30 / 44
ユキレラ、魔法剣士デビューしました!
しおりを挟む
誘拐事件のあと、三日ほどでルシウスは通常通りに回復したのだが、兄伯爵のカイルは弟とその忠犬が子爵邸に戻る許可をなかなか出さなかった。
「またオレの知らないところで誘拐されたらと思うと、心臓がいくつあっても足りない。ブリジットも心配しているんだ、まだしばらくは実家にいなさい」
そう言って、リースト伯爵家の本邸に留まるようにとの命令だった。
ちなみにブリジットというのがこの兄伯爵カイルの妻で、ヨシュア坊ちゃんの母御である。
「でも。兄さん、僕のこと嫌いでしょ」
だから実家にいないほうがいいんじゃないか、と遠慮するルシウスだったものの。
「別に嫌ってなんかいない。お前はオレの弟なんだからな」
「……ありがと」
カイル伯爵の妻ブリジットが、そんな兄弟のやり取りを見て、ホッとした顔で胸を撫で下ろしている。
わかる。この兄弟すごく心配ですよね。
ところで、ユキレラをリースト一族に迎え入れるにあたって。
本家筋の三人即ち前伯爵メガエリス、現伯爵カイル、その弟子爵ルシウスは話し合いをしていた。
「ユキレラ君は魔力値5か。平均値だが傍系の子孫にしては悪くない」
「知性と人間関係の数値も高めですね」
ただ、問題もある。
「ユキレラ、人間性低いんだよなあ~」
これにはご主人様のルシウスも苦笑するしかない。
数値は3。これも他と同じで十段階評価でだ。平均値が5なのでそれを下回る。
人間性の値は主に他者など自分以外のものへの思いやり度を示す。
これが1だと完全な自分本位の自己中なので、雇われ仕事は無理だ。3ならギリギリ許容範囲といったところか。
「幸運値が高いからバランス取れてる感じか」
「7は高いのう。この数百年で一番かもしれぬ」
リースト一族は、魔力値や知力、知性値の高さで知られる一族だが、反面、幸運値の低さでも有名だった。
幸運値とはラッキーに恵まれるというよりは、外運と呼んだ方が正しい数値で、他人や環境からの助けが得られやすいかどうかを判断する指標だ。
「それに、特記事項『ルシウス様大好き!』これはこれは……」
うくくく、とご老公メガエリスとカイル伯爵が笑いを堪えきれていない。
当のルシウスは憮然とした顔になっている。
被雇用者、つまり雇われ人は雇い主に基本ステータスが筒抜けになる。
そのため、名前や出身地、学歴などの出自を隠すことはできない。
基本ステータスにはテンプレートがあって、人物鑑定スキルの持ち主からの鑑定や、鑑定用の魔導具で読み取ることが可能だ。
項目は主に、名前、所属(出自)、称号。
数値は体力、魔力、知力、人間性、人間関係、幸運が十段階評価で表示される。
そして雇い主が人物鑑定スキル持ちの場合、被雇用者のステータスはいつでも任意で鑑定可能となる。
このリースト伯爵家の本家筋は、鑑定スキルのうち魔法鑑定と物品鑑定スキルを保持する。
次男ルシウスは十代半ばのとき事情があって他国で冒険者活動をしていたことがある。
そのとき出会った他の冒険者から人物鑑定スキルの上級まで伝授を受ける幸運に恵まれた。
帰国してから兄と父親に自分からスキル伝授して、兄は適性がなかったが父親のメガエリスは初級を獲得するに至った。
で、父親のメガエリスがユキレラを人物鑑定スキルで見たところ、特記事項に『ルシウス様大好き!』とあったものだから、ふさふさのお髭が抜け落ちそうなほど驚いた。
そう、ルシウスがいなくなった! とユキレラがリースト伯爵家に駆け込んできたあの日のことだ。
こりゃあ試用期間などと言わずに、とっとと正規雇用でも問題なかろう、という判断でメガエリスはユキレラにリースト伯爵家の軍服を着せたわけだ。
リースト一族は執着する相手に忠実で誠実なことが多いし、滅多なことでは裏切ることもない。
傍系子孫でも気質までしっかり受け継いでるじゃないか、と感心したものである。
「まあ、とりあえず」
よく似た親子三人は顔を見合わせた。
「魔力値5なら、魔力使いの修行をさせるとしよう」
現伯爵で当主のカイルが決定した。
前伯爵メガエリス、弟子爵のルシウスも否やはない。
「ユキレラ、魔力を使う訓練をするよ」
リースト伯爵家の本邸にいる間、ご主人様ルシウスからそう言われた。
「えっ。オレ、魔力なんて」
そもそも、庶民は魔力値が低いことが多いし、鑑定を受けることも滅多にない。鑑定スキル持ち自体が貴重なので。
ユキレラも故郷のど田舎村にいたとき、魔力を意識することはなかった。
確かに先日受けた人物鑑定では魔力値があったものの。
「一族の誰でもいい、魔法剣を分けてもらえばすぐ魔法剣が使えるようになるよ」
「そんなお手軽なんですか!?」
これにはユキレラもビックリした。
修行ってこう、なんか滝に打たれたり焼けた炭の上を歩かされたりとかそんなんじゃないの???
