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第一部 四季姫覚醒の巻
第三章 春姫覚醒 6
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六
麓と花春寺を往来する時に、必ず通る坂道に差し掛かった。息を切らせながら全力で走ってきた榎は、唖然として立ち尽くした。
坂の途中で、椿が蹲って、倒れていた。
「椿!? どうしたの、しっかりして!」
榎は椿に駆け寄った。側に屈み込んで、椿の体を起こした。椿の顔は真っ赤で、額には汗の粒が浮かび上がっていた。息も荒く、胸部が激しく上下している。
椿の額に手を当てた榎は、焦った。
「ひどい熱だ。まさか、病魔の蒔いた病気にやられたのか……?」
いつから、椿の具合は悪かったのだろうか。さっき、椿が怒って榎の前から去ったときにも、何か病気の兆候があったのかもしれない。榎は椿から目を反らそうと一生懸命になるあまり、何も見ていなかった。
「ごめんね、椿。あたしが一緒に帰っていれば、もっと早く症状に気づけたかも知れないのに」
榎は椿を背負い、坂を上りはじめた。人を抱えて登るには、負担が大きく、険しい道程だった。
それでも、後悔と自責の念を動力に、榎は諦めずに足を動かし続けた。
「え……のちゃ……」
椿の意識が、少しはっきりしてきたらしい。弱々しい声が、耳元で響いた。
「大丈夫だよ、椿。一人で辛かったね、苦しかったね。もうすぐ家だから、頑張って!」
榎は椿を励まし、汗だくになりながら、花春寺へと椿を背負って帰った。
椿は母の桜に連れられて、車で近くの診療所に向かった。榎は制服を着替えもせずに、玄関に立ち尽くして、ずっと椿たちの帰りを待ち続けた。
戻った椿を、桜と一緒に部屋へ運んで、寝かせた。榎は椿の枕元に正座し、辛そうな椿の顔を、ずっと覗き込んでいた。
「流行の風邪やろうて、お医者さんもいうてはったわ。とにかく熱が引くまで、安静にしときなさいって」
椿の熱を測りながら、桜が椿の容態を説明してくれた。手に持った体温計を眺めて、小さく息を吐いた。椿の熱は、下がる気配がなかった。
「榎さん、感染ったら大変や、試験前の大事な時ですからな。お部屋に戻っとりなさい」
桜にやんわりと促されたが、榎は首を横に振った。
「いえ、看病させてください。あたしのせいで、椿の風邪の発見が遅れたんです」
榎は、真剣に頭を下げた。桜は困った表情を浮かべた。
「せやけど、榎さんも疲れてはるでしょう。テスト勉強もせなあかんし」
「全然、平気ですから! お願いします」
榎は頭を下げた。直後、椿が弱々しい声をあげた。
慌てて椿に視線を向けると、椿は虚ろな目を榎たちに向けていた。
「ママ、えのちゃんと、二人でお話しがしたいの」
消え入りそうな声で、椿は言った。桜はしばらく考え込んでいたが、ゆっくりとした動きで立ち上がった。
「二人とも、しんどくなったら、すぐ言うんやで?」
念を押し、桜は静かに、部屋を出て行った。スリッパの足音が遠くなり、静寂が訪れた。
「えのちゃん、ごめんね。大嫌いなんて、嘘だよ」
二人きりになった頃合いを見計らい、椿が口を開いた。
「椿、怖かったの。一人ぼっちになるかもしれないと思って。誰かに隠し事されたり、陰口叩かれたり。声は聞こえるのに、言葉が分からない時が、とても嫌なの」
泣きそうな、震える声で、椿は一生懸命に、言葉を紡いでいた。榎も涙を堪えながら、何度も頷いた。
「うん、よく分かるよ。あたしも、同じ気持ちだもの」
榎の言葉に、椿は微かに笑ってくれた。
「ママにね、きいたの。えのちゃんは昔、お寺にきたって言っていたのに、どうして椿と会わなかったのって。その時もね、椿、風邪を引いて、熱をだして、奥の部屋で寝ていたんだって」
初めて椿と出会った日。バスの中で話した内容を思い出した。あの後、慌ただしい出来事が重なってすっかり忘れていたが、椿は覚えていたらしい。疑問の答が、ようやく分かった。
「椿ね、思いだしたの。体が熱くて、息が苦しかった時。襖の向こうから、たくさんの賑やかな笑い声が聞こえてきて、すっごく楽しそうだった」
「兄ちゃんたちだな。あたしも一緒に、はしゃいでいたかもしれないけど」
どこへ行っても、兄弟が揃えば、やかましい。水無月家のお約束だった。
