異世界転生〜色いろあって世界最強!?〜

野の木

文字の大きさ
20 / 113
転生したようです?

19

しおりを挟む
だいぶ、リーお爺様とシリーお婆様とは馴染めたような気がします。

あと…残るは、

「もう!二人とも抜け駆けよ!ずるい、私だってサリーナちゃんと仲良くお話したいのにぃ~!!」

キリーナお婆様がほっぺたを膨らまして抗議してます。かわゆす。

「ねぇ、ねぇ?キーナお婆様ともお話しましょ?好きな食べ物は?何して遊ぶのが好き?あっ!お花は好き?私はバラが好きなの!サリーナの好きな物教えて?お願い。」

うん。情報通り、おしゃべりさんのようです。えっと…

「キーナおばあさま?えっと、あまいのすきです!それと、おにわに、いくのすき!おはないっぱい、さいてます!わたしはマリーゴールドとスミレがすきです。おとうさまとおかあさまのだから!」

「まぁ、そうなのね!丁度、焼菓子をお土産に持って来たの!あとでみんなでたべましょうね。お外の庭にはお花がいっぱいなのね!?帰る前に見て行こうかしら。楽しみだわ!サリーナちゃんはお父様とお母様の色が好きなの?だったら、私の色も好きになってくれるかしら?ライアンの髪の色は私の色の混同色ですものね?他に好きなものはある?そうそう!絵本も持って来たの!まだ、文字は読めないだろうから、お母様に読んでもらってもいいし、絵本だから挿絵だけ見ても楽しいと思うわ!」

こういうのを、マシンガントークと言うのでしょうか?凄い勢いで話されました。
その事に驚く私とキーナお婆様の間を割って入って来たのは…

「落ち着け。」

低くて渋い声。
セインお爺様は、声もイケメン!

「だってだって!サリーナちゃんに色々聞きたくて!こんなに可愛くて良い子よ?仲良くしたいじゃない!貴方だって、そうでしょ?大体において、貴方は無口だもの。自分からグイグイ喋れないだろうし、代わりに私が質問したり、仲を取り持たないといつまでたっても馴染めないわよ!?」

おぉ、キーナお婆様めげない。
セインお爺様、どうするんだろう?

「…うざい」

えっ!?

「!?…ひ「って思われるぞ?」

……んっ?

「孫に、そう思われても良いのなら…「良くない!嫌よ、うざいだなんて…。そんな風に思われたくない…ごめんなさい。」

ショボーン…
あれ?この光景、デジャヴ?
さっきもしょんぼりさん見たなぁ。
こういう時は、とりあえず。

「キーナおばあさま、うざくないです。おしゃべりいっぱい、うれしいです!」

フォローだね!フォロー!

「キャー!サリーナちゃんありがとう!大好きー!!」

うん。ちょっと、うざいかも。(内緒)
しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

異世界の花嫁?お断りします。

momo6
恋愛
三十路を過ぎたOL 椿(つばき)は帰宅後、地震に見舞われる。気付いたら異世界にいた。 そこで出逢った王子に求婚を申し込まれましたけど、 知らない人と結婚なんてお断りです。 貞操の危機を感じ、逃げ出した先に居たのは妖精王ですって? 甘ったるい愛を囁いてもダメです。 異世界に来たなら、この世界を楽しむのが先です!! 恋愛よりも衣食住。これが大事です! お金が無くては生活出来ません!働いて稼いで、美味しい物を食べるんです(๑>◡<๑) ・・・えっ?全部ある? 働かなくてもいい? ーーー惑わされません!甘い誘惑には罠が付き物です! ***** 目に止めていただき、ありがとうございます(〃ω〃) 未熟な所もありますが 楽しんで頂けたから幸いです。

【完結】タジタジ騎士公爵様は妖精を溺愛する

雨香
恋愛
【完結済】美醜の感覚のズレた異世界に落ちたリリがスパダリイケメン達に溺愛されていく。 ヒーロー大好きな主人公と、どう受け止めていいかわからないヒーローのもだもだ話です。  「シェイド様、大好き!!」 「〜〜〜〜っっっ!!???」 逆ハーレム風の過保護な溺愛を楽しんで頂ければ。

転生した女性騎士は隣国の王太子に愛される!?

恋愛
仕事帰りの夜道で交通事故で死亡。転生先で家族に愛されながらも武術を極めながら育って行った。ある日突然の出会いから隣国の王太子に見染められ、溺愛されることに……

天使は女神を恋願う

紅子
恋愛
美醜が逆転した世界に召喚された私は、この不憫な傾国級の美青年を幸せにしてみせる!この世界でどれだけ醜いと言われていても、私にとっては麗しき天使様。手放してなるものか! 女神様の導きにより、心に深い傷を持つ男女が出会い、イチャイチャしながらお互いに心を暖めていく、という、どう頑張っても砂糖が量産されるお話し。 R15は、念のため。設定ゆるゆる、ご都合主義の自己満足な世界のため、合わない方は、読むのをお止めくださいm(__)m 20話完結済み 毎日00:00に更新予定

推しの幸せをお願いしたら異世界に飛ばされた件について

あかね
恋愛
いつも推しは不遇で、現在の推しの死亡フラグを年末の雑誌で立てられたので、新年に神社で推しの幸せをお願いしたら、翌日異世界に飛ばされた話。無事、推しとは会えましたが、同居とか無理じゃないですか。

【完結】マッチョ大好きマチョ村(松村)さん、異世界転生したらそこは筋肉パラダイスでした!

櫻野くるみ
恋愛
松村香蓮はマッチョが大好きな女子高校生。 しかし、学校には納得できるマッチョがいないことに不満を抱えていた。 細マッチョくらいでは満足できない香蓮は、友人にマッチョ好きを揶揄われ、『松村』をもじって『マチョ村』と呼ばれているのだが、ある日不注意による事故で死んでしまう。 転生した先は異世界だった。 頭をぶつけた衝撃で前世でマチョ村だった記憶を取り戻したカレンだったが、騎士団の寮で働いている彼女のまわりはマッチョだらけで……? 新人騎士の幼馴染みも加わって、マッチョ好きには堪らない筋肉パラダイスに悶絶するマチョ村さんのお話です。 小説家になろう様にも投稿しています。 『文官貴族令嬢は、マッチョな騎士に首ったけ。』がエンジェライト文庫様より電子書籍で配信されています。 こちらもマッチョに惹かれる女の子のハッピーエンドのお話なので、よろしかったら各配信サイトからお願いいたします。

黒騎士団の娼婦

イシュタル
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。 異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。 頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。 煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。 誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。 「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」 ※本作はAIとの共同制作作品です。 ※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。

異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。

和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……? しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし! 危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。 彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。 頼む騎士様、どうか私を保護してください! あれ、でもこの人なんか怖くない? 心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……? どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ! 人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける! ……うん、詰んだ。 ★「小説家になろう」先行投稿中です★

処理中です...