と思っていたら、あれよあれよと言う間に本家の御当主様たちが中庭に集まってきた。
次期当主のヨシュア坊ちゃんも母御に抱っこされてやってきた。
「我らで話し合いの結果、お前に一族の魔法剣を授けることにした。老い先短い私からが良いだろう」
杖をついていたお髭の前当主のご老公メガエリスがトン、と軽く杖の先で地面を突くと、透明で光を乱反射する剣を次々に地面へと突き刺した。
その数、8本。
だが、そのうちの数本を引き抜こうとしたところを、息子でご当主のカイル伯爵が止めていた。
次の瞬間には、空中に大小さまざまな、やはり光を乱反射する剣が出現している。
ざっと見て50本近くある。これがカイル伯爵の魔法剣なのだろう。
息子のヨシュア坊ちゃんが、湖面の水色の瞳をキラキラさせて歓声をあげている。
わかる。ものすごく綺麗な光景ですよね。
「いや、父の魔法剣はオレが貰い受けたい。ユキレラ。お前には代わりにオレから2本授ける。……一族の同志としてこれからよろしく頼むぞ」
「は、はいっ」
あまり表情が動かず淡々とした口調のカイル伯爵だが、魔法剣を手渡してくれるときは丁重だった。
「わ、わわっ、魔法剣が!?」
受け取った2本の魔法剣は、柄を掴んだと思ったらそのままスーッとユキレラの手の中へ消えてしまった。
「自分の中の魔力を意識してみて。金剛石で光る魔法剣が目の前にあるとイメージするだけだよ」
「あ、出た」
滝行や火渡り修行のような過酷な訓練は何ひとつ必要なかった。
まさか、こんな簡単に魔法剣士になれるとは!
何度も出したり消したりを繰り返してしまった。楽しい!