「その時もね、どうして椿だけ、一人ぼっちでお布団に入ってなきゃいけないのって、ずっと思っていたわ。あの頃からかな、仲間外れにされると、すごく怖くなるの」
「ごめんね、あたしたちが気付いてあげられていれば、よかったのに」
椿の極端な淋しがり屋の性格は、榎にも原因があったのかもしれない。もし、その時、椿が一人で寂しく座敷で寝ていると知っていたら。騒ぎ回る遊びは良くないとしても、一緒に話をしたり、本を読むくらいならできたはずだ。
今更ながら、榎は後悔した。
「えのちゃんは、何も悪くないよ。ごめんね、ただの八つ当たり」
椿は榎を見つめて、力無く笑った。
「椿、ちゃんと知っていたはずなのにね。えのちゃんが、誰かを差別する人ではないって。隠し事が苦手な性格だって、理解しているのに。ひどい言葉で困らせて」
目を伏せて、椿は声を震わせながら、何度も謝った。その度に、榎は首を横に振った。
「えのちゃんには、話せない事情があるんだよね。椿が聞いちゃいけない、特別な理由が。さっちゃんには話せるんだから、難しいお話なのかな」
「そうだね、分かる人と、分からない人は、必ずいると思う」
「椿じゃ、分からないのかなぁ。えのちゃんの力には、なれないのかな」
「分からないと思うし、知らないほうがいいと思う。とても怖いし、危ないかもしれないから」
「えのちゃんは、何か危ないことをしているの?」
椿は心配そうな表情で、少し身を起こそうとした。榎は椿を軽く押さえつけて、布団に戻した。
「大丈夫、あたしは全然、平気だから。心配しないで。いつか、椿が危ない目にあわずに暮らせる日が来たら、ちゃんと話すよ。約束する」
何も話さなくても、椿は心の中で、ちゃんと分かってくれていた。嬉しくて、同時に申し訳なくて、榎の目尻に涙が滲んだ。
「えのちゃん、椿が眠るまで、側にいてくれる?」
榎は頷いた。椿は安心した表情で、ゆっくりと目を閉じた。すぐに、落ち着いた寝息を立てはじめた。
椿の寝顔を眺めながら、榎は握り拳を固めた。
ただじっと看病していても、椿の病気は治らない。椿を助けるために、榎が挑むべきものは、はっきり分かっていた。
「椿、待ってて。病魔は必ず、あたしが倒すから」
榎はそっと立ち上がり、椿の部屋から出て行った。
麓と花春寺を往来する時に、必ず通る坂道に差し掛かった。息を切らせながら全力で走ってきた榎は、唖然として立ち尽くした。
坂の途中で、椿が蹲って、倒れていた。
「椿!? どうしたの、しっかりして!」
榎は椿に駆け寄った。側に屈み込んで、椿の体を起こした。椿の顔は真っ赤で、額には汗の粒が浮かび上がっていた。息も荒く、胸部が激しく上下している。
椿の額に手を当てた榎は、焦った。
「ひどい熱だ。まさか、病魔の蒔いた病気にやられたのか……?」
いつから、椿の具合は悪かったのだろうか。さっき、椿が怒って榎の前から去ったときにも、何か病気の兆候があったのかもしれない。榎は椿から目を反らそうと一生懸命になるあまり、何も見ていなかった。
「ごめんね、椿。あたしが一緒に帰っていれば、もっと早く症状に気づけたかも知れないのに」
榎は椿を背負い、坂を上りはじめた。人を抱えて登るには、負担が大きく、険しい道程だった。
それでも、後悔と自責の念を動力に、榎は諦めずに足を動かし続けた。
「え……のちゃ……」
椿の意識が、少しはっきりしてきたらしい。弱々しい声が、耳元で響いた。
「大丈夫だよ、椿。一人で辛かったね、苦しかったね。もうすぐ家だから、頑張って!」
榎は椿を励まし、汗だくになりながら、花春寺へと椿を背負って帰った。
椿は母の桜に連れられて、車で近くの診療所に向かった。榎は制服を着替えもせずに、玄関に立ち尽くして、ずっと椿たちの帰りを待ち続けた。
戻った椿を、桜と一緒に部屋へ運んで、寝かせた。榎は椿の枕元に正座し、辛そうな椿の顔を、ずっと覗き込んでいた。
「流行の風邪やろうて、お医者さんもいうてはったわ。とにかく熱が引くまで、安静にしときなさいって」
椿の熱を測りながら、桜が椿の容態を説明してくれた。手に持った体温計を眺めて、小さく息を吐いた。椿の熱は、下がる気配がなかった。
「榎さん、感染ったら大変や、試験前の大事な時ですからな。お部屋に戻っとりなさい」
