1 / 3
新しい原点 1
しおりを挟む
1
名古屋市瑞穂区、一人の少女が学校から帰り路を歩いていた。ロングの黒髪に際立つ小顔、抜群のスタイル。名古屋で活動中のあのアイドルグループにスカウトされたほどであった。セーラー服姿でなければ、道行く人も芸能人と思い振り向くだろう。少女は、あんまんがが大好きであった。帰り路にあるコンビニに足を向けた。そして、あんまんを買い家に足を向けた。その時、違和感を覚えた。空気に異様な重みと滑り気、危険を感じ体を後ろに向けたが、無数の黒い触手が伸びて来て体を拘束し、見たことない空間へ引きずりこまれた。少女は、息が出来なかった。多くの走馬灯を見て、自分は、もう死ぬんだと覚悟を決め始めていた。すると、息ができ、地面と思える感触の場所に倒れた。体は、無傷なようで、するすると動く、服の位置がおかしい、スカートが足下まである。袖はだらしなく垂れさがり、下着もゆるく、気持ちが悪い。髪の毛を触ってみた。長い髪の感触がある。少し安心した。周りを見渡してみた。公園のようである。砂場と地球犠のような丸い遊具、観覧車の乗るところのような遊具、あと初めて見るが名前を知っている、そうあれはシーソー。小奇麗なトイレも視野に入った。安心したので、思い切って立ってみた。スカートとパンツは、地面に落下した。あわてて下半身を隠すポーズをとるが、セーラー服で恥ずかしい所は、隠されていた。少女は、自分が小さくなっていることを自覚した。下半身を隠すポーズをとった時に何かに当たった感じを思い出した。少女は、恐る恐るセーラー服をめくる。声が出てしまった。
「何これ!おちんちん」
今度は、胸を触る。何もなくペッタンコである。急いでトイレに入り鏡を見た。髪の毛は長いが、顔も姿も別人である。トイレにしゃがみ込み自分に起こったことを整理した。最近異世界召喚の話をよく聞いていた。少年がコンビニから出ると。そこは、異世界でトカゲ顔の人やら、いろんな人種が入り混じった世界。少女であった少年は、もう一度、セーラー服めくり[あれ]を確認した。涙が溢れ出た。垂れた袖で涙を拭うと、袖をまくり、凛と立ち上がった。鞄に、スカートとパンツ、コンビニ袋をしまい小さな体で教科書やらノートやらが入った鞄を持ち隠れる所を探した。団地が幾つも立ち並ぶ様子を見ていると、一匹の黒い猫が誘うようにこちらを見ている。ついていくと、教会に着いた。少年は「こんにちは」と言って、中へ入った。牧師の奥さんらしい人が出てきた。
「あら、初めて見る子ね」
少年は、涙を流しながら。
「助けてください」
「何かあったの?」
「ここは、どこの世界なのですか?」
「何を言っているの?ここは日本で大阪よ」
「大阪!位置移動しただけなのかも」
「はい?よく見たら、変わった格好しているわね」
「これには、色々事情がありまして。そうだスマフォで親に連絡とればいいじゃない」
少年は、スマホを取り出す。手早く操作するが、圏外、ネットも使えない。
「どうして、ここ大阪なんですよね」
「そうよ。大阪の堺市」
「堺市と言えば政令指定都市、何区ですか?」
「はい?何区?そんなのないない」
「うそ、どうして」
「お名前何というの?私は、上野ルツ」
「大須栄です」
「聞かない名前ね」
少年は、考えた異世界の並行世界なのかもしれない。この小さな体では、これからどう生きていけばいいのか、心は、死という言葉を生み出そうとしていた。
「まあ立ち話も何だから、あがって、お茶でも飲みましょう」
勧められるままに少年は、教会へあがった。質素なダイニングキッチンでお茶をいただく。ふと、あんまんを買ったのを思い出し、鞄から取り出す。
「あら!あんまん」
「あんまん知っているのですか?」
「あたりまえじゃない」
