237 / 949
237 ホタテのあとはガチャですよ
海鮮づくしで大満足した三人は、意気揚々とガチャ部屋にやって来た。
「よーし!回すぞーーー!」
ミスフィートさんもガチャにハマってしまったか。
まあこんな面白いモノ、誰だってハマって当然なんだけどさ。
「和泉、魔石を渡しとくぞ」
「私が持ってても、ガチャ回せないよ?」
「あーーー、そうだった!んじゃ数だけ報告だ。えーと、2、4、6、8、10、・・・41個か!随分と溜まってたんだな」
「4回分か~~~!これだと、服を引き当てるには少々心許ないわね」
「どうだろな?俺って地味に運良いんだよ。結構な確率で赤引いてるぞ」
「男性服が出ない分、運が上がってるのかしらね?」
「俺からすると、運下がってでもいいから男性服が出て欲しいんだけど!」
ワケのわからん呪いとか、ホント勘弁して欲しいよ。
どう考えても運とかそういう問題じゃない部分で、女性服の方へと誘導されている気がしてならない。計算はしてないけど、絶対に有り得ない確率になってるハズだ。
ミスフィートさんが魔石を投入し、臨戦態勢に入った。
「何でもいいから、実用的なのが出ますように!」
ガチャコン!
「お!?赤いカプセルが出たぞ!?」
「服確定ですよ!」
「うわ~~~!いいな~~~」
当然中には『服』と書かれたカードが入っており、ポフッと変化した。
「おおおっ!?」
[巫女装束DX]
:謎の化学繊維で作られた服。付与魔法が込められている。評価B
:斬撃耐性 衝撃耐性 火魔法耐性
:自動修復(小)サイズ自動調節
「あれ?これは私が小烏丸に貰った最初の服に似てないか?」
「すごく可愛いじゃないっ!」
「同じ巫女装束ですが、後ろにDXと付いてますね。前のより高級感があって可愛い感じがしますよ!」
あっ!これってあの有名な弾幕ゲームの主人公キャラが着てる豪華バージョンか!
「自分でもこの服を引き当てるとは、ミスフィートさんは巫女装束を着る運命だったのかもしれませんね」
「わはははは!尾張に帰ったら着てみることにしよう。あーー、また付与を頼んでいいか?」
「今回手に入れたアイテムは全部強化しますよ。帰ってからですけど」
「えーと、次は私の番でいい?回すのは小烏丸だけど」
「もちろんいいぞ!交代しながら回そうじゃないか」
「よし!じゃあ、こっちもまずは赤いカプセル引き当てないとな~」
ガチャに魔石を投入し、レバーを光らせた。
自分のじゃない分、逆に本気でやらねばならぬ。
精神を集中し、心を研ぎ澄ませる。
ガチャコン!
「っしゃ!赤来たぞ!!」
「ナイスよ!!」
「おおっ!赤は絶対に服が出るのだったな!」
[虎柄ビキニ]
:謎の化学繊維で作られた服。付与魔法が込められている。評価B
:斬撃耐性 衝撃耐性 火魔法耐性
:自動修復(小)サイズ自動調節
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「ん?随分と小さな服だな」
「どうぞ」
和泉に虎柄ビキニを献上した。
「ありがとうだっちゃ!・・・ってこれは酷くない!?」
「えー、まあ、そうだな。でも海とかで活躍するかもしれないだろ!」
「知ってる人に見られたら、赤い流星以上に笑われるわよ!!!」
「これは服なのか?下着じゃないのか?」
「健康ランドで売ってる水着みたいなもんですね。下着としても全然普通に使えますよ」
「確かにコレを着てる人は、どこでも着用してたわね!」
和泉が少し拗ねてしまった。次こそは良い服当てねえとな・・・。
ミスフィートさんが配置に付き、魔石を投入しガチャを回す。
ガチャコン
「ぬああ~~~!青いカプセルか~」
「まあ何度も回せば青も出ますよ。確率で言うと青が一番出やすいのです」
「むしろ、今まで1回も青が出てなかったのがすごいよね!」
中から出て来たのは、女性用のブーツだった。
「普通に当たりじゃないですか!」
「ブーツいいな~!!」
「おおっ!青も全然悪くないぞ!」
ミスフィートさんは、青、緑、赤、銀と満遍なく出してる感じだけど、中身は全部当たりを引いているな。これもビギナーズラックってヤツなんかな?
和泉が可哀相だから俺も頑張らんとな・・・。
「じゃあ行くぞ!」
ガチャコン
「ぬあ!こっちも青だった~」
「も~、しょうがないわねえ」
「ブーツかもしれないぞ?」
なんと中から出て来たのは本当にブーツだった!
