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53 早瀬と山口
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母親が迎えに来た原田を見送って、井川は本署に戻った。
先に戻った課長も他の刑事課の署員ももう帰宅していて、書類の訂正をしていた早瀬だけが残っていた。
「小宮さんの意識戻ったそうで、良かったですね」
「おう。まだ退院はできないが、とりあえずひと安心だ」
慌てて病院へ駆けつけたので、雑に机の引き出しに入れておいた書きかけの書類を切りの良いところまで仕上げて片づけた。
早瀬に一言声をかけて帰ろうと彼の方を見ると、こちらを見ていた彼と目が合った。
が、瞬間早瀬が目を逸らしたことで、井川の勘が働いた。
「どうした。何かあったのか?」
「い、いいえ、別に何も」
早瀬は机の上の書類に視線を向けたまま首を振ったが、それで見逃してくれるような井川ではなかった。
井川は席を立つと早瀬の傍に立ち、もう一度訪ねた。
「正直に言え。何があった」
早瀬は井川を見、再び下に視線を落としてまた井川を見上げた。
「僕……まずいことしてしまいました」
「何だ、まずいことって」
「晴彦の事件の、あの作家先生のことを人に話してしまいました」
井川は目を見開き、傍にあった椅子を引き寄せて座ると、声を低くして聞いた。
「誰に話した」
「中学校の、あの辞めた元担任の山口先生です」
「馬鹿野郎! 何でそんな……いや、最初からちゃんと話せ。どうするかはそれからだ」
早瀬は泣きそうなくらい顔をゆがめ、頷いた。
家出した晴彦を保護してそのまま滞在させていた人の名前と連絡先を教えて欲しい、と山口は言った。
「もうあの中学校の教師ではなくなったのですけど、久住君の元担任として直接会って保護してくださったお礼を言いたいんです」
「いや、それは」
個人情報なので教えられないと断ったが、山口はそれでは引き下がらなかった。
「どうかお願いします。本当はお礼を言うだけじゃなくて、久住君の事を聞きたいんです。久住君は自分からその人の所に暫く滞在したいと言ったと久住君のお父さんから聞きました。それは久住君がその人に信頼を寄せていたからですよね? 私は担任教師として久住君を上手く指導できませんでした。教師として久住君の信頼を得られなかった私はどこがダメだったのか、その人の話を聞けば分かると思うんです」
春から塾講師として働く予定があるので、どうしても今、その人に面会したいと山口は言い募った。
「あなたから聞いたとは絶対に言いませんから」
「どんな事情があろうとダメなものはダメなんですよ」
「そこを何とかお願いします。お礼もしますから」
「そんなの尚更ダメでしょう。あなたも公立校の教師だったなら、公務員が仕事上知り得た情報は第三者にもらしてはいけないことくらい知ってますよね」
もう帰ってくださいと言いかけた早瀬は、ぎょっとして言葉を詰まらせた。
山口がぽろぽろと大粒の涙を流して泣き始めたからだ。
「あの事件の後、私は事実と違うことばかりネットに書き込まれて、見も知らない大勢の人から非難されました。家の方にも嫌がらせの電話が相当来て、今も母と祖父母の家に避難してるんです」
涙が溢れる瞳で山口は縋るように早瀬を見る。
「学校を辞めたのも、クラスの保護者の多数が私が学校に復帰するのを反対しているから、これ以上トラブルにならないように退職して欲しいと教頭先生に言われたからなんです。宗田君達のお見舞いも、ご家族から強く拒否されたから行けなかったんです。何もかも私が悪いようにねつ造されて、婚約者でさえ周りから色々嘘を吹き込まれて、私を信じてくれなくて去って行ってしまいました」
いつもそうなのだと山口は嘆いた。
「私は目標に向けてちゃんと努力しているのに、何故か陰で悪口を言われたり、足を引っ張られたりするんです。教師になったのだって一生懸命勉強して採用試験を受けて合格したからなのに、私の父が東校の校長だから採用されたんだとか、生徒の気持ちを理解するために仲良くしようとすると贔屓してるとか言われるんです」
早瀬は少しだけ山口の気持ちが分かる気がした。
早瀬も学生時代に周りの人間に妬まれた経験があった。
家が裕福だったため、友人には「親に言えば何でもすぐに買ってもらえる人間」だと思われていた。
