二次元夜行

黒猫

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番外編

紅月組で王様ゲーム

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「おっはぁ~みんなぁ~」

そう言って、エリカお嬢さまがリビングにやって来る。まぁもう夜の9時ですけどね。
吸血鬼だから、夜に起きるんだよな。

「おはようございます。エリカお嬢さま」

僕は、いつもどうり、お嬢さまに挨拶をする。

「おはよぅ。エリカ、星矢」

「おっはょ~。妹様~と、星矢~」

そしていつもどうり……ではないな……

紅月の欠片を、悠斗とユカリに奪われてから、ユウナお嬢さまは、エリカお嬢さまと一緒にいることが多くなり、楓も今では執事としてしっかり働いている。
平和だな……

と、思ったら、



「うぇーーいい!!!!黒猫チャン!とーじょーだぜー!!!!」

いつもどうり……えっ?……

窓を突き破って、黒猫(主)が入ってきた。

「おい!みんなで王様ゲームするぞー!」

「窓に何してくれるんですか?💢」

「お嬢達、怖がってるじゃん💢」

僕と楓が殺気を出して威嚇する。
お嬢さま方は、僕と楓の後ろに隠れてる。

「窓は直すよー💧まぁ王様ゲームするから。準備してくださいねw」

「王様ゲーム!!!分かったわ!全員強制参加ね!」

反応したのはエリカお嬢さまだった。

「えっ?」

私と楓とユウナ様の声がハモった……







「第1回2次夜行王様ゲーム。いぇーい!!!」

「いぇーい!!」

お嬢さま……ノリノリすぎです……

「まぁ説明は省略してー。みんなーくじ引けー」

省略するなw 
まぁ要するに当たった人が、番号の人に命令できる遊びです。

「みんな引いたな。じゃあせーの!」

『王様だーれだ!』

「えっ?wオレじゃーんw」

最初は、楓らしい。

「じゃあ~1番の人1日俺の執事かメイドやって~w」

お前は執事のクセになんて命令出しているんだ……
僕は3番

「……嘘だ……こんなの嘘に決まっているわ……」

どうやらユウナお嬢さまらしい……どんまい……です。

「もしかして、1番ってお嬢だったの~ラッキーw」

「あぁ……」

「じゃあ今日はオレの事ご主人様って呼んでねぇー」

お前……ほんとに消されるぞ?

「えっ?なんでよ!!」

「お姉ぇ様~王様の命令は~」

『絶対!!』

妹様……まで……

「わかったわよ……ご……ご主人様……」

ユウナお嬢さまが恥ずかしそうに顔を赤くしながら、言った

「ヤベェーめっちゃ嬉しいw」

よかったな……楓……

「じゃあ次!」

『王様だーれだ!』

「我のターンだ!!」

『えっ?』

エリカお嬢さまらしいです。

「3番私の手作りクッキーを食べなさい!」

『えっ?』

全員が絶句した…
なぜなら、エリカお嬢さまのクッキーは、ダークマターなのだから。3番……誰だ?

「……」

主なのか…顔が死んでるからすぐ分かった。

「主なの~ヤッター!!はいあげるね!」

「ゴハッ」

可哀想に、お嬢さまに食わされてる……
しかも……何あの、真っ黒くて、やばいオーラ満載のクッキーは……主死んだな。


「どう?美味しい?」


「……」

『あっ死んだ……』



主は泡を出して気絶していた。


「私のクッキー気絶するほど美味しいーんだね!!」


お嬢さま……それは違いますよ……



「次で最後にしよう」

復活早いなw

『王様だーれだ!』


「俺だァァァ!!!おっしゃー!!!!俺の時代がやっときたァァァァ!!!」

「うるせぇー!」

さすがユウナお嬢さま、華麗なドロップキックでした。

「で、命令はなんなの?」 

さすがユウナお嬢さまです。華麗な切り替え。

「じゃぁー、2番と3番キスしてw」

『えっ?!嘘だろ?!』

「嘘ではない!王様の命令は。 」

『絶対……』

「で、2番3番は誰?」

僕はそんなの……えっ?……

「うそだぁ!!!」

なんで3番ひいてるんだよ!!

「星矢かw予想どうりw」

なに予想してるんだよ!!

「2番……私だよ。」

えっ?……エリカお嬢さま?

「え~wマジか~wwお嬢さまと執事の関係なのにねw」

「そうだね……ご主…人様……」

「俺達もする?wキス?w」
「消すわよ?」

ユウナ様~楓~そんな茶番してないで、助けろよ!


「まっムードあった方が良いから、俺らは行くね。行くよ~ユウナ~w」

「えっ?待ってよ。ご主人様~」

結構気に入っていますよね?ユウナお嬢さま……
2人は部屋を出てどこかへ行く。

「じゃあ、俺も行くね~。まぁ俺には、分かるからズルなしねw」

「えっ?!ふざけんなぁー!クソ主~!!」

そう言って、黒猫も消える。


「星矢……私はいいわよ?」

「お嬢さま……すぐ……終わらせます……目を瞑っていて下さい……」

ここは……男にならなければ。星矢……いけ……

お嬢さまは、目を瞑った……



「今夜は月が紅いわね。」
「そうだね。ユウナ」

ユウナと楓は、楓の部屋でそうな事を言っていた。






紅い月が夜空にあるなか、星矢とエリカは、唇を重ねた。








総合2000ptsほんとにありがとうございます!
閲覧者の方からアドバイスで、「」だけの方が見やすいと言うことなので、こうさせて頂きました!
今回は、1章紅月の欠片の後のお話でした!
すみません。多少ネタバレを、してしまいまして。
まぁこれからも2次元夜行をよろしくお願いします!
以上黒猫でした!
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