・・・・・・虎柄の。
「ブハッ!!」
「ちょっと!!なぜそれを引くっちゃ!!!」
「おおっ!?ブーツじゃないか!」
前に虎徹さんが言ってた話を思い出した。
『ガチャにはな、たまに変な流れみたいのが来る時あるんだ。アニキの時に起きた現象なんだけどさ、釣り竿が出た後、立て続けにゴムボートとサングラスが出て、最後にアロハシャツまで出て海の男が完成したんだよ!』
あの言葉は真実だったんだな。
「どうぞ」
和泉に虎柄ブーツを献上した。
「いいでしょう・・・。着てやろうじゃないの!」
「マジで!?」
和泉が服を脱ぎだしたので後ろを向いた。俺は紳士だからな。
「こっち向いていいっちゃよ!」
振り返ると、そこには鬼っ娘がいた。
「プハハハハハッ!!すげーーーー!完璧な鬼っ娘じゃないか!」
「おおっ!下着みたいだけど似合ってるぞ!」
「ダーリン!次こそは、まともな服を当てるっちゃよ!?」
和泉のこういうノリの良さは最高だな!!
「よーし!回すぞーーー!」
ミスフィートさんもガチャにハマってしまったか。
まあこんな面白いモノ、誰だってハマって当然なんだけどさ。
「和泉、魔石を渡しとくぞ」
「私が持ってても、ガチャ回せないよ?」
「あーーー、そうだった!んじゃ数だけ報告だ。えーと、2、4、6、8、10、・・・41個か!随分と溜まってたんだな」
「4回分か~~~!これだと、服を引き当てるには少々心許ないわね」
「どうだろな?俺って地味に運良いんだよ。結構な確率で赤引いてるぞ」
「男性服が出ない分、運が上がってるのかしらね?」
「俺からすると、運下がってでもいいから男性服が出て欲しいんだけど!」
ワケのわからん呪いとか、ホント勘弁して欲しいよ。
どう考えても運とかそういう問題じゃない部分で、女性服の方へと誘導されている気がしてならない。計算はしてないけど、絶対に有り得ない確率になってるハズだ。
ミスフィートさんが魔石を投入し、臨戦態勢に入った。
「何でもいいから、実用的なのが出ますように!」
ガチャコン!
「お!?赤いカプセルが出たぞ!?」
「服確定ですよ!」
「うわ~~~!いいな~~~」
当然中には『服』と書かれたカードが入っており、ポフッと変化した。
「おおおっ!?」
[巫女装束DX]
:謎の化学繊維で作られた服。付与魔法が込められている。評価B
:斬撃耐性 衝撃耐性 火魔法耐性
:自動修復(小)サイズ自動調節
「あれ?これは私が小烏丸に貰った最初の服に似てないか?」
「すごく可愛いじゃないっ!」
「同じ巫女装束ですが、後ろにDXと付いてますね。前のより高級感があって可愛い感じがしますよ!」
あっ!これってあの有名な弾幕ゲームの主人公キャラが着てる豪華バージョンか!
「自分でもこの服を引き当てるとは、ミスフィートさんは巫女装束を着る運命だったのかもしれませんね」
「わはははは!尾張に帰ったら着てみることにしよう。あーー、また付与を頼んでいいか?」
「今回手に入れたアイテムは全部強化しますよ。帰ってからですけど」
「えーと、次は私の番でいい?回すのは小烏丸だけど」
「もちろんいいぞ!交代しながら回そうじゃないか」
「よし!じゃあ、こっちもまずは赤いカプセル引き当てないとな~」
ガチャに魔石を投入し、レバーを光らせた。
自分のじゃない分、逆に本気でやらねばならぬ。
精神を集中し、心を研ぎ澄ませる。
ガチャコン!
「っしゃ!赤来たぞ!!」
「ナイスよ!!」
「おおっ!赤は絶対に服が出るのだったな!」
[虎柄ビキニ]
:謎の化学繊維で作られた服。付与魔法が込められている。評価B
:斬撃耐性 衝撃耐性 火魔法耐性
:自動修復(小)サイズ自動調節
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「ん?随分と小さな服だな」
「どうぞ」
和泉に虎柄ビキニを献上した。
「ありがとうだっちゃ!・・・ってこれは酷くない!?」
「えー、まあ、そうだな。でも海とかで活躍するかもしれないだろ!」
「知ってる人に見られたら、赤い流星以上に笑われるわよ!!!」
「これは服なのか?下着じゃないのか?」
「健康ランドで売ってる水着みたいなもんですね。下着としても全然普通に使えますよ」
「確かにコレを着てる人は、どこでも着用してたわね!」
和泉が少し拗ねてしまった。次こそは良い服当てねえとな・・・。
ミスフィートさんが配置に付き、魔石を投入しガチャを回す。
ガチャコン
「ぬああ~~~!青いカプセルか~」
「まあ何度も回せば青も出ますよ。確率で言うと青が一番出やすいのです」
「むしろ、今まで1回も青が出てなかったのがすごいよね!」
中から出て来たのは、女性用のブーツだった。
「普通に当たりじゃないですか!」
「ブーツいいな~!!」
「おおっ!青も全然悪くないぞ!」
ミスフィートさんは、青、緑、赤、銀と満遍なく出してる感じだけど、中身は全部当たりを引いているな。これもビギナーズラックってヤツなんかな?