桜にやんわりと促されたが、榎は首を横に振った。
「いえ、看病させてください。あたしのせいで、椿の風邪の発見が遅れたんです」
榎は、真剣に頭を下げた。桜は困った表情を浮かべた。
「せやけど、榎さんも疲れてはるでしょう。テスト勉強もせなあかんし」
「全然、平気ですから! お願いします」
榎は頭を下げた。直後、椿が弱々しい声をあげた。
慌てて椿に視線を向けると、椿は虚ろな目を榎たちに向けていた。
「ママ、えのちゃんと、二人でお話しがしたいの」
消え入りそうな声で、椿は言った。桜はしばらく考え込んでいたが、ゆっくりとした動きで立ち上がった。
「二人とも、しんどくなったら、すぐ言うんやで?」
念を押し、桜は静かに、部屋を出て行った。スリッパの足音が遠くなり、静寂が訪れた。
「えのちゃん、ごめんね。大嫌いなんて、嘘だよ」
二人きりになった頃合いを見計らい、椿が口を開いた。
「椿、怖かったの。一人ぼっちになるかもしれないと思って。誰かに隠し事されたり、陰口叩かれたり。声は聞こえるのに、言葉が分からない時が、とても嫌なの」
泣きそうな、震える声で、椿は一生懸命に、言葉を紡いでいた。榎も涙を堪えながら、何度も頷いた。
「うん、よく分かるよ。あたしも、同じ気持ちだもの」
榎の言葉に、椿は微かに笑ってくれた。
「ママにね、きいたの。えのちゃんは昔、お寺にきたって言っていたのに、どうして椿と会わなかったのって。その時もね、椿、風邪を引いて、熱をだして、奥の部屋で寝ていたんだって」
初めて椿と出会った日。バスの中で話した内容を思い出した。あの後、慌ただしい出来事が重なってすっかり忘れていたが、椿は覚えていたらしい。疑問の答が、ようやく分かった。
「椿ね、思いだしたの。体が熱くて、息が苦しかった時。襖の向こうから、たくさんの賑やかな笑い声が聞こえてきて、すっごく楽しそうだった」
「兄ちゃんたちだな。あたしも一緒に、はしゃいでいたかもしれないけど」
どこへ行っても、兄弟が揃えば、やかましい。水無月家のお約束だった。
「その時もね、どうして椿だけ、一人ぼっちでお布団に入ってなきゃいけないのって、ずっと思っていたわ。あの頃からかな、仲間外れにされると、すごく怖くなるの」
「ごめんね、あたしたちが気付いてあげられていれば、よかったのに」
椿の極端な淋しがり屋の性格は、榎にも原因があったのかもしれない。もし、その時、椿が一人で寂しく座敷で寝ていると知っていたら。騒ぎ回る遊びは良くないとしても、一緒に話をしたり、本を読むくらいならできたはずだ。
今更ながら、榎は後悔した。
「えのちゃんは、何も悪くないよ。ごめんね、ただの八つ当たり」
椿は榎を見つめて、力無く笑った。
「椿、ちゃんと知っていたはずなのにね。えのちゃんが、誰かを差別する人ではないって。隠し事が苦手な性格だって、理解しているのに。ひどい言葉で困らせて」
目を伏せて、椿は声を震わせながら、何度も謝った。その度に、榎は首を横に振った。
「えのちゃんには、話せない事情があるんだよね。椿が聞いちゃいけない、特別な理由が。さっちゃんには話せるんだから、難しいお話なのかな」
「そうだね、分かる人と、分からない人は、必ずいると思う」
「椿じゃ、分からないのかなぁ。えのちゃんの力には、なれないのかな」
「分からないと思うし、知らないほうがいいと思う。とても怖いし、危ないかもしれないから」
「えのちゃんは、何か危ないことをしているの?」
椿は心配そうな表情で、少し身を起こそうとした。榎は椿を軽く押さえつけて、布団に戻した。
「大丈夫、あたしは全然、平気だから。心配しないで。いつか、椿が危ない目にあわずに暮らせる日が来たら、ちゃんと話すよ。約束する」
何も話さなくても、椿は心の中で、ちゃんと分かってくれていた。嬉しくて、同時に申し訳なくて、榎の目尻に涙が滲んだ。
「えのちゃん、椿が眠るまで、側にいてくれる?」
榎は頷いた。椿は安心した表情で、ゆっくりと目を閉じた。すぐに、落ち着いた寝息を立てはじめた。
椿の寝顔を眺めながら、榎は握り拳を固めた。
ただじっと看病していても、椿の病気は治らない。椿を助けるために、榎が挑むべきものは、はっきり分かっていた。
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