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第396話 お買い物タイム
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剣で戦う前衛の人達はみんな武器屋に移動したけど、『精霊使い』のロコ姉ちゃんと『アークメイジ』のミルクお姉ちゃんは杖狙いなので、魔法屋さんに残った。
もちろん『賢者』のナナお姉ちゃんも、二人がどんな杖を選ぶのか興味津々でこっちに残った。ボクが動かなかったせいかタマねえもこっち。
「二人ともスタッフ狙い?」
ナナお姉ちゃんが、ホニャ毛の魔法職二人に質問した。
「もちろん!少しでも魔法攻撃力を上げたいもん!」
「わたしはロッド!スタッフは長すぎて持つのが大変だから」
ほうほう!ミルクお姉ちゃんは魔法をぶっ放す職業だから威力重視だけど、ロコ姉ちゃんは精霊使いだから扱いやすさ重視か~。ボクのライバルかってくらいチンチクリンだしね!タマねえも一応小っちゃい組です。パワフルだけど。
「なるほど~。もちろんスタッフの方が強力だけど、この魔法屋さんに売ってるロッドは全然レベルが違うから、ロッドも凄まじい性能だよ!」
「ナナは予備の杖どっちにしたの?」
「ロッドだよ。スタッフは二本もいらないかなって」
「だよね!私もそうしよっと!」
「わたしはどうしよっかな~?」
「ボクと同じ組み合わせは?ロッドとね~、もしもの時のためのナイフ!」
星のロッドとゴージャスなナイフを、ホニャ毛の二人に見せてあげた。
「「ぷぷっ!」」
なぜか笑われた。
「タマねえ!この失礼な二人を成敗してください!」
「任せて」
「馬鹿にしたわけじゃないよ!だって、そのロッド可愛すぎるんだもん!」
「あはははは!オモチャみたい!」
オモチャみたいな杖だってのは、ボクも心の底から思ってます!
「アハハ!でもね、クーヤちゃんの杖は特別製なんだよ?さっき見たから知ってるとは思うけど」
ナナお姉ちゃんが教皇様の杖を光らせた。
「私の杖はたぶん一般的なんだけど、クーヤちゃんも光らせて!」
「あい!」
星のロッドを光らせた。
「「わああああ!可愛すぎるーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
「ね?ルーン文字の色がピンクなの!」
「そうそう!さっき見た時、色が違うなーとは思ってた!」
「わたしも可愛い色がいい!どこを見たら色がわかるの?」
「実際に光らせないとわかんないかも。手に取ったら魔力を流してみて、一つ一つ確かめてみる必要があるね~」
「なるほど~。でもナナの杖の色もカッコイイし、私は性能重視でいいかな?」
「色はメチャメチャ重要だよ!こうなったらロッド全部調べる!」
「あはははは!頑張ってね~~~~~!」
ロコ姉ちゃんとミルクお姉ちゃんが、杖を探しにダッシュしていった。
どうやらミルクお姉ちゃんはナナお姉ちゃんと同じ考えで、色とか見た目よりも性能重視みたいだね。
ロコお姉ちゃんはどちらかというとビジュアル重視で、お気に入りの一本を手に入れるつもりなんだと思う。一応性能も気にするだろうけど、ぶっちゃけベレッタお姉ちゃんが作った杖は全部すごいので、性能なんて誤差の範囲かなって思ってます。
まあ考え方の違いは職業の違いが大きいのかもだね~。
火力に命懸けてたら、やっぱり少しでも性能を気にするでしょうから。
10分ほど様子を見てたんだけど、絶対長くなりそうだったので、タマねえと一緒に武器屋さんに行くことにした。
◇
最初に目についたのはリズお姉ちゃんだった。
レオナねえの剣よりも大きくて長い剣を持って、不敵な笑みを浮かべている。
そして少し離れた場所に、剣を持ったシーラお姉ちゃんがいて、プリンお姉ちゃんと会話をしていた。
あの二人は同じ防御型の騎士なので、一番話が合うのかもですね~。
でもって悪そうなお兄さんですが、どうやらダガーを見ているようです。
レオナねえも側に居たので、とりあえずそっちに行ってみる。
「俺の場合、二本ってのが難しいんだ」
「あー、そういや『暗器使い』だもんな。それって戦ってる間、次々と武器をチェンジしないとダメなのか?」
「うむ。時間制限がある。相手が慣れると攻撃補正が消えちまう」
「なるほど・・・、それじゃあ武器二本じゃ足りねえか」
「防具はいらんから、武器の本数を増やしてもらっていいか?」
「そうだな~。一応みんなに許可をとる必要があるけど、使えない奴をダンジョンに連れてってもしゃーないから、アタシとしてはそれで構わないぞ」
「使えない奴とか言うんじゃねえ!武器さえありゃ役には立つ。ところで何本選んでいいんだ?」
「どうせガイア以外は剣と杖だろうし、小型武器なら好きなだけ持ってけ!」
「おい!好きなだけって適当だな!・・・お?」
近くまで歩いていったら、悪そうなお兄さんがボク達に気付いた。
「小っちゃいルーン武器ってそんなにあるの?」
「いや、文字が彫られているのはナイフとダガーくらいだな」
「あ、そうなのか!んじゃ、ルーンダガーとルーンナイフを二本ずつ持っていっていいぞ。ルーン文字の無いヤツは好きにしていい。もちろん限度はあるが」
「いいのか?」
「死なれても困るから最低限のルーン防具も装備してもらう。良いのがあるんだよ!武器を選び終わったら見せてやる」
たぶんあの、腕とかにぐるぐる巻くヤツだ!