「一個どうぞ」栄はルツにわたした。
「温かいわね。買ってから時間たっていないのね」
栄は、自分の腕時計とダイニングにある時計を見た。かなり時間が違う、まだ昼の二時であった。
「あの時計あっていますか?」
「あっていますよ」
栄は、腕時計の時間とスマホの時間を合わせた。お茶を飲んだせいか尿意を覚えた。しかし困ったことに、おしっこの出し方が解らない。でもとりあえず、トイレを借りることにした。便器に座りセーラー服をまくる。あれがやはり付いている。おしっこを出す努力したが、出ない、何が違うのか理解できない。膀胱が痛くなってきた。もう限界。栄は、ルツに助けを求めた。トイレに来たルツは、あまりの光景に驚いた。
「あなた男の子だったの!」
「違うんです、これは、あーなにがなんだか」
「うちにも、男の子いたから、大丈夫よ」
「うーおしっこの出し方がわからないのです。助けてください」
「何故!どうして?いいわまかせて、リラックスして、イメージするの膀胱から尿道を通り放尿することを」
「出ないです」
「尿道に力を入れないで、ゆっくり」
栄は、トイレをすませることに成功した。
「ありがとうございます」
「いいえ、いいのよ。あなたみたいな子は初めてだけど、大丈夫!きっと女の子になりたかったのね」
「違うんです!これは、異世界召喚で…」
「空想も好きなのね」
栄は、理解してもらえないと判断した。この世界で自分は、この体で一人生きていかないといけない。小説やアニメの異世界は、自分の願望を叶えるものが多いけど、自分の召喚は、とても過酷であると考えていた。
「ルツさん、ここに泊めていただけませんか?」
「どうして?お父さんお母さん心配するでしょ」
「私にとって、この世界は異世界なんです」
「ふー親御さんに連絡しましょうか?電話番号教えてくれますか?」
「電話なんて、無駄です。ここは、異世界なんだから」
「にゃー」
猫の鳴き声が聞こえた。栄は、玄関から顔を出した。猫は、お腹を向けてごろりとしている。栄が近づくと、舗装されていない道路に、数字を書き出した。メモ帳を取りに行き書き留めた。すると猫は、手招きして、付いてくるように、誘ってくる。栄は、ルツにお礼を言って教会を後にした。町を歩いていても、あまり人と会わない。何が原因なのかわからないが、とても空気が悪い。公園で、水を飲んだが、とてもまずかった。
猫は、ごみステーションで立ち止まり。その身を隠した。栄は、どういうことか考えた。そして、袋の一つを開けると、衣類が入っていた。あの猫がこの世界での鍵になっていると考えながら、ゴミ袋をあさる。着ることが可能な服があった。ホットパンツのようなジーンズの短パンと白い半袖のブラウス。冬なので寒いだろうと感じたが、今のセーラー服よりは、安全と感じた。最初に召喚された公園のトイレに入った。セーラー服を丁寧にたたみ鞄にしまい。たれさがったブラも鞄に入れた。ブラウスを着、ノーパンでジーンズの短パンを履く、あそこが直接あたり気持ち悪くおもわず声が出た。
「あぁ」
靴ひもをきつく締めなおした。幸いもともとサイズは小さいので助かった。そして、この異世界で生きていく道を探った。
名古屋市瑞穂区、一人の少女が学校から帰り路を歩いていた。ロングの黒髪に際立つ小顔、抜群のスタイル。名古屋で活動中のあのアイドルグループにスカウトされたほどであった。セーラー服姿でなければ、道行く人も芸能人と思い振り向くだろう。少女は、あんまんがが大好きであった。帰り路にあるコンビニに足を向けた。そして、あんまんを買い家に足を向けた。その時、違和感を覚えた。空気に異様な重みと滑り気、危険を感じ体を後ろに向けたが、無数の黒い触手が伸びて来て体を拘束し、見たことない空間へ引きずりこまれた。少女は、息が出来なかった。