赤い流星 ―――ガチャを回したら最強の服が出た。でも永久にコスプレ生活って、地獄か!!

ほむらさん

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174 出張勢、ルーサイアに帰郷

 途中で清光さんが作った砦に一泊し、バスはミケネコ城に到着した。


「ミケネコ城に到着~~!御乗車の皆様、前の席の方から順番に降りて下さいね。忘れ物の無いようにお願いします」

「すごい!もう着いたーーーーー!!」
「やったーーーーーー!久々のルーサイアだ!」


 バスから降りたみんなは笑顔だ。
 ずっと座っていて固まった体をほぐしたりしている。

 バスの中に忘れ物が無いかチェックして、バスをマジックバッグに収納した。


「予定では1週間の休暇となります。皆さん、思う存分休んで下さいね~」


 それを聞いた皆が思い思いの場所に散って行った。

 カーラ・カトレア・リタ・リナ・チェリンは引き留めておいたので、休む前に軽く三河買い物ツアーの話をする。


「金をしこたま持ってくるように言ったのは覚えてるよな?明後日あたりにでも三河に動物乗り物を買いに行くぞ!道路が完成したら、間違いなくアレが大活躍するだろうからな」
「動物乗り物って高いの?」
「一台買うのに金貨30枚だ。高いっちゃ高いかな~」
「金貨30枚ねえ・・・、開拓用の資金は持って来たけど、何台必要かで悩むわ~」
「あー、今パンダちゃん号持ってるから、ちょっと試すか?」


 目の前の道路にパンダちゃん号を出した。


「なるほど。実際に乗れば話が早い」


 リナがパンダちゃん号に乗って、100メートルくらい歩いてから戻って来た。


「10台は必要」
「10台!?」
「乗ればわかる」


 今度はリタが、同じように100メートルほど往復する。


「30台買おう」
「いいね」

「おい!そんなに買って開拓の方は大丈夫なのか?」
「部下達に売るからお金は返って来る」
「みんな絶対欲しがるから問題無い」
「なるほど・・・、確かにそう考えたら買えるだけ買っても回収は出来るな。一括で買えなくても分割払いで払ってもらえば良いし」


 それからカーラ、カトレア、チェリンも動物乗り物に試乗し、大量購入を決めたようだ。

 ただいきなり行って、レベッカさんがその数を用意できるかわからんので、虎徹さんに連絡してレベッカさんに伝えてもらう必要があるな。


「んじゃ買い物は明後日な!それじゃ、後は好きに休んでくれ」

「ずっと座っているだけってのも案外疲れるわね」
「だね!プールで泳いで来ようかな」
「とりあえず隊長に挨拶して来ます」
「ああ、俺も皆を回収して来たって報告しなきゃだから一緒に行くか」



 ・・・・・



 ミスフィートさんに、皆を回収して来たと報告した。


「折角皆が集まったことだし、今日の夕食は久々の大盤振る舞いと行きましょうか!」
「それは素晴らしいな!この前食べたカツってのも、また食べたいぞ!」
「お、良いですね~!ドラゴンカツなんてやってみます?」
「ドラゴンか!それはまた豪快だなー!ところで海鮮物のカツってどうなんだ?」
「んーーー、普通にすごく美味しいですよ。カツよりも天ぷらがいいかな?」
「テンプラ?」

 あれ?この世界って天ぷら無いのかな?

「カツと似てますが、パン粉を使わない感じです。あと野菜も天ぷらにすると最高なんですよ!」
「じゃあそれも作ってくれ!」
「えーと、夕食まで2時間くらいか・・・。今から下拵えすれば丁度良いな。じゃあ俺は早速調理に入ります!」
「期待しているぞ!」


 今日は新しい料理を作るってことで、フローラとナターシャにも作り方を教えようと思い、本日の料理班に巻き込んだ。



 ・・・・・



「カニ汁の味付けが完璧だわ!」
「流石はダンジョン蟹だけあって、ダシもすげえな!」
「この野菜はダメかしら?」
「どんな食い物でも天ぷらにすりゃ大体美味くなるぞ。色々試してみても面白いんじゃないか?」


 とにかく揚げて揚げて揚げまくった。

 本来ならば時間ギリギリを狙って忙しくなるんだが、今の俺には熱生成プレートがあるので、少し早く作っても温かさを保ったまま出すことができるのだ!

 ただフローラとナターシャだけじゃ手が足りないので、更に5人ほど巻き込んだ。
 急いで作れば、料理班も皆と一緒に夕食を頂くことが出来るだろう。


 腹ペコ共が食堂にいっぱい集まって来たので、どんどん料理を出し始めた。


「皆さーーーん!ドラゴンカツにはこっちのドロドロしたソースをかけて下さい。そして天ぷらの方は、醤油ベースのサラサラした方のタレで食べて下さいね!」

 それが絶対という決まりもないんだけどさ。

「それでは、久々の大盤振る舞いフルコースを召し上がれ!」

「「いただきまーーーーーす!」」

「はむはむはむはむ・・・、うっまーーーーーい!!!」
「うわ~~~!ドラゴンカツって凄まじいわね!」
「テンプラだっけ?ヤバくない!?」
「このテンプラっていうヤツ、どれ食べても美味しいし!!」
「普通のお野菜なのに、とても美味しいわ!」


 そうなのだよ!天ぷらにすると、その辺に生えている草ですら御馳走になるのだ!個人的にはウドとかタラの芽が大好きだったんだけど、この世界にもあるんかなあ?謎野菜ばっかなんで、似たような物を探すしかないんだけどね。

 とにかく今回も、大盤振る舞いはすごく大好評だった。

 ただドラゴンは、カツにするのは何となく勿体なく感じた。やっぱドラゴンはステーキが一番だな!
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