オシャレ装備の中でぐるぐるしとけば、オシャレなまま防御力アップです!
とまあそんな感じで、みんなのお買い物はメチャクチャ時間が掛かりました。
最強装備の選択なのですから、そりゃまあ当然ですよね~。
************************************************************
新しい装備で生まれ変わったメンバー全員が、くつろぎ空間に集合した。
ビジュアル重視のロコ姉ちゃんは結局ロッドを二本選択。ベレッタお姉ちゃんのセンスが光る美しいロッドと、パステルカラーの可愛いロッドだ。
やっぱりルーン文字の色にも拘ったようで、美しい方は黄色い文字、パステルカラーの方は水色の文字だった。どっちもすごく良いと思います!
ミルクお姉ちゃんは、緑の宝石が付いた黒いスタッフと、ティアナ姉ちゃんのロッドみたいなゴージャスなロッドを手に入れました。
魔法職の人だけが感じる、手に取った時に感じる波動のような力の強い杖を選んだようで、性能には絶対の自信があると言ってますね!
リズお姉ちゃんが選んだ武器は、長さが200cmくらいあるツーハンデッドソードでした。メチャメチャ重そうだけど、普段からそんな武器を背負って歩いてるような人なので、筋力が凄まじいんだろなあ・・・。
それなのに重いフルアーマーのルーン防具まで装備しているのです。両手剣なので盾は持っていませんが、どう見ても最強戦士です。ありがとうございました!
シーラお姉ちゃんは、片手剣のロングソードとブロードソードを選択しました。名前的にはよく聞く一般的な剣なのですが、『それは聖剣ですか!?』っていうほど格好良く、どう見ても普通じゃないヤバい武器です。
そして彼女もフルアーマーを装備しています。鋼の色ではなく、純白っていうほど白いです。そして盾も白がベースで翼を広げたような模様が描かれていて死ぬほど格好良いです。ここに完璧な聖騎士が誕生しました!
最後に悪そうなお兄さんですが、レオナねえの出した条件ギリギリを攻めたみたいで、ルーンダガーとルーンナイフを二本ずつゲットしました。それ以外にも暗器をいっぱい手に入れたので、攻撃に関してはもう無敵状態と言えるでしょう。
好きなだけ持ってけって言われてたけど、何をゲットしたのかみんなに見せていました。悪そうな顔してるくせに、このメンバーの中で一番良い人なのです!
「みんな格好良すぎだろ!」
「もういつ死んでも悔いはないわ!いや、死ぬつもりなんて一切無いけど!」
「カッコイイけど、みんな可愛さが足りないよ!」
「あはは!ロコは前より可愛くなったね~!でも実は凶悪!」
「俺だけ見た目が変わってねえな。一応中に変な防具を巻いているが」
もう全員カッコイイです!最強戦士が勢揃いなのです!
「よーし、あとはグルミーダの手袋さえ戻って来ればダンジョンアタック出来るな。でもその前に偵察だ。明日ミルラの塔の近くまで行くからな!」
「「オーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
グルミーダの手袋が無いから、ダンジョンどころか城も攻めないだろうけど、あの森を見ても元気でいられるのかな?