多くの走馬灯を見て、自分は、もう死ぬんだと覚悟を決め始めていた。すると、息ができ、地面と思える感触の場所に倒れた。体は、無傷なようで、するすると動く、服の位置がおかしい、スカートが足下まである。袖はだらしなく垂れさがり、下着もゆるく、気持ちが悪い。髪の毛を触ってみた。長い髪の感触がある。少し安心した。周りを見渡してみた。公園のようである。砂場と地球犠のような丸い遊具、観覧車の乗るところのような遊具、あと初めて見るが名前を知っている、そうあれはシーソー。小奇麗なトイレも視野に入った。安心したので、思い切って立ってみた。スカートとパンツは、地面に落下した。あわてて下半身を隠すポーズをとるが、セーラー服で恥ずかしい所は、隠されていた。少女は、自分が小さくなっていることを自覚した。下半身を隠すポーズをとった時に何かに当たった感じを思い出した。少女は、恐る恐るセーラー服をめくる。声が出てしまった。
「何これ!おちんちん」
今度は、胸を触る。何もなくペッタンコである。急いでトイレに入り鏡を見た。髪の毛は長いが、顔も姿も別人である。トイレにしゃがみ込み自分に起こったことを整理した。最近異世界召喚の話をよく聞いていた。少年がコンビニから出ると。そこは、異世界でトカゲ顔の人やら、いろんな人種が入り混じった世界。少女であった少年は、もう一度、セーラー服めくり[あれ]を確認した。涙が溢れ出た。垂れた袖で涙を拭うと、袖をまくり、凛と立ち上がった。鞄に、スカートとパンツ、コンビニ袋をしまい小さな体で教科書やらノートやらが入った鞄を持ち隠れる所を探した。団地が幾つも立ち並ぶ様子を見ていると、一匹の黒い猫が誘うようにこちらを見ている。ついていくと、教会に着いた。少年は「こんにちは」と言って、中へ入った。牧師の奥さんらしい人が出てきた。
「あら、初めて見る子ね」
少年は、涙を流しながら。
「助けてください」
「何かあったの?」
「ここは、どこの世界なのですか?」
「何を言っているの?ここは日本で大阪よ」
「大阪!位置移動しただけなのかも」
「はい?よく見たら、変わった格好しているわね」
「これには、色々事情がありまして。そうだスマフォで親に連絡とればいいじゃない」
少年は、スマホを取り出す。手早く操作するが、圏外、ネットも使えない。
「どうして、ここ大阪なんですよね」
「そうよ。大阪の堺市」
「堺市と言えば政令指定都市、何区ですか?」
「はい?何区?そんなのないない」
「うそ、どうして」
「お名前何というの?私は、上野ルツ」
「大須栄です」
「聞かない名前ね」
少年は、考えた異世界の並行世界なのかもしれない。この小さな体では、これからどう生きていけばいいのか、心は、死という言葉を生み出そうとしていた。
「まあ立ち話も何だから、あがって、お茶でも飲みましょう」
勧められるままに少年は、教会へあがった。質素なダイニングキッチンでお茶をいただく。ふと、あんまんを買ったのを思い出し、鞄から取り出す。
「あら!あんまん」
「あんまん知っているのですか?」
「あたりまえじゃない」
「一個どうぞ」栄はルツにわたした。
「温かいわね。買ってから時間たっていないのね」
栄は、自分の腕時計とダイニングにある時計を見た。かなり時間が違う、まだ昼の二時であった。
「あの時計あっていますか?」
「あっていますよ」
栄は、腕時計の時間とスマホの時間を合わせた。お茶を飲んだせいか尿意を覚えた。しかし困ったことに、おしっこの出し方が解らない。でもとりあえず、トイレを借りることにした。便器に座りセーラー服をまくる。あれがやはり付いている。おしっこを出す努力したが、出ない、何が違うのか理解できない。膀胱が痛くなってきた。もう限界。栄は、ルツに助けを求めた。トイレに来たルツは、あまりの光景に驚いた。
