465 / 548
第465話 意識の共有
しおりを挟む
ライガーさんがアホ面で気を失ったまま10分経った。
ボクもやったので覚えてますが、馬の身体を動かせないか試してるんだと思う。
ウーム、暇ですな。
てくてくてく
ライガーさんの頭にハゲヅラを乗せてみた。
「「あーーーーーっはっはっはっはっはっはっは!」」
「こらクーヤ!気絶してるライガーさんにいたずらすんじゃねえ!」
「だってなかなか帰って来ないんだもん」
「天使様もでしたが、なんで視覚の共有をするとアホ面になるのですか?」
「そんなの知らないです。意識が召喚獣の中にいるから、本体は抜け殻みたいなもんなのです」
「逆に召喚獣に意識の共有をされてるような?」
「ん~、それとも違うと思うんですけどね。よくわかんない!」
「うおっ!」
あ、ライガーさんが戻ってきたみたい。
「おお、帰って来ることが出来たか!」
「おかえりー!視覚の共有はどうでした?」
「面白かったぞ!馬ってあんな感じで景色が見えているのだな!・・・ん?」
自分の頭に何か乗ってることに気付き、ライガーさんがハゲヅラを取った。
「なぜ俺の頭にハゲが乗っている!?さてはクーヤの仕業だな!?」
「「あーーーーーっはっはっはっはっはっはっはっは!」」
ぺしっ
ライガーさんにハゲヅラを投げつけられた。
「アホ面で気を失ってたからつい・・・」
「なにッ!?俺はアホ面で気絶していたのか!!」
「実はですね~」
ボクが初めてハム姫に意識を引っ張られた時、家族全員にアホ面を晒して大変恥ずかしい思いをしたと説明した。
「なぜそれを最初に言わん!?恥をかいたではないか!」
「でもこれから召喚士全員が通る道なのです。アホ面で気絶する経験をしておくことも大事なのです!」
「言うほど大事か!?いやまあ、気絶するという情報は大きいが・・・」
「でも離れた場所まで意識を引っ張られたことで、なんか召喚士の可能性を感じませんでしたか?」
「確かにそれは感じたな。だから何か出来そうな気がして色々考えていたのだが、目玉一つ動かせなかった」
「そうなんですよね!視覚の共有だと召喚獣が見たいモノしか見ることが出来ないのです。お願いすれば視点を変えてもらえるのですが・・・」
「とりあえずこの技で可能なのは離れた場所の偵察か。それだけでも凄い発見と言えるだろうな」
「たぶんこれだけでも召喚士の有用性アップですが、まあ次に進みましょう!」
あ、カロリーゼロを出さなきゃならないから、外に出ないと。
「みなさんお待ちかねの意識の共有を始めようと思いますが、初心者は対象の近くでやった方がいいと思うから外で実験します!ただですね、意識の共有の方も初心者は気絶しちゃうのですよ」
「また気絶するのか・・・」
「何回か実験すれば気絶しないコツがわかってくるので、とにかく数をこなすしかないです」
「まあ、やるしかあるまい。自分の身体に帰還する時はどうすればいい?」
「意識の共有だと主導権が自分にあるから、帰ろうと思っただけで帰れるよ」
「あ、そうなのか。まあとにかく外に出よう」
ジャーキー工房の玄関先が良い感じに段差になっているので、そこにライガーさんが座り、筋肉神に心酔するリズお姉ちゃんが気絶したライガーさんの身体を支えることになった。
ガチャッ
「こんなとこで何してんのよ?」
ジャーキー工房からラン姉ちゃんが出てきた。
「カロリーゼロの実験です」
「え?もしかしてライガーさんのカロリーゼロ!?」
「うん」
「とりあえずカロリーゼロを呼び出していいんだな?」
「呼び出してください!」
ライガーさんがカロリーゼロを召喚した。
「おおおおおーーーーーーーーーー!クーヤので少し見慣れてるけど、ライガーさんのカロリーゼロだと思うと逞しく見えるのが不思議ね!」
「わかるかも!」
ボクのせいで全員が見慣れてるんだけど、それでもライガーさんの大巨人ってだけで、なんか感動してしまいますな!