まあ、その程度でビビるような人達じゃないか~!
もちろん『賢者』のナナお姉ちゃんも、二人がどんな杖を選ぶのか興味津々でこっちに残った。ボクが動かなかったせいかタマねえもこっち。
「二人ともスタッフ狙い?」
ナナお姉ちゃんが、ホニャ毛の魔法職二人に質問した。
「もちろん!少しでも魔法攻撃力を上げたいもん!」
「わたしはロッド!スタッフは長すぎて持つのが大変だから」
ほうほう!ミルクお姉ちゃんは魔法をぶっ放す職業だから威力重視だけど、ロコ姉ちゃんは精霊使いだから扱いやすさ重視か~。ボクのライバルかってくらいチンチクリンだしね!タマねえも一応小っちゃい組です。パワフルだけど。
「なるほど~。もちろんスタッフの方が強力だけど、この魔法屋さんに売ってるロッドは全然レベルが違うから、ロッドも凄まじい性能だよ!」
「ナナは予備の杖どっちにしたの?」
「ロッドだよ。スタッフは二本もいらないかなって」
「だよね!私もそうしよっと!」
「わたしはどうしよっかな~?」
「ボクと同じ組み合わせは?ロッドとね~、もしもの時のためのナイフ!」
星のロッドとゴージャスなナイフを、ホニャ毛の二人に見せてあげた。
「「ぷぷっ!」」
なぜか笑われた。
「タマねえ!この失礼な二人を成敗してください!」
「任せて」
「馬鹿にしたわけじゃないよ!だって、そのロッド可愛すぎるんだもん!」
「あはははは!オモチャみたい!」
オモチャみたいな杖だってのは、ボクも心の底から思ってます!
「アハハ!でもね、クーヤちゃんの杖は特別製なんだよ?さっき見たから知ってるとは思うけど」
ナナお姉ちゃんが教皇様の杖を光らせた。
「私の杖はたぶん一般的なんだけど、クーヤちゃんも光らせて!」
「あい!」
星のロッドを光らせた。
「「わああああ!可愛すぎるーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
「ね?ルーン文字の色がピンクなの!」
「そうそう!さっき見た時、色が違うなーとは思ってた!」
「わたしも可愛い色がいい!どこを見たら色がわかるの?」
「実際に光らせないとわかんないかも。手に取ったら魔力を流してみて、一つ一つ確かめてみる必要があるね~」
「なるほど~。でもナナの杖の色もカッコイイし、私は性能重視でいいかな?」
「色はメチャメチャ重要だよ!こうなったらロッド全部調べる!」
「あはははは!頑張ってね~~~~~!」
ロコ姉ちゃんとミルクお姉ちゃんが、杖を探しにダッシュしていった。
どうやらミルクお姉ちゃんはナナお姉ちゃんと同じ考えで、色とか見た目よりも性能重視みたいだね。
ロコお姉ちゃんはどちらかというとビジュアル重視で、お気に入りの一本を手に入れるつもりなんだと思う。一応性能も気にするだろうけど、ぶっちゃけベレッタお姉ちゃんが作った杖は全部すごいので、性能なんて誤差の範囲かなって思ってます。
まあ考え方の違いは職業の違いが大きいのかもだね~。
火力に命懸けてたら、やっぱり少しでも性能を気にするでしょうから。
10分ほど様子を見てたんだけど、絶対長くなりそうだったので、タマねえと一緒に武器屋さんに行くことにした。
◇
最初に目についたのはリズお姉ちゃんだった。
レオナねえの剣よりも大きくて長い剣を持って、不敵な笑みを浮かべている。
そして少し離れた場所に、剣を持ったシーラお姉ちゃんがいて、プリンお姉ちゃんと会話をしていた。
あの二人は同じ防御型の騎士なので、一番話が合うのかもですね~。
でもって悪そうなお兄さんですが、どうやらダガーを見ているようです。
レオナねえも側に居たので、とりあえずそっちに行ってみる。
「俺の場合、二本ってのが難しいんだ」
「あー、そういや『暗器使い』だもんな。それって戦ってる間、次々と武器をチェンジしないとダメなのか?」
「うむ。時間制限がある。相手が慣れると攻撃補正が消えちまう」
「なるほど・・・、それじゃあ武器二本じゃ足りねえか」
「防具はいらんから、武器の本数を増やしてもらっていいか?」
「そうだな~。一応みんなに許可をとる必要があるけど、使えない奴をダンジョンに連れてってもしゃーないから、アタシとしてはそれで構わないぞ」
「使えない奴とか言うんじゃねえ!武器さえありゃ役には立つ。ところで何本選んでいいんだ?」
「どうせガイア以外は剣と杖だろうし、小型武器なら好きなだけ持ってけ!」
「おい!好きなだけって適当だな!・・・お?」
近くまで歩いていったら、悪そうなお兄さんがボク達に気付いた。
「小っちゃいルーン武器ってそんなにあるの?」
「いや、文字が彫られているのはナイフとダガーくらいだな」
「あ、そうなのか!んじゃ、ルーンダガーとルーンナイフを二本ずつ持っていっていいぞ。ルーン文字の無いヤツは好きにしていい。もちろん限度はあるが」
「いいのか?」
「死なれても困るから最低限のルーン防具も装備してもらう。良いのがあるんだよ!武器を選び終わったら見せてやる」
たぶんあの、腕とかにぐるぐる巻くヤツだ!
