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冬来たりなば
しおりを挟む遠く離れても君を忘れない
君の名を呼べば僕の側にいるような
遠く遠く離れていても
君の息使いさえも
聞こえてきそうな
静かな夜は更けて行く
一人の部屋のドアを開ければ
凍てついた空気と暗闇応える者もいない
一人一人たたずんで
君のことを想っているよ
写真の中の君は
いつもと変わらない笑顔だね
春の香りが君を包むころ
僕は君の住む街へ帰るよ
永い永い時が過ぎて
君も大人のよそおいに
語り尽くせぬ過ぎた日々
それは二人の宝物
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