「では一度カロリーゼロに意識を引っ張ってもらって、視覚の共有をしてください。おそらくその時に意識を乗っ取れるような気がするハズです。んで、カロリーゼロから帰る時は馬に意識を引っ張ってもらって、そこから帰還できます」
「ん?わざわざ馬経由で?カロリーゼロは帰してくれないのか?」
「カロリーゼロはそういうのが苦手なのです。まあやればわかります」
本人の目の前では言えませんが、おバカなので・・・。
「よし、やってみよう」
段差に座っているライガーさんが、真剣な表情でカロリーゼロを見つめている。
念波みたいなヤツでカロリーゼロに話し掛けてるハズですが、馬と違ってすごく反応が鈍いので、なかなか意識を引っ張ってもらえませんね。
ボクも経験したからわかりますが、実はこの時ちょっとイライラします。
自分の召喚獣だから可愛いんだけどさ、彼は本当に反応が鈍いのですよ・・・。
「おっと!」
お、ようやく視覚の共有に成功したみたい。
15分くらい掛かったかな?
リズお姉ちゃんに抱えられたまま、さらに15分ほど経過し、ようやくライガーさんが気絶状態から復活した。
「やっと戻って来られた・・・」
「ボクが言ってた意味がわかりましたか?」
「よく分かった。馬を経由しないと自分の身体に戻って来るのに半日くらい掛かっていたかもしれん・・・」
本人が目の前にいるのでライガーさんも口には出しませんが、言いたいことは絶対ボクと同じハズです。ぶっちゃけ、おバカすぎるのだ・・・。
「意志が希薄だから乗っ取れそうな気がしませんでしたか?」
「うむ。お前が感じた全てを理解したぞ!そして視覚の共有から始めた意味もだ。アレを経験しなければ『共有』の感覚が掴めないだろう」
「じゃあ、意識の共有いってみよーーーーー!」
「よし、やってみるか!」
それから1分後くらいにライガーさんが気を失った。
カロリーゼロが人間みたいにキョロキョロしている。
うん、あれは間違いなく意識の共有に成功してますね!
カロリーゼロが気絶しているライガーさんを見てフリーズした。
たぶんあれは、アホ面で気絶している自分を見て、『これはひどい・・・』とか考えてる状態です。ボクにはわかります。
またキョロキョロしてるけど、たぶんメガトンパンチする場所を探してるものと推測されます。でもパンダ工房の玄関先はどこも美しく手入れされてますので、諦めたライガーさんはシャドーボクシングを始めた。
満足したところで、ライガーさんが目を覚ました。
「意識の共有に成功したぞ!」
「「おめでとーーーーーーーーーーーーーーー!」」
「ただ、アホ面で気絶するのだけは何とかせねばならん!」
「にゃはははは!やっぱ気になりましたか~」
「しかし気絶しないで意識の共有をする方法も何となく分かったぞ。おそらくカロリーゼロの意志に勝つギリギリのパワーで意識を乗っとる感じだろう?」
「おお、まさにそれなのです!自分の肉体に意識を残しつつ最小限の力でカロリーゼロの意志をねじ伏せれば、意識の分割に成功します!」
たぶんボクとライガーさんにしか意味が分からない会話ですねこれ。
それから何度か意識の共有を繰り返し、とうとうライガーさん本体が気絶することなくカロリーゼロを遠隔操作出来るようになった。
「よし、遠隔操作も成功だ!!」
「「おめでとーーーーーーーーーーーーーーー!」」
ワー パチパチパチパチパチパチ!
「意識が二つあるのが変な感覚ではあるが、こっちで会話しながらカロリーゼロを操れるとは、これこそが召喚士の神髄なのかもしれん。よくこんな大技を発見したもんだ。クーヤの発想力は凄いな!」
「たまたまなのです。とにかくこれで次に進めますね!」
「うむ。しかしまだ初心者だから、2~3日練習してから重大発表するか」
「それでいいんじゃねえか?何も焦る必要なんかねえさ」
これでボクが伝えられることは全部伝えたかな?
あとはライガーさんの方で自主練して精度を上げたら、計画スタートです!
