森羅万象(短歌)

ニャロック

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さすらい

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時経ても尽きることなく溢れ出る言葉ぞ舞いて時代を流離さすら


童謡の調べの中に流れくる在りし風景ただ穏やかに


すぎゆきの夢は何処いずこに眠るのか街黄昏たそがれて家の灯ともる


その耳に季節の歌や鳥達のさえずりの声届きたるはず


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