--
魔法犬……いや魔法剣士ユキレラ、インスタントに爆誕
「またオレの知らないところで誘拐されたらと思うと、心臓がいくつあっても足りない。ブリジットも心配しているんだ、まだしばらくは実家にいなさい」
そう言って、リースト伯爵家の本邸に留まるようにとの命令だった。
ちなみにブリジットというのがこの兄伯爵カイルの妻で、ヨシュア坊ちゃんの母御である。
「でも。兄さん、僕のこと嫌いでしょ」
だから実家にいないほうがいいんじゃないか、と遠慮するルシウスだったものの。
「別に嫌ってなんかいない。お前はオレの弟なんだからな」
「……ありがと」
カイル伯爵の妻ブリジットが、そんな兄弟のやり取りを見て、ホッとした顔で胸を撫で下ろしている。
わかる。この兄弟すごく心配ですよね。
ところで、ユキレラをリースト一族に迎え入れるにあたって。
本家筋の三人即ち前伯爵メガエリス、現伯爵カイル、その弟子爵ルシウスは話し合いをしていた。
「ユキレラ君は魔力値5か。平均値だが傍系の子孫にしては悪くない」
「知性と人間関係の数値も高めですね」
ただ、問題もある。
「ユキレラ、人間性低いんだよなあ~」
これにはご主人様のルシウスも苦笑するしかない。
数値は3。これも他と同じで十段階評価でだ。平均値が5なのでそれを下回る。
人間性の値は主に他者など自分以外のものへの思いやり度を示す。
これが1だと完全な自分本位の自己中なので、雇われ仕事は無理だ。3ならギリギリ許容範囲といったところか。
「幸運値が高いからバランス取れてる感じか」
「7は高いのう。この数百年で一番かもしれぬ」
リースト一族は、魔力値や知力、知性値の高さで知られる一族だが、反面、幸運値の低さでも有名だった。
幸運値とはラッキーに恵まれるというよりは、外運と呼んだ方が正しい数値で、他人や環境からの助けが得られやすいかどうかを判断する指標だ。
「それに、特記事項『ルシウス様大好き!』これはこれは……」
うくくく、とご老公メガエリスとカイル伯爵が笑いを堪えきれていない。
当のルシウスは憮然とした顔になっている。
被雇用者、つまり雇われ人は雇い主に基本ステータスが筒抜けになる。
そのため、名前や出身地、学歴などの出自を隠すことはできない。
基本ステータスにはテンプレートがあって、人物鑑定スキルの持ち主からの鑑定や、鑑定用の魔導具で読み取ることが可能だ。
項目は主に、名前、所属(出自)、称号。
数値は体力、魔力、知力、人間性、人間関係、幸運が十段階評価で表示される。
そして雇い主が人物鑑定スキル持ちの場合、被雇用者のステータスはいつでも任意で鑑定可能となる。
このリースト伯爵家の本家筋は、鑑定スキルのうち魔法鑑定と物品鑑定スキルを保持する。
次男ルシウスは十代半ばのとき事情があって他国で冒険者活動をしていたことがある。
そのとき出会った他の冒険者から人物鑑定スキルの上級まで伝授を受ける幸運に恵まれた。
帰国してから兄と父親に自分からスキル伝授して、兄は適性がなかったが父親のメガエリスは初級を獲得するに至った。
で、父親のメガエリスがユキレラを人物鑑定スキルで見たところ、特記事項に『ルシウス様大好き!』とあったものだから、ふさふさのお髭が抜け落ちそうなほど驚いた。
そう、ルシウスがいなくなった! とユキレラがリースト伯爵家に駆け込んできたあの日のことだ。
こりゃあ試用期間などと言わずに、とっとと正規雇用でも問題なかろう、という判断でメガエリスはユキレラにリースト伯爵家の軍服を着せたわけだ。
リースト一族は執着する相手に忠実で誠実なことが多いし、滅多なことでは裏切ることもない。
傍系子孫でも気質までしっかり受け継いでるじゃないか、と感心したものである。
「まあ、とりあえず」
よく似た親子三人は顔を見合わせた。
「魔力値5なら、魔力使いの修行をさせるとしよう」
現伯爵で当主のカイルが決定した。
前伯爵メガエリス、弟子爵のルシウスも否やはない。
「ユキレラ、魔力を使う訓練をするよ」
リースト伯爵家の本邸にいる間、ご主人様ルシウスからそう言われた。
「えっ。オレ、魔力なんて」
そもそも、庶民は魔力値が低いことが多いし、鑑定を受けることも滅多にない。鑑定スキル持ち自体が貴重なので。
ユキレラも故郷のど田舎村にいたとき、魔力を意識することはなかった。
確かに先日受けた人物鑑定では魔力値があったものの。
「一族の誰でもいい、魔法剣を分けてもらえばすぐ魔法剣が使えるようになるよ」
「そんなお手軽なんですか!?」
これにはユキレラもビックリした。
修行ってこう、なんか滝に打たれたり焼けた炭の上を歩かされたりとかそんなんじゃないの???
