだろなあ・・・。
逃げないで一度しっかり最後まで見た方がいいのかもしれない。
スッキリしてリビングに戻ると、すでに上映は終わっていたようで、ティアナ姉ちゃんがアニメの素晴らしさを熱弁しているところだった。
「アニメは私とモコピの夢なんだ!どうやって作るかはさっぱりわからないけど、実物があるんだから頑張れば作れるんだよ!」
「でもクーヤが出したアイテムだぜ?アニメを作りたいって気持ちはわかるけど」
「意味不明すぎるよね~!何で絵が動くんだろ?」
「ヒントはパラパラ漫画」
「タマちゃん、パラパラ漫画ってなに?」
「えーと、レミねえの家でクーヤが描いた動く絵」
タマねえと目が合った。
「あ、クーヤ!パラパラ漫画出して」
みんなの側まで歩いて行き、ペカチョウを呼び出してパラパラ漫画を描いたメモ帳を出してもらった。
「はい」
タマねえがパラパラっとやってクスっと笑ってから、メモ帳をティアナ姉ちゃんに手渡した。そしてパラパラ漫画の嗜み方を伝授する。
「ほうほうほう。えーと、こう持つの?」
パラパラパラパラパラパラ!
「!?」
驚いたティアナ姉ちゃんが、もう一度パラパラっとやって目を輝かせた。
「何コレ?すごい!声は出ないけど、すでにクーヤくんがアニメを作ってた!」
「マジか!?ちょっとアタシにも見せてくれ!」
レオナねえがパラパラ漫画を見て、『おおおおお!』とリアクション芸人らしい素晴らしい驚き方をしたので、その場にいた全員がパラパラ漫画に群がった。
短時間で描いた簡単なパラパラ漫画なんでちょっと恥ずかしいけど、こんなもんでもアニメ作りのヒントになったのなら描いた甲斐があったかな?
ただみんな帰宅直後たったので、遊ぶのは程々にして夕食を頂き、入れ替わりでお風呂に突撃していった。
それが終わると、いつものくつろぎタイムだ。
お寿司・ラーメン・牛丼・ハンバーガーとテーブルに並べていき、それらをつまみながらみんなで談笑するのだ。
普通なら『夕食後なのにまた食べるの?』って思うような状況だけど、くつろぎタイムを想定して夕食を控え目にしてるから、ちょうど満足する状態になるらしい。
お寿司やラーメンなんかはボクの召喚獣なので、寝る前に消せば冗談抜きにカロリーゼロ。ウチの家族は痩せる努力知らずなのだ。
そしてしょっぱい物を食べると甘い物が食べたくなる法則が発動するので、ここで投下されるのがお菓子の詰まったサンタの袋とバニラアイスだ。このお菓子達も召喚獣だから、全てを無かったことにできますからね!
ところが最近ボク達は、ハイドリムドで大量のスイーツを入手してしまった。
当然女性陣は、スイーツが食べたくてしょうがない状態に陥る。
しかしこれらは召喚獣じゃないので、特大カロリーで全員爆死すること必至。
悩むお姉ちゃんズ。
スイーツが食べたい。しかし食べると確実に後悔することになるのだ。
「しょうがないですね~。そろそろ例のモノを解禁しますか!」
ショタのその一言に、この日を待ち望んでいた一人の黒髪の少女が歓喜した。
彼女のそんな姿を見て、旅のメンバーも何が解禁されたかを察する。
「出でよ!チョコレートアイスケーキ!」
テーブルの上に、25㎝四方の箱が出現。
家族のみんなも箱は当たりだと思っているので、これだけで目を輝かせる。
もったいぶるつもりも無いので、すぐ箱を開けると、中から真っ黒いホールケーキが姿を現した。
しかしただ黒いわけじゃなく、カラフルなチョコレートで作られた家とか月とか星とか動物とか色々乗っているので、もうこの時点でメッチャ美味しそうです!