ボクもやったので覚えてますが、馬の身体を動かせないか試してるんだと思う。
ウーム、暇ですな。
てくてくてく
ライガーさんの頭にハゲヅラを乗せてみた。
「「あーーーーーっはっはっはっはっはっはっは!」」
「こらクーヤ!気絶してるライガーさんにいたずらすんじゃねえ!」
「だってなかなか帰って来ないんだもん」
「天使様もでしたが、なんで視覚の共有をするとアホ面になるのですか?」
「そんなの知らないです。意識が召喚獣の中にいるから、本体は抜け殻みたいなもんなのです」
「逆に召喚獣に意識の共有をされてるような?」
「ん~、それとも違うと思うんですけどね。よくわかんない!」
「うおっ!」
あ、ライガーさんが戻ってきたみたい。
「おお、帰って来ることが出来たか!」
「おかえりー!視覚の共有はどうでした?」
「面白かったぞ!馬ってあんな感じで景色が見えているのだな!・・・ん?」
自分の頭に何か乗ってることに気付き、ライガーさんがハゲヅラを取った。
「なぜ俺の頭にハゲが乗っている!?さてはクーヤの仕業だな!?」
「「あーーーーーっはっはっはっはっはっはっはっは!」」
ぺしっ
ライガーさんにハゲヅラを投げつけられた。
「アホ面で気を失ってたからつい・・・」
「なにッ!?俺はアホ面で気絶していたのか!!」
「実はですね~」
ボクが初めてハム姫に意識を引っ張られた時、家族全員にアホ面を晒して大変恥ずかしい思いをしたと説明した。
「なぜそれを最初に言わん!?恥をかいたではないか!」
「でもこれから召喚士全員が通る道なのです。アホ面で気絶する経験をしておくことも大事なのです!」
「言うほど大事か!?いやまあ、気絶するという情報は大きいが・・・」
「でも離れた場所まで意識を引っ張られたことで、なんか召喚士の可能性を感じませんでしたか?」
「確かにそれは感じたな。だから何か出来そうな気がして色々考えていたのだが、目玉一つ動かせなかった」
「そうなんですよね!視覚の共有だと召喚獣が見たいモノしか見ることが出来ないのです。お願いすれば視点を変えてもらえるのですが・・・」
「とりあえずこの技で可能なのは離れた場所の偵察か。それだけでも凄い発見と言えるだろうな」
「たぶんこれだけでも召喚士の有用性アップですが、まあ次に進みましょう!」
あ、カロリーゼロを出さなきゃならないから、外に出ないと。
「みなさんお待ちかねの意識の共有を始めようと思いますが、初心者は対象の近くでやった方がいいと思うから外で実験します!ただですね、意識の共有の方も初心者は気絶しちゃうのですよ」
「また気絶するのか・・・」
「何回か実験すれば気絶しないコツがわかってくるので、とにかく数をこなすしかないです」
「まあ、やるしかあるまい。自分の身体に帰還する時はどうすればいい?」
「意識の共有だと主導権が自分にあるから、帰ろうと思っただけで帰れるよ」
「あ、そうなのか。まあとにかく外に出よう」
ジャーキー工房の玄関先が良い感じに段差になっているので、そこにライガーさんが座り、筋肉神に心酔するリズお姉ちゃんが気絶したライガーさんの身体を支えることになった。
ガチャッ
「こんなとこで何してんのよ?」
ジャーキー工房からラン姉ちゃんが出てきた。
「カロリーゼロの実験です」
「え?もしかしてライガーさんのカロリーゼロ!?」
「うん」
「とりあえずカロリーゼロを呼び出していいんだな?」
「呼び出してください!」
ライガーさんがカロリーゼロを召喚した。
「おおおおおーーーーーーーーーー!クーヤので少し見慣れてるけど、ライガーさんのカロリーゼロだと思うと逞しく見えるのが不思議ね!」
「わかるかも!」
ボクのせいで全員が見慣れてるんだけど、それでもライガーさんの大巨人ってだけで、なんか感動してしまいますな!
