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本編
10.仄暗い穴の底から
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暗闇の中を、いいように言えば真下に進むことしばらく。幸いなことに、落ちた先にあったのは地面ではなく、冷たくて深い水だった。
ザバーンと沈んでゴボーっともがき、なんとか水面に顔を出すことができた。すぐ近くで、アビも同じくジャバジャバやっている。
「わぷ、わ、私、泳げ、ないんですぶばばば」
おお、まだピンチは脱していないらしい。近寄っていってアビの首を引っ掴むと、適当な方向に泳いで水から上がれる場所を探す。
暗くてどっちに何があるのか分からないが、進まんことにゃ始まらないからね。
ラッキーなことに、すぐに上がれる所が見つかった。せり出した岩らしきそこに、まずはアビを押し上げて、次に俺を引っぱり上げてもらう。
岩の上はそこそこの広さがあり、とりあえずここでひと休みすることにした。
「ぜ、ぜ、全身びしょ濡れで、さ、寒いです。ひ、ひ、火を起こさないと……」
ガタガタ震えながらアビが言う。俺も限界寸前だ。
まずは恥も外聞もなく濡れた服を脱ぎ捨て、次いでアイテムボックスから薪と火打ち石を取りだす。
「アビも脱ぎなよ、身体が冷えて死んじゃうよ」
「ううぅ、乙女になんてことを……でも、背に腹は変えられません。それにどうせ一度は全て見られた身……えーい、エルフは度胸!」
本日二回目の異世界格言を叫ぶや否や、アビは身にまとっていた装備を一気に脱いだ。
焚き火の灯りに照らされて、その美しい白い肌が光って見える。あ、大事な所はサラシとふんどしみたいな下着で一応隠れてます。
「で、でも、今は見ないでください!」
そう言われて、慌てて目をそらす俺。神秘的すぎて思わず見とれちまったぜ。
「あー、これからどうしよっか」
「ふ、服を脱いだからって毎度毎度その先があるわけじゃないですよ!」
知ってるわ! そういう意味じゃない、つうか一度として何かあったことないから。
「いやあのね、落ちてきた穴を登っていくのは無理そうだし、闇雲に水の中を進むのも危ないじゃん? で、どうしようかってね?」
「ああ、そういう……最初からそう言ってくださいよもー。それがですね、実はあそこに、横穴があるんですよ。ほら、見えますか?」
そう言われてみれば、確かにぼんやりと壁に穴が見える。飛び石みたいな岩を伝っていけそうだ。
***
しばらく休んで服も乾いた頃、とりあえずその穴を調べることにした。
「あー、奥の方に続いてるね。じゃあ、ここを行くってことでいいかな?」
「はい、もちろんです!」
さすがに何があるか分からないここでは、俺が前に立って進む。
そうして歩きながら、俺はちょっとした思いつきを話すことにした。
「考えてたんけどさ」
「はい?」
「あんな大掛かりな罠に、これまで誰も引っかからなかったってことは……ないと思うんだよね。そうでなけりゃ、罠があるって情報がちゃんと伝えられてるはず。でも実際あの罠は生きたままだったし、情報もなかったってことは……」
「わざと残されていた。あるいは、新たに造られた、ってことですか?」
そう。俺が予想したのは、まさにそういうことだった。それどころか、もしかするとあの落とし穴は、俺達のためにわざわざ用意されたのかも。
「ここの情報はどうやって仕入れたの?」
「えと、最初は実際に来たことのある人に聞こうとしたんですが、ほぼいなくて、そっちは諦めました。次に、図書館で文献を当たったんです。そこで、最初の階段は別の道、次の階段が本物って書いてある資料を見つけて……」
その資料の内容が嘘だったとしたら、筋が通る。
こんな不人気な迷宮の情報はそんなにないだろうし、大体の人はそこに行き着くだろう。
で、反論資料もないので信じるままになり、違うと分かってるルートをわざわざ進む奴は少ないし、いたとしても罠であぼーん。
「あー、これはハメられたかもね」
「もしかすると……私の命を狙う刺客のせいかも……ううぅ、巻き込んでしまってすみません……」
俺にそんな手の込んだことをする奴はいなさそうだと思ってはいたけど、アビには心当たりがあるのか。
「相手が誰か、分かる?」
「おそらく、私の成功を喜ばない本国の者が仕組んだのではないかと」
あれ? アビがここに来たのは、国の危機を救うためじゃないのか? それを邪魔するってのはどういうこっちゃいな?
「もっと詳しく事情を話す必要がありそうです、ね」
俺の疑問を感じ取ったのだろう、アビは足を止めて、そう言った。
見れば、覚悟を決めたとでもいうようなその顔は、これまでにないほど真剣で、ちょっと同じ女の子とは思えないくらいだ。
「ーーストップ。何か音がする」
そんな決意を無下にする邪魔者が近づいているらしい。
しかし、この穴は結構狭く、剣を振り回すのには向いていない。
「ここじゃマズい、広い所に出られないか、先に行ってみよう」
こくっと頷いたアビと、この暗闇ではぐれないように手を繋ぎ、可能な限りの速さで駆けていく。
しばらくすると、穴の先が明るくなった。おお、外か!とさらに足を早めるとーー
「ここはっ⁉︎」
アビが驚きを声に出してしまう。それくらい変な場所だったのだ。
「骨、だよな?」
なんとそこは、めちゃめちゃデッカい生き物の骨と思われるものが、山ほどあったのだ。
恐竜なんてメじゃないほど、それこそ怪獣サイズの大きさである。
それがぼんやり光っていて、ちゃんとこの空間全体が見えるくらいの明るさになっていた。
「ここは墓場よ。怪獣達のね」
不意に、そんな声がかけられた。もちろん俺の声でもアビの声でもない。
「誰だ? ずっと付いてきてた奴か?」
ふふふっ、と笑い声が響く。なんじゃい、笑っとらんと答えんかいワレ。
「誤解しないで、せっかくここまで来たあなた達に危害は加えない。だから、あたしの姿を見ても驚かないでね」
声がそんなことを言った後、スッと何かが現れた。ふっと湧いたみたいに。あるいは、初めからそこにいたみたいに。
こいつ……タダもんじゃないな。俺は気を引き締めて、そいつの次の動きをじっと見守った。
ザバーンと沈んでゴボーっともがき、なんとか水面に顔を出すことができた。すぐ近くで、アビも同じくジャバジャバやっている。
「わぷ、わ、私、泳げ、ないんですぶばばば」
おお、まだピンチは脱していないらしい。近寄っていってアビの首を引っ掴むと、適当な方向に泳いで水から上がれる場所を探す。
暗くてどっちに何があるのか分からないが、進まんことにゃ始まらないからね。
ラッキーなことに、すぐに上がれる所が見つかった。せり出した岩らしきそこに、まずはアビを押し上げて、次に俺を引っぱり上げてもらう。
岩の上はそこそこの広さがあり、とりあえずここでひと休みすることにした。
「ぜ、ぜ、全身びしょ濡れで、さ、寒いです。ひ、ひ、火を起こさないと……」
ガタガタ震えながらアビが言う。俺も限界寸前だ。
まずは恥も外聞もなく濡れた服を脱ぎ捨て、次いでアイテムボックスから薪と火打ち石を取りだす。
「アビも脱ぎなよ、身体が冷えて死んじゃうよ」
「ううぅ、乙女になんてことを……でも、背に腹は変えられません。それにどうせ一度は全て見られた身……えーい、エルフは度胸!」
本日二回目の異世界格言を叫ぶや否や、アビは身にまとっていた装備を一気に脱いだ。
焚き火の灯りに照らされて、その美しい白い肌が光って見える。あ、大事な所はサラシとふんどしみたいな下着で一応隠れてます。
「で、でも、今は見ないでください!」
そう言われて、慌てて目をそらす俺。神秘的すぎて思わず見とれちまったぜ。
「あー、これからどうしよっか」
「ふ、服を脱いだからって毎度毎度その先があるわけじゃないですよ!」
知ってるわ! そういう意味じゃない、つうか一度として何かあったことないから。
「いやあのね、落ちてきた穴を登っていくのは無理そうだし、闇雲に水の中を進むのも危ないじゃん? で、どうしようかってね?」
「ああ、そういう……最初からそう言ってくださいよもー。それがですね、実はあそこに、横穴があるんですよ。ほら、見えますか?」
そう言われてみれば、確かにぼんやりと壁に穴が見える。飛び石みたいな岩を伝っていけそうだ。