「「チョコアイスキターーーーーーーーーーーーーーー!!」」
「なにこれ真っ黒!でも色々乗ってる!!」
「初めて見る風貌だけど、何だかすごく可愛いわね!」
「お母さんね~、美味しい予感がするのよ~♪」
「どうぶつがのってる!すごくかわいい!!」
いつものようにボクが慎重にチョコアイスを8等分している間に、お姉ちゃん達がお皿とフォークを用意してくれた。
8人前しかないので、まずは初めてチョコレートアイスケーキと対面した家族に好きなのを選んでもらう。
もちろんリリカちゃんは、ピンク色の星が乗ったヤツをゲットした。
とりあえず最初はボクとプリンお姉ちゃんが遠慮し、みんながチョコアイスを食べるのをニコニコしながら見守る。
「うはっ!予想と違って冷たかったーーーーー!」
「チョコレート味のアイスだわ!とてもオシャレで甘くて美味しいわね~♪」
「お母さん、これ大好きかも!!」
「おいしーーーーーーーーー!おいしすぎるーーーーーーーーーー!!」
ウチの家族は全員甘い物が大好きなので、当然ながら大絶賛だ!
すでに何回か食べたことのあるタマねえやレオナねえ達も、みんな笑顔でチョコアイスを満喫していますぞ!
「やっぱりチョコアイス最強!本当に一番好き!」
「わかる!」
「しかも、普通のスイーツと違って太らないんだよね♪」
「マジでうめえな!あ、解禁したってことは、もう毎日食えるんだよな!?」
「今日から食べ放題なのですよ~」
「美味しくて太らないなんて、本当に素晴らしいですね!」
しかしテーブルの上にある物全部がカロリーゼロって、マジでヤバすぎだよね!
消した時にちょっとお腹が空くのが弱点ではあるけど、満足感は残るのだ。
もっと食べ物の種類を揃えて、今以上のくつろぎタイムにするぞーーー!!
特にタマねえなんかお風呂シーンを3回も見てるしさ、ずっと悶々とした状態でいるのだとしたら、一番危険かもしれないじゃないですか!
しかしどんな内容だったんだろなあ・・・。
逃げないで一度しっかり最後まで見た方がいいのかもしれない。
スッキリしてリビングに戻ると、すでに上映は終わっていたようで、ティアナ姉ちゃんがアニメの素晴らしさを熱弁しているところだった。
「アニメは私とモコピの夢なんだ!どうやって作るかはさっぱりわからないけど、実物があるんだから頑張れば作れるんだよ!」
「でもクーヤが出したアイテムだぜ?アニメを作りたいって気持ちはわかるけど」
「意味不明すぎるよね~!何で絵が動くんだろ?」
「ヒントはパラパラ漫画」
「タマちゃん、パラパラ漫画ってなに?」
「えーと、レミねえの家でクーヤが描いた動く絵」
タマねえと目が合った。
「あ、クーヤ!パラパラ漫画出して」
みんなの側まで歩いて行き、ペカチョウを呼び出してパラパラ漫画を描いたメモ帳を出してもらった。
「はい」
タマねえがパラパラっとやってクスっと笑ってから、メモ帳をティアナ姉ちゃんに手渡した。そしてパラパラ漫画の嗜み方を伝授する。
「ほうほうほう。えーと、こう持つの?」
パラパラパラパラパラパラ!
「!?」
驚いたティアナ姉ちゃんが、もう一度パラパラっとやって目を輝かせた。
「何コレ?すごい!声は出ないけど、すでにクーヤくんがアニメを作ってた!」
「マジか!?ちょっとアタシにも見せてくれ!」
レオナねえがパラパラ漫画を見て、『おおおおお!』とリアクション芸人らしい素晴らしい驚き方をしたので、その場にいた全員がパラパラ漫画に群がった。
短時間で描いた簡単なパラパラ漫画なんでちょっと恥ずかしいけど、こんなもんでもアニメ作りのヒントになったのなら描いた甲斐があったかな?
