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【ピンポンパンポ~ン】
【業務連絡です、】
【白い部屋の人ですね、今日はどうしました?】
【あらあらや~ね、あたしが出て来るって事はもうお分かりでしょ】
【やはりそうなんですか、次の仲間なんですね、】
【そうよ~しかもあの子はね最初から魔法が使える子なのよ、でもね、暗示によってそれを封印されてるのよ】
【じゃあその封印を解けば魔法が使えると言う事なんですね】
【そうなのよね、だから彼を正しい道に導いて欲しいの、お願いね~ん】
【あ、そうそう言い忘れたわ、あの子から魔導蟲の卵を回収してドラケン君に移植してあげてね、じゃ~ね】
そう言って連絡は切れた、
俺達は今は全力で足の再生をやる、その途中で魔導蟲の移植手術もだ。
「エリーさん準備は良い?」
「ええ、全て準備は出来たわ」
「ドラケン、体の固定は任せた、」
「おう、力仕事は任せてくれ、」
「この猫獣人の人は舌が切り取られている、足を再生してから舌の再生を行うのでその手順で行きます」
マウスピースの形をした漏斗の先端を咥えさせて体を拘束台に固定、
ドラケンが右膝の下側を一刀両断する、痛みに体をよじらせるが麻痺薬が効いているのかあまり暴れなかった、
乙女のおっさんが切り飛ばした部位を薬と混ぜ合わせ軟膏にして塗り始める、2時間ほどして心臓の部分の皮膚が動き出す、
「ちょっと作業中止してくれ、魔導蟲が繁殖を始めた」
魔導蟲が極度の痛みにより産卵時期と勘違いして乳腺に卵を産み付け始めたんだ。
「これよりドラケンに魔導蟲の移植を行う」
俺は猫獣人の胸部を切開し魔導蟲の卵を採取する、そして治癒魔法で傷口を塞ぎ、卵をすぐにドラケンの胸部を切り移植をする、ドラケンの胸部も傷口を塞いで移植作業は終了した。
で足の欠損再生は大体元の形と思われる大きさまで再生させた。
「こんな感じですか?元になる物が無いから大きさが解らなくって」
猫獣人は大きく頷く
「この大きさで良いって言う事ね」
再度大きく頷く
「じゃあ軟膏を綺麗にふき取りますからちょっと待ってくださいね、」
そう言って軟膏をふき取りながら、
「カワタさんちょっと休憩でご飯にしませんか?」
「ああ、そうだな、ドラケンが獲って来たのが有るからそれで食事にしよう」
俺達はドラケンがさっき取ってきていた鳥の羽をむしってはらわたを取り除き焼いている、
猫獣人は涙を流しながら礼を言っているようだったが、俺たちは食事に専念していた、
「さて、飯も食った事だし、サクッとやっちまいますか」
4時間後
「左右足の大きさも同じだからこれでいいかな?、ふき取って完成だからね、あ、あと舌の再生だったわね」
これちょっと厄介だよね欠損部位の根元を切らなきゃいけないんだ、エリーさんは躊躇なく鋏を口の中にツッコんでチョキチョキした、っで欠損部位の材料を軟膏に変えて口に押し込んだ、
「飲み込まずにその軟膏を舌先にくっ付けて置いてね、」
そう言って乙女のおっさんは放置した、
たまに長さを見るだけだ、
鼻の頭が舐められるくらいの長さでうがいをして貰う、
「どう?こんな感じで」
「はい、有難う御座いました、無事喋れるようになりました、」
「儂はカワタと言うもんじゃが、一体なにがあったのかね?」
「はい、実は自分、この街の秘密を知ってしまったんです、それで始末されるところだったんですが...」
「ほう、それはどのような?」
この街は16年程前まではクラレと言う名前の街だったそうで、アルカニダの連中が街を乗っ取り好き放題やっていると、女たちは犯され男たちは奴隷として売られ、犯された女たちが産んだ子供はアルカニダの手下として育成されたちう事だった、
「じゃあ君も?」
「はい、そうです、自分もアイツらの...」
「わかった、君の名を聞いてもいいかな?」
「はい、キム・パクリと言います」
「どうする?そのままの名前を名乗って生きていくのか?」
「本当は母からもらった名前を名乗りたかったんですが、その名を使うとこの街から追い出されてしまうので...」
「じゃあ母からもらった名前を名乗っていきましょうか これからは、この街はこれから潰されるんだから」
「え?」
「俺達アルカニダってのが大嫌いなんだよね、しかも今回のこの蛮行、許すわけにはいかない、俺は奴らを潰す」
「よかったら君も一緒に や・ら・な・い・か」
「はい、参加させてください、」
「じゃあ先ずは魔法が使える様にして行こうか、君はあのダンジョンの中で生き残り、しかも凄まじい執念で生き残っていた、途轍もない精神力だと思うんだよね、」
でもその前に君の母に付けてもらった本当の名前を教えてくれないか?
「ぼく、のらえもん」
「え?マジで?」
思わず聞き返しちゃったんだよね、だって青い猫獣人だなんて、それで名前がのらえもんってwww
「よし、君にはテンシンの街に行ったら友達を紹介してあげよう、きっと気の合ういい仲間になってくれると思うぞ兎獣人だけど」
「はぁ...その時は宜しくお願いします」
「では魔法の訓練から始めていこうか」
「俺が見本を見せるから同じ様にやってみて、最初は爪の先からろうそくの炎が出るのをイメージしてね」
「はい」 彼は爪の先に集中する、
ぽわっと炎が爪の先に灯る、
「ああああああああああ、本当に魔法が!!!!!!」
自分で出した炎に驚いている様だった、
「君の精神力は恐らくかなり高いと思うんだ、なのでもっと大きな炎をだしてくれないか?」
「じゃああの岩場でやってみましょうか」そう言って岩場に向かう、
「イメージしてね、火事って見た事あるかい?」
「はい、家がいくつも焼けてしまうあれですよね」
「うん、それ位の炎出せるかな?」
「やってみます、」そう言うと一気に火柱が上がる、
【ピンポンパンポ~ン緊急業務連絡です】
頭の中に響く音、
【すぐにのらちゃんを止めて】
「はいここで炎を消して!」
炎が収束する、
「ちょっと待っててね」俺はそう言ってから白い部屋の人の声を聴く
【カワタちゃん一つ言い忘れてたことが有ったのよ】
【それはなんでしょう?】
【悪しき心で魔法を使うと負の感情に流されてしまうのよ】
【それって、最悪悪魔化するっていうアレですか?】
【そうなのよね、のらちゃんの深層心理に根強く残ってるのよ、恨みの心が、】
【それを昇華してあげないと大変な事になるのよ、だから貴方が導いてあげてね】
【わかりました、より良き世界の為やってみます】
【そう言ってくれるとたすかるわ~じゃあがんばってね~】
「カワタさんどうしたんですか?」 のらえもんが言う
「いあ、一寸めまいがしてな」といい加減なこと言ってごまかす
「のらちゃんや、魔法を使うときに憎しみの心で魔法を使ってはいないだろうね」
「憎しみの心で魔法を使うと暴走して元に戻れなくなってしまうから絶対憎しみの心で魔法を使ってはいけませんよ」
「じゃあどんな思いで魔法をつかったらいいんですか?」ちょっと怒気の籠った感情で言葉が返って来る、
「のらちゃんは只あいつらをやっつけたいと思う心のみで魔法を使ったでしょ?」
「はい」
「だけどさ俺達が成し遂げなければいけない事って何なのかな?」
「皆を助けたいって言うのが大前提に無ければ、ただの殺戮者になり下がるんだよ」
「魔法使いって言うのは正と負の両面あってさ、負の面が勝ると転がり落ちる様に負の方向に走って行っちゃうんだよ、でねその結果、別物に成り果ててしまうんだ」
「その成り果てた存在が【悪魔】と言われる存在なんだよ、」
「だから俺達魔法使いは常に考えなければいけないんだ、【この行為に正義はあるのか】と、只ね正義の定義は時代によって変化も有るんだ、だから善悪だけじゃなく弱き者が虐げられていないかを良く確認して何が正しい事なのかを考えて行こうね、」
「はい、極力私情に流されないようにします」
「うん、今はまだ割り切れないだろうが努力してみてね」
そう、俺達魔法使いは心の持ち様でどちらにもなってしまう危うい存在なんだ、
続く
【業務連絡です、】
【白い部屋の人ですね、今日はどうしました?】
【あらあらや~ね、あたしが出て来るって事はもうお分かりでしょ】
【やはりそうなんですか、次の仲間なんですね、】
【そうよ~しかもあの子はね最初から魔法が使える子なのよ、でもね、暗示によってそれを封印されてるのよ】
【じゃあその封印を解けば魔法が使えると言う事なんですね】
【そうなのよね、だから彼を正しい道に導いて欲しいの、お願いね~ん】
【あ、そうそう言い忘れたわ、あの子から魔導蟲の卵を回収してドラケン君に移植してあげてね、じゃ~ね】
そう言って連絡は切れた、