と思っていたら、あれよあれよと言う間に本家の御当主様たちが中庭に集まってきた。
次期当主のヨシュア坊ちゃんも母御に抱っこされてやってきた。
「我らで話し合いの結果、お前に一族の魔法剣を授けることにした。老い先短い私からが良いだろう」
杖をついていたお髭の前当主のご老公メガエリスがトン、と軽く杖の先で地面を突くと、透明で光を乱反射する剣を次々に地面へと突き刺した。
その数、8本。
だが、そのうちの数本を引き抜こうとしたところを、息子でご当主のカイル伯爵が止めていた。
次の瞬間には、空中に大小さまざまな、やはり光を乱反射する剣が出現している。
ざっと見て50本近くある。これがカイル伯爵の魔法剣なのだろう。
息子のヨシュア坊ちゃんが、湖面の水色の瞳をキラキラさせて歓声をあげている。
わかる。ものすごく綺麗な光景ですよね。
「いや、父の魔法剣はオレが貰い受けたい。ユキレラ。お前には代わりにオレから2本授ける。……一族の同志としてこれからよろしく頼むぞ」
「は、はいっ」
あまり表情が動かず淡々とした口調のカイル伯爵だが、魔法剣を手渡してくれるときは丁重だった。
「わ、わわっ、魔法剣が!?」
受け取った2本の魔法剣は、柄を掴んだと思ったらそのままスーッとユキレラの手の中へ消えてしまった。
「自分の中の魔力を意識してみて。金剛石で光る魔法剣が目の前にあるとイメージするだけだよ」
「あ、出た」
滝行や火渡り修行のような過酷な訓練は何ひとつ必要なかった。
まさか、こんな簡単に魔法剣士になれるとは!
何度も出したり消したりを繰り返してしまった。楽しい!
--
魔法犬……いや魔法剣士ユキレラ、インスタントに爆誕
16
あなたにおすすめの小説
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
追放されたおまけの聖女♂は冷徹王太子の腕の中から離してもらえない〜今さら戻れと言われても、もうこの人の魔力しか受け付けません!〜
たら昆布
BL
聖女のおまけで召喚されたと思われて追放された不憫受けが拾われて愛される話
婚約破棄を傍観していた令息は、部外者なのにキーパーソンでした
Cleyera
BL
貴族学院の交流の場である大広間で、一人の女子生徒を囲む四人の男子生徒たち
その中に第一王子が含まれていることが周囲を不安にさせ、王子の婚約者である令嬢は「その娼婦を側に置くことをおやめ下さい!」と訴える……ところを見ていた傍観者の話
:注意:
作者は素人です
傍観者視点の話
人(?)×人
安心安全の全年齢!だよ(´∀`*)
姉の男友達に恋をした僕(番外編更新)
turarin
BL
侯爵家嫡男のポールは姉のユリアが大好き。身体が弱くて小さかったポールは、文武両道で、美しくて優しい一つ年上の姉に、ずっと憧れている。
徐々に体も丈夫になり、少しずつ自分に自信を持てるようになった頃、姉が同級生を家に連れて来た。公爵家の次男マークである。
彼も姉同様、何でも出来て、その上性格までいい、美しい男だ。
一目彼を見た時からポールは彼に惹かれた。初恋だった。
ただマークの傍にいたくて、勉強も頑張り、生徒会に入った。一緒にいる時間が増える。マークもまんざらでもない様子で、ポールを構い倒す。ポールは嬉しくてしかたない。
その様子を苛立たし気に見ているのがポールと同級の親友アンドルー。学力でも剣でも実力が拮抗する2人は一緒に行動することが多い。
そんなある日、転入して来た男爵令嬢にアンドルーがしつこくつきまとわれる。その姿がポールの心に激しい怒りを巻き起こす。自分の心に沸き上がる激しい気持に驚くポール。
時が経ち、マークは遂にユリアにプロポーズをする。ユリアの答えは?
ポールが気になって仕方ないアンドルー。実は、ユリアにもポールにも両方に気持が向いているマーク。初恋のマークと、いつも傍にいてくれるアンドルー。ポールが本当に幸せになるにはどちらを選ぶ?
読んでくださった方ありがとうございます😊
♥もすごく嬉しいです。
不定期ですが番外編更新していきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる