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義妹に婚約者を寝取られました
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「お、オレの……兄貴の男を寝取ったのか……おまえ、何てことを!」
ユキレラは生まれて初めて頭の中が真っ白になる体験をした。
ユキレラは“ど田舎村”の商店で雇われ仕事をしている22歳の青年だ。
ちょっとだけ青みがかった銀髪と、薄い水色の瞳を持った、人当たりの良い好青年である。
背も高くてなかなかのイケメンだが、何せここは最果ての僻地、ど田舎村。
ちょっとぐらい顔が良くたって、都会の王都の若者と比べたらきっと垢抜けない底辺に違いない。
などと、いつも義妹のアデラに鼻で笑われていた。
そのユキレラは、配達の途中で知り合いの農家さんから、もぎたてフレッシュなトマトを貰った。
ちょうど自宅の近くだったから、トマトを置いて来ようとしたのが間違いだったらしい。
自宅に立ち寄り、義妹のアデラに夕食に使ってくれと頼もうとしたが、いない。
だが家の中に人の気配はある。
元は亡くなった両親とユキレラ、義妹の四人家族で住んでいた小さな平家の家だ。
台所にも義妹の部屋にもいない。
となると、あとは亡くなった両親の部屋かユキレラの部屋だけ。
「ん?」
人の気配と密かな声はユキレラの部屋からする。
(あんのバカたれ、またオレの部屋に勝手に入って!)
義妹のアデラは、何でも義兄ユキレラのものを欲しがって、許可なく奪っていく、あまり良くない女の子だ。
亡くなった父の後妻の連れ子でとても可愛いのだが、その父も後妻も亡くなった現在、あまり兄妹仲は良いとは言えなかった。
そこで入る前にノックをすれば良かったのかもしれない。
だが自分の部屋だ。遠慮などいらないはずだった。
前触れなく扉を開くと、そこで来月結婚する自分の婚約者の男と、義妹のアデラが重なっていた。
しかもユキレラが今朝起きて、ちゃんとシーツも布団も整えておいたはずのベッドの上で。
吐き気がしそうだった。
(しかもお前ら、それ布団の中でまぐわってねえが? 合体? 今まさに合体中だなやそれ!!?)
それで、頭がパーンだ。パーンと弾けた。
据わった目で、ビシッと義妹アデラを指差した。
「オレのお古で良かったら好きにしろ、お前にやる! だがアデラ、オレがいつものように優しいお兄ちゃんで許すと思うなよ。お前とは絶縁する!」
どうせ父の後妻の連れ子で、互いに血など繋がっていないのだ。
事情が事情だし、所詮は庶民。
今は戸籍筆頭者がユキレラで、アデラが同じ世帯の家族になっているが、ユキレラが離籍すればそれで終わりだ。
お互い既に18を過ぎて成人しているから、離籍届け自体はユキレラ単体で役所に書類提出だけで住む。
すると婚約者、いやもう元婚約者だろう。
庶民は婚約者といっても口約束だから、結婚前なら恋人が別れることと変わりない。
愛したはずの男が布団の中で慌てている。
いやだからお前らいいかげん合体解けよ!
「ち、ちょっとアデラ! 話が違うじゃないか、子供は君が産むから三人で結婚することにしようって、話はついてるって言ってたじゃないか!」
婚約者、いやもう元婚約者の男のその言葉に、パーンと弾けていた頭の中が、今度はスンッと一気に冷えていった。
「このクソ野郎、そんな戯言信じたのか。お貴族様じゃねえんだ、多重婚なんか庶民に許されるわけねえだろ!」
思いっきり裸の男をぶん殴って、そのまま財布と身分証、貴重品や着替えをリュックに詰め込んでいく。
そして部屋を出る前に思いっきり捨て台詞を吐いた。
「おい、クソビッチ。義理とはいえ妹だ、この家はお前にくれてやる。だがお前とはもう金輪際顔を合わせることはない! あばよ!」
ちくしょう、とぐずぐずに涙で崩れた顔で、家を出たその足で村の役場へ向かった。
「ユキレラちゃん!? どうしたんだい、そんな顔して!」
「お、おばちゃん……っ」
窓口対応してくれた、子供の頃からお世話になっている近所のおばさんが、ユキレラのぐずぐずの顔を見てギョッとしている。
「お、オレっ、結婚、やめたっ。あ、アデラなんかに寝取られるようなやつ、こっちから願い下げだあああっ!」
「え? それどういうこと?」
何だ何だと、役場内から職員や利用者の皆さんがユキレラのもとに集まってくる。
ここ、ど田舎村はひなびた小さな村なので、役場の人もそうでない人も皆、顔見知りばっかりなのだ。
「あ、アデラちゃんがユキレラの婚約者を寝取ったって!? 本当なのかい!」
「こ、こんなこと、オレ、嘘なんか言わないしっ」
時折鼻水をずずっとすすり上げながらも、何とか離籍届けを書き上げた。
「そんでどうするんだい。ユキレラちゃん」
「オレ、この村、出る」
「はあ!? 家はどうすんのさ、それに親父さんとお袋さんたちの墓は!?」
「そ、それはたまに帰ってきて手入れするし……と、とにかく、家は手切れ金代わりにアデラにやった! オレは王都に行く!」
そんで一旗あげるまで帰ってこない、と宣言して、そのままユキレラは別の窓口でハガキと切手を買い、友人たちにことの経緯を書いて送った。
さあ、あとは雇われ先の商店だ。
まだ仕事の配達途中だった。
残りの配達を速やかに終わらせ、商店店主の親父さんに頭を下げた。
「急な話でごめんなさい。今日限りで辞めさせてもらいます」
「急に言われても困るぞ! ……だが、そういう事情なら、まあ、仕方ねえかあ……」
強面の店主の親父さんは、ユキレラから話を聞いて、渋い顔をしつつも何とか了承してくれた。
「まさか、アデラがなあ……いや、いつか何かやらかしそうだとは思ってたけどよ」
「オレの勝手な都合で辞めるので、今月分の給料はいらないので!」
「ばっか、お前、そんなんやったら俺が給料不払いで捕まるわ! ちょっと待ってろ!」
店の奥のほうに行って、すぐに小さな布袋を持って戻ってきた。
そして押し付けられる。
それなりに重い。これはいつものユキレラの給料よりかなり多い。
「餞別代わりに色付けといた! またいつでも戻ってきていいからな! そんで落ち着いたら手紙寄越せよ、お前は死んだ親友の息子だ、放っておけん!」
「親父さあん……」
ようやく止まったはずの涙がまた溢れ出してくる。
ああ、“ど田舎村”などと呼ばれて蔑まれるこの村には、心の温かい人ばかりだ。
なのに何であの義妹は。むしろ問題児は彼女ぐらいでは?
と、ここまでがユキレラが故郷のど田舎村を出るまでの経緯だ。
そうして顔見知りのおじちゃん、おばちゃんたちに見送られて、ユキレラは夢と希望の大都会、王都へ出発した。
「王都でたくさん金貯めて新しい嫁さん探すぞー!」
悲しみと恨みと怒りがごちゃ混ぜになった今のユキレラは、知る由もない。
王都でユキレラを待っているものが、新しいお嫁さん(※男女不問)ではなく、文字通り“運命”であることなんて。
ユキレラは生まれて初めて頭の中が真っ白になる体験をした。
ユキレラは“ど田舎村”の商店で雇われ仕事をしている22歳の青年だ。
ちょっとだけ青みがかった銀髪と、薄い水色の瞳を持った、人当たりの良い好青年である。
背も高くてなかなかのイケメンだが、何せここは最果ての僻地、ど田舎村。
ちょっとぐらい顔が良くたって、都会の王都の若者と比べたらきっと垢抜けない底辺に違いない。
などと、いつも義妹のアデラに鼻で笑われていた。
そのユキレラは、配達の途中で知り合いの農家さんから、もぎたてフレッシュなトマトを貰った。
ちょうど自宅の近くだったから、トマトを置いて来ようとしたのが間違いだったらしい。
自宅に立ち寄り、義妹のアデラに夕食に使ってくれと頼もうとしたが、いない。
だが家の中に人の気配はある。
元は亡くなった両親とユキレラ、義妹の四人家族で住んでいた小さな平家の家だ。
台所にも義妹の部屋にもいない。
となると、あとは亡くなった両親の部屋かユキレラの部屋だけ。
「ん?」
人の気配と密かな声はユキレラの部屋からする。
(あんのバカたれ、またオレの部屋に勝手に入って!)
義妹のアデラは、何でも義兄ユキレラのものを欲しがって、許可なく奪っていく、あまり良くない女の子だ。
亡くなった父の後妻の連れ子でとても可愛いのだが、その父も後妻も亡くなった現在、あまり兄妹仲は良いとは言えなかった。
そこで入る前にノックをすれば良かったのかもしれない。
だが自分の部屋だ。遠慮などいらないはずだった。
前触れなく扉を開くと、そこで来月結婚する自分の婚約者の男と、義妹のアデラが重なっていた。
しかもユキレラが今朝起きて、ちゃんとシーツも布団も整えておいたはずのベッドの上で。
吐き気がしそうだった。
(しかもお前ら、それ布団の中でまぐわってねえが? 合体? 今まさに合体中だなやそれ!!?)