「では一度カロリーゼロに意識を引っ張ってもらって、視覚の共有をしてください。おそらくその時に意識を乗っ取れるような気がするハズです。んで、カロリーゼロから帰る時は馬に意識を引っ張ってもらって、そこから帰還できます」
「ん?わざわざ馬経由で?カロリーゼロは帰してくれないのか?」
「カロリーゼロはそういうのが苦手なのです。まあやればわかります」
本人の目の前では言えませんが、おバカなので・・・。
「よし、やってみよう」
段差に座っているライガーさんが、真剣な表情でカロリーゼロを見つめている。
念波みたいなヤツでカロリーゼロに話し掛けてるハズですが、馬と違ってすごく反応が鈍いので、なかなか意識を引っ張ってもらえませんね。
ボクも経験したからわかりますが、実はこの時ちょっとイライラします。
自分の召喚獣だから可愛いんだけどさ、彼は本当に反応が鈍いのですよ・・・。
「おっと!」
お、ようやく視覚の共有に成功したみたい。
15分くらい掛かったかな?
リズお姉ちゃんに抱えられたまま、さらに15分ほど経過し、ようやくライガーさんが気絶状態から復活した。
「やっと戻って来られた・・・」
「ボクが言ってた意味がわかりましたか?」
「よく分かった。馬を経由しないと自分の身体に戻って来るのに半日くらい掛かっていたかもしれん・・・」
本人が目の前にいるのでライガーさんも口には出しませんが、言いたいことは絶対ボクと同じハズです。ぶっちゃけ、おバカすぎるのだ・・・。
「意志が希薄だから乗っ取れそうな気がしませんでしたか?」
「うむ。お前が感じた全てを理解したぞ!そして視覚の共有から始めた意味もだ。アレを経験しなければ『共有』の感覚が掴めないだろう」
「じゃあ、意識の共有いってみよーーーーー!」
「よし、やってみるか!」
それから1分後くらいにライガーさんが気を失った。
カロリーゼロが人間みたいにキョロキョロしている。
うん、あれは間違いなく意識の共有に成功してますね!
カロリーゼロが気絶しているライガーさんを見てフリーズした。
たぶんあれは、アホ面で気絶している自分を見て、『これはひどい・・・』とか考えてる状態です。ボクにはわかります。
またキョロキョロしてるけど、たぶんメガトンパンチする場所を探してるものと推測されます。でもパンダ工房の玄関先はどこも美しく手入れされてますので、諦めたライガーさんはシャドーボクシングを始めた。
満足したところで、ライガーさんが目を覚ました。
「意識の共有に成功したぞ!」
「「おめでとーーーーーーーーーーーーーーー!」」
「ただ、アホ面で気絶するのだけは何とかせねばならん!」
「にゃはははは!やっぱ気になりましたか~」
「しかし気絶しないで意識の共有をする方法も何となく分かったぞ。おそらくカロリーゼロの意志に勝つギリギリのパワーで意識を乗っとる感じだろう?」
「おお、まさにそれなのです!自分の肉体に意識を残しつつ最小限の力でカロリーゼロの意志をねじ伏せれば、意識の分割に成功します!」
たぶんボクとライガーさんにしか意味が分からない会話ですねこれ。
それから何度か意識の共有を繰り返し、とうとうライガーさん本体が気絶することなくカロリーゼロを遠隔操作出来るようになった。
「よし、遠隔操作も成功だ!!」
「「おめでとーーーーーーーーーーーーーーー!」」
ワー パチパチパチパチパチパチ!
「意識が二つあるのが変な感覚ではあるが、こっちで会話しながらカロリーゼロを操れるとは、これこそが召喚士の神髄なのかもしれん。よくこんな大技を発見したもんだ。クーヤの発想力は凄いな!」
「たまたまなのです。とにかくこれで次に進めますね!」
「うむ。しかしまだ初心者だから、2~3日練習してから重大発表するか」
「それでいいんじゃねえか?何も焦る必要なんかねえさ」
これでボクが伝えられることは全部伝えたかな?
あとはライガーさんの方で自主練して精度を上げたら、計画スタートです!
90
あなたにおすすめの小説
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~
小狸日
ファンタジー
交通事故に巻き込まれて、異世界に転移した拓(タク)と浩司(コウジ)
そこは、剣と魔法の世界だった。
2千年以上昔の勇者の物語、そこに出てくる勇者の遺産。
新しい世界で遺跡探検と異世界料理を楽しもうと思っていたのだが・・・
気に入らない異世界の常識に小さな喧嘩を売ることにした。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる