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30 証言 その2
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「では、早速ですが、あなたが久住君を保護した経緯とその後の彼の様子を順を追ってお聞かせ願えますか?」
「はい。先月の二十二日の、もう日没に近い時間だったと思います。仕事にちょっと詰まってしまって、気分転換に庭、と言うか家の敷地内の防風林の中を散歩していて、フェンスの向こう側に寄りかかって座りこんでいた晴彦君を見つけたんです。随分衰弱していて救急車を呼ぼうとしたんですが、家に帰りたくないから救急車は呼ばないで欲しいと泣いて頼むものですから、熱も怪我もないようだったのでとりあえず家に連れて帰って、食事をさせるとそのまま寝てしまいました」
警察に連絡しようかとも思ったが、晴彦の様子が可哀そう過ぎて、何か事情があるならそれを聞いてからにしようと思ったという。
「家出してきて行き倒れたのだろうと、その時にはもう予想はついていたので」
晴彦の話を聞いて同情してしばらくこの家に滞在することを勧めた後、晴彦の両親への連絡とイジメ問題の解決策を探る間の滞在の承諾をもらう一連の説明は、人の良さそうな彼の性格から納得できるもので不自然な点はなかった。
「それから三日後に、久住さんご夫婦が晴彦君の着替えなどを持ってお礼も兼ねてご挨拶に来られました。まだ奥さんの方は体調が優れないようでしたが」
菓子折に添えて謝礼と晴彦の当面の滞在費として現金が入った封筒を差し出されて困ったと羽崎は笑うように顔をしかめた。
「そんなつもりで晴彦君を助けて滞在させると言ったわけではないと丁重にお断りしたんですが、結局置いて行かれてしまわれたので、菓子だけいただいて、お金の方は晴彦君が帰る時、そのまま持って帰ってもらいました」
その金で凶器の刺身包丁を買ったのだから皮肉なものだ。
「久住さん夫婦とはどんな話を?」
「私としては全く迷惑ではないから、晴彦君が自分の考えをまとめて納得して帰る意思が固まるまでいてもらって構わないと。久住さんたちの方は、と言っても奥さんの方は殆ど喋らないでご主人が主体で話されましたが、一応問題解決の目処が立つまでは滞在をお願いしたいと言われました」
その後家族での話もあるだろうと羽崎は一時間ほど席を外したそうだ。
「そこでどんな話をしたか、久住君に聞きましたか?」
「はい。将来のことをよく考えろと言われた、と。それから私に相談に乗ってもらえるなら、話を聞いてもらえと言われたと言っていました」
そこまで聞いて井川は大きなため息をついた。
「亡くなった人の悪口は言いたくありませんけどね、あまりに親として無責任だとは思いませんでしたか。電話で無事を確認できたとはいえ家出した息子を連れ戻しもせず全く面識のなかったあなたに預けて、悩みの相談役まで丸投げしてくるなんて」
いいえ、と羽崎は首を振った。
「奥さんが心労で倒れたりして、久住さんも精神的に一杯一杯だったのではないかと思います。久住さんは周りの人間に安易に頼ったり、弱みを見せたりするのが嫌いなタイプのように見受けられましたから、いっそ遠くにいる赤の他人の私に頼む方が気が楽だったんではないでしょうか。それに思春期の子供には、身内にこそ相談できない悩みなど多々ありますから、もしかしたら晴彦君が自分の希望をお父さんの意見のように言ったのかも知れません」
本当のところはもう分かりませんが、とやや俯いた羽崎に、井川は「そうですか」と相槌を打ちながら小宮の方をちらりと見た。特に引っかかる点もなかったので、話を続けてもらう合図として小宮はさりげなく頷いてみせた。
「久住君はここでどんな様子でした?」
「最初の頃はほとんど寝ていましたね。ご両親が来られた後辺りからは起きている時間が長くなって、テレビを見たり、この家にある本を読んだりしていました。スマホのゲームは好きじゃないと言って、やってるのも見かけたことはありませんでした」
その内退屈からか外に出るようになったという。
「防風林の中に一箇所、海が眺められる場所があるんです。そこが気に入って、よくそこで海を眺めながら考え事をしているようでした」
「悩んでいるようでしたか? もしくは何か思い詰めているような様子は?」
「初めの頃はさすがに。でも、段々落ち着いてきたようでした」