俺達は今は全力で足の再生をやる、その途中で魔導蟲の移植手術もだ。
「エリーさん準備は良い?」
「ええ、全て準備は出来たわ」
「ドラケン、体の固定は任せた、」
「おう、力仕事は任せてくれ、」
「この猫獣人の人は舌が切り取られている、足を再生してから舌の再生を行うのでその手順で行きます」
マウスピースの形をした漏斗の先端を咥えさせて体を拘束台に固定、
ドラケンが右膝の下側を一刀両断する、痛みに体をよじらせるが麻痺薬が効いているのかあまり暴れなかった、
乙女のおっさんが切り飛ばした部位を薬と混ぜ合わせ軟膏にして塗り始める、2時間ほどして心臓の部分の皮膚が動き出す、
「ちょっと作業中止してくれ、魔導蟲が繁殖を始めた」
魔導蟲が極度の痛みにより産卵時期と勘違いして乳腺に卵を産み付け始めたんだ。
「これよりドラケンに魔導蟲の移植を行う」
俺は猫獣人の胸部を切開し魔導蟲の卵を採取する、そして治癒魔法で傷口を塞ぎ、卵をすぐにドラケンの胸部を切り移植をする、ドラケンの胸部も傷口を塞いで移植作業は終了した。
で足の欠損再生は大体元の形と思われる大きさまで再生させた。
「こんな感じですか?元になる物が無いから大きさが解らなくって」
猫獣人は大きく頷く
「この大きさで良いって言う事ね」
再度大きく頷く
「じゃあ軟膏を綺麗にふき取りますからちょっと待ってくださいね、」
そう言って軟膏をふき取りながら、
「カワタさんちょっと休憩でご飯にしませんか?」
「ああ、そうだな、ドラケンが獲って来たのが有るからそれで食事にしよう」
俺達はドラケンがさっき取ってきていた鳥の羽をむしってはらわたを取り除き焼いている、
猫獣人は涙を流しながら礼を言っているようだったが、俺たちは食事に専念していた、
「さて、飯も食った事だし、サクッとやっちまいますか」
4時間後
「左右足の大きさも同じだからこれでいいかな?、ふき取って完成だからね、あ、あと舌の再生だったわね」
これちょっと厄介だよね欠損部位の根元を切らなきゃいけないんだ、エリーさんは躊躇なく鋏を口の中にツッコんでチョキチョキした、っで欠損部位の材料を軟膏に変えて口に押し込んだ、
「飲み込まずにその軟膏を舌先にくっ付けて置いてね、」
そう言って乙女のおっさんは放置した、
たまに長さを見るだけだ、
鼻の頭が舐められるくらいの長さでうがいをして貰う、
「どう?こんな感じで」
「はい、有難う御座いました、無事喋れるようになりました、」
「儂はカワタと言うもんじゃが、一体なにがあったのかね?」
「はい、実は自分、この街の秘密を知ってしまったんです、それで始末されるところだったんですが...」
「ほう、それはどのような?」
この街は16年程前まではクラレと言う名前の街だったそうで、アルカニダの連中が街を乗っ取り好き放題やっていると、女たちは犯され男たちは奴隷として売られ、犯された女たちが産んだ子供はアルカニダの手下として育成されたちう事だった、
「じゃあ君も?」
「はい、そうです、自分もアイツらの...」
「わかった、君の名を聞いてもいいかな?」
「はい、キム・パクリと言います」
「どうする?そのままの名前を名乗って生きていくのか?」
「本当は母からもらった名前を名乗りたかったんですが、その名を使うとこの街から追い出されてしまうので...」
「じゃあ母からもらった名前を名乗っていきましょうか これからは、この街はこれから潰されるんだから」
「え?」
「俺達アルカニダってのが大嫌いなんだよね、しかも今回のこの蛮行、許すわけにはいかない、俺は奴らを潰す」
「よかったら君も一緒に や・ら・な・い・か」
「はい、参加させてください、」
「じゃあ先ずは魔法が使える様にして行こうか、君はあのダンジョンの中で生き残り、しかも凄まじい執念で生き残っていた、途轍もない精神力だと思うんだよね、」
でもその前に君の母に付けてもらった本当の名前を教えてくれないか?
「ぼく、のらえもん」
「え?マジで?」
思わず聞き返しちゃったんだよね、だって青い猫獣人だなんて、それで名前がのらえもんってwww
「よし、君にはテンシンの街に行ったら友達を紹介してあげよう、きっと気の合ういい仲間になってくれると思うぞ兎獣人だけど」
「はぁ...その時は宜しくお願いします」
「では魔法の訓練から始めていこうか」
「俺が見本を見せるから同じ様にやってみて、最初は爪の先からろうそくの炎が出るのをイメージしてね」
「はい」 彼は爪の先に集中する、
ぽわっと炎が爪の先に灯る、
「ああああああああああ、本当に魔法が!!!!!!」
自分で出した炎に驚いている様だった、
「君の精神力は恐らくかなり高いと思うんだ、なのでもっと大きな炎をだしてくれないか?」
「じゃああの岩場でやってみましょうか」そう言って岩場に向かう、
「イメージしてね、火事って見た事あるかい?」
「はい、家がいくつも焼けてしまうあれですよね」
「うん、それ位の炎出せるかな?」
「やってみます、」そう言うと一気に火柱が上がる、
【ピンポンパンポ~ン緊急業務連絡です】
頭の中に響く音、
【すぐにのらちゃんを止めて】
「はいここで炎を消して!」
炎が収束する、
「ちょっと待っててね」俺はそう言ってから白い部屋の人の声を聴く
【カワタちゃん一つ言い忘れてたことが有ったのよ】
【それはなんでしょう?】
【悪しき心で魔法を使うと負の感情に流されてしまうのよ】
【それって、最悪悪魔化するっていうアレですか?】
【そうなのよね、のらちゃんの深層心理に根強く残ってるのよ、恨みの心が、】
【それを昇華してあげないと大変な事になるのよ、だから貴方が導いてあげてね】
【わかりました、より良き世界の為やってみます】
【そう言ってくれるとたすかるわ~じゃあがんばってね~】
「カワタさんどうしたんですか?」 のらえもんが言う
「いあ、一寸めまいがしてな」といい加減なこと言ってごまかす
「のらちゃんや、魔法を使うときに憎しみの心で魔法を使ってはいないだろうね」
「憎しみの心で魔法を使うと暴走して元に戻れなくなってしまうから絶対憎しみの心で魔法を使ってはいけませんよ」
「じゃあどんな思いで魔法をつかったらいいんですか?」ちょっと怒気の籠った感情で言葉が返って来る、
「のらちゃんは只あいつらをやっつけたいと思う心のみで魔法を使ったでしょ?」
「はい」
「だけどさ俺達が成し遂げなければいけない事って何なのかな?」
「皆を助けたいって言うのが大前提に無ければ、ただの殺戮者になり下がるんだよ」
「魔法使いって言うのは正と負の両面あってさ、負の面が勝ると転がり落ちる様に負の方向に走って行っちゃうんだよ、でねその結果、別物に成り果ててしまうんだ」
「その成り果てた存在が【悪魔】と言われる存在なんだよ、」
「だから俺達魔法使いは常に考えなければいけないんだ、【この行為に正義はあるのか】と、只ね正義の定義は時代によって変化も有るんだ、だから善悪だけじゃなく弱き者が虐げられていないかを良く確認して何が正しい事なのかを考えて行こうね、」
「はい、極力私情に流されないようにします」
「うん、今はまだ割り切れないだろうが努力してみてね」
そう、俺達魔法使いは心の持ち様でどちらにもなってしまう危うい存在なんだ、
続く
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