和泉が可哀相だから俺も頑張らんとな・・・。
「じゃあ行くぞ!」
ガチャコン
「ぬあ!こっちも青だった~」
「も~、しょうがないわねえ」
「ブーツかもしれないぞ?」
なんと中から出て来たのは本当にブーツだった!
・・・・・・虎柄の。
「ブハッ!!」
「ちょっと!!なぜそれを引くっちゃ!!!」
「おおっ!?ブーツじゃないか!」
前に虎徹さんが言ってた話を思い出した。
『ガチャにはな、たまに変な流れみたいのが来る時あるんだ。アニキの時に起きた現象なんだけどさ、釣り竿が出た後、立て続けにゴムボートとサングラスが出て、最後にアロハシャツまで出て海の男が完成したんだよ!』
あの言葉は真実だったんだな。
「どうぞ」
和泉に虎柄ブーツを献上した。
「いいでしょう・・・。着てやろうじゃないの!」
「マジで!?」
和泉が服を脱ぎだしたので後ろを向いた。俺は紳士だからな。
「こっち向いていいっちゃよ!」
振り返ると、そこには鬼っ娘がいた。
「プハハハハハッ!!すげーーーー!完璧な鬼っ娘じゃないか!」
「おおっ!下着みたいだけど似合ってるぞ!」
「ダーリン!次こそは、まともな服を当てるっちゃよ!?」
和泉のこういうノリの良さは最高だな!!
あなたにおすすめの小説
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!
仁徳
ファンタジー
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!
追放された薬師でしたが、特に気にもしていません
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、自身が所属していた冒険者パーティを追い出された薬師のメディ。
まぁ、どうでもいいので特に気にもせずに、会うつもりもないので別の国へ向かってしまった。
だが、密かに彼女を大事にしていた人たちの逆鱗に触れてしまったようであった‥‥‥
たまにやりたくなる短編。
ちょっと連載作品
「拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~」に登場している方が登場したりしますが、どうぞ読んでみてください。
料理の上手さを見込まれてモフモフ聖獣に育てられた俺は、剣も魔法も使えず、一人ではドラゴンくらいしか倒せないのに、聖女や剣聖たちから溺愛される
向原 行人
ファンタジー
母を早くに亡くし、男だらけの五人兄弟で家事の全てを任されていた長男の俺は、気付いたら異世界に転生していた。
アルフレッドという名の子供になっていたのだが、山奥に一人ぼっち。
普通に考えて、親に捨てられ死を待つだけという、とんでもないハードモード転生だったのだが、偶然通りかかった人の言葉を話す聖獣――白虎が現れ、俺を育ててくれた。
白虎は食べ物の獲り方を教えてくれたので、俺は前世で培った家事の腕を振るい、調理という形で恩を返す。
そんな毎日が十数年続き、俺がもうすぐ十六歳になるという所で、白虎からそろそろ人間の社会で生きる様にと言われてしまった。
剣も魔法も使えない俺は、少しだけ使える聖獣の力と家事能力しか取り柄が無いので、とりあえず異世界の定番である冒険者を目指す事に。
だが、この世界では職業学校を卒業しないと冒険者になれないのだとか。
おまけに聖獣の力を人前で使うと、恐れられて嫌われる……と。
俺は聖獣の力を使わずに、冒険者となる事が出来るのだろうか。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
『お前の針仕事など誰でもできる』——なら社交界のドレスの裏地を、めくってごらんなさい
歩人
ファンタジー
「地味な針仕事しかできない令嬢は要らない」——公爵家の嫡男にそう言い渡された伯爵令嬢ティナは、
裁縫道具だけを持って屋敷を出た。その翌週、社交界が凍りつく。王妃の夜会服も、公爵令嬢の舞踏会
ドレスも、第一王女の外交用ローブも——仕立てた職人が消えたのだ。しかもティナが十年かけて縫った
全てのドレスの裏地には、二重縫いで隠された署名が残されていて——。
辺境の小さな仕立て屋で穏やかに暮らすティナの元に、王都から使者がやってくる。
傍観している方が面白いのになぁ。
志位斗 茂家波
ファンタジー
「エデワール・ミッシャ令嬢!貴方にはさまざな罪があり、この場での婚約破棄と国外追放を言い渡す!」
とある夜会の中で引き起こされた婚約破棄。
その彼らの様子はまるで……
「茶番というか、喜劇ですね兄さま」
「うん、周囲が皆呆れたような目で見ているからな」
思わず漏らしたその感想は、周囲も一致しているようであった。
これは、そんな馬鹿馬鹿しい婚約破棄現場での、傍観者的な立場で見ていた者たちの語りである。
「帰らずの森のある騒動記」という連載作品に乗っている兄妹でもあります。
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。