テレビを見て笑い声を上げたり、冗談も言うようになった。
一度簡単な料理を教えると面白かったのか、食事作りを手伝ってくれるようになり、魚の捌き方まで覚えた。
羽崎が語る晴彦の様子に、事件を起こす前兆のような不安定さは感じられなかった。
「生彩というか、生きる力みたいなものが出て来たという感じでした。だから、晴彦君が自分から家に帰ると言い出した時、私は止めませんでした」
「久住君は自分から帰ると言ったんですか? 親に帰れと言われたからではなく?」
「はい。自分の世界で生きる決心ができたから帰る、と」
「……生きる決心ねえ」
実際はその逆だった。小宮の脳裏に中学校の職員室の窓から見えた中庭の花束が一瞬浮かび、消えた。
「具体的に家に帰ったらどうするかみたいな話は聞きましたか?」
「それが……私はてっきり晴彦君が父親の言う通りイジメ相手と学校での話し合いの対決の席に着く腹が決まったのだろうと思ってしまっていて」
羽崎は申し訳なさそうに視線を下げた。
「でも、本当に、何か大それたことをしでかす様な、そんな危うさは全く感じなかったんです。元気に笑って帰って行って……家に帰る途中で凶器を購入したとネットのニュースで見ましたが、今でも信じられません」
凶器を予め用意する――つまりは計画的で、刺身包丁を買った時点で晴彦には誰かを害す意思があったのだ。誰を害するつもりだったのか予想するなら宗田たち三人だろう。
この家に滞在していた間にすでにそれを決心していて、平静を装って羽崎を欺き家に帰り、実行したのか。
それとも帰路で何かあったのか。
「久住君は家に帰る途中で誰かに会うなんてことは言いませんでしたか?」
聞いていないと即答した後、
「そう言えば、晴彦君の口から友人の名前が出た記憶がないです」
晴彦は学校生活の話をほとんどしなかったという。イジメを受けていたので意識的に学校の話は避けているのかと気遣い、羽崎からも話題にしなかったらしい。
「久住君は学校に親しい友人はいなかったようです。大人しい、印象の薄い子のように思われていました」
井川の言葉に、「そうですか」と羽崎は悲しげに頷いた。
「自己主張が一番激しい年頃ですから、派手な性格の子ばかりが目立って、晴彦君のような穏やかな子は大抵そんな評価になるんでしょう」
「では羽崎さんから見て、久住君はどんな子でしたか?」
ごく普通の少年でした、と羽崎は微笑んだ。
「内向的で人との争いを好まない。孤独があまり苦にならない。物ごとは即決で判断するより、じっくり思考して決める。私の中学時代を思い返しても似たようなタイプの人間はいましたので、特別変わった子だとは思いませんでした」
ただ、と羽崎は眉根を寄せる。
「自分の感情を言葉や表情に出すのは下手な子でした。元々そういう性質なのかと思っていましたが、あれは環境ででき上がった性質なんでしょう」
「環境?」
「ええ、主に家庭。強気な父親とそれに逆らわない従順な母親、その上一人っ子。ああなるのも無理はない」
強い父親に委縮して、弱い母親に遠慮して、素の自分を素直に出せなくなってしまった結果だろうと羽崎は言う。
ここにいる間は、毎日午後十時に家に電話して一言でも両親に声を聞かせることを晴彦に約束させ、羽崎もその電話の都度電話口に出て、その日の晴彦の様子と健康状態を報告していたそうだ。
「晴彦君が家に電話すると最初にお母さんが出て、少し話した後お父さんに代わるのが常でした。なのでお母さんとはほぼ話したことはありませんが、お父さんとは結構話をしました。快活で精力的ないい人でした――と言っても、友人知人に選ぶならの話で、自分の父親と仮定すれば少々意見は違ってきますが」
「父親としては失格だと?」
「いいえ、相性の問題です。体育会系、例えばプロのスポーツ選手を目指す才能も気性も備えた子供だったら、最高の父親だったでしょう。けど、私や晴彦君のような文系の人間を育てるには、意思の疎通の点で問題が生じたと思います」
晴彦の父親は持論に自信がある為か、他人の意見に耳を貸さない面があり、自分に良い事が他人にも良いとは限らないのに、自信満々に『自分にとっては良いこと』を善意と愛情の名を借りて押し付けて来る強引さがあったそうだ。
「だからと言って、息子に殺されるほど悪い父親ではなかったと思います。……晴彦君もお父さんと唯一共通の趣味については嬉しそうに話していたのに」
「共通の趣味? 何です、それは」
「写真です。晴彦君は写真を撮るのが趣味で、カメラの使い方は最初お父さんから手ほどきを受けたと言ってました」
そうだ、と羽崎は立ち上がる。
「ここにいる間、私のデジカメを貸していて、晴彦君が撮った写真があるんです」
ちょっと失礼します、と羽崎は部屋を出ていった。
「はい。先月の二十二日の、もう日没に近い時間だったと思います。仕事にちょっと詰まってしまって、気分転換に庭、と言うか家の敷地内の防風林の中を散歩していて、フェンスの向こう側に寄りかかって座りこんでいた晴彦君を見つけたんです。随分衰弱していて救急車を呼ぼうとしたんですが、家に帰りたくないから救急車は呼ばないで欲しいと泣いて頼むものですから、熱も怪我もないようだったのでとりあえず家に連れて帰って、食事をさせるとそのまま寝てしまいました」
警察に連絡しようかとも思ったが、晴彦の様子が可哀そう過ぎて、何か事情があるならそれを聞いてからにしようと思ったという。
「家出してきて行き倒れたのだろうと、その時にはもう予想はついていたので」
晴彦の話を聞いて同情してしばらくこの家に滞在することを勧めた後、晴彦の両親への連絡とイジメ問題の解決策を探る間の滞在の承諾をもらう一連の説明は、人の良さそうな彼の性格から納得できるもので不自然な点はなかった。
「それから三日後に、久住さんご夫婦が晴彦君の着替えなどを持ってお礼も兼ねてご挨拶に来られました。まだ奥さんの方は体調が優れないようでしたが」
菓子折に添えて謝礼と晴彦の当面の滞在費として現金が入った封筒を差し出されて困ったと羽崎は笑うように顔をしかめた。
「そんなつもりで晴彦君を助けて滞在させると言ったわけではないと丁重にお断りしたんですが、結局置いて行かれてしまわれたので、菓子だけいただいて、お金の方は晴彦君が帰る時、そのまま持って帰ってもらいました」
その金で凶器の刺身包丁を買ったのだから皮肉なものだ。
「久住さん夫婦とはどんな話を?」
「私としては全く迷惑ではないから、晴彦君が自分の考えをまとめて納得して帰る意思が固まるまでいてもらって構わないと。久住さんたちの方は、と言っても奥さんの方は殆ど喋らないでご主人が主体で話されましたが、一応問題解決の目処が立つまでは滞在をお願いしたいと言われました」
その後家族での話もあるだろうと羽崎は一時間ほど席を外したそうだ。
「そこでどんな話をしたか、久住君に聞きましたか?」
「はい。将来のことをよく考えろと言われた、と。それから私に相談に乗ってもらえるなら、話を聞いてもらえと言われたと言っていました」
そこまで聞いて井川は大きなため息をついた。
「亡くなった人の悪口は言いたくありませんけどね、あまりに親として無責任だとは思いませんでしたか。電話で無事を確認できたとはいえ家出した息子を連れ戻しもせず全く面識のなかったあなたに預けて、悩みの相談役まで丸投げしてくるなんて」
いいえ、と羽崎は首を振った。
「奥さんが心労で倒れたりして、久住さんも精神的に一杯一杯だったのではないかと思います。久住さんは周りの人間に安易に頼ったり、弱みを見せたりするのが嫌いなタイプのように見受けられましたから、いっそ遠くにいる赤の他人の私に頼む方が気が楽だったんではないでしょうか。それに思春期の子供には、身内にこそ相談できない悩みなど多々ありますから、もしかしたら晴彦君が自分の希望をお父さんの意見のように言ったのかも知れません」
本当のところはもう分かりませんが、とやや俯いた羽崎に、井川は「そうですか」と相槌を打ちながら小宮の方をちらりと見た。特に引っかかる点もなかったので、話を続けてもらう合図として小宮はさりげなく頷いてみせた。
「久住君はここでどんな様子でした?」
「最初の頃はほとんど寝ていましたね。ご両親が来られた後辺りからは起きている時間が長くなって、テレビを見たり、この家にある本を読んだりしていました。スマホのゲームは好きじゃないと言って、やってるのも見かけたことはありませんでした」
その内退屈からか外に出るようになったという。
「防風林の中に一箇所、海が眺められる場所があるんです。そこが気に入って、よくそこで海を眺めながら考え事をしているようでした」
「悩んでいるようでしたか? もしくは何か思い詰めているような様子は?」
「初めの頃はさすがに。でも、段々落ち着いてきたようでした」
テレビを見て笑い声を上げたり、冗談も言うようになった。
一度簡単な料理を教えると面白かったのか、食事作りを手伝ってくれるようになり、魚の捌き方まで覚えた。
羽崎が語る晴彦の様子に、事件を起こす前兆のような不安定さは感じられなかった。
「生彩というか、生きる力みたいなものが出て来たという感じでした。だから、晴彦君が自分から家に帰ると言い出した時、私は止めませんでした」
「久住君は自分から帰ると言ったんですか? 親に帰れと言われたからではなく?」
「はい。自分の世界で生きる決心ができたから帰る、と」
「……生きる決心ねえ」
実際はその逆だった。小宮の脳裏に中学校の職員室の窓から見えた中庭の花束が一瞬浮かび、消えた。
「具体的に家に帰ったらどうするかみたいな話は聞きましたか?」
「それが……私はてっきり晴彦君が父親の言う通りイジメ相手と学校での話し合いの対決の席に着く腹が決まったのだろうと思ってしまっていて」
羽崎は申し訳なさそうに視線を下げた。
「でも、本当に、何か大それたことをしでかす様な、そんな危うさは全く感じなかったんです。元気に笑って帰って行って……家に帰る途中で凶器を購入したとネットのニュースで見ましたが、今でも信じられません」
凶器を予め用意する――つまりは計画的で、刺身包丁を買った時点で晴彦には誰かを害す意思があったのだ。誰を害するつもりだったのか予想するなら宗田たち三人だろう。
この家に滞在していた間にすでにそれを決心していて、平静を装って羽崎を欺き家に帰り、実行したのか。
それとも帰路で何かあったのか。
「久住君は家に帰る途中で誰かに会うなんてことは言いませんでしたか?」
聞いていないと即答した後、
「そう言えば、晴彦君の口から友人の名前が出た記憶がないです」
晴彦は学校生活の話をほとんどしなかったという。イジメを受けていたので意識的に学校の話は避けているのかと気遣い、羽崎からも話題にしなかったらしい。
「久住君は学校に親しい友人はいなかったようです。大人しい、印象の薄い子のように思われていました」
井川の言葉に、「そうですか」と羽崎は悲しげに頷いた。
「自己主張が一番激しい年頃ですから、派手な性格の子ばかりが目立って、晴彦君のような穏やかな子は大抵そんな評価になるんでしょう」
「では羽崎さんから見て、久住君はどんな子でしたか?」
ごく普通の少年でした、と羽崎は微笑んだ。
「内向的で人との争いを好まない。孤独があまり苦にならない。物ごとは即決で判断するより、じっくり思考して決める。私の中学時代を思い返しても似たようなタイプの人間はいましたので、特別変わった子だとは思いませんでした」
ただ、と羽崎は眉根を寄せる。
「自分の感情を言葉や表情に出すのは下手な子でした。元々そういう性質なのかと思っていましたが、あれは環境ででき上がった性質なんでしょう」
「環境?」
「ええ、主に家庭。強気な父親とそれに逆らわない従順な母親、その上一人っ子。ああなるのも無理はない」
強い父親に委縮して、弱い母親に遠慮して、素の自分を素直に出せなくなってしまった結果だろうと羽崎は言う。
ここにいる間は、毎日午後十時に家に電話して一言でも両親に声を聞かせることを晴彦に約束させ、羽崎もその電話の都度電話口に出て、その日の晴彦の様子と健康状態を報告していたそうだ。
「晴彦君が家に電話すると最初にお母さんが出て、少し話した後お父さんに代わるのが常でした。なのでお母さんとはほぼ話したことはありませんが、お父さんとは結構話をしました。快活で精力的ないい人でした――と言っても、友人知人に選ぶならの話で、自分の父親と仮定すれば少々意見は違ってきますが」
「父親としては失格だと?」
「いいえ、相性の問題です。体育会系、例えばプロのスポーツ選手を目指す才能も気性も備えた子供だったら、最高の父親だったでしょう。けど、私や晴彦君のような文系の人間を育てるには、意思の疎通の点で問題が生じたと思います」
晴彦の父親は持論に自信がある為か、他人の意見に耳を貸さない面があり、自分に良い事が他人にも良いとは限らないのに、自信満々に『自分にとっては良いこと』を善意と愛情の名を借りて押し付けて来る強引さがあったそうだ。
「だからと言って、息子に殺されるほど悪い父親ではなかったと思います。……晴彦君もお父さんと唯一共通の趣味については嬉しそうに話していたのに」
「共通の趣味? 何です、それは」
「写真です。晴彦君は写真を撮るのが趣味で、カメラの使い方は最初お父さんから手ほどきを受けたと言ってました」
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