「あなた男の子だったの!」
「違うんです、これは、あーなにがなんだか」
「うちにも、男の子いたから、大丈夫よ」
「うーおしっこの出し方がわからないのです。助けてください」
「何故!どうして?いいわまかせて、リラックスして、イメージするの膀胱から尿道を通り放尿することを」
「出ないです」
「尿道に力を入れないで、ゆっくり」
栄は、トイレをすませることに成功した。
「ありがとうございます」
「いいえ、いいのよ。あなたみたいな子は初めてだけど、大丈夫!きっと女の子になりたかったのね」
「違うんです!これは、異世界召喚で…」
「空想も好きなのね」
栄は、理解してもらえないと判断した。この世界で自分は、この体で一人生きていかないといけない。小説やアニメの異世界は、自分の願望を叶えるものが多いけど、自分の召喚は、とても過酷であると考えていた。
「ルツさん、ここに泊めていただけませんか?」
「どうして?お父さんお母さん心配するでしょ」
「私にとって、この世界は異世界なんです」
「ふー親御さんに連絡しましょうか?電話番号教えてくれますか?」
「電話なんて、無駄です。ここは、異世界なんだから」
「にゃー」
猫の鳴き声が聞こえた。栄は、玄関から顔を出した。猫は、お腹を向けてごろりとしている。栄が近づくと、舗装されていない道路に、数字を書き出した。メモ帳を取りに行き書き留めた。すると猫は、手招きして、付いてくるように、誘ってくる。栄は、ルツにお礼を言って教会を後にした。町を歩いていても、あまり人と会わない。何が原因なのかわからないが、とても空気が悪い。公園で、水を飲んだが、とてもまずかった。
猫は、ごみステーションで立ち止まり。その身を隠した。栄は、どういうことか考えた。そして、袋の一つを開けると、衣類が入っていた。あの猫がこの世界での鍵になっていると考えながら、ゴミ袋をあさる。着ることが可能な服があった。ホットパンツのようなジーンズの短パンと白い半袖のブラウス。冬なので寒いだろうと感じたが、今のセーラー服よりは、安全と感じた。最初に召喚された公園のトイレに入った。セーラー服を丁寧にたたみ鞄にしまい。たれさがったブラも鞄に入れた。ブラウスを着、ノーパンでジーンズの短パンを履く、あそこが直接あたり気持ち悪くおもわず声が出た。
「あぁ」
靴ひもをきつく締めなおした。幸いもともとサイズは小さいので助かった。そして、この異世界で生きていく道を探った。
0
あなたにおすすめの小説
どうぞ添い遂げてください
あんど もあ
ファンタジー
スカーレット・クリムゾン侯爵令嬢は、王立学園の卒業パーティーで婚約もしていない王子から婚約破棄を宣言される。さらには、火山の噴火の生贄になるように命じられ……。
ちょっと残酷な要素があるのでR 15です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】英雄様、婚約破棄なさるなら我々もこれにて失礼いたします。
紺
ファンタジー
「婚約者であるニーナと誓いの破棄を望みます。あの女は何もせずのうのうと暮らしていた役立たずだ」
実力主義者のホリックは魔王討伐戦を終結させた褒美として国王に直談判する。どうやら戦争中も優雅に暮らしていたニーナを嫌っており、しかも戦地で出会った聖女との結婚を望んでいた。英雄となった自分に酔いしれる彼の元に、それまで苦楽を共にした仲間たちが寄ってきて……
「「「ならば我々も失礼させてもらいましょう」」」
信頼していた部下たちは唐突にホリックの元を去っていった。
微ざまぁあり。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる