異世界転生〜色いろあって世界最強！？〜

転生したようです？

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どうも私の両親は、私を贔屓目で見てる節があるから、信用ならない。
特に、デレデレ顔のお父様の''大丈夫''は当てにならない。
そんな両親と似てるお爺様とお婆様。


「なかよくなれるかなぁー」

「心配しなくとも大丈夫だ。なんてたって俺たちの両親なんだから。」

「そうよ。きっと、仲良くできるわ。」

うんうん。
そうだよね？お父様とお母様の両親だもんね。大丈夫！念の為、会う日はいつもより良い子にしてないと！

「ねぇ、いつ会うの？まだまだ先？」

「そうだなぁ。とりあえず、両方の家にいつ頃なら来れそうか伺いを立ててからかな？」

「早ければ、来月かしら。忙しいければ、数ヶ月後になるだろうけど。」

「おとうさまと、おかあさまのおうち。りょうほう、いっしょ？べつ、べつ、だめ？」

「あぁ。両家一緒じゃなく、別々はダメって、言いたいのか？」

「うん。おたがい、ひにちあわせるの、たいへんでしょ？」

「そうなんだけどなぁ。どっちの家が先に会っただの、最初にアレした、コレしたと自慢話しに発展すると面倒くさいからな。」

「まとめてお会いして頂いた方が、お互いに良いんですよ。サリーは早くお会いしたい？」

「はい！あえるひがきまったら、おしえてください！」

楽しみです！



＊＊＊


両親に会う事について難なく決定し、ほっと胸撫で下ろす。
サリーナは、家族以外の者と会ったことのないのもあって、もっと嫌がるかと思っていたが、案外あっさりと了承してくれたのは拍子抜けだった。


「さて、こちらに来れそうな時期を確認して、詳しい日時を絞るか。」

「えぇ。きっと、早く会いたいと予定を空けて下さいますね。」

まずはサリーナに会って欲しい事を伝えて、両親揃って来れる日を教えてもらう。
その上で、両家が揃う日を確認して決定する事とした。

きちんと、揃って会う事としないと後々面倒な事になる。それは、お互いにわかっているから、きっと日にちの調整をしても文句は出ないであろう。