***
しばらく休んで服も乾いた頃、とりあえずその穴を調べることにした。
「あー、奥の方に続いてるね。じゃあ、ここを行くってことでいいかな?」
「はい、もちろんです!」
さすがに何があるか分からないここでは、俺が前に立って進む。
そうして歩きながら、俺はちょっとした思いつきを話すことにした。
「考えてたんけどさ」
「はい?」
「あんな大掛かりな罠に、これまで誰も引っかからなかったってことは……ないと思うんだよね。そうでなけりゃ、罠があるって情報がちゃんと伝えられてるはず。でも実際あの罠は生きたままだったし、情報もなかったってことは……」
「わざと残されていた。あるいは、新たに造られた、ってことですか?」
そう。俺が予想したのは、まさにそういうことだった。それどころか、もしかするとあの落とし穴は、俺達のためにわざわざ用意されたのかも。
「ここの情報はどうやって仕入れたの?」
「えと、最初は実際に来たことのある人に聞こうとしたんですが、ほぼいなくて、そっちは諦めました。次に、図書館で文献を当たったんです。そこで、最初の階段は別の道、次の階段が本物って書いてある資料を見つけて……」
その資料の内容が嘘だったとしたら、筋が通る。
こんな不人気な迷宮の情報はそんなにないだろうし、大体の人はそこに行き着くだろう。
で、反論資料もないので信じるままになり、違うと分かってるルートをわざわざ進む奴は少ないし、いたとしても罠であぼーん。
「あー、これはハメられたかもね」
「もしかすると……私の命を狙う刺客のせいかも……ううぅ、巻き込んでしまってすみません……」
俺にそんな手の込んだことをする奴はいなさそうだと思ってはいたけど、アビには心当たりがあるのか。
「相手が誰か、分かる?」
「おそらく、私の成功を喜ばない本国の者が仕組んだのではないかと」
あれ? アビがここに来たのは、国の危機を救うためじゃないのか? それを邪魔するってのはどういうこっちゃいな?
「もっと詳しく事情を話す必要がありそうです、ね」
俺の疑問を感じ取ったのだろう、アビは足を止めて、そう言った。
見れば、覚悟を決めたとでもいうようなその顔は、これまでにないほど真剣で、ちょっと同じ女の子とは思えないくらいだ。
「ーーストップ。何か音がする」
そんな決意を無下にする邪魔者が近づいているらしい。
しかし、この穴は結構狭く、剣を振り回すのには向いていない。
「ここじゃマズい、広い所に出られないか、先に行ってみよう」
こくっと頷いたアビと、この暗闇ではぐれないように手を繋ぎ、可能な限りの速さで駆けていく。
しばらくすると、穴の先が明るくなった。おお、外か!とさらに足を早めるとーー
「ここはっ⁉︎」
アビが驚きを声に出してしまう。それくらい変な場所だったのだ。
「骨、だよな?」
なんとそこは、めちゃめちゃデッカい生き物の骨と思われるものが、山ほどあったのだ。
恐竜なんてメじゃないほど、それこそ怪獣サイズの大きさである。
それがぼんやり光っていて、ちゃんとこの空間全体が見えるくらいの明るさになっていた。
「ここは墓場よ。怪獣達のね」
不意に、そんな声がかけられた。もちろん俺の声でもアビの声でもない。
「誰だ? ずっと付いてきてた奴か?」
ふふふっ、と笑い声が響く。なんじゃい、笑っとらんと答えんかいワレ。
「誤解しないで、せっかくここまで来たあなた達に危害は加えない。だから、あたしの姿を見ても驚かないでね」
声がそんなことを言った後、スッと何かが現れた。ふっと湧いたみたいに。あるいは、初めからそこにいたみたいに。
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