七人の愚か者 ー最難関のダンジョンで出会った小学生と暴走族が脱出するために最強を目指す!ー

ほむらさん

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ダンジョン編

14 成長

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あれから何日も修行して過ごした。まあ一ヶ月は経ってないと思う。
ちなみにステータスはこんな感じだ。


名前 :コテツ・クロダ
性別 :男
種族 :人間
年齢 :12歳
職業 :なし
レベル:52

HP :516
MP :310

筋力 :260
知力 :176
体力 :241
素早さ:452
器用さ:410
精神力:355
運  :50

【スキル】
剣術Lv8 棒術Lv4 体術Lv6 投擲術Lv7 槍術Lv5 弓術Lv2
魔力操作Lv6 気配察知Lv5 魔力察知Lv5 直感Lv4 危険察知Lv2
毒耐性Lv2 麻痺耐性Lv2 魅了耐性Lv1
隠密Lv3 算術Lv5 料理Lv1 解体Lv8 鍛冶Lv9 木工Lv10 革細工Lv2
裁縫Lv4 採掘Lv3 挑発Lv3 威圧Lv2 高速思考Lv2 鷹目Lv1 

【魔法】
火魔法Lv7

【固有スキル】
異世界言語:自動翻訳

【称号】
なし

【加護】
女神シャルロットの加護


そうなのです。いつの間にか12歳なってた!ヒゲは生えない。
レベルも50超えたし、スキルも結構増えた。
そして見よ! [木工Lv10]
たぶんMAXだろう!彫っててわかるが、流石にこれ以上は無いと思われる。
イメージ出来れば大抵の物は彫れる。まあ基本はクマだけどな!
しかし相変わらず職業と称号はでねーな。なんか条件ありそうだ。

なんとなくスルーしてたけど、そろそろゴブさん行ってみっかな?
倒せたらドラゴンか。比べるとゴブさん過大評価かもしれん。
どうも最初にボコられたイメージが強くてイカンな。

とりあえず偵察だ。
んー・・・、レベルとか見れればいいのにな。
何かあったよな?鑑定だっけ?

「鑑定!」

お?何かわかりそうな気がするぞ。ん?
レベル、っつーか経験値足りんのかな?

「鑑定!鑑定!鑑定!」

んーーー。一旦部屋に戻って鑑定しまくろう。

クマとか色々鑑定しまくってみた。

「お!?なんか出た」

[木彫りのクマ]

おい!これだけかーい!!、ダメだ。もっと鑑定のレベル上げんと。

もう、とにかくずっと鑑定し続けた。


[木彫りのクマ]
:力作であるが、着色してないので未完成。評価B

「うおっしゃああああああああ!!」

でもBかよー!色塗ってないしなー。こればっかりはしゃーない。

[シルバーウルフの毛皮]
:丁寧に作られていながら、さらに女神の泉で浄化された至宝の一品。評価S

「S来たオラァ!」
良くわからんが、やっぱ凄かったんだな!コレは。
やべーな、鑑定おもしれー!

[ショートソード]
:普通の剣。評価E

「ショートソードだったんだなこれ」

別にショートってほど短くもないが。
最近は槍がお気に入りなのだが、ゴブさん相手には慣れたほうで行った方がいいだろう。弓は正直、鉄球より使い勝手悪いからやめた。矢作るのめんどくせえし。

さてゴブさんよ。今日はレベルを見てやるぜ!

「鑑定!」


名前 :アルティメットゴブリン


おい!こんだけかよ!でもやっぱ強そうな名前じゃんゴブさん。
最初よく死ななかったわ。んー、体重軽くて助かった感じ?
くそー、もっとステータス見れれば対策練れたのに。
鑑定のレベル足りてなかったようだな。
まあいいや。あんまりデータない方が楽しめるべ。

「こんなんで倒せるなら楽なんだけど」

全力で鉄球を投げる!頭に直撃、しかし倒せなかった。
さすがゴブさんだ!

「グギャギャーーーーー!!!」

来た!こっちからも行くぜ!

スタタタタタタタタ

剣を薙ぎ払うが、硬い皮膚に阻まれ腕でガードされた。
ダメージはあんまりねえか!

「ちっ!」

ゴブさんパンチ来た!両腕でガードだ!

ドガーーーーーーーーン!

「ぐおおおおお!」

吹き飛ばされ、壁に激突した。くっそ、やるなゴブさん!

「ウオオオオラアアアアアァァァァァ!!!!」

「え?」

その時何者かが乱入し、ゴブさんを叩き斬った。

「え?・・・・え?」

「おいガキ!大丈夫か?」



それが、謎のツッパリとの出会いだった。



・・・・・



「えーと、ツッパリの人ですか?」
「ツッパリって何だよ?せめてヤンキーと呼びやがれ!それよりオメェ、大丈夫なんだな?」
「お、おう!全然余裕だ」

うん、別にダメージはない。それより色々とショッキングで何ていうか・・・。

「おー良かったな。それよりココ、人いたんだな。俺だけかと思ってたわ」
「オレも人に会ったの初めてだぞ!」

最初に出会ったのがツッパ、いやヤンキーってどうなのよ?

「あ?オメーしかいねーのか。ホントわけわかんねーな、いきなり洞窟だしよ」
「そういやオメー名前なんつーんだ?」
「コテツだぞ!」
「おお、いい名前じゃねえか!俺は、あーそうだな・・・仲間には兄貴って呼ばれてた」
「おう!わかったぜアニキ!」

「しかしなんであんなのと戦ってんだ?アイツ相当やべえだろ」
「レベル50超えたから行けるハズだったんだ。」
「あ?レベル?なんだそりゃ」


どうやらアニキはレベルとか知らん模様。
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