それで、頭がパーンだ。パーンと弾けた。
据わった目で、ビシッと義妹アデラを指差した。
「オレのお古で良かったら好きにしろ、お前にやる! だがアデラ、オレがいつものように優しいお兄ちゃんで許すと思うなよ。お前とは絶縁する!」
どうせ父の後妻の連れ子で、互いに血など繋がっていないのだ。
事情が事情だし、所詮は庶民。
今は戸籍筆頭者がユキレラで、アデラが同じ世帯の家族になっているが、ユキレラが離籍すればそれで終わりだ。
お互い既に18を過ぎて成人しているから、離籍届け自体はユキレラ単体で役所に書類提出だけで住む。
すると婚約者、いやもう元婚約者だろう。
庶民は婚約者といっても口約束だから、結婚前なら恋人が別れることと変わりない。
愛したはずの男が布団の中で慌てている。
いやだからお前らいいかげん合体解けよ!
「ち、ちょっとアデラ! 話が違うじゃないか、子供は君が産むから三人で結婚することにしようって、話はついてるって言ってたじゃないか!」
婚約者、いやもう元婚約者の男のその言葉に、パーンと弾けていた頭の中が、今度はスンッと一気に冷えていった。
「このクソ野郎、そんな戯言信じたのか。お貴族様じゃねえんだ、多重婚なんか庶民に許されるわけねえだろ!」
思いっきり裸の男をぶん殴って、そのまま財布と身分証、貴重品や着替えをリュックに詰め込んでいく。
そして部屋を出る前に思いっきり捨て台詞を吐いた。
「おい、クソビッチ。義理とはいえ妹だ、この家はお前にくれてやる。だがお前とはもう金輪際顔を合わせることはない! あばよ!」
ちくしょう、とぐずぐずに涙で崩れた顔で、家を出たその足で村の役場へ向かった。
「ユキレラちゃん!? どうしたんだい、そんな顔して!」
「お、おばちゃん……っ」
窓口対応してくれた、子供の頃からお世話になっている近所のおばさんが、ユキレラのぐずぐずの顔を見てギョッとしている。
「お、オレっ、結婚、やめたっ。あ、アデラなんかに寝取られるようなやつ、こっちから願い下げだあああっ!」
「え? それどういうこと?」
何だ何だと、役場内から職員や利用者の皆さんがユキレラのもとに集まってくる。
ここ、ど田舎村はひなびた小さな村なので、役場の人もそうでない人も皆、顔見知りばっかりなのだ。
「あ、アデラちゃんがユキレラの婚約者を寝取ったって!? 本当なのかい!」
「こ、こんなこと、オレ、嘘なんか言わないしっ」
時折鼻水をずずっとすすり上げながらも、何とか離籍届けを書き上げた。
「そんでどうするんだい。ユキレラちゃん」
「オレ、この村、出る」
「はあ!? 家はどうすんのさ、それに親父さんとお袋さんたちの墓は!?」
「そ、それはたまに帰ってきて手入れするし……と、とにかく、家は手切れ金代わりにアデラにやった! オレは王都に行く!」
そんで一旗あげるまで帰ってこない、と宣言して、そのままユキレラは別の窓口でハガキと切手を買い、友人たちにことの経緯を書いて送った。
さあ、あとは雇われ先の商店だ。
まだ仕事の配達途中だった。
残りの配達を速やかに終わらせ、商店店主の親父さんに頭を下げた。
「急な話でごめんなさい。今日限りで辞めさせてもらいます」
「急に言われても困るぞ! ……だが、そういう事情なら、まあ、仕方ねえかあ……」
強面の店主の親父さんは、ユキレラから話を聞いて、渋い顔をしつつも何とか了承してくれた。
「まさか、アデラがなあ……いや、いつか何かやらかしそうだとは思ってたけどよ」
「オレの勝手な都合で辞めるので、今月分の給料はいらないので!」
「ばっか、お前、そんなんやったら俺が給料不払いで捕まるわ! ちょっと待ってろ!」
店の奥のほうに行って、すぐに小さな布袋を持って戻ってきた。
そして押し付けられる。
それなりに重い。これはいつものユキレラの給料よりかなり多い。
「餞別代わりに色付けといた! またいつでも戻ってきていいからな! そんで落ち着いたら手紙寄越せよ、お前は死んだ親友の息子だ、放っておけん!」
「親父さあん……」
ようやく止まったはずの涙がまた溢れ出してくる。
ああ、“ど田舎村”などと呼ばれて蔑まれるこの村には、心の温かい人ばかりだ。
なのに何であの義妹は。むしろ問題児は彼女ぐらいでは?
と、ここまでがユキレラが故郷のど田舎村を出るまでの経緯だ。
そうして顔見知りのおじちゃん、おばちゃんたちに見送られて、ユキレラは夢と希望の大都会、王都へ出発した。
「王都でたくさん金貯めて新しい嫁さん探すぞー!」
悲しみと恨みと怒りがごちゃ混ぜになった今のユキレラは、知る由もない。
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