ただみんな帰宅直後たったので、遊ぶのは程々にして夕食を頂き、入れ替わりでお風呂に突撃していった。
それが終わると、いつものくつろぎタイムだ。
お寿司・ラーメン・牛丼・ハンバーガーとテーブルに並べていき、それらをつまみながらみんなで談笑するのだ。
普通なら『夕食後なのにまた食べるの?』って思うような状況だけど、くつろぎタイムを想定して夕食を控え目にしてるから、ちょうど満足する状態になるらしい。
お寿司やラーメンなんかはボクの召喚獣なので、寝る前に消せば冗談抜きにカロリーゼロ。ウチの家族は痩せる努力知らずなのだ。
そしてしょっぱい物を食べると甘い物が食べたくなる法則が発動するので、ここで投下されるのがお菓子の詰まったサンタの袋とバニラアイスだ。このお菓子達も召喚獣だから、全てを無かったことにできますからね!
ところが最近ボク達は、ハイドリムドで大量のスイーツを入手してしまった。
当然女性陣は、スイーツが食べたくてしょうがない状態に陥る。
しかしこれらは召喚獣じゃないので、特大カロリーで全員爆死すること必至。
悩むお姉ちゃんズ。
スイーツが食べたい。しかし食べると確実に後悔することになるのだ。
「しょうがないですね~。そろそろ例のモノを解禁しますか!」
ショタのその一言に、この日を待ち望んでいた一人の黒髪の少女が歓喜した。
彼女のそんな姿を見て、旅のメンバーも何が解禁されたかを察する。
「出でよ!チョコレートアイスケーキ!」
テーブルの上に、25㎝四方の箱が出現。
家族のみんなも箱は当たりだと思っているので、これだけで目を輝かせる。
もったいぶるつもりも無いので、すぐ箱を開けると、中から真っ黒いホールケーキが姿を現した。
しかしただ黒いわけじゃなく、カラフルなチョコレートで作られた家とか月とか星とか動物とか色々乗っているので、もうこの時点でメッチャ美味しそうです!
「「チョコアイスキターーーーーーーーーーーーーーー!!」」
「なにこれ真っ黒!でも色々乗ってる!!」
「初めて見る風貌だけど、何だかすごく可愛いわね!」
「お母さんね~、美味しい予感がするのよ~♪」
「どうぶつがのってる!すごくかわいい!!」
いつものようにボクが慎重にチョコアイスを8等分している間に、お姉ちゃん達がお皿とフォークを用意してくれた。
8人前しかないので、まずは初めてチョコレートアイスケーキと対面した家族に好きなのを選んでもらう。
もちろんリリカちゃんは、ピンク色の星が乗ったヤツをゲットした。
とりあえず最初はボクとプリンお姉ちゃんが遠慮し、みんながチョコアイスを食べるのをニコニコしながら見守る。
「うはっ!予想と違って冷たかったーーーーー!」
「チョコレート味のアイスだわ!とてもオシャレで甘くて美味しいわね~♪」
「お母さん、これ大好きかも!!」
「おいしーーーーーーーーー!おいしすぎるーーーーーーーーーー!!」
ウチの家族は全員甘い物が大好きなので、当然ながら大絶賛だ!
すでに何回か食べたことのあるタマねえやレオナねえ達も、みんな笑顔でチョコアイスを満喫していますぞ!
「やっぱりチョコアイス最強!本当に一番好き!」
「わかる!」
「しかも、普通のスイーツと違って太らないんだよね♪」
「マジでうめえな!あ、解禁したってことは、もう毎日食えるんだよな!?」
「今日から食べ放題なのですよ~」
「美味しくて太らないなんて、本当に素晴らしいですね!」
しかしテーブルの上にある物全部がカロリーゼロって、マジでヤバすぎだよね!
消した時にちょっとお腹が空くのが弱点ではあるけど、満足感は残るのだ。
もっと食べ物の種類を揃えて、今以上のくつろぎタイムにするぞーーー!!
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