オシャレ装備の中でぐるぐるしとけば、オシャレなまま防御力アップです!
とまあそんな感じで、みんなのお買い物はメチャクチャ時間が掛かりました。
最強装備の選択なのですから、そりゃまあ当然ですよね~。
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新しい装備で生まれ変わったメンバー全員が、くつろぎ空間に集合した。
ビジュアル重視のロコ姉ちゃんは結局ロッドを二本選択。ベレッタお姉ちゃんのセンスが光る美しいロッドと、パステルカラーの可愛いロッドだ。
やっぱりルーン文字の色にも拘ったようで、美しい方は黄色い文字、パステルカラーの方は水色の文字だった。どっちもすごく良いと思います!
ミルクお姉ちゃんは、緑の宝石が付いた黒いスタッフと、ティアナ姉ちゃんのロッドみたいなゴージャスなロッドを手に入れました。
魔法職の人だけが感じる、手に取った時に感じる波動のような力の強い杖を選んだようで、性能には絶対の自信があると言ってますね!
リズお姉ちゃんが選んだ武器は、長さが200cmくらいあるツーハンデッドソードでした。メチャメチャ重そうだけど、普段からそんな武器を背負って歩いてるような人なので、筋力が凄まじいんだろなあ・・・。
それなのに重いフルアーマーのルーン防具まで装備しているのです。両手剣なので盾は持っていませんが、どう見ても最強戦士です。ありがとうございました!
シーラお姉ちゃんは、片手剣のロングソードとブロードソードを選択しました。名前的にはよく聞く一般的な剣なのですが、『それは聖剣ですか!?』っていうほど格好良く、どう見ても普通じゃないヤバい武器です。
そして彼女もフルアーマーを装備しています。鋼の色ではなく、純白っていうほど白いです。そして盾も白がベースで翼を広げたような模様が描かれていて死ぬほど格好良いです。ここに完璧な聖騎士が誕生しました!
最後に悪そうなお兄さんですが、レオナねえの出した条件ギリギリを攻めたみたいで、ルーンダガーとルーンナイフを二本ずつゲットしました。それ以外にも暗器をいっぱい手に入れたので、攻撃に関してはもう無敵状態と言えるでしょう。
好きなだけ持ってけって言われてたけど、何をゲットしたのかみんなに見せていました。悪そうな顔してるくせに、このメンバーの中で一番良い人なのです!
「みんな格好良すぎだろ!」
「もういつ死んでも悔いはないわ!いや、死ぬつもりなんて一切無いけど!」
「カッコイイけど、みんな可愛さが足りないよ!」
「あはは!ロコは前より可愛くなったね~!でも実は凶悪!」
「俺だけ見た目が変わってねえな。一応中に変な防具を巻いているが」
もう全員カッコイイです!最強戦士が勢揃いなのです!
「よーし、あとはグルミーダの手袋さえ戻って来ればダンジョンアタック出来るな。でもその前に偵察だ。明日ミルラの塔の近くまで行くからな!」
「「オーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
グルミーダの手袋が無いから、ダンジョンどころか城も攻めないだろうけど、あの森を見ても元気でいられるのかな?
まあ、その程度でビビるような人達じゃないか~!
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