就職活動をしなくても実家のコネで良い勤め先に就職できるとか公務員試験も受ければ合格が決まっているとか馬鹿げた話を本気で信じている友人もいて、あからさまに嫌味を言われる事もあった。
実際はそうではない。確かに経済的に恵まれた環境だったが、小遣いは人並みだったし、ゲームなど一般的に値段が高いとされる物を買ってもらえるのも誕生日かクリスマスしかなかった。裕福だったからこそ「親の金に甘えるな」と大学生になると小遣いを打ち切られ、友人と遊ぶ金はアルバイトで稼いだ。
警察官になったのも子供の頃からの夢を自分の努力で叶えたのだ。法学部で勉強し、公務員試験を受けた。決してコネや伝手に頼ってなどいない。それでも早瀬の実家を引き合いに出して陰口を叩く奴は今もいる。
バッグからハンカチを出して目元を拭う山口を見て、早瀬に同情する気持ちが芽生えた。
山口は美人ではないが実年齢より若く見える可愛らしい顔立ちをしている。下卑た男性向け雑誌に良くある、女の子の写真を並べて「どの子が好み?」と問う企画に出れば、結構票を集めるだろうと思える。品のない言い方をすれば男受けする容姿だ。
女子生徒に人気がないのは、男子生徒に人気がある反感からだろう。
他の捜査員からの話で山口にあまり良い印象を持っていなかった早瀬だったが、実際に本人に会ってみると不評の半分は山口に対する僻みなのではないかと思えてきた。
「春から勤める塾の人たちは、中学校での事件で私が担任教師だったと知っています。ネットに色々書かれたからそれを見て、私をあまり良く思っていない人が多いようです。だからこそ同じ失敗をしたくないんです。ちゃんと生徒と信頼し合って指導ができる講師になりたいんです。お願いします。その方の連絡先を教えてください」
この人は確かに担任教師として至らない点があった。しかしそれを反省し、立ち直ろうとしているのだ。
「……ちょっと待っててください」
早瀬は羽崎にEメールを送った。
晴彦君の担任だった山口という女性教師が、羽崎先生に会って晴彦君の話を聞かせていただきたいので連絡先を教えてほしいと今刑事課に来ているが、羽崎先生の職業は明かさないので、このアドレスを教えてもよろしいか、と。
返信はすぐに来た。
『メール拝見いたしました。
ご存じの通り私には出版社との契約があり、私の個人情報を世間に流出させれば賠償責任が生じます。
なので当然お断りするべきなのですが、その担任の先生も晴彦君の事件でネットリンチにあったようで、随分傷ついていらっしゃるのではないかと思います。
私と話すことで少しでも気持ちが落ち着くのであれば、お会いして晴彦君の事をお話ししたいとお伝えください。
私の職業はご内密に。名前は羽崎達也とし、連絡先はこのアドレスではなく下に表示した別アドレスを渡してください。』
早瀬は羽崎に感謝のメールを送ると、指定されたメールアドレスをメモして山口の所に戻った。
「先方がお会いしても良いと仰ってくれました。ただ複雑な事情がある方で、連絡はこのメールアドレスのみでお願いします。それから先方の名前やそのアドレスなどの個人情報は絶対に誰にも、ご家族にも話さないでください。約束できないのでしたらこのアドレスを渡すことはできません。脅しではなく、本当にこの情報が世間に流出すれば裁判になりかねない事案なんです」
約束できるかという早瀬の問いに、山口は涙の残る顔に微笑みを浮かべた。
「はい、お約束します」
「じゃあこのEメールに連絡を」
早瀬がメモを差し出すと、山口は同情を誘うような切なげな泣き顔を瞬時に消し、妙な笑みを浮かべて素早くメモを受け取るとハンカチと共にバッグにしまい込んだ。
「あの、本当に約束を守ってくれますよね」
その切り替えの速さに驚き、思わず念押しすると、
「警察の人って本当にしつこいんですね。同じ話を何回も聞きに来るし、記憶力が悪いんじゃありませんか」
山口は顔をしかめ、不機嫌さを隠そうともせず言い捨てた。
警察が何度も同じ質問をするのは、話の真偽を見極めるためだ。
繰り返し同じ話をさせていると、偽りがあるところは必ずそこからほころびてくるので、嘘を追求し易くなる。
決して警察官の記憶力が悪くて同じ話を聞いているのではない。
山口のような考えをする人は、思考が片手落ちになる場合が多い。
例えば生徒二人が喧嘩した時、一方だけの話を聞いて喧嘩の全容を分かったようなつもりになる。もう片方の話を聞く必要性すら考えない。
『喧嘩の内容は分かったのだから、二度同じ話を聞かなくて良い』――そういう思考なのだ。
「じゃ、どうも」
まともに礼も言わず踵を返してさっさと帰って行った山口を早瀬は唖然として見送ったが、彼女に先程見せた笑みに何か不穏なものを感じてアドレスを渡したことを後悔した。
先に戻った課長も他の刑事課の署員ももう帰宅していて、書類の訂正をしていた早瀬だけが残っていた。
「小宮さんの意識戻ったそうで、良かったですね」
「おう。まだ退院はできないが、とりあえずひと安心だ」
慌てて病院へ駆けつけたので、雑に机の引き出しに入れておいた書きかけの書類を切りの良いところまで仕上げて片づけた。
早瀬に一言声をかけて帰ろうと彼の方を見ると、こちらを見ていた彼と目が合った。
が、瞬間早瀬が目を逸らしたことで、井川の勘が働いた。
「どうした。何かあったのか?」
「い、いいえ、別に何も」
早瀬は机の上の書類に視線を向けたまま首を振ったが、それで見逃してくれるような井川ではなかった。
井川は席を立つと早瀬の傍に立ち、もう一度訪ねた。
「正直に言え。何があった」
早瀬は井川を見、再び下に視線を落としてまた井川を見上げた。
「僕……まずいことしてしまいました」
「何だ、まずいことって」
「晴彦の事件の、あの作家先生のことを人に話してしまいました」
井川は目を見開き、傍にあった椅子を引き寄せて座ると、声を低くして聞いた。
「誰に話した」
「中学校の、あの辞めた元担任の山口先生です」
「馬鹿野郎! 何でそんな……いや、最初からちゃんと話せ。どうするかはそれからだ」
早瀬は泣きそうなくらい顔をゆがめ、頷いた。
家出した晴彦を保護してそのまま滞在させていた人の名前と連絡先を教えて欲しい、と山口は言った。
「もうあの中学校の教師ではなくなったのですけど、久住君の元担任として直接会って保護してくださったお礼を言いたいんです」
「いや、それは」
個人情報なので教えられないと断ったが、山口はそれでは引き下がらなかった。
「どうかお願いします。本当はお礼を言うだけじゃなくて、久住君の事を聞きたいんです。久住君は自分からその人の所に暫く滞在したいと言ったと久住君のお父さんから聞きました。それは久住君がその人に信頼を寄せていたからですよね? 私は担任教師として久住君を上手く指導できませんでした。教師として久住君の信頼を得られなかった私はどこがダメだったのか、その人の話を聞けば分かると思うんです」
春から塾講師として働く予定があるので、どうしても今、その人に面会したいと山口は言い募った。
「あなたから聞いたとは絶対に言いませんから」
「どんな事情があろうとダメなものはダメなんですよ」
「そこを何とかお願いします。お礼もしますから」
「そんなの尚更ダメでしょう。あなたも公立校の教師だったなら、公務員が仕事上知り得た情報は第三者にもらしてはいけないことくらい知ってますよね」
もう帰ってくださいと言いかけた早瀬は、ぎょっとして言葉を詰まらせた。
山口がぽろぽろと大粒の涙を流して泣き始めたからだ。
「あの事件の後、私は事実と違うことばかりネットに書き込まれて、見も知らない大勢の人から非難されました。家の方にも嫌がらせの電話が相当来て、今も母と祖父母の家に避難してるんです」
涙が溢れる瞳で山口は縋るように早瀬を見る。
「学校を辞めたのも、クラスの保護者の多数が私が学校に復帰するのを反対しているから、これ以上トラブルにならないように退職して欲しいと教頭先生に言われたからなんです。宗田君達のお見舞いも、ご家族から強く拒否されたから行けなかったんです。何もかも私が悪いようにねつ造されて、婚約者でさえ周りから色々嘘を吹き込まれて、私を信じてくれなくて去って行ってしまいました」
いつもそうなのだと山口は嘆いた。
「私は目標に向けてちゃんと努力しているのに、何故か陰で悪口を言われたり、足を引っ張られたりするんです。教師になったのだって一生懸命勉強して採用試験を受けて合格したからなのに、私の父が東校の校長だから採用されたんだとか、生徒の気持ちを理解するために仲良くしようとすると贔屓してるとか言われるんです」
早瀬は少しだけ山口の気持ちが分かる気がした。
早瀬も学生時代に周りの人間に妬まれた経験があった。
家が裕福だったため、友人には「親に言えば何でもすぐに買ってもらえる人間」だと思われていた。
就職活動をしなくても実家のコネで良い勤め先に就職できるとか公務員試験も受ければ合格が決まっているとか馬鹿げた話を本気で信じている友人もいて、あからさまに嫌味を言われる事もあった。
実際はそうではない。確かに経済的に恵まれた環境だったが、小遣いは人並みだったし、ゲームなど一般的に値段が高いとされる物を買ってもらえるのも誕生日かクリスマスしかなかった。裕福だったからこそ「親の金に甘えるな」と大学生になると小遣いを打ち切られ、友人と遊ぶ金はアルバイトで稼いだ。
警察官になったのも子供の頃からの夢を自分の努力で叶えたのだ。法学部で勉強し、公務員試験を受けた。決してコネや伝手に頼ってなどいない。それでも早瀬の実家を引き合いに出して陰口を叩く奴は今もいる。
バッグからハンカチを出して目元を拭う山口を見て、早瀬に同情する気持ちが芽生えた。
山口は美人ではないが実年齢より若く見える可愛らしい顔立ちをしている。下卑た男性向け雑誌に良くある、女の子の写真を並べて「どの子が好み?」と問う企画に出れば、結構票を集めるだろうと思える。品のない言い方をすれば男受けする容姿だ。
女子生徒に人気がないのは、男子生徒に人気がある反感からだろう。
他の捜査員からの話で山口にあまり良い印象を持っていなかった早瀬だったが、実際に本人に会ってみると不評の半分は山口に対する僻みなのではないかと思えてきた。
「春から勤める塾の人たちは、中学校での事件で私が担任教師だったと知っています。ネットに色々書かれたからそれを見て、私をあまり良く思っていない人が多いようです。だからこそ同じ失敗をしたくないんです。ちゃんと生徒と信頼し合って指導ができる講師になりたいんです。お願いします。その方の連絡先を教えてください」
この人は確かに担任教師として至らない点があった。しかしそれを反省し、立ち直ろうとしているのだ。
「……ちょっと待っててください」
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返信はすぐに来た。
『メール拝見いたしました。
ご存じの通り私には出版社との契約があり、私の個人情報を世間に流出させれば賠償責任が生じます。
なので当然お断りするべきなのですが、その担任の先生も晴彦君の事件でネットリンチにあったようで、随分傷ついていらっしゃるのではないかと思います。
私と話すことで少しでも気持ちが落ち着くのであれば、お会いして晴彦君の事をお話ししたいとお伝えください。
私の職業はご内密に。名前は羽崎達也とし、連絡先はこのアドレスではなく下に表示した別アドレスを渡してください。』
早瀬は羽崎に感謝のメールを送ると、指定されたメールアドレスをメモして山口の所に戻った。
「先方がお会いしても良いと仰ってくれました。ただ複雑な事情がある方で、連絡はこのメールアドレスのみでお願いします。それから先方の名前やそのアドレスなどの個人情報は絶対に誰にも、ご家族にも話さないでください。約束できないのでしたらこのアドレスを渡すことはできません。脅しではなく、本当にこの情報が世間に流出すれば裁判になりかねない事案なんです」
約束できるかという早瀬の問いに、山口は涙の残る顔に微笑みを浮かべた。
「はい、お約束します」
「じゃあこのEメールに連絡を」
早瀬がメモを差し出すと、山口は同情を誘うような切なげな泣き顔を瞬時に消し、妙な笑みを浮かべて素早くメモを受け取るとハンカチと共にバッグにしまい込んだ。
「あの、本当に約束を守ってくれますよね」
その切り替えの速さに驚き、思わず念押しすると、
「警察の人って本当にしつこいんですね。同じ話を何回も聞きに来るし、記憶力が悪いんじゃありませんか」
山口は顔をしかめ、不機嫌さを隠そうともせず言い捨てた。
警察が何度も同じ質問をするのは、話の真偽を見極めるためだ。
繰り返し同じ話をさせていると、偽りがあるところは必ずそこからほころびてくるので、嘘を追求し易くなる。
決して警察官の記憶力が悪くて同じ話を聞いているのではない。
山口のような考えをする人は、思考が片手落ちになる場合が多い。
例えば生徒二人が喧嘩した時、一方だけの話を聞いて喧嘩の全容を分かったようなつもりになる。もう片方の話を聞く必要性すら考えない。
『喧嘩の内容は分かったのだから、二度同じ話を聞かなくて良い』――そういう思考なのだ。